ラットマン

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評判

ラットマンの評価:

3.88/5点 レビュー 117件。 A ランク

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平均点3.88pt

Amazonレビュー一覧

Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全235件 141〜160 8/12ページ
No.95
(4pt)

道尾修介嫌いのあなたにも

「道尾修介って人気あるらしいけど、それほど面白いとは思わないな」
まわりのミステリ好きに聞いても、そんなひとは意外と多い
そんな道尾嫌いにも人気のある作品

ぶっちゃけ、道尾作品はトリックの凄さには関心するものの、地の小説の
部分がいまいちノレない

そんな中で当作は小説として面白い
ちょっと伊坂っぽくもある

道尾修介嫌いのひとでも楽しめる
ラットマン (光文社文庫) Amazon書評・レビュー: ラットマン (光文社文庫)より
4334748074
No.94
(4pt)

巧いの一言

道尾秀介は若いが注目すべき作家である。伊坂幸太郎も良いが、好みでいうと、こちらに軍配が上がる。

さて、ラットマンとは心理学の実験で使う絵の事で、それは見ようによっては中年のオッサンに見えるし、ねずみにも見える紛らわしい絵なのだ。

ただ、絵の見せ方なのだが、リス、犬、猫の絵を見せた後にその絵を見せると、大概の人がねずみと応え、人間の小学生、大学生、20〜30代の絵の後、その絵を見せると中年のオッサンと応える。

要するにミスリードする事によって、回答が変わってくる心理の綾の面白さを云っているのだが、本書はまさに勘違いによって答え(犯人)が変わってくる妙を捉え、しかも二重奏になっているところが見事だ。
ラットマン Amazon書評・レビュー: ラットマンより
4334925936
No.93
(4pt)

巧いの一言

道尾秀介は若いが注目すべき作家である。伊坂幸太郎も良いが、好みでいうと、こちらに軍配が上がる。

さて、ラットマンとは心理学の実験で使う絵の事で、それは見ようによっては中年のオッサンに見えるし、ねずみにも見える紛らわしい絵なのだ。

ただ、絵の見せ方なのだが、リス、犬、猫の絵を見せた後にその絵を見せると、大概の人がねずみと応え、人間の小学生、大学生、20〜30代の絵の後、その絵を見せると中年のオッサンと応える。

要するにミスリードする事によって、回答が変わってくる心理の綾の面白さを云っているのだが、本書はまさに勘違いによって答え(犯人)が変わってくる妙を捉え、しかも二重奏になっているところが見事だ。
ラットマン (光文社文庫) Amazon書評・レビュー: ラットマン (光文社文庫)より
4334748074
No.92
(3pt)

オチにはやられました。

事件の起こりが結構遅く、全体として終盤まで淡々とした展開だったので
ハズレかなと感じてしまった作品。
でもこれから読む人は最後まで我慢して読んでほしい。
最後の二転三転するオチには大満足できるんじゃないでしょうか。

ただ、物足りなさも残ります。
私も"コイツが犯人だ"と考えて最後に騙された口ですが、
それにしても各人が殺人したと思わせる動機が、ミステリー作品にしては、
あっさりしすぎで、承服しづらい。

また、"ラットマン"(=思い込み)を多用しすぎている。
姉と母の間に起こったことについて言うと、
"夢の中の出来事"として転嫁するには無理やりすぎる。
またそれが二段ベッドの下で行われているのに、階下と勘違いしてしまう亮も、
同じである。

オチは好きだが、それまでの過程はオチのために、
いろいろくっつけて構成された作品、というのが正直なところです。
ラットマン Amazon書評・レビュー: ラットマンより
4334925936
No.91
(3pt)

オチにはやられました。

事件の起こりが結構遅く、全体として終盤まで淡々とした展開だったので
ハズレかなと感じてしまった作品。
でもこれから読む人は最後まで我慢して読んでほしい。
最後の二転三転するオチには大満足できるんじゃないでしょうか。

ただ、物足りなさも残ります。
私も"コイツが犯人だ"と考えて最後に騙された口ですが、
それにしても各人が殺人したと思わせる動機が、ミステリー作品にしては、
あっさりしすぎで、承服しづらい。

また、"ラットマン"(=思い込み)を多用しすぎている。
姉と母の間に起こったことについて言うと、
"夢の中の出来事"として転嫁するには無理やりすぎる。
またそれが二段ベッドの下で行われているのに、階下と勘違いしてしまう亮も、
同じである。

オチは好きだが、それまでの過程はオチのために、
いろいろくっつけて構成された作品、というのが正直なところです。
ラットマン (光文社文庫) Amazon書評・レビュー: ラットマン (光文社文庫)より
4334748074
No.90
(5pt)

これ以上ドキドキさせる出だしを知らない

自分がバンドをやっていたからだろう、
著者のバンドの描写のリアルさには驚いた。

なによりもコノ本がすごいのは、
出だしと終わり。

まさに全て持っていかれた。
道尾さん、あなたの描く世界、いつも楽しませてもらってます。


ラットマン Amazon書評・レビュー: ラットマンより
4334925936
No.89
(5pt)

これ以上ドキドキさせる出だしを知らない

自分がバンドをやっていたからだろう、
著者のバンドの描写のリアルさには驚いた。

なによりもコノ本がすごいのは、
出だしと終わり。

まさに全て持っていかれた。
道尾さん、あなたの描く世界、いつも楽しませてもらってます。


ラットマン (光文社文庫) Amazon書評・レビュー: ラットマン (光文社文庫)より
4334748074
No.88
(4pt)

これは佳作です

『向日葵の咲かない夏』を読んで、あまりの気味悪さに読むのを避けていた作者でしたが、直木賞受賞記念に「1作で判断してはいかんな」と読んでみました。せつない勘違いの物語、空回りする優しさ、その連鎖。『向日葵の・・・』と違って、外連味のない、しみじみ読ませる作品で良かったです。あれを読んで避けている読者がいたらば、「こちらも読んでみては」と勧めてあげたいと思います。『ラットマン』というタイトルも良いのですが、カバーは単行本の方がベターだと思います。
ラットマン Amazon書評・レビュー: ラットマンより
4334925936
No.87
(4pt)

これは佳作です

『向日葵の咲かない夏』を読んで、あまりの気味悪さに読むのを避けていた作者でしたが、直木賞受賞記念に「1作で判断してはいかんな」と読んでみました。せつない勘違いの物語、空回りする優しさ、その連鎖。『向日葵の・・・』と違って、外連味のない、しみじみ読ませる作品で良かったです。あれを読んで避けている読者がいたらば、「こちらも読んでみては」と勧めてあげたいと思います。『ラットマン』というタイトルも良いのですが、カバーは単行本の方がベターだと思います。
ラットマン (光文社文庫) Amazon書評・レビュー: ラットマン (光文社文庫)より
4334748074
No.86
(3pt)

人間の哀しみを反映する、ラットマン

道尾さんが直木賞をとられたので、どんな作品を書くんだろうと思い、読んだ初めての道尾小説。バンドの仲間内で起きた、殺人。主人公が隠す、家族の中の暗い過去、なくなった恋人のお腹にいる赤ちゃんの父親はだれ…などなど。最後の方は、どんでん返しにつぐどんでん返し、鮮やかではあるけれども、「え、また??」と、ちょっとしつこさも感じた。でも文章はクール、少しずつ手の内を見せていく進め具合が、にくいね。
ラットマン Amazon書評・レビュー: ラットマンより
4334925936
No.85
(3pt)

人間の哀しみを反映する、ラットマン

道尾さんが直木賞をとられたので、どんな作品を書くんだろうと思い、読んだ初めての道尾小説。バンドの仲間内で起きた、殺人。主人公が隠す、家族の中の暗い過去、なくなった恋人のお腹にいる赤ちゃんの父親はだれ…などなど。最後の方は、どんでん返しにつぐどんでん返し、鮮やかではあるけれども、「え、また??」と、ちょっとしつこさも感じた。でも文章はクール、少しずつ手の内を見せていく進め具合が、にくいね。
ラットマン (光文社文庫) Amazon書評・レビュー: ラットマン (光文社文庫)より
4334748074
No.84
(4pt)

残り1/3からのカタルシス

「このミス」にベスト10入りしていたのと佐々木敦がBLOGで紹介していて気になる作品だったのが本著。舞台転換の少ない密室系の舞台設定がどこか演劇的でもある。主人公がメンバーでもあるエアロスミスのアマチュアコピーバンド(なぜかWalk This Wayがよく出てきます)がスタジオで練習中に遭遇した不可解な殺人事件の真犯人とは?主人公のトラウマとなっている過去の不幸な事件と残されたままの疑念。そして現在の恋人との壊れかけた関係を中心に紡がれるプロットは残り1/3で物語の展開速度が一気に加速。二転三転する真相とクライマックスまでのスリリングな展開は見事。一気に読んでしまいました。本格ミステリものとしても十分に通用する練りこまれた構成は絶賛されるだけはあるなと。意味深な「ラットマン」というタイトルもなるほどという感じ。センスはかなり高いです。 
ラットマン Amazon書評・レビュー: ラットマンより
4334925936
No.83
(4pt)

残り1/3からのカタルシス

「このミス」にベスト10入りしていたのと佐々木敦がBLOGで紹介していて気になる作品だったのが本著。舞台転換の少ない密室系の舞台設定がどこか演劇的でもある。主人公がメンバーでもあるエアロスミスのアマチュアコピーバンド(なぜかWalk This Wayがよく出てきます)がスタジオで練習中に遭遇した不可解な殺人事件の真犯人とは?主人公のトラウマとなっている過去の不幸な事件と残されたままの疑念。そして現在の恋人との壊れかけた関係を中心に紡がれるプロットは残り1/3で物語の展開速度が一気に加速。二転三転する真相とクライマックスまでのスリリングな展開は見事。一気に読んでしまいました。本格ミステリものとしても十分に通用する練りこまれた構成は絶賛されるだけはあるなと。意味深な「ラットマン」というタイトルもなるほどという感じ。センスはかなり高いです。 
ラットマン (光文社文庫) Amazon書評・レビュー: ラットマン (光文社文庫)より
4334748074
No.82
(4pt)

おしい!!

とっても道尾さんらしい作品でした。でも、最後のインパクトに欠けていたのが勿体なかったです。最後に近づくにつれてどんでん返しがくるぞっと待ち構えてしまいすぎたのかもしれませんが私はそのどんでん返しが好きなので、もう少し驚かせて欲しかった。しかし、とても考えられていてそこらへんのミステリーよりは、全然よかったです。ホントにおしい!!
ラットマン Amazon書評・レビュー: ラットマンより
4334925936
No.81
(4pt)

おしい!!

とっても道尾さんらしい作品でした。でも、最後のインパクトに欠けていたのが勿体なかったです。最後に近づくにつれてどんでん返しがくるぞっと待ち構えてしまいすぎたのかもしれませんが私はそのどんでん返しが好きなので、もう少し驚かせて欲しかった。しかし、とても考えられていてそこらへんのミステリーよりは、全然よかったです。ホントにおしい!!
ラットマン (光文社文庫) Amazon書評・レビュー: ラットマン (光文社文庫)より
4334748074
No.80
(5pt)

ミスリードの塊。

「向日葵」は別物として拙私の評価に分類するとして、今作は「カラス」「光媒」と合わせて、甲乙丙つけがたい傑作である。道尾作品の王道であり、ミスリードの極致、伏線回収の正確性、繰り返されるどんでん返しの痛烈さ、そして、いつもとは違う、叙述トリックを用いない正面からの真相への道程までを盛り込んである。登場人物や舞台設定も凝らず、わかりやすく、主人公が生まれてからの成長過程でのわだかまりをスパイスに、大人になることでの現実の揺らぎ、そして、何と言っても、最後は「救い」までもたらす。。。陳腐な表現だが、読者をわくわくさせる、真相を予見できない、読むのが止まらないといった表現がふさわしい。ミステリー愛好者が常に考えながら読み込む、「ミスリードに騙されないぞ」「犯人は?」といった大命題を、満足いくレベルで突きつけ、消化させてくる。言い換えれば、読者側の敗北感が実感できるともいえよう。道尾氏が、現在の立ち位置を強固なものにした、代表的作品。まだ未読の方は、上記の他2作品と合わせて、現代至高の若手作家のミステリーワールドを堪能して頂きたい。両巨頭のもう一人、伊坂氏の世界との対比も、また面白いぞ。。。
ラットマン Amazon書評・レビュー: ラットマンより
4334925936
No.79
(5pt)

ミスリードの塊。

「向日葵」は別物として拙私の評価に分類するとして、今作は「カラス」「光媒」と合わせて、甲乙丙つけがたい傑作である。道尾作品の王道であり、ミスリードの極致、伏線回収の正確性、繰り返されるどんでん返しの痛烈さ、そして、いつもとは違う、叙述トリックを用いない正面からの真相への道程までを盛り込んである。登場人物や舞台設定も凝らず、わかりやすく、主人公が生まれてからの成長過程でのわだかまりをスパイスに、大人になることでの現実の揺らぎ、そして、何と言っても、最後は「救い」までもたらす。。。陳腐な表現だが、読者をわくわくさせる、真相を予見できない、読むのが止まらないといった表現がふさわしい。ミステリー愛好者が常に考えながら読み込む、「ミスリードに騙されないぞ」「犯人は?」といった大命題を、満足いくレベルで突きつけ、消化させてくる。言い換えれば、読者側の敗北感が実感できるともいえよう。道尾氏が、現在の立ち位置を強固なものにした、代表的作品。まだ未読の方は、上記の他2作品と合わせて、現代至高の若手作家のミステリーワールドを堪能して頂きたい。両巨頭のもう一人、伊坂氏の世界との対比も、また面白いぞ。。。
ラットマン (光文社文庫) Amazon書評・レビュー: ラットマン (光文社文庫)より
4334748074
No.78
(4pt)

ツボを抑えた作品

人気作家といわれる方の作品は、一歩下がって読んでしまいがちなのですが、本書はそれでもやはり面白いとうなづいてしまう。出だしの趣向の凝らし方も適度に読者の興味を引きつけ、物語の導入部分も情緒感がよい。そして肝心のミステリ部分ももちろん次々と新展開が待ち受けているが、しっかりと読者を捕まえてはなさいのは作者の力量の賜物か。読んでいて楽しめる良作のエンターテーメント作品です。
ラットマン Amazon書評・レビュー: ラットマンより
4334925936
No.77
(4pt)

ツボを抑えた作品

人気作家といわれる方の作品は、一歩下がって読んでしまいがちなのですが、本書はそれでもやはり面白いとうなづいてしまう。出だしの趣向の凝らし方も適度に読者の興味を引きつけ、物語の導入部分も情緒感がよい。そして肝心のミステリ部分ももちろん次々と新展開が待ち受けているが、しっかりと読者を捕まえてはなさいのは作者の力量の賜物か。読んでいて楽しめる良作のエンターテーメント作品です。
ラットマン (光文社文庫) Amazon書評・レビュー: ラットマン (光文社文庫)より
4334748074
No.76
(4pt)

道夫ファンになりました。

2年前、本格的に小説を読み始めるようになった者です。こんにちは。
ぎっしり詰まった文字を見るのも嫌いだった僕に、小説の面白さを教えてくれたのは東野圭吾さんでした。
依頼、東野さんの小説を読み続け、コンプリートも間近になってきたので、自分に合う新たな作者を探しているところでした。
道尾さんの読むキッカケになったのは「シャドウ」でしたが、面白くて違う本も読んでみようと思ったのが、「ラットマン」でした。
正直、前半はマッタリとしていて話しの中に入って行きづらかったのですが、本を読み切った時にノックアウトされていた自分を振り返った時に、あの前半の文章はボクシングで言うところの“ジャブ”だったのだなと思いました。
気づかないうちにジャブを打たれまくっていて、気づけば最後はノックアウト状態です。
1975年生まれと、自分と同い年という事もあってか?凄く共感できる中身でした。
自分の世代は結構特殊な心を持っている人が多いのではないかと思う者のレビューでした。
ラットマン Amazon書評・レビュー: ラットマンより
4334925936