ベルカ、吠えないのか?

【この小説が収録されている参考書籍】

【この小説が載っている参考書籍】

評判

ベルカ、吠えないのか?の評価:

4.06/5点 レビュー 68件。 C ランク

Amazon書評・レビュー点数毎のグラフです

平均点4.06pt

Amazonレビュー一覧

Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全104件 61〜80 4/6ページ
No.44
(5pt)

誰かにオススメはしない本

私は、かなり面白いと思いましたが、読み手を選ぶような本だと思います。そのため、私は読むことを誰かに勧めたりはしないかなと。ストーリーは犬の話を縦糸に、ソ連に裏切られた男の復讐の話を横糸に編まれています。最終的には一本につながるのですが。犬の話は、壮大さに心を奪われ、男の話では、その強さ、ハードボイルドな気分に心が奪われました。
ベルカ、吠えないのか? Amazon書評・レビュー: ベルカ、吠えないのか?より
4163239103
No.43
(5pt)

誰かにオススメはしない本

私は、かなり面白いと思いましたが、読み手を選ぶような本だと思います。そのため、私は読むことを誰かに勧めたりはしないかなと。ストーリーは犬の話を縦糸に、ソ連に裏切られた男の復讐の話を横糸に編まれています。最終的には一本につながるのですが。犬の話は、壮大さに心を奪われ、男の話では、その強さ、ハードボイルドな気分に心が奪われました。
ベルカ、吠えないのか? (文春文庫) Amazon書評・レビュー: ベルカ、吠えないのか? (文春文庫)より
4167717727
No.42
(5pt)

犬言葉にはまります。

かっこよい、犬がたくさん出て、「俺がか?」など犬の言葉や思考が、リアルです。よくある、喋る動物のように、まるで、人間の思考に置き換えちゃってはいません。美少年や美人がでてくる、ありきたりな部分が、なく気持ちよく読めます。
ベルカ、吠えないのか? Amazon書評・レビュー: ベルカ、吠えないのか?より
4163239103
No.41
(5pt)

犬言葉にはまります。

かっこよい、犬がたくさん出て、「俺がか?」など犬の言葉や思考が、リアルです。よくある、喋る動物のように、まるで、人間の思考に置き換えちゃってはいません。美少年や美人がでてくる、ありきたりな部分が、なく気持ちよく読めます。
ベルカ、吠えないのか? (文春文庫) Amazon書評・レビュー: ベルカ、吠えないのか? (文春文庫)より
4167717727
No.40
(5pt)

好きな作品です。

星5つの理由としては、すぐに飽きてしまって小説を読めない自分が「最後まで一気に読めた!」という面白さ。犬たちの壮絶な人生(犬生?)に、読んでるこっちがつらくなってしまう事もたびたびありましたが、何より、犬たちは自分の目の前にある「過酷な運命」を黙って受け入れ、与えられた一生の中で懸命に生きていく・・・その「犬の心意気」みたいなものに、勇気をもらった気がします。なぜか、「よし、自分も頑張ろう」という気持ちになった本です。
ベルカ、吠えないのか? Amazon書評・レビュー: ベルカ、吠えないのか?より
4163239103
No.39
(5pt)

好きな作品です。

星5つの理由としては、すぐに飽きてしまって小説を読めない自分が「最後まで一気に読めた!」という面白さ。犬たちの壮絶な人生(犬生?)に、読んでるこっちがつらくなってしまう事もたびたびありましたが、何より、犬たちは自分の目の前にある「過酷な運命」を黙って受け入れ、与えられた一生の中で懸命に生きていく・・・その「犬の心意気」みたいなものに、勇気をもらった気がします。なぜか、「よし、自分も頑張ろう」という気持ちになった本です。
ベルカ、吠えないのか? (文春文庫) Amazon書評・レビュー: ベルカ、吠えないのか? (文春文庫)より
4167717727
No.38
(5pt)

なんなんだこの凄さ。

一体何をどうすればこんな物語が思いつくのか、不思議でしょうがない。4頭の犬から始まる、犬の現代叙事詩。複雑な世界情勢も、歴史を動かす人間たちの情念も犬は感知しない。歴史に利用され、時に歴史を動かしながら逞しく生きる犬たち。人間のそれより感動してしまうのが凄い。4頭の犬から始まった血統に、どう始末をつけるのかに期待したけど、意外にあっさり終わってしまった。物語りも斬新だけど、それよりも目を惹くのが、独特すぎる文体。個人的な話で申し訳ないけど、物語り抜きで文体だけで酔えるのはチャック・パラニュークの作品を読んで以来だった。でも破壊力ではこちらの方が上かな?続編(?)である「ロックンロール七部作」もあわせてオススメ。
ベルカ、吠えないのか? Amazon書評・レビュー: ベルカ、吠えないのか?より
4163239103
No.37
(5pt)

なんなんだこの凄さ。

一体何をどうすればこんな物語が思いつくのか、不思議でしょうがない。4頭の犬から始まる、犬の現代叙事詩。複雑な世界情勢も、歴史を動かす人間たちの情念も犬は感知しない。歴史に利用され、時に歴史を動かしながら逞しく生きる犬たち。人間のそれより感動してしまうのが凄い。4頭の犬から始まった血統に、どう始末をつけるのかに期待したけど、意外にあっさり終わってしまった。物語りも斬新だけど、それよりも目を惹くのが、独特すぎる文体。個人的な話で申し訳ないけど、物語り抜きで文体だけで酔えるのはチャック・パラニュークの作品を読んで以来だった。でも破壊力ではこちらの方が上かな?続編(?)である「ロックンロール七部作」もあわせてオススメ。
ベルカ、吠えないのか? (文春文庫) Amazon書評・レビュー: ベルカ、吠えないのか? (文春文庫)より
4167717727
No.36
(5pt)

直木賞、取れないのか?

さて、古川日出男というのは、現在の日本のエンターテイメント小説のトップ選手だと思うのですが、いかがでしょう。 19世紀。いろいろありました。戦争の世紀です。その20世紀を、イヌの世紀としてまるごと、つまり、一匹の軍用犬から派生するイヌたちを視点とした歴史にまるごと書き換えてしまうという行い。 こんなことを何故思いつくのか? 作者は何がやりたいのか? もはや、まったくわからない。 しかし、面白すぎる。あるイヌなんか、一匹の牝イヌと交尾したいがために、大麻を嗅ぎわける技術をがんばって習得したりして、健気すぎる。文体もひたすら硬派。二人称のお前、という呼びかけががっちりはまっている。 ただ、あまりに一般的でなさすぎる。ラストもなんなんだ?と思うかたもいっぱいると思う。この人の作品のラストはみんなこうですから。 だから直木賞も取れないのか。大衆に媚びすぎているよ。
ベルカ、吠えないのか? Amazon書評・レビュー: ベルカ、吠えないのか?より
4163239103
No.35
(5pt)

直木賞、取れないのか?

さて、古川日出男というのは、現在の日本のエンターテイメント小説のトップ選手だと思うのですが、いかがでしょう。 19世紀。いろいろありました。戦争の世紀です。その20世紀を、イヌの世紀としてまるごと、つまり、一匹の軍用犬から派生するイヌたちを視点とした歴史にまるごと書き換えてしまうという行い。 こんなことを何故思いつくのか? 作者は何がやりたいのか? もはや、まったくわからない。 しかし、面白すぎる。あるイヌなんか、一匹の牝イヌと交尾したいがために、大麻を嗅ぎわける技術をがんばって習得したりして、健気すぎる。文体もひたすら硬派。二人称のお前、という呼びかけががっちりはまっている。 ただ、あまりに一般的でなさすぎる。ラストもなんなんだ?と思うかたもいっぱいると思う。この人の作品のラストはみんなこうですから。 だから直木賞も取れないのか。大衆に媚びすぎているよ。
ベルカ、吠えないのか? (文春文庫) Amazon書評・レビュー: ベルカ、吠えないのか? (文春文庫)より
4167717727
No.34
(5pt)

神話だろ?これ

こんな本、初めてだ。これが読後感。読んでいる間も、ため息をつきっぱなし。というか、この人、何でこういう本を書こうと思ったんだろう?この本を薦めてくれた知人とも「どうしたら、こんなもん、書こうと思うんですかね」としばらく盛り上がった。うーん。すごい。最初、イヌの視点で描く20世紀、と聞いたときは、「ガンバの大冒険」みたいに、イヌがしゃべる荒唐無稽な話かと思ったんだけど、あくまでもイヌはイヌなのに、そのイヌたちのエピソードを辿っていくと、20世紀の戦争の歴史になる。イヌよ、イヌ。おまえたちはどこにいる?繰り返すが、何で、こんなもん、書こうと思ったんだろう?これ読んでると、ギリシャの詩人ホメロスの『イリアス』を思い出した。骨太な描写とか、語り口とか、場面転換の手法とか、かなり似ていると思った。(だから、神話だろ?これ、と思った次第)ある評論家が、常に新しい文学を創り出す人、としてこの作者を紹介していたが、そのとおり。気になって、この人の「ロックンロール七部作」も読んだけど、これもまた、すごかった。うーん、なかなかです。
ベルカ、吠えないのか? Amazon書評・レビュー: ベルカ、吠えないのか?より
4163239103
No.33
(5pt)

神話だろ?これ

こんな本、初めてだ。これが読後感。読んでいる間も、ため息をつきっぱなし。というか、この人、何でこういう本を書こうと思ったんだろう?この本を薦めてくれた知人とも「どうしたら、こんなもん、書こうと思うんですかね」としばらく盛り上がった。うーん。すごい。最初、イヌの視点で描く20世紀、と聞いたときは、「ガンバの大冒険」みたいに、イヌがしゃべる荒唐無稽な話かと思ったんだけど、あくまでもイヌはイヌなのに、そのイヌたちのエピソードを辿っていくと、20世紀の戦争の歴史になる。イヌよ、イヌ。おまえたちはどこにいる?繰り返すが、何で、こんなもん、書こうと思ったんだろう?これ読んでると、ギリシャの詩人ホメロスの『イリアス』を思い出した。骨太な描写とか、語り口とか、場面転換の手法とか、かなり似ていると思った。(だから、神話だろ?これ、と思った次第)ある評論家が、常に新しい文学を創り出す人、としてこの作者を紹介していたが、そのとおり。気になって、この人の「ロックンロール七部作」も読んだけど、これもまた、すごかった。うーん、なかなかです。
ベルカ、吠えないのか? (文春文庫) Amazon書評・レビュー: ベルカ、吠えないのか? (文春文庫)より
4167717727
No.32
(5pt)

疾駆する犬たちと時代

ここ数年間読んだ中で1番感動したと言っても過言ではない本。太平洋戦争末期から現代までの政治・紛争史を、軍用犬の血統と東西陣営の冷戦構造を重ね合わせて描いている。特異なのはそのは文体にある。犬に語りかける話者とそれに答える犬たちとの応答が大半を占める。人間に見放された軍用犬は、数奇な運命に翻弄されながら、自らの生物としての本能に従い、子孫を残そうとする。オス犬もメス犬も。雑種も純血種も。ちょっと愉快なのは、人類史上初めて宇宙を飛んだ生命体である犬、ライカ犬が犬たちから崇められ、1つのラインとして血統に連なっていくことだ。20世紀になって初めて品種改良により作出された「シェパード」と犬たちの英雄(宇宙に行ったから!)が交わることによって産み落とされた犬たちの行く末は?作中、犬たちは常に疾走している。余談だが、ついこの間見た「南極物語」で雪原を走っていた犬たちを見たが、それと同じ類の疾走感がこの作品にえもいわれぬ躍動感を与えている。読み始めるとそのスピード感に一気に引きずられる。その疾走感を味わうに、読んでみて損のない作品。
ベルカ、吠えないのか? Amazon書評・レビュー: ベルカ、吠えないのか?より
4163239103
No.31
(5pt)

疾駆する犬たちと時代

ここ数年間読んだ中で1番感動したと言っても過言ではない本。太平洋戦争末期から現代までの政治・紛争史を、軍用犬の血統と東西陣営の冷戦構造を重ね合わせて描いている。特異なのはそのは文体にある。犬に語りかける話者とそれに答える犬たちとの応答が大半を占める。人間に見放された軍用犬は、数奇な運命に翻弄されながら、自らの生物としての本能に従い、子孫を残そうとする。オス犬もメス犬も。雑種も純血種も。ちょっと愉快なのは、人類史上初めて宇宙を飛んだ生命体である犬、ライカ犬が犬たちから崇められ、1つのラインとして血統に連なっていくことだ。20世紀になって初めて品種改良により作出された「シェパード」と犬たちの英雄(宇宙に行ったから!)が交わることによって産み落とされた犬たちの行く末は?作中、犬たちは常に疾走している。余談だが、ついこの間見た「南極物語」で雪原を走っていた犬たちを見たが、それと同じ類の疾走感がこの作品にえもいわれぬ躍動感を与えている。読み始めるとそのスピード感に一気に引きずられる。その疾走感を味わうに、読んでみて損のない作品。
ベルカ、吠えないのか? (文春文庫) Amazon書評・レビュー: ベルカ、吠えないのか? (文春文庫)より
4167717727
No.30
(4pt)

凄い凄い凄い!でも・・・。

犬の視点から歴史を再構築し、描ききった作者の力量には感嘆するのみ。ただし、人間(というかヤクザ)の会話が(たぶんわざと筒井康隆的に)うわっつべりしているあたり、人間=文具、犬=イタチという構図で「虚構船団」と勝負したかったのかな?とも。だとしたら、残念ながら負けてます。とは言え本作の価値が減じることは全くないので、迷っているなら是非読むべし!
ベルカ、吠えないのか? Amazon書評・レビュー: ベルカ、吠えないのか?より
4163239103
No.29
(4pt)

凄い凄い凄い!でも・・・。

犬の視点から歴史を再構築し、描ききった作者の力量には感嘆するのみ。ただし、人間(というかヤクザ)の会話が(たぶんわざと筒井康隆的に)うわっつべりしているあたり、人間=文具、犬=イタチという構図で「虚構船団」と勝負したかったのかな?とも。だとしたら、残念ながら負けてます。とは言え本作の価値が減じることは全くないので、迷っているなら是非読むべし!
ベルカ、吠えないのか? (文春文庫) Amazon書評・レビュー: ベルカ、吠えないのか? (文春文庫)より
4167717727
No.28
(4pt)

大作

軍用犬の歴史を二十世紀、戦争の歴史・世界の戦後史に沿って描いた超スタイリッシュでハードボイルドな小説です。 僕は高校の時日本史を選択していたせいか世界史には非常に疎かったのですが、この本のお陰で数々の戦争(例えばベトナム戦争やアフガン戦争や冷戦、諸国における内紛など)の背景や世界情勢に少しは詳しくなれたような気がします。軍用犬の歴史を語るに至るためには戦争の歴史を語ることが不可欠となるため、その記述が延々と記されていることによって「冗長だ・説明的だ」と感じるひともいるかもしれません。僕は少し脱落しかけましたが何とか読めました。しかしその記述があることによってこそ軍用犬「それぞれの人生」が際立って読者に迫ります。 少し難しい作品だったので、これを「面白い!」と賞賛できる人間には憧れます。作者さんの力量は素晴らしいです。書ききった!と言う感じがします。終焉へ向かう数ページなどはまさに映画を見ているようでした。非常に質の高い作品です。
ベルカ、吠えないのか? Amazon書評・レビュー: ベルカ、吠えないのか?より
4163239103
No.27
(4pt)

大作

軍用犬の歴史を二十世紀、戦争の歴史・世界の戦後史に沿って描いた超スタイリッシュでハードボイルドな小説です。 僕は高校の時日本史を選択していたせいか世界史には非常に疎かったのですが、この本のお陰で数々の戦争(例えばベトナム戦争やアフガン戦争や冷戦、諸国における内紛など)の背景や世界情勢に少しは詳しくなれたような気がします。軍用犬の歴史を語るに至るためには戦争の歴史を語ることが不可欠となるため、その記述が延々と記されていることによって「冗長だ・説明的だ」と感じるひともいるかもしれません。僕は少し脱落しかけましたが何とか読めました。しかしその記述があることによってこそ軍用犬「それぞれの人生」が際立って読者に迫ります。 少し難しい作品だったので、これを「面白い!」と賞賛できる人間には憧れます。作者さんの力量は素晴らしいです。書ききった!と言う感じがします。終焉へ向かう数ページなどはまさに映画を見ているようでした。非常に質の高い作品です。
ベルカ、吠えないのか? (文春文庫) Amazon書評・レビュー: ベルカ、吠えないのか? (文春文庫)より
4167717727
No.26
(4pt)

壮大な血統絵巻

神の視点でつづられる、壮大な犬の歴史物語。4頭の軍用犬から派生する様々な物語が語られます。あるものは狼と交配し、あるものは純潔を保ち美を極める。またあるもの麻薬探知犬となり、戦闘を極める犬もいる。さらには宇宙へ飛び出し、伝説となる犬もいる。独特の筆致で描かれる多種多様な犬達の人生は非常に興味深く、読者は血統という壮大な歴史を一瞬のうちに追体験するのです。果てしなく続く血の物語はどれも感動的で、類似の作品は読んだ事がありません。貴重な体験でした。
ベルカ、吠えないのか? Amazon書評・レビュー: ベルカ、吠えないのか?より
4163239103
No.25
(4pt)

壮大な血統絵巻

神の視点でつづられる、壮大な犬の歴史物語。4頭の軍用犬から派生する様々な物語が語られます。あるものは狼と交配し、あるものは純潔を保ち美を極める。またあるもの麻薬探知犬となり、戦闘を極める犬もいる。さらには宇宙へ飛び出し、伝説となる犬もいる。独特の筆致で描かれる多種多様な犬達の人生は非常に興味深く、読者は血統という壮大な歴史を一瞬のうちに追体験するのです。果てしなく続く血の物語はどれも感動的で、類似の作品は読んだ事がありません。貴重な体験でした。
ベルカ、吠えないのか? (文春文庫) Amazon書評・レビュー: ベルカ、吠えないのか? (文春文庫)より
4167717727