からくりからくさ

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からくりからくさの評価:

4.05/5点 レビュー 59件。 C ランク

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平均点4.05pt

Amazonレビュー一覧

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※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
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全118件 61〜80 4/6ページ
No.58
(3pt)

もう少し深い真理描写がほしかった。

 祖母が残した古い家に4人の女性が共同生活をする。4人は染色や織物にかかわっていて、細々とした日常を紡いでいく。その中心にいるのが不思議な人形「りか」さんと、主人公の蓉子なのだが、物語としては多くのものを詰め込みすぎた感がした。もちろん、作者が「からくりからくさ」という題に込めた織物や染色の素晴らしさ、また登場人物の心理さえも「からくりからくさ」のような微妙なところを掬い上げたかったことはわかる。が、もう少し長い物語にして、丁寧に紡ぎ上げたら良かったと思う。「りか」さんへの思い入れも淡々と書きすぎている気がした。
以外に、ファンタジーホラーにして、一人一人を描写しきったら、また新しい形の物語になったのではないかと思う。
からくりからくさ Amazon書評・レビュー: からくりからくさより
4104299014
No.57
(3pt)

もう少し深い真理描写がほしかった。

 祖母が残した古い家に4人の女性が共同生活をする。4人は染色や織物にかかわっていて、細々とした日常を紡いでいく。その中心にいるのが不思議な人形「りか」さんと、主人公の蓉子なのだが、物語としては多くのものを詰め込みすぎた感がした。もちろん、作者が「からくりからくさ」という題に込めた織物や染色の素晴らしさ、また登場人物の心理さえも「からくりからくさ」のような微妙なところを掬い上げたかったことはわかる。が、もう少し長い物語にして、丁寧に紡ぎ上げたら良かったと思う。「りか」さんへの思い入れも淡々と書きすぎている気がした。
以外に、ファンタジーホラーにして、一人一人を描写しきったら、また新しい形の物語になったのではないかと思う。
からくりからくさ (新潮文庫) Amazon書評・レビュー: からくりからくさ (新潮文庫)より
4101253331
No.56
(4pt)

これは良いです

梨木香歩さんの小説を読んだのは四冊目ぐらいではないかと思う。
こんなわずかな作品しか読んでいないのに比べられる物かと思うけれど、その中では一番面白いと感じました。
印象に残ったのは染色や織物、草木の話がたくさん出てくるのだけれど、
その一つ一つの色の鮮やかさ、爽やかさが、文字を通して目に見えるようでした(もちろん想像なのですけども)。
女性達の心の葛藤も上手く描かれていると思いました。
あとは人と人との縁を深く感じました。
けれどもそのせいで、物語全体はとても良いのに登場人物がとても細々としたものになり、ちょっと混乱してしまったのでそこが少し残念でした。
でもとても良かったです。お薦め。
からくりからくさ Amazon書評・レビュー: からくりからくさより
4104299014
No.55
(4pt)

これは良いです

梨木香歩さんの小説を読んだのは四冊目ぐらいではないかと思う。
こんなわずかな作品しか読んでいないのに比べられる物かと思うけれど、その中では一番面白いと感じました。
印象に残ったのは染色や織物、草木の話がたくさん出てくるのだけれど、
その一つ一つの色の鮮やかさ、爽やかさが、文字を通して目に見えるようでした(もちろん想像なのですけども)。
女性達の心の葛藤も上手く描かれていると思いました。
あとは人と人との縁を深く感じました。
けれどもそのせいで、物語全体はとても良いのに登場人物がとても細々としたものになり、ちょっと混乱してしまったのでそこが少し残念でした。
でもとても良かったです。お薦め。
からくりからくさ (新潮文庫) Amazon書評・レビュー: からくりからくさ (新潮文庫)より
4101253331
No.54
(5pt)

丹念に織られたストーリー

作中にも機織のことがでてきますが、この話は本当に丁寧に織り上げられたという感じがしました。一人一人が深く書き込こまれているわけではないですが、さらりさらりと交差しあう想いや人物模様、文化や民族までが心地よい機を織る音のようにかたりつむがれていく。
それらを包み込むように古い家があって自然が季節がやわらかく取り巻いて過ぎていく。
重く暗い因縁も因習もすっと溶け込まして昇華させてしまう,そのやさしい柔らかさは読んでいて心地良いものでした。
からくりからくさ Amazon書評・レビュー: からくりからくさより
4104299014
No.53
(5pt)

丹念に織られたストーリー

作中にも機織のことがでてきますが、この話は本当に丁寧に織り上げられたという感じがしました。一人一人が深く書き込こまれているわけではないですが、さらりさらりと交差しあう想いや人物模様、文化や民族までが心地よい機を織る音のようにかたりつむがれていく。
それらを包み込むように古い家があって自然が季節がやわらかく取り巻いて過ぎていく。
重く暗い因縁も因習もすっと溶け込まして昇華させてしまう,そのやさしい柔らかさは読んでいて心地良いものでした。
からくりからくさ (新潮文庫) Amazon書評・レビュー: からくりからくさ (新潮文庫)より
4101253331
No.52
(5pt)

きれいな話

はじめは読んでいて良くわからなかった。いろんな人間の関係を、なんども読み返した今でも理解しきれていないと思う。でも、人の中にはたくさん過去から持ってきたものがあって、意図せずにそれを伝えていこうとする。苦しみも喜びもすべて大きな流れのなかでひとつになっていくんだと、それがたくさんの糸が絡まった織物のように美しいと言いたいのかな、とは思った。わくわくするような話ではないけど、自分が生きていることが、生きていくことが美しいことだと思える話だと思う。
からくりからくさ Amazon書評・レビュー: からくりからくさより
4104299014
No.51
(5pt)

きれいな話

はじめは読んでいて良くわからなかった。いろんな人間の関係を、なんども読み返した今でも理解しきれていないと思う。でも、人の中にはたくさん過去から持ってきたものがあって、意図せずにそれを伝えていこうとする。苦しみも喜びもすべて大きな流れのなかでひとつになっていくんだと、それがたくさんの糸が絡まった織物のように美しいと言いたいのかな、とは思った。わくわくするような話ではないけど、自分が生きていることが、生きていくことが美しいことだと思える話だと思う。
からくりからくさ (新潮文庫) Amazon書評・レビュー: からくりからくさ (新潮文庫)より
4101253331
No.50
(1pt)

冗長。

手仕事とか伝統工芸に興味があるなら、面白いのかもしれない。
が、興味がない自分には共感できるポイントがなく、作品にのめりこめなかった。
キャラクターが多く、誰にも感情移入出来ずに淡々と読んでいると、結局誰がどういった人間なのか、ちっとも頭に入ってこなかった。読ませる力がない。
酷評だが、梨木香歩の作品にはもっと良質なものも多い。数ある本の中で選ぶなら、この本は薦めない。
からくりからくさ Amazon書評・レビュー: からくりからくさより
4104299014
No.49
(1pt)

冗長。

手仕事とか伝統工芸に興味があるなら、面白いのかもしれない。
が、興味がない自分には共感できるポイントがなく、作品にのめりこめなかった。
キャラクターが多く、誰にも感情移入出来ずに淡々と読んでいると、結局誰がどういった人間なのか、ちっとも頭に入ってこなかった。読ませる力がない。
酷評だが、梨木香歩の作品にはもっと良質なものも多い。数ある本の中で選ぶなら、この本は薦めない。
からくりからくさ (新潮文庫) Amazon書評・レビュー: からくりからくさ (新潮文庫)より
4101253331
No.48
(2pt)

後味悪いラストシーン

なんとも、後味悪い、衝撃ラストシーン。 羊たちの沈黙を思い出し、さらにブルー。 意外性を求める人には良いのか。。。? 私には刺激が強すぎた。 立ち直るのに結構時間がかかった。
からくりからくさ Amazon書評・レビュー: からくりからくさより
4104299014
No.47
(2pt)

後味悪いラストシーン

なんとも、後味悪い、衝撃ラストシーン。 羊たちの沈黙を思い出し、さらにブルー。 意外性を求める人には良いのか。。。? 私には刺激が強すぎた。 立ち直るのに結構時間がかかった。
からくりからくさ (新潮文庫) Amazon書評・レビュー: からくりからくさ (新潮文庫)より
4101253331
No.46
(5pt)

不思議な味わい

染色と織物の知識がふんだんに盛り込まれています。そのため、物語に不思議と奥行きが生まれ、読み応えがありました。ぜひ、美術大学の染色や織物を専攻されている方に薦めたいです。
からくりからくさ Amazon書評・レビュー: からくりからくさより
4104299014
No.45
(5pt)

不思議な味わい

染色と織物の知識がふんだんに盛り込まれています。そのため、物語に不思議と奥行きが生まれ、読み応えがありました。ぜひ、美術大学の染色や織物を専攻されている方に薦めたいです。
からくりからくさ (新潮文庫) Amazon書評・レビュー: からくりからくさ (新潮文庫)より
4101253331
No.44
(5pt)

心に残るお話でした

一気に読みきってしまうような面白さではなく、しずかに心に響いてくるような本でした。この本に登場する女性はみな手仕事が好きで楽しんでいる。私の今までの生活には無いものがたくさん織り込まれていて、それだけでも刺激されました。
からくりからくさ Amazon書評・レビュー: からくりからくさより
4104299014
No.43
(5pt)

心に残るお話でした

一気に読みきってしまうような面白さではなく、しずかに心に響いてくるような本でした。この本に登場する女性はみな手仕事が好きで楽しんでいる。私の今までの生活には無いものがたくさん織り込まれていて、それだけでも刺激されました。
からくりからくさ (新潮文庫) Amazon書評・レビュー: からくりからくさ (新潮文庫)より
4101253331
No.42
(3pt)

なんかもったいない

 文章はきちんと書けている。特に織物とか染物作業の描写は僕にとって新鮮だった。 しかし、後半に入って事の真相(?)が見えるところではいささか構想に寄りかかり気味で、恣意的で、作者の手垢が見えたりした。好みにもよるのだろうけど、過去の因縁めいたものや人形の縁や登場人物の名前なんかで話を収束させるのじゃなく、もっと即物的なところで解決してほしかった。ファンタジーの要素は必要ないだろう。 個々の人物が共同生活をしながら自分の情熱を注げるものに打ち込み、事件なり試練なりがあって、自分の生き方や人生観を見つめていく、という話ではなぜいけないのか。というより、この小説は間違いなくそういう一面を持っているのに、余計な要素が全体を締まりなくさせている。前述のように手作業の描写は素晴らしく、また生活の描き方も悪くない。それだけでうまく仕上げれば半分くらいの長さの退屈でない作品になりえたはずだ。 つまるところ、作者が自分のアイディアにしがみつき、盛り込みすぎた作品だと思う。
からくりからくさ Amazon書評・レビュー: からくりからくさより
4104299014
No.41
(3pt)

なんかもったいない

 文章はきちんと書けている。特に織物とか染物作業の描写は僕にとって新鮮だった。 しかし、後半に入って事の真相(?)が見えるところではいささか構想に寄りかかり気味で、恣意的で、作者の手垢が見えたりした。好みにもよるのだろうけど、過去の因縁めいたものや人形の縁や登場人物の名前なんかで話を収束させるのじゃなく、もっと即物的なところで解決してほしかった。ファンタジーの要素は必要ないだろう。 個々の人物が共同生活をしながら自分の情熱を注げるものに打ち込み、事件なり試練なりがあって、自分の生き方や人生観を見つめていく、という話ではなぜいけないのか。というより、この小説は間違いなくそういう一面を持っているのに、余計な要素が全体を締まりなくさせている。前述のように手作業の描写は素晴らしく、また生活の描き方も悪くない。それだけでうまく仕上げれば半分くらいの長さの退屈でない作品になりえたはずだ。 つまるところ、作者が自分のアイディアにしがみつき、盛り込みすぎた作品だと思う。
からくりからくさ (新潮文庫) Amazon書評・レビュー: からくりからくさ (新潮文庫)より
4101253331
No.40
(5pt)

「和」の心を改めて

「和」といっても平和の和ではなく、日本古来の伝統の「和」です。学生年代の4人の女の子達が古民家で同居をはじめますが、それぞれの専門分野が染色だったり織物だったりするためもあり、「和」の心、手仕事へ対する愛情がたっぷり感じられます。どの人種であっても人の住まうところ必ず歴史があって、伝統文化があるもの。それらを彼女達が教えてくれます。そして歴史の中で隠そうとする事柄があっても、代々怨念という形で引き継がれていく・・・最近流行の小説のように大きな事件がどんと起こるわけではないけれど、とても静かな穏やかな時間の流れる家でゆったりとした生活は憧れるものもあります。忘れてはいけないのが主人公蓉子の大事な人形「りかさん」。(これは同作者で『りかさん』という作品も出ています)脈々と流れる血というもの、伝統や文化、このあわただしい流れの時代だからこそ大切にしたいと思うのです。
からくりからくさ Amazon書評・レビュー: からくりからくさより
4104299014
No.39
(5pt)

「和」の心を改めて

「和」といっても平和の和ではなく、日本古来の伝統の「和」です。学生年代の4人の女の子達が古民家で同居をはじめますが、それぞれの専門分野が染色だったり織物だったりするためもあり、「和」の心、手仕事へ対する愛情がたっぷり感じられます。どの人種であっても人の住まうところ必ず歴史があって、伝統文化があるもの。それらを彼女達が教えてくれます。そして歴史の中で隠そうとする事柄があっても、代々怨念という形で引き継がれていく・・・最近流行の小説のように大きな事件がどんと起こるわけではないけれど、とても静かな穏やかな時間の流れる家でゆったりとした生活は憧れるものもあります。忘れてはいけないのが主人公蓉子の大事な人形「りかさん」。(これは同作者で『りかさん』という作品も出ています)脈々と流れる血というもの、伝統や文化、このあわただしい流れの時代だからこそ大切にしたいと思うのです。
からくりからくさ (新潮文庫) Amazon書評・レビュー: からくりからくさ (新潮文庫)より
4101253331