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新参者
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新参者の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.25pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全253件 61~80 4/13ページ
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推理小説を読みたかったのではなく、人間模様を読みたかった。 そういう意味では非常にいい小説だった。 自分は普段人間をあまり見てない方なので、加賀恭一郎の人間観察力、人間洞察力、そして人に対する細やかな愛情とでもいうものには恐れ入るとしか言えない。 これはやはり昔教師であった時の失敗が、加賀をこのような人物に育てたんだろうか。 しかしベテラン刑事にも全く見えず感じ取れないようなことでも加賀にはわかってしまう。 そういうのを切れ者とか凄いやつとか言うんだろうが、読み終わってちょっぴり加賀恭一郎って仏様か?と思った自分がいたのも事実である。 | ||||
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加賀恭一郎 かっこいい男だなぁ。 刑事として鋭いだけでなく、愛情もある。 物語の中では、いろんな家族が出てきましたが、身につまされる気持ちになりました。 | ||||
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どんな大都会にあっても人はコンクリートやビルで生きているわけではない。 家族や隣人との心のつながりの中で自ら温かさを作り出すと共に温もりを求めて生きている。 都会に生きる庶民の日常生活の機微に、オムニバス形式で焦点を当てながら、新参者をからませる。 人の心の細かな襞を描ける東野の傑作である。 | ||||
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読み始めてしばらくは、なんだ短編集だったのかと残念な思いでいた。読み進めていくうち、すべての短編が小伝馬町に繋がっていることがわかってくる。何気ない普通でないことが、加賀恭一郎の目と推理では、重要なキーポイントであった。面白かった、さて次は何を読もうか。 | ||||
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映像化後の読書となったが、東野作品久方ぶりに面白かった、著者の作品は、これからも、セレクトしながら読むことに、 なると思う。 | ||||
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このシリーズはすべて読んでいるのですが、読み始めると引き込まれて最後まで一気に読んでしまいます。 次回作に期待しています | ||||
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最近、東野圭吾を片っ端から読破しています。 きっかけは読者を裏切るどんでん返し特集でおすすめされていた”昔僕が死んだ家”を 読んでからなのですが、以降読んだ秘密、時生など、哀しさと感動の余韻にどっぷり 浸りました。 この新参者ですが、、、実はタイトルがなんとなく野暮ったい印象で、積読状態でした。 なぜもっと早く読まなかったのかと、後悔しています。 未読の方には、ぜひお勧めいしたいと思ってレビューを投稿します。 短いエピソードが区切り良いこともありますが、しおりを差してもまた本を開いて、 結局一気に読み切ってしまいました。 離婚後自立しようとした元主婦の殺人事件。 その所轄には新参の加賀さんが、事件と関係ないからと、他捜査官が無視したり、 気付かないような、捜査対象者や協力者の「心の揺れ」に気づきます。 でも、踏み込まず、問題の当事者が自分から気づいてほつれを解くような小さな解決を 繰り返し、その積み重ねで少しずつ感動が蓄積されました。 結局、相手も自分のことを思ってくれていると気づかされて、それぞれの生き方が 大なり小なり変化するような物語が多いような気がします。 最期の相棒の刑事とのかかわりも、感動蓄積の真骨頂でした。 他の方が書かれるように他の東野圭吾作品と比べると、どんでん返しの伏線や複雑さが 少し物足りないのかもしれませんが、読後の温かい感動が大きいので、お勧めしたい本です。 | ||||
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読み出すと最初の方ではえらくフツーの市民を描いているなぁ〜という感じで、全く推理小説を読んで気がせず(苦笑) ただ読んで行くうちに全部繋がっていることがわかってきました(^ ^) やはりこれは推理小説でした(^_-) | ||||
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ある事件が発生し、被害者と関連する人物の出来事について、登場する刑事が徐々に真実を探し出していく、東野圭吾さんらしい作品でした。 | ||||
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これで何冊目でしょうか、たまに買って読んでいしまいます。なかなか面白いです。 | ||||
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東野さんの作品は全作品中、三分の二は読みました。この新参者は私の中ではBEST5に入るであろう作品でした。新しく赴任した先での様々な出来事がそれぞれ人情味に溢れ、ほんとにこんな刑事がいたらいいなぁと思いました。いくつかに分けられていますが、その各々の物語が全て一つに結びついて、犯人探しをしている趣向はなかなか面白かったです。 最近は、近所の人にも挨拶しない世の中ですが、なんとなく下町の人間関係の温かさを感じ、どの年代の方にも読んでほしい作品だと思います。最後に赴任先の上司の刑事にお手柄を与えるところがまた憎らしいですね! | ||||
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ごく普通の人々の、日常の感情を丁寧に描いてあり、それをひとつひとつ解決していく方法で、犯人に迫っていく内容がとても心にしみた。本から受けた人形町の店のイメージと、モデルとなった本物の店が一致しなかったが、それほど、想像力をかきたてられた。 | ||||
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価格からほとんど期待をしていなかったが、きれいな商品で驚きました! | ||||
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人形町界隈で起こった殺人事件。 練馬署から日本橋署に異動になった加賀が町を歩きながら様々な人々と触れあい、 少しずつ事件解決の糸口を手繰り寄せていきます。 各章だけでも一話完結の短編集のような出来ですが、最終章に近づくにつれて一気に事件が解明されていきます。 起承転結が明確で解りやすいのに犯人像やその動機は最後までわかりません。 東野圭吾という作家の筆力を感じる小説でした。やっぱりスゴイですね。 他の加賀シリーズも読んでみたくなりました。 | ||||
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東野圭吾は余り読んでいなかったが、『このミス』1位の作品と聞けば、読み逃す訳にはいかない。読んでみると、なるほど『このミス』1位も頷ける傑作である。 日本橋で起きた女性絞殺事件を追うユニークな刑事・加賀恭一郎。飄々と被害者に関わる人びとの抱えている問題をも解決しつつ、真犯人を追い詰める展開が非常に面白い。 横山秀夫の『64』に代表されるハードな警察小説の対極にあるような作品であり、鏑木蓮の『思い出探偵』にも似た人情味の溢れる作品だった。 | ||||
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うまいとしか言い様がない。ストーリーの展開のしかた。決して派手ではないが地道にそしてあざやかに推理を進めていく加賀の描き方が秀逸。 | ||||
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東野圭吾さんの作品は人の温かい部分を描かれいます。 今回も温かい気持ちになりました。 今回は父親として、子どもへの愛情や子育て、父親なら、仕事を理由に子育てを妻に任せてきた経験のある人に読んでいただきたいです。 庇うことだけが、庇護することだけが子育てではない。 そんなメッセージがあったと思います。 子供がかわいいがゆえの事件。 | ||||
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文庫になるということで、予約購入しました。アマゾンは早くて便利ですね。 ストーリーや内容は、ファンのみなさんがたくさんいるとおり、読みやすいし、心にきゅんと来るようなところもあって、お気に入りです。 現実に心が荒んだようなときにも、小説の力で別世界をイメージしたり、こんな人も世の中にいるかもね、と思ったりします。 | ||||
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まず目次を見ると、煎餅屋の娘、料亭の小僧、瀬戸物屋の嫁など、粋な章名が並んでいて、それだけで人情や風情に触れられそう、そんな期待を抱かせます。そして舞台は江戸情緒が色濃く残る日本橋、これは期待せずにはいられません。 物語の主軸は、小伝馬町の絞殺事件を、最近日本橋署に異動してきた新参者である加賀刑事が、現場を歩き解決して行く・・・といった所なのですが、各章毎には、サイドストーリーとして、人と人の様々な繋がりが描かれています。煎餅屋、料亭、瀬戸物屋での人間関係は、それぞれ謎があったり、ギクシャクしていたりと何かしらの問題があるのですが、加賀は探究心と慧眼を以て、捜査上の不明点をクリアにして行く過程で、それらの人間関係を鮮やかで彩りのあるものに変えて行きます。家族への思いやり、愛する人への想い、言葉とは裏腹な相手を思いやる気持ちが明らかになり、そこに心が温まり、味わいながら作品を楽しむことができました。 そしてもう一つの魅力点は加賀の人物像でしょう。新参者であるが故に、街やそこに暮らす人を知ろうとする姿勢、鋭い洞察力と穏やかな言動のギャップ・・・その人物像をより多面的に理解するために、加賀が登場する過去作品を読んでみるってのもいいかなと思いました。 東野さんは多作ですが、クオリティは常に高い。改めてそう感じさせる良作です。 | ||||
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先にドラマ版を見ていたから、「あまり面白く感じないかも」という心配もしていたけど、そんなことは全くなくのめり込むことができた。 そしてその次に感じたのが、「巧い」なということだった。 そう感じたのは、加賀がひとつの章の案件を、一つづつ片付けているわけではないとわかったところだ。 例えば、第2章の「わさび入りのまんじゅう」の謎が、それよりあとの第4章『時計屋の犬』で加賀が「・・・・・・時には調べるのが楽しいこともあります・・・例えば・・・人形焼にワサビが入っているのはなぜか、とかね。・・・・今夜は、その謎を解くために、ある料亭に行くんです。・・・」といったシーンなどのようにそれを感じさせられるところがところどころにある。 そんなところを読むたびに、一人の刑事が、一つだけではなく、同時進行で進んでいることが分かったし、「東野圭吾か担当編集者のアイディアかしらないけど、巧いな」とも思った。 それと第2章『料亭の小僧』を見ている時にあることを感じた。 それは加賀が一人で『まつ矢』にあらわれて食事をしている時に、修平の「その後、何度か加賀のところへ料理や酒を運んだが、話しかけられることはなかった。加賀は一人きりの食事を楽しんでいるようにみえた」という箇所を読んだ時だ。 「やっぱり加賀は『結婚できない男』なんだな」と思ってしまった。 それと同時にもう阿部寛以外の加賀恭一郎はありえないなとも思った。 面白い作品だとは思うけど、それ以上に人と人とのつながりの大切さ、特に親が子供にしてやれることの重要性を感じた。 だから子供に少しでも関係があるという人にはぜひ読んでもらいたい。 | ||||
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