世界の終りとハードボイルド・ワンダーランド

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評判

世界の終りとハードボイルド・ワンダーランドの評価:

4.24/5点 レビュー 267件。 B ランク

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平均点4.24pt

Amazonレビュー一覧

Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
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全238件 221〜238 12/12ページ
No.18
(5pt)

おもしろい!

ノルウェイの森ほど深くないけど、しっかりとした印象の作品。二つのまったく異なったストーリーが同時進行していく。しかもまったく違った空気観を持つストーリ。でもうまくひとつの作品として機能している。書き方や構成もさすがにうまい。そしてかっこいい作品。
世界の終りとハードボイルド・ワンダーランド〈下〉 (新潮文庫) Amazon書評・レビュー: 世界の終りとハードボイルド・ワンダーランド〈下〉 (新潮文庫)より
4101001359
No.17
(5pt)

憧れの計算士

年齢35歳。シングル。プロフェッショナルな仕事を持ち、世田谷区のマンションに一人住まい。車でスーパーに買い物に行き、料理は自分で作って、残った時間は昔の西部劇のビデオを観て暮らす。依頼があれば高額な報酬を受けてプロの仕事を果たす。20年近く前、学生だった頃、初めてこの本を読んで、とにかくこの主人公の設定に憧れました。親と同居で干渉されまくり、金もなく、車もなく、何の資格も技術もなかった自分とは正反対の、独立した大人の男。自分も早くこうなりたいと思ったもんです。今読んでもクール。一般に厭世観の強い村上作品にあって、この本だけは読むとがんばって仕事がしたくなります。
世界の終りとハードボイルド・ワンダーランド〈下〉 (新潮文庫) Amazon書評・レビュー: 世界の終りとハードボイルド・ワンダーランド〈下〉 (新潮文庫)より
4101001359
No.16
(5pt)

傑作に間違いなし

 二つの話が交互に語られ、リンクしあっている。これほどのクオリティの小説を書ける現代作家はおそらく村上春樹しかいないのではないでしょうか?奥が深く、比喩にあふれている。人によっては何を言っているのかまったく分らない人もいることでしょうが、それでも読み進めてしまうのは村上さんの読ませる力がずば抜けているからに違いない。 「簡単な言葉での奥の深い話」という感じがする。ときどきカタカナの聞いたこともない単語がでてくるものの、それ以外は普通の自分たちが使う言葉と大差がない。ただ村上さん独特のリズムで使われていると、何か含蓄のある言葉のように見えてしまう。 村上春樹は最高の作家の一人であることに間違いありません。
世界の終りとハードボイルド・ワンダーランド〈下〉 (新潮文庫) Amazon書評・レビュー: 世界の終りとハードボイルド・ワンダーランド〈下〉 (新潮文庫)より
4101001359
No.15
(5pt)

村上春樹さんの中では一番好きだな。

僕がこの本を読み終えて思ったのは、世界の終わりとは自分が暮らしているこの世界の事ではないのかと思いました。村上さんは全ての小説を通して実体がなく、なおかつ何よりも僕たちに大きな影響を及ぼす私たちの集合意識である「何か」を言葉という限られた中で描こうとしているような気がしてなりません。僕は自分が「森の中」にいるのか、平穏で安らかな「世界の終わり」という町で暮らしているのか分かりません。
世界の終りとハードボイルド・ワンダーランド〈下〉 (新潮文庫) Amazon書評・レビュー: 世界の終りとハードボイルド・ワンダーランド〈下〉 (新潮文庫)より
4101001359
No.14
(5pt)

色んなキーワードが隠れてる小説

二つの物語が進行する小説について「海辺のカフカ」より、個人的にはこちらの作品の方が好きですね。同時進行の小説は、話が一つに繋がった時は感激だけど(話の構造とか更に高度になるから、大変でしょうね)途中リンクするキーワードがででくる時はとても嬉しい。二つの話しの共通点は、重要な選択をしなければいけないこと。《ハードボイルド・・・》の方では、死か消滅かという事を目前として、私は今までは気づかなかった些細な事にも目がいったり、生きてる人殆どが味わった事のない心情の変化が、うまく描かれていると思う。《世界の終わり》では、影との論議は、普段私達がまさしく心の中で葛藤している様子を「影と僕」がうまく現していると思う。村上春樹さんの小説は、何回も何回も読み直したくなります。そうゆう小説って滅多にないですよね。ただストーリーを楽しむだけではなく、小説にこめられたメッセージや、寓意的な部分を読者がそれぞれ発見するんです。だから、きっと読んだ時の年齢や、日々育成する感性によって、違った読み方も見えてくる。でも最後には、必ず自分自身のことについて考えていると思います。私は先日、初めてこの本を読みました。まだ読破してません。(無論、ページに関していえば上下巻全部読みました)まだ、ほんの一部分しか読みきってないと思います。読み応えがある作品なので、何年もかけて読みたい小説です。
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4101001359
No.13
(5pt)

この魅力!

上巻を読んでいるので、すんなりと不思議な世界に入り込めたようなきがする。この何ともいえない魅力!それはこだわりであったり、個性であったり、一つ一つの言葉であったりして、つかみ所がないように思える。けど、いいのよ!!!久しぶりにどっぷりとはまり込んでしまいました。
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4101001359
No.12
(5pt)

2つの物語の反復

一般に村上春樹の最高傑作と名高い、初の長編ストーリー。「ハードボイルド」な世界と「メルヘン」な世界が行ったりきたりの反復を繰り返すわけだが、ここに来て初めて春樹がしたかったことがはっきり出ているように思われる。他の長編もそうだが、村上春樹という作家は、一つの物語に二つの切り口を提示し、その切り口の無意識下の共同幻想をついている節がある。最もそれがはっきり出ているのが今作。ただ、そういうことを抜きにしても、村上春樹の作品は読んでいて面白い。世界の終わりの、あの狂気的なものがまったく感じられない、切なさ、悲しさと言ったらどうだろう。何かと言えば物知り顔で「春樹なんて」という人もいるが、彼は少なくとも日本に今までいなかった種類の作家であり、その存在価値は大きい。
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4101001359
No.11
(5pt)

村上作品最高傑作!!

かなり良いです。村上作品独自の抽象的な感じで。色々深読みすると読後も楽しめると思います。読みましょう。
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4101001359
No.10
(5pt)

2つのストーリーが同時進行、現時点の最高傑作

1つごとの章で2つのストーリーが同時進行するという革新的な手法で書かれている。現時点での村上春樹の最高傑作だと思う。何となく「メメント」を見た時の感覚に似たものを覚える読後感あり。
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4101001359
No.9
(5pt)

生き方と結末

 今まで私が読んできた本の中でこれほどに結末がよかった本はない。再読させるような要素を持っている。最初は二つの本に分けた方が良かったのではないかと思ったが、下巻に入って全てが一本につながり、これまでにない歓びを感じさせてくれた。 さて、余命があと24時間しかなかったならば、何をするだろうか。思いっきり遊ぶか、それとも、あえて抵抗をやめて静かにすごすか。「僕の生きる道」にも共通要素がある。あのように生き方が変わるかは分からないが、「異邦人」のムルソーと共に、かっこいい生き方のスタイルの教科書だと私は感じた。
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4101001359
No.8
(5pt)

やっぱりおもしろいかも

最近また読み返してみました。初めて読んだときも夢中になって読んだけど、再読でもやっぱり面白かった・・・主人公ってどういう人なんだろうって考えるけど、すごく賢いのだけど、社会にうまくなじめない、でも自分のことが結局は好きで、ビールなら何本でも飲める。って感じかなぁ・・?いまいちつかめないけど、そのぼんやりした感じが好きです。あと、おいしそうなお料理がたくさん出てくるところなんか最高に好きです。
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4101001359
No.7
(5pt)

春樹作品の中で一番好き

最後までわくわく・どきどき、春樹作品らしく長編にもかかわらず一気に読めてしまう。オススメ。
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4101001359
No.6
(4pt)

2つの話が交互に書かれています。

世界の終りとハードボイルドワンダーランドという2つの話が、章ごとに交互に書かれています。受験勉強をする際に、一日で、国語をやって、数学をやって、やっぱり飽きたから、英語をやって・・・・と一日で複数教科を学習することは頭に定着しないから、いけないと言われましたが、この本は、そんな複雑さに挑戦しています。確かに途中で話が切れてしまうので、頭には残りにくいのですが、その難解さがまた心地よいです。まさに挑戦の一冊でした。
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4101001359
No.5
(5pt)

一番好きな春樹の作品

同時進行する二つの物語、「世界の終わり」と「ハードボイルドワンダーランド」、静と動の反対の世界。どんよりとした雲がたちこめる屋外を見ながら、ベッドの上でこの小説を読んでいたことを思い出す。「世界の終わり」の情景や匂い、ツ~ンとした空気の冷たさがダブってみえる程。今から思い出すとまるで、夢の中で実際起こった出来事のようなリアルさを感じさせてくれる。村上春樹の作品の中では一番、フィクションの要素が強い作品だが、私にとっては、一番リアルな作品です。
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4101001359
No.4
(5pt)

笑って死ぬか、血を流して生きるか

死ぬことを予定している場合に、さてやらなくちゃならないことって、結局どうでもいいことばっかりだ。と言って、ずっと生きるつもりで考え付くのも、ばかばかしいことだけか。でも、他にやることってないんだろうな。随所に大サービスされている凝った比喩のリズムが快適。はじめのうちは、それにしみじみ感じ入っていたのだけれど、展開が急を告げてくるにつれて、比喩が自嘲的な響きを奏で始め、泣き笑いが出てきた。自分の不恰好な生き様を、これくらい手の込んだ比喩で笑い飛ばせたら、人生に一泡ふかせることもできそうだ。
世界の終りとハードボイルド・ワンダーランド〈下〉 (新潮文庫) Amazon書評・レビュー: 世界の終りとハードボイルド・ワンダーランド〈下〉 (新潮文庫)より
4101001359
No.3
(5pt)

映画のような・・・

 世界は1つではない。少なくとも2つは自分は感じ取ることができる・・・そういう発見を与えてくれる作品だ。 これを読んでいると多くの人が自分の意識の層の深みに落ちていくことが、よくわかるはずだ(と思う)、例えば良質の映画を見たときのような・・・ はっきりいって面白い本です。でもあまり元気の無い人にはそれほど薦められない本なのかもしれません。 それでも少し元気が出た時には読んで欲しいとも思う。きっと、心にしみることだろうと思うから。
世界の終りとハードボイルド・ワンダーランド〈下〉 (新潮文庫) Amazon書評・レビュー: 世界の終りとハードボイルド・ワンダーランド〈下〉 (新潮文庫)より
4101001359
No.2
(5pt)

不可視な現実

問題作ですね。パラレルワールドで進む現実世界と脳内での精神世界。その二つの世界がJUNCTION(交わって)してそこの上に、要となる結節点ができあがった瞬間、実験は終了となってしまう。パラレルストーリーという修辞法に、この複雑でおおきな『?』が消えない世界で「自分はだれなのか?」と問うことに意味を持たせようとしているのであろうか。<私はこれで、私の失ったものを全て取り戻すことができるのだ、と思った。それは一度失われたにせよ、決して損なわれてはいないのだ。私は目を閉じて、その深い眠りに身をまかせた。ボブ・ディランは「激しい雨」をうたい続けていた。>この最後の節で”身体の消失”よりも”意識の消失”描くことで、この作品全体を俯瞰することができるかもしれない。
世界の終りとハードボイルド・ワンダーランド〈下〉 (新潮文庫) Amazon書評・レビュー: 世界の終りとハードボイルド・ワンダーランド〈下〉 (新潮文庫)より
4101001359
No.1
(4pt)

ふたつののファンタジー

わたしは村上作品の中でもこのようなファンタジー性の強いものが好きだ。ふたつの色合いの異なった幻想世界が,しだいにひとつに収斂していく。ふと,我に返ると自分の周りの世界もそのファンタジーの一部ではないかと錯覚させられるのが心地よい。
世界の終りとハードボイルド・ワンダーランド〈下〉 (新潮文庫) Amazon書評・レビュー: 世界の終りとハードボイルド・ワンダーランド〈下〉 (新潮文庫)より
4101001359