からくりからくさ

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からくりからくさの評価:

4.05/5点 レビュー 59件。 C ランク

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平均点4.05pt

Amazonレビュー一覧

Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全118件 101〜118 6/6ページ
No.18
(5pt)

読みおわるのが惜しい

「西の魔女が死んだ」を読んで購入しましたらば、こっちは大人味。主人公たちに起こる出来事は、一人一人それなりにハードなんだけど、それをお互いが中和して、融和させていくような、夢みたいにさわやかで、やさしい暮らしだな~と、いつかこんな家庭を作れたらいいな~と思ってしまいます。「絆」がテーマなんだろうけど、薄っぺらではないです。彼女たちのその後が、「りかさん」(新潮文庫)に収録されています。こちらもまたある意味うらやましい暮らしです。
からくりからくさ Amazon書評・レビュー: からくりからくさより
4104299014
No.17
(5pt)

読みおわるのが惜しい

「西の魔女が死んだ」を読んで購入しましたらば、こっちは大人味。主人公たちに起こる出来事は、一人一人それなりにハードなんだけど、それをお互いが中和して、融和させていくような、夢みたいにさわやかで、やさしい暮らしだな~と、いつかこんな家庭を作れたらいいな~と思ってしまいます。「絆」がテーマなんだろうけど、薄っぺらではないです。彼女たちのその後が、「りかさん」(新潮文庫)に収録されています。こちらもまたある意味うらやましい暮らしです。
からくりからくさ (新潮文庫) Amazon書評・レビュー: からくりからくさ (新潮文庫)より
4101253331
No.16
(4pt)

野心作

これまでの彼女の作品は子供&老人の世界へのノスタルジーを超えるものがなかったように感じていましたが、本作品では、よくある言い方ですが、新境地を切り開いているように思いました。「もののけ姫」を思い起こさせるような難しいテーマをこれでもかと詰め込んでいるところが良し悪しだとは思いますが、少なくとも「野心作」と呼ぶことはできると思います。日本人としてのアイデンティティーについて考えて見たい人、能や染物、和人形、野草の食べ方などに興味のある人などにおすすめです。
からくりからくさ Amazon書評・レビュー: からくりからくさより
4104299014
No.15
(4pt)

野心作

これまでの彼女の作品は子供&老人の世界へのノスタルジーを超えるものがなかったように感じていましたが、本作品では、よくある言い方ですが、新境地を切り開いているように思いました。「もののけ姫」を思い起こさせるような難しいテーマをこれでもかと詰め込んでいるところが良し悪しだとは思いますが、少なくとも「野心作」と呼ぶことはできると思います。日本人としてのアイデンティティーについて考えて見たい人、能や染物、和人形、野草の食べ方などに興味のある人などにおすすめです。
からくりからくさ (新潮文庫) Amazon書評・レビュー: からくりからくさ (新潮文庫)より
4101253331
No.14
(5pt)

輪郭のやわらかさ

女性ばかりが登å 'する物語では、その対æ¯"のため、あえて両極の特性ã‚'際立たせて書かれるã"とが多いように思う。とã"ろがã"のお話では、登å 'するï¼"人の女性は多くのå...±é€šç‚¹ã‚'有ã-ている。ã'れど、彼女たちの性格や考えæ-¹ã¯ã‚‚ちろã‚"それぞれに独立ã-ていると感じるので不思議。思うに、小説に描かれる人物は往ã€...にã-てきっちりとã-た人物設定がなされ、その規範に反する行動はã-ないという「おç'„束」があるようだが、梨木さã‚"の描く人物は、その人の性格や特性のほかに、育ったç'°å¢ƒã‚„é-¢ã‚ã£ãŸäººç‰©ã®å½±éŸ¿ã¾ã§ã‚‚折り込まれている。登å 'するï¼"人が異なった性格や判æ-­åŸºæº-ã‚'持っているのになぜか似ていると感じるのは、彼女たちのまわりにふわふわとたゆたうã"の「やさã-い輪郭」部分がå...±é€šã-ているのかã-らã!€ã¨ã€‚そã-て、ã"の「やさã-い輪郭」に触れると、なぜだか読ã‚"だわたã-もやさã-いきもちになれるのです。
からくりからくさ Amazon書評・レビュー: からくりからくさより
4104299014
No.13
(5pt)

輪郭のやわらかさ

女性ばかりが登å 'する物語では、その対æ¯"のため、あえて両極の特性ã‚'際立たせて書かれるã"とが多いように思う。とã"ろがã"のお話では、登å 'するï¼"人の女性は多くのå...±é€šç‚¹ã‚'有ã-ている。ã'れど、彼女たちの性格や考えæ-¹ã¯ã‚‚ちろã‚"それぞれに独立ã-ていると感じるので不思議。思うに、小説に描かれる人物は往ã€...にã-てきっちりとã-た人物設定がなされ、その規範に反する行動はã-ないという「おç'„束」があるようだが、梨木さã‚"の描く人物は、その人の性格や特性のほかに、育ったç'°å¢ƒã‚„é-¢ã‚ã£ãŸäººç‰©ã®å½±éŸ¿ã¾ã§ã‚‚折り込まれている。登å 'するï¼"人が異なった性格や判æ-­åŸºæº-ã‚'持っているのになぜか似ていると感じるのは、彼女たちのまわりにふわふわとたゆたうã"の「やさã-い輪郭」部分がå...±é€šã-ているのかã-らã!€ã¨ã€‚そã-て、ã"の「やさã-い輪郭」に触れると、なぜだか読ã‚"だわたã-もやさã-いきもちになれるのです。
からくりからくさ (新潮文庫) Amazon書評・レビュー: からくりからくさ (新潮文庫)より
4101253331
No.12
(5pt)

今までにない魅力

「からくりからくさ」は、「西の魔女は死んだ」「裏庭」の中のやわらかさ・透明感・命の温かな存在感をそのままに伝えながら、それ以上の力強さとの美しさを持った作品である。人間が、女が、民族が、生きることの、怨念や情念、祈りや慈しみを重層的に描きながら、それらが澄んだ一つのトーンを創っていく。梨木香歩の作品は、独特の世界があり、体と心にしみるように入ってくる文章なのだが、そこにどこか手作りの初々しさがあるように思う。それは、この作者の登場人物達がみな「手仕事」を愛おしんでいるからであろうか。文庫版390ページの老婆の温かさが、忘れられない。
からくりからくさ Amazon書評・レビュー: からくりからくさより
4104299014
No.11
(5pt)

今までにない魅力

「からくりからくさ」は、「西の魔女は死んだ」「裏庭」の中のやわらかさ・透明感・命の温かな存在感をそのままに伝えながら、それ以上の力強さとの美しさを持った作品である。人間が、女が、民族が、生きることの、怨念や情念、祈りや慈しみを重層的に描きながら、それらが澄んだ一つのトーンを創っていく。梨木香歩の作品は、独特の世界があり、体と心にしみるように入ってくる文章なのだが、そこにどこか手作りの初々しさがあるように思う。それは、この作者の登場人物達がみな「手仕事」を愛おしんでいるからであろうか。文庫版390ページの老婆の温かさが、忘れられない。
からくりからくさ (新潮文庫) Amazon書評・レビュー: からくりからくさ (新潮文庫)より
4101253331
No.10
(4pt)

りかさん

個人的には「裏庭」よりも好きな作品。「染め織り」や「能面」など日常ではなかなか触れることのない要素が新鮮だった。また、日本家屋や植物たちがなんともいえない生活の匂いを出していて、私はそれらの関わり合いや主人公らの暮らしぶりを楽しく読ませていただいた。今度はりかさんの物語も読んでみたいと思う。
からくりからくさ Amazon書評・レビュー: からくりからくさより
4104299014
No.9
(4pt)

りかさん

個人的には「裏庭」よりも好きな作品。「染め織り」や「能面」など日常ではなかなか触れることのない要素が新鮮だった。また、日本家屋や植物たちがなんともいえない生活の匂いを出していて、私はそれらの関わり合いや主人公らの暮らしぶりを楽しく読ませていただいた。今度はりかさんの物語も読んでみたいと思う。
からくりからくさ (新潮文庫) Amazon書評・レビュー: からくりからくさ (新潮文庫)より
4101253331
No.8
(2pt)

今までの方が好き

登場人物の魅力やリアリティがいまひとつ。身近にいそうなキャラクターならもう少し共感できたかも知れない。今までの作品と同じように、多少どこかが欠落している人物でも否定的に描いていないのだが、それも嫌な形で際立ってたような気がする・・・。主人公三人娘の生活はとても好き。あんなふうに自然の中で暮らしてみたいと思った。梨木香歩さんは好きなので次回作に期待。
からくりからくさ Amazon書評・レビュー: からくりからくさより
4104299014
No.7
(2pt)

今までの方が好き

登場人物の魅力やリアリティがいまひとつ。身近にいそうなキャラクターならもう少し共感できたかも知れない。今までの作品と同じように、多少どこかが欠落している人物でも否定的に描いていないのだが、それも嫌な形で際立ってたような気がする・・・。主人公三人娘の生活はとても好き。あんなふうに自然の中で暮らしてみたいと思った。梨木香歩さんは好きなので次回作に期待。
からくりからくさ (新潮文庫) Amazon書評・レビュー: からくりからくさ (新潮文庫)より
4101253331
No.6
(2pt)

期待しすぎだったかしら?

「裏庭」「西の魔女が死んだ」に続いて読んでみたけどいまいちだった。期待しすぎだったかしら?人形、糸をつむぐ、植物に親しむなど、素敵だが登場人物の誰にも感情移入できずに読み終えてしまった。いろんな事件や民族についてのことよりも、季節とともに生きている豊かな暮らしぶりをもっと味わわせて欲しかった。残念。
からくりからくさ Amazon書評・レビュー: からくりからくさより
4104299014
No.5
(2pt)

期待しすぎだったかしら?

「裏庭」「西の魔女が死んだ」に続いて読んでみたけどいまいちだった。期待しすぎだったかしら?人形、糸をつむぐ、植物に親しむなど、素敵だが登場人物の誰にも感情移入できずに読み終えてしまった。いろんな事件や民族についてのことよりも、季節とともに生きている豊かな暮らしぶりをもっと味わわせて欲しかった。残念。
からくりからくさ (新潮文庫) Amazon書評・レビュー: からくりからくさ (新潮文庫)より
4101253331
No.4
(4pt)

植物の魅力

この著者の魅力のひとつは、植物の描写だ。「からくりからくさ」はその魅力が存分に盛り込まれている。そして、その描写のおかげで場面が鮮やかに頭の中に描かれる。
からくりからくさ Amazon書評・レビュー: からくりからくさより
4104299014
No.3
(4pt)

植物の魅力

この著者の魅力のひとつは、植物の描写だ。「からくりからくさ」はその魅力が存分に盛り込まれている。そして、その描写のおかげで場面が鮮やかに頭の中に描かれる。
からくりからくさ (新潮文庫) Amazon書評・レビュー: からくりからくさ (新潮文庫)より
4101253331
No.2
(5pt)

円環する時間

からくりからくさ 「からくりからくさ」/梨木香歩 新潮社 1999/5/20この小説をには「時間」がある。蛇のようにぐるぐるといつまでも絶えることのない時間が。それは日常を肯定する。 私はいつか、人は何かを探すために生きるんだといいましたね。でも、本当はそうじゃなかった。  人はきっと、日常を生き抜くために生まれてくるのです。 そしてそれを伝えるために。  クルドの人々のあれほど頑強な戦いぶりの力は、おそらくそのことを否定される抵抗から来ているのでしょう。  生きた証を、生きてきた証を。  井乃川の家意識も、きっと。しかし、この小説はけしてそれらを単に肯定するわけではけしてない。それらは絶えず変化しつづけるがゆえに、肯定されるものとなる。  時間というのは二種類ある。と何かの授業で習ったことがある。それは円環する時間とまっすぐにのびていく時間である。前者は周期を持ち、後者ははじめと終わりを必要とする。いま僕らが持っている時間は、後者の方だろう。キリスト教的な天地創造-終末にかわって我々は、ビッグバン(虚数エネルギーの連鎖的変換?)-エントロピーの増大による熱量死、という新しい物語を持ってはいるが、基本的な構造は少しも変わっていない。それはある日はじまり、ある日終わりを告げるのだ。 前者の時間…。あらゆる事がすでに起こったことであり、そして再び起こる。その途上に流れていく時間。そんな時間にぼくはあこがれる。
からくりからくさ Amazon書評・レビュー: からくりからくさより
4104299014
No.1
(5pt)

円環する時間

からくりからくさ 「からくりからくさ」/梨木香歩 新潮社 1999/5/20この小説をには「時間」がある。蛇のようにぐるぐるといつまでも絶えることのない時間が。それは日常を肯定する。 私はいつか、人は何かを探すために生きるんだといいましたね。でも、本当はそうじゃなかった。  人はきっと、日常を生き抜くために生まれてくるのです。 そしてそれを伝えるために。  クルドの人々のあれほど頑強な戦いぶりの力は、おそらくそのことを否定される抵抗から来ているのでしょう。  生きた証を、生きてきた証を。  井乃川の家意識も、きっと。しかし、この小説はけしてそれらを単に肯定するわけではけしてない。それらは絶えず変化しつづけるがゆえに、肯定されるものとなる。  時間というのは二種類ある。と何かの授業で習ったことがある。それは円環する時間とまっすぐにのびていく時間である。前者は周期を持ち、後者ははじめと終わりを必要とする。いま僕らが持っている時間は、後者の方だろう。キリスト教的な天地創造-終末にかわって我々は、ビッグバン(虚数エネルギーの連鎖的変換?)-エントロピーの増大による熱量死、という新しい物語を持ってはいるが、基本的な構造は少しも変わっていない。それはある日はじまり、ある日終わりを告げるのだ。 前者の時間…。あらゆる事がすでに起こったことであり、そして再び起こる。その途上に流れていく時間。そんな時間にぼくはあこがれる。
からくりからくさ (新潮文庫) Amazon書評・レビュー: からくりからくさ (新潮文庫)より
4101253331