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LOVE
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LOVEの評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.60pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全6件 1~6 1/1ページ
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MUSICまではまあ、いいです。 僕の中にはこれしかないんですよ。だから、スポーツしろ、僕。 | ||||
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お気に入りの作家。なので、読むのをずっと我慢していた一冊。 期待通りだったな。というかそれ以上だった。今まで読んだ彼の作品の中でも一番好きだ。 描かれている、五反田界隈はなじみのあるところだし、それ以上に猫好き、ノラ猫好きの自分にとっては、自分のために書かれたかのような錯覚に陥るほど。 ゴタンダ・キャッターズの一員になりたい。 | ||||
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ベルカで、二十世紀を犬たちの視点から書き直してしまった古川日出男。今回は、東京の街を猫たちの視点で書き直す。 あいかわらずよくわからないジャンル。三島由紀夫賞は、基本的に純文学の賞のはずなんだけど、それでも取れちゃうのはやっぱり実力があるから。だから三島賞、好きさ。きちんとあげなきゃいけない作家にあげているからな。 文体が魅力的。心内語をこうまでうまく使える人がいるでしょうか。あと、二人称がすごすぎる。二人称小説というのは、たいてい、ゲームブックのように非常にしょぼいことになってしまうけれど、これはきちっとしていて、非常にかっこいい。 | ||||
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とにかくテンポが良くて、おもしろいです。 村上春樹の『海辺のカフカ』と吉田修一の『パレード』と伊坂幸太郎の『ラッシュライフ』を足して三で割ったような感じとでもいえばいいのでしょうか。 『海辺のカフカ』のように猫や歴史の話が出てくるけど、登場人物や状況設定がもっと現実的で、『パレード』と同じく東京という街のもつ怖さが出ているけど、その出し方はチョロっという程度で、『ラッシュライフ』のようにグランドホテル形式だけど、もう少し軽快でノリがいいという感じなのです。 東京に住んでいる方々は登場人物の何人かに「わかるなぁ」と思いながら、また東京に住んでいない方々も時々「う〜ん」とものを考えつつリズムに乗せられて、結構楽しく読めるのではないかと思います。軽快さに乗りすぎて、あわてて読むと「ん?」となり、なんとなくもう一度読み直してみようかななどとも思わされました。 | ||||
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古川日出男は常に「今まで読んだことのない小説」をわたしたちに突きつけてきます。 今回の『LOVE』もその期待を裏切りません。 しかし「プロット(≒ストーリー)重視」の方は,この本を手に取るより先に『アラビアの夜の種族』や『ベルカ吠えないのか』を先に読むことをお勧めします。 これらを先に読み,古川日出男世界にある程度慣れてから,『LOVE』に進んでほしいです。 | ||||
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古川日出男さん特有の短く切ったスピード感のある文章に捕らわれると、胸倉を掴まれたみたいに物語にひきこまれます。二人称で語られる物語も最高です。そして登場人物の名前がいつもながら冴えてるわー。そんなで結局買ったその日に読みきってしまいました。猫がかなり重要な役目を果たすので、「ベルカ、吠えないのか?」と対になってるのかな?となんとなく思いました。「沈黙」に対しての「アビニシアン」のような。雰囲気としては「サウンドトラック」や「gift」なんかに似てるかな。 | ||||
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