海辺のカフカ

【この小説が収録されている参考書籍】

【この小説が載っている参考書籍】

評判

海辺のカフカの評価:

3.76/5点 レビュー 521件。 D ランク

Amazon書評・レビュー点数毎のグラフです

平均点3.76pt

Amazonレビュー一覧

Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全82件 41〜60 3/5ページ
No.42
(3pt)

白い怪物って何?

マイクロソフト日本法人元社長の成毛真(無類の読書家)が勧めていたのがきっかけで読んだ。
初めての村上春樹であったが、読者を引き込む技はさすがだと思った。読書を楽しむ本としては悪くない。
何かしらのメッセージを持ってはいるが、白い怪物に代表される突飛な部分が
二流のおとぎ話風な印象を与え、強烈に心に突き刺さるほどではない。
名作には、作家の魂の底から滲み出るものを感じるが、
この本は、読み手や、その評判を意識し過ぎという感じがする。
ほかの村上春樹作品を読んでみたいとは思わなかった。
海辺のカフカ (下) (新潮文庫) Amazon書評・レビュー: 海辺のカフカ (下) (新潮文庫)より
4101001553
No.41
(3pt)

面白くないと思いながら最後まで読んだ

村上春樹の本はこれが始めて。有名作家の著作物は呼んでおかなきゃ名と言う気持ちで、タイトルだけは知っていたこの文庫本を買ったが、読んでいて実に退屈極まりないと感じた。上下2冊同時に買ったものだから、途中でやめるのももったいないと思ったので我慢して最後まで読んだが、結局、面白いと言う印象はもてなかった。しかし、妙に印象に残る場面が多く、面白くないと思った小説でこのように文章の内容が印象に残ったことは過去に無く、これが村上春樹の力なのかなと。もう一度呼んでみようと言う期には今のところならないが、印象に残った不思議な感覚。
海辺のカフカ (上) (新潮文庫) Amazon書評・レビュー: 海辺のカフカ (上) (新潮文庫)より
4101001545
No.40
(3pt)

いろいろな意味で面白いです

村上春樹さんの小説を読むのは初めてです。最近の話題性で、空港で何となく買いました。
表面上のストーリーがどうなっていくのか気になって、面白くて、どんどん読み進んでいきます。
それに織り交ぜて、あるいは、表裏一体のその裏側で、ナカタさんに代表される登場人物などを通した、多くの比喩的・暗示的な表現で、現実と非現実の境界線を超越して、人間の内面世界に深く入り込んでいきます。
そんな非現実的な話はただのおとぎ話だ!と言い切れない、人間にとって、現実の問題として、とても重要なことに触れようとしていると思いました。
村上春樹さんは、読者がそれをどこまで、どう読むのかと、チャレンジしていると思えてなりません。(まさか、あっかんベーはしていないでしょうが)
私自身、矛盾に満ちた読後感でびっくりしています。
娯楽をもたらす読み物としてとても面白いです。でも、その単純な面白さとは別のところで、深く心に響く表現がびっくりするほど沢山出てきました。
読者を俗な形で引き付ける、スピード感のある、ストーリーでありながら、非常に深い、いってみればややこしいナゾかけで、人間について考えさせる表現が交錯していています。
美しい小説とは思えないので評価は★三つですが、それ以上の余韻に満ちた読後感をもたらしました。
海辺のカフカ (上) (新潮文庫) Amazon書評・レビュー: 海辺のカフカ (上) (新潮文庫)より
4101001545
No.39
(3pt)

ストーリー・テリングの天才

 私は村上春樹のファンではないが、彼の主著はほとんど読んでいる。彼の小説はどれも、主人公の性格、モチーフ、文体といった点で類似しているが、この小説もその例外ではない。ファンは、また村上春樹ワールドに帰ってきたという感覚を抱くだろうが、アンチは、また同じパターンかよ、と感じるだろう。
 
 私は村上春樹はストーリー・テリングの天才だと思うが、本書でも村上は天才振りを発揮している。ここまで読ませてくれる作家は少ない。他方で、本書が文学として捉えられることには若干違和感を感じてしまう。村上文学の「文学」たる所以は、その象徴性にあると思うのだが、この小説は彼の他の作品に比べると象徴性の点でやや陳腐である。下巻がどのような展開を見せるのか楽しみ。
海辺のカフカ (上) (新潮文庫) Amazon書評・レビュー: 海辺のカフカ (上) (新潮文庫)より
4101001545
No.38
(3pt)

無駄の多い作品

一言で表すなら、無駄に長い。
無駄な面が多いと思う。 読んでいて深みがあまりないから、すらすら読んでいくことができなかった。確かに物語がひとつに収縮していくのは面白いんだけど、二つのストーリーを一つのものにまとめるための調整のために長さや描写の濃さに制限がでていたんだと思う。
でもこんな作品でも引き込まれるところはあって、後のところは結構つまらなかった。
海辺のカフカ (上) (新潮文庫) Amazon書評・レビュー: 海辺のカフカ (上) (新潮文庫)より
4101001545
No.37
(3pt)

時空に囚われない普遍性

これはこういう意味じゃないかとかあのエピソードはここに繋がるんじゃないかとか、いやそうだとすればこの台詞が矛盾するとか、一つ一つの事柄にとらわれて散々考えに考えた挙句、ふと「もしかして書いた本人はそこまで考えてないんでは」という疑念に駆られる小説。
だがその答えの出ないパズルを解いている感覚こそが、この作品の最大にして唯一の面白さではないだろうか。
村上春樹は多くの作品の中で時空に囚われない普遍性について描こうとしているように思うが、そしてその発想や切り口はいつも面白いのだが、どうにも魂に響かない感じがする。
パズルに夢中にさせて、深読みさせて、引用して、「メタファー」の一言で煙に巻いて、実は何もないことをごまかそうとしているような。
とは言え十分に楽しめる作品ではあるので、読書に何を求めるかによっても大きく評価が分かれるかもしれない。
海辺のカフカ (上) (新潮文庫) Amazon書評・レビュー: 海辺のカフカ (上) (新潮文庫)より
4101001545
No.36
(3pt)

どんどん複雑に...

80年代デビューの頃から村上ファンですが、初期の頃の透明な空気感が薄れ、暴力性の部分が大きくなった感じを受けました。数年前に読んだ時はこう思ったので、最近になって再び挑戦してみましたが、やはり同じ感想を持ちましたし、展開も複雑すぎて少し心が離れました。けれども村上作品をチェックせずにはいられないファンなので、もう少し様子をみようと思います。
海辺のカフカ (上) (新潮文庫) Amazon書評・レビュー: 海辺のカフカ (上) (新潮文庫)より
4101001545
No.35
(3pt)

再読してみて!

一年ぐらい前に読んだのを再読しました。
 
甲村記念図書館の雰囲気やそこで働く大島さんのキャラは何だか好きです。主人公の田村少年と記憶をなくしたナカタさんとさくらのキャラは嫌いです。
大島さんVS女性としての立場からの二人のくだりが面白かったです。あと山梨で起こった集団催眠事件のくだりも面白いです。
俺としてはねじまき鳥の渋さが好きなので、面白いには面白いけど星三つです。
海辺のカフカ (上) (新潮文庫) Amazon書評・レビュー: 海辺のカフカ (上) (新潮文庫)より
4101001545
No.34
(3pt)

気になる

面白い本か?と聞かれれば、面白い本と答えられます。
でも、もう一度読みますか?と聞かれると、答えに窮します。
この作家の本を読んでみたいと思っている「春樹入門者」
の人には「世界の終わりと〜」とあわせておすすめの本です。
平易で、読みやすい文章なので、長さの割には楽に読めます。
感想は、人それぞれ。
深読みするも良し、ただ漫然と浸るように読むも良し。
星二つ分減らしたのは次の二点が自分の好みに合わなかったから。
●80年代から一貫して変わらないきざっぽい台詞回しは、
ちょっと、違和感を感じがします。
●必然性の薄い、サイドストーリーは、ただただ冗長な
感じがします。
海辺のカフカ (下) (新潮文庫) Amazon書評・レビュー: 海辺のカフカ (下) (新潮文庫)より
4101001553
No.33
(3pt)

。。。。。パラレル。。。。。

何だろう、この感覚。
非常に読みやすいのに。
断片は面白くないのに読み進んでしまうのは。。。
違和感もあります。
変なおぢさんにうなじに息をかけられたような不快感もあります。
さすがに爽快感はありません。
なんだか琴線にふれません。
どの登場人物も。
という意味で、なんか引っかかる作品。
良くも悪くも。
あとで読み返すほどでもないし。
読んだ後で何も残らない本よりはましですが、
感動や、余韻や、カタルシスってやつはあまり強くないかな。
いまのところ。
次が気になるかって言うと、そうでもないし。
かといって、下巻も買ったし。
村上さんと小生はパラレルワールドにいるのでしょうか
???
が、今のところの感想。
星の数に現れていますね。
次元は違うけど、パラレルに進んで、絡み合う話なら、
北杜夫の「さびしい〜」シリーズのほうが面白い。
海辺のカフカ (上) (新潮文庫) Amazon書評・レビュー: 海辺のカフカ (上) (新潮文庫)より
4101001545
No.32
(3pt)

面倒くさい

割と分かりやすいし、そこそこ楽しい。
ナカタさんとホシノくん、カーネル・サンダースのやりとりが好き。
口調が違うだけで、全員同じキャラなのが笑える。(猫までもが)
でも、何かを象徴してたり、比喩的な表現ばかりで、途中で飽きてくる。
それがこの人のスタイルなんだろうけど、非常に面倒くさい。
物語は、殆どスティーヴン・キングの「デスペレーション」と同じ。
それを、面倒くさくして、含蓄があるように匂わせてるような作品。
物語にちりばめられたモチーフを見つけて喜ぶような、スノッブ(=ヲタ)向けです。
海辺のカフカ (下) (新潮文庫) Amazon書評・レビュー: 海辺のカフカ (下) (新潮文庫)より
4101001553
No.31
(3pt)

ねこさんとお話ししたい

すご〜く 哲学的で
ちょっとストイックだけど
突然克明な性描写。
ねこさんとお話できるナカタさんが好きです。
みなさんの感想が楽しみな一冊。
わたしには 難しくて〜 ^^
海辺のカフカ (上) (新潮文庫) Amazon書評・レビュー: 海辺のカフカ (上) (新潮文庫)より
4101001545
No.30
(3pt)

澱みないが

 村上春樹は、文章の上手い作家で、スラスラと澱みの無い文章はもはや日本語の芸術と言ってもいい。
 ただ、内容に関して言えば、無理に難解にしようとしている節がある。本書を読んだ人が、村上氏の明確に答えを出さないお定まりのスタンスによって、アレやコレやと考察をめぐらせる事も、最早この人の計算であるような浅ましさがちらと見えるから、一部の人からは評価されていないのだろう。私も、只のファンタジックな世界を描いているだけで、内容があるような無いようなものになってしまっているのは、残念であると思う。最後まで読んでも、内容が理解できないというか、私の読む限りその伏線も張られていないため、意味が解らない。あと、主人公の田村カフカ、こんな中学生、いねえよ。
 これを、答えの出ないものであると了解して読むか、答えのあるものだと考えて読むのかで、評価は大きく割れることだろう。どちらも正しいとは思うが、どうも、私にはそこまで前者を肯定し得るだけのものは感じられなかった。
海辺のカフカ (上) (新潮文庫) Amazon書評・レビュー: 海辺のカフカ (上) (新潮文庫)より
4101001545
No.29
(3pt)

さらさら読めるんです

最近思うんですよね。世間で流行ったものは、目を通しておくべきだって。
さて、上巻。
もっと不思議な世界が展開されていると思ってたんですが、いたって普通でした。ということで、読みやすかったです。
春樹さんの本、とっても久しぶりで、「こんな作家さんだっけ?」って思っいました。もっと人間を書いてるような印象だったのですが、ストーリーが入り組んでますね。まるでミステリー。ちょっと意外。そして、性描写というか性に関する記述が前にもまして増えたような気も?
でも、なんでしょうかね、違和感なく、彼の世界に連れて行ってくれますよね。「うわぁ、これすっごくいいわぁ」っては思わないけど、じっくり考えたらとっても良く構想されてて、すごい作品かもしれない。まだ下巻読んでないけど…。
海辺のカフカ (上) (新潮文庫) Amazon書評・レビュー: 海辺のカフカ (上) (新潮文庫)より
4101001545
No.28
(3pt)

読み易いが難解なストーリー

不思議ワールドが展開される。
文体は非常に読みやすく、特に星野青年とナカタさんの珍道中には笑わせられる会話が多く楽しめた。
しかし、とどのつまり何だったんだろう???と、?マークが頭の中かに一杯だった。
現実の世界と幻影の世界との狭間にある入り口?
小難しい横文字の(たった15歳にしてあんな難しい会話なりたつんかい?天才か?)難解な世界と、ナカタさんという不思議にして愛すべき老人と、星野くんという気のいい元不良少年だった青年の珍道中がどう交わっていくのかを知りたくて、どんどん読んでいった。
が、結論は???非常に判りにくい。
うーん、嫌いじゃないが、好きでもないなあ。
あと、ジョニー・ウォーカーさんのくだりはかなり気持ち悪く吐き気を模様すので、要注意!
電車の中で、吐きそうになった。食事しながらは絶対に読まないで下さい!
海辺のカフカ (上) (新潮文庫) Amazon書評・レビュー: 海辺のカフカ (上) (新潮文庫)より
4101001545
No.27
(3pt)

世界観と巧みな言い回しを楽しむ本?

上、下巻読みましたが、最初から最後まで特に感動なく読み進みました。
正直、全く理解できませんでした。
ただ、文章にちりばめられた巧みな言い回しはスゴイです。
(スゴイということだけはわかりました。)
海辺のカフカ (下) (新潮文庫) Amazon書評・レビュー: 海辺のカフカ (下) (新潮文庫)より
4101001553
No.26
(3pt)

シュール

15歳の誕生日に家出した少年、カフカ。
9歳で記憶を失った老人、ナカタさん。
この二人を軸にストーリーが展開する。
シーンの一つ一つを切り取れば楽しめるのだろうが、
全体を通してみると、何となく抽象的。私の読み方が甘いのだろうか?
そうは言いながらも、読後感は決して悪くない。
大島さんというリアリティの全く無いキャラクターは、逆に気に入った。
海辺のカフカ (上) (新潮文庫) Amazon書評・レビュー: 海辺のカフカ (上) (新潮文庫)より
4101001545
No.25
(3pt)

やっぱりだめだった

友人に「良いよ」と薦められて読んだけれども、「ノルウェイの森」以降の村上作品に入り込めない。
小説として面白かったとは思うが。
25年ぐらい前に読んだ羊男シリーズか、「世界の終わりとハードボイルドワンダーランド」あのあたりが私のお気に入りです。
でもナカタさんとホシノさんがとっても魅力的だったので星3つ。
海辺のカフカ (上) (新潮文庫) Amazon書評・レビュー: 海辺のカフカ (上) (新潮文庫)より
4101001545
No.24
(3pt)

性的シーンに辟易する

 上巻より抽象的な表現や心象場面が多く、その深淵を探るのは容易ではありませんが、以下に私なりの意見を述べておきます。下巻では少年カフカと佐伯さん、ナカタさん一行が高松で交わり、終局的には「記憶」というテーマに収斂されていきます。カフカは幻想としての母や姉に肉体的な執着を持ちます。佐伯さんは過去のある時点から時間が止まっており、ナカタさんはモノを覚えることが出来ません。これらにどういう繋がりがあるのかは正直分かりません。しかし確かなのは「記憶」することの意義だと思います。この作品の舞台である甲村図書館が象徴しているように、人間もときどき「記憶」という名の図書館に見出しをつけて整理する必要があるということです。ただ漫然と日々を過ごしていると、そうした「記憶」も乱雑になり価値を失っていくことになるからです。まあこの作品に内包されているものはより多様で、見る人によって変わってくると思いますので、あくまで参考程度にしてください。
しかし何度も繰り返される性的描写にはうんざりしました。加えて表現は直接的すぎますし、内容的にも近親相姦に近いです。その部分は基本的に流し読みでした。ここまでやる必要があるのかと思います。ただでさえ抽象的な部分が多い作品なのに、その端々でこのような描写が出てくると、作品のテーマを理解しにくくなります。
それにしてもこの作品は実在の会社名やキャラクターが登場しますが、商標などで問題にならないのでしょうか。特にあのキャラがポン引きしているのはイメージ低下に関わると思います。
海辺のカフカ (下) (新潮文庫) Amazon書評・レビュー: 海辺のカフカ (下) (新潮文庫)より
4101001553
No.23
(3pt)

上巻だけの感想

 初めて村上春樹の作品を読みました。極めて説明的な文体ですが、その割にはすらすら読めて不思議な感じがしました。登場人物も一風変わった人間なのに、淀みのない清流のように進んでいきます。だから会話の部分は楽しんで読めますし、いく人かのキャラには好感も持てます。特にナカタさんが猫と話すシーンや逃避行でいろいろな人に出会う場面は何度読んでも楽しめます。
 しかし内容のほうは捉えどころがない印象を受けました。突然話の内容が寸断されており、それには面食らいました。そうした分散した章も実は関連性があったわけですが、それが何を意味するかは下巻を読まないと分かりません。ダークな作風だとも言われているみたいですが、前述のナカタさんや大島さんの存在もあり、それほど暗い作品というわけでもありません。問題は途中で挿入される性的描写とグロテスクシーンです。これらは生々しくて正直やれやれと思いました。入れる必要あったのかとさえ思います。特に残酷描写は気持ち悪くて吐き気がしました。私みたいな血を見るのも嫌な人にとっては大げさな言い方ではありません。
海辺のカフカ (上) (新潮文庫) Amazon書評・レビュー: 海辺のカフカ (上) (新潮文庫)より
4101001545