樅ノ木は残った

評判

樅ノ木は残ったの評価:

4.36/5点 レビュー 100件。 B ランク

Amazon書評・レビュー点数毎のグラフです

平均点4.36pt

Amazonレビュー一覧

Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全166件 21〜40 2/9ページ
No.146
(4pt)

自爆

(上中下巻を通してのレビューです。)
伊達騒動の別解釈ということです。強大な権力に踏みつぶされようとする人間や組織がとる行動、という意味ではいつの世にも起こる話です。異常なまでの忍耐力で伊達六十万石を守ろうとする主人公・原田甲斐の姿が、自分一人で仕事を抱え込んで最後に自爆するサラリーマンに重なって見えました。レジスタンスを組織するとか、もっとほかに策はなかったのかな?
樅ノ木は残った (上巻) (新潮文庫) Amazon書評・レビュー: 樅ノ木は残った (上巻) (新潮文庫)より
4101134014
No.145
(3pt)

なし

なし
樅ノ木は残った (中) (新潮文庫) Amazon書評・レビュー: 樅ノ木は残った (中) (新潮文庫)より
4101134650
No.144
(3pt)

なし

なし
樅ノ木は残った (上) (新潮文庫) Amazon書評・レビュー: 樅ノ木は残った (上) (新潮文庫)より
4101134642
No.143
(2pt)

なし

なし
樅ノ木は残った (下) (新潮文庫) Amazon書評・レビュー: 樅ノ木は残った (下) (新潮文庫)より
4101134669
No.142
(2pt)

なし

なし
樅ノ木は残った (下巻) (新潮文庫) Amazon書評・レビュー: 樅ノ木は残った (下巻) (新潮文庫)より
4101134022
No.141
(3pt)

なし

なし
樅ノ木は残った (上巻) (新潮文庫) Amazon書評・レビュー: 樅ノ木は残った (上巻) (新潮文庫)より
4101134014
No.140
(5pt)

原田甲斐という忠臣を知ることができうれしかったです。

ネタバレですので注意ねがいます。
公儀の秘事を暴いたということで幕府により4名が討ち取られ、原田甲斐は、殺されます。自分は、
本を読んでいく途中、どうなるかわからず最後のシーンでは、まさかこんなことになるとは想像も
していなかったので胸が張り裂けそうになりました。
幕府側(酒井雅楽頭)に伊達藩4名が討たれた時、原田甲斐が息を引き取る前に安芸の刀を抜き取り
自ら仲間を殺したと訴えるのです。(原田甲斐一人が殺害の罪を被る)
結果は、原田甲斐の乱心とされ、お家断絶、子供6人は切腹となります。
伊達家の中には、原田甲斐の乱心を信じる人は、一人もいませんでした。
但し、仙台62万石が安泰で原田甲斐は、忠臣であるという事と甲斐が大好きな樅ノ木が残ったとい
うことであります。
この小説は、従来は悪人とされてきた原田甲斐を江戸幕府取り潰しから藩を守るために尽力した忠臣
として描いています。
歴史小説作家の杉本苑子が歴史に埋もれた人を掘り起こすのが小説家の使命であると言った言葉を思
い出しました。確かに司馬遼太郎の小説により、河合継之助、坂本龍馬、大村益次郎等を知ることが
できました。
今回も、原田甲斐という忠臣を知ることができうれしかったです。
樅ノ木は残った (上) (新潮文庫) Amazon書評・レビュー: 樅ノ木は残った (上) (新潮文庫)より
4101134642
No.139
(5pt)

原田甲斐という忠臣を知ることができうれしかったです。

ネタバレですので注意ねがいます。
公儀の秘事を暴いたということで幕府により4名が討ち取られ、原田甲斐は、殺されます。自分は、
本を読んでいく途中、どうなるかわからず最後のシーンでは、まさかこんなことになるとは想像も
していなかったので胸が張り裂けそうになりました。
幕府側(酒井雅楽頭)に伊達藩4名が討たれた時、原田甲斐が息を引き取る前に安芸の刀を抜き取り
自ら仲間を殺したと訴えるのです。(原田甲斐一人が殺害の罪を被る)
結果は、原田甲斐の乱心とされ、お家断絶、子供6人は切腹となります。
伊達家の中には、原田甲斐の乱心を信じる人は、一人もいませんでした。
但し、仙台62万石が安泰で原田甲斐は、忠臣であるという事と甲斐が大好きな樅ノ木が残ったとい
うことであります。
この小説は、従来は悪人とされてきた原田甲斐を江戸幕府取り潰しから藩を守るために尽力した忠臣
として描いています。
歴史小説作家の杉本苑子が歴史に埋もれた人を掘り起こすのが小説家の使命であると言った言葉を思
い出しました。確かに司馬遼太郎の小説により、河合継之助、坂本龍馬、大村益次郎等を知ることが
できました。
今回も、原田甲斐という忠臣を知ることができうれしかったです。
樅ノ木は残った (上巻) (新潮文庫) Amazon書評・レビュー: 樅ノ木は残った (上巻) (新潮文庫)より
4101134014
No.138
(3pt)

それほどの傑作だろうか

全巻通してのレビューです。ネタバレご注意。

最も有名な作品だろう。一冊も読まないころから、本書のタイトルだけは知っていた。
で、文庫三冊千三百ページ越えの大作を読み終えた今、素朴な疑問が浮かぶ。なぜ本書が有名なのか。
代表作と呼ばれるほどの傑作とは思えない。

徳川将軍家は、仙台伊達六十万石を潰すべく陰謀を企てる。
伊達藩士がどうあがいても、幕府に取り潰しの口実を与えるだけだ。
原田甲斐は一身に汚名をかぶり、死と引き換えに藩の存続を成功させる。
雄大なスケールのプロットだが、ここまでの長さが必要だろうか。途中で読み疲れた。
断章の演出は陰険で効果的だ。最後のドタバタが笑える。

ラストの衝撃は凄いが、そんなに上手くいくかなあ。「乱心ならしかたないね」ではなく、「重役が乱心とは信用できない、幕府の直轄とする」となってもおかしくないだろう。
自分の一族が全員死刑になるのは覚悟の上か。本人はいいけど、巻き添えを食う幼児はたまったものではない。
武士に生まれなくてよかった。

原田甲斐の人物像が、盛り過ぎでわからない。野外生活のパートに違和感が残る。
主人公に魅力は感じないが、わき役たちのドラマが面白い。女性ではロリータの宇乃と野生児のふじこが可愛い。ヘタレな新八と淫乱なみやの関係が、だらしなくて好感が持てる。
腕力づくでやりたい放題だった柿崎六郎兵衛の顛末は、胸に迫るものがある。
本作には冒頭の登場人物表が不可欠だと思う。キャラクターが多い上に、偉い人は本名・役職名・治める土地の名前などで呼ばれる。ややこしい。筆致が達者なので、深刻な混乱はしなかったけど。
最初に読んだ周五郎作品が本書なら、おそらく一作で止めていただろう。他のを先に読んでおいてよかったよ。
樅ノ木は残った (上) (新潮文庫) Amazon書評・レビュー: 樅ノ木は残った (上) (新潮文庫)より
4101134642
No.137
(3pt)

それほどの傑作だろうか

全巻通してのレビューです。ネタバレご注意。

最も有名な作品だろう。一冊も読まないころから、本書のタイトルだけは知っていた。
で、文庫三冊千三百ページ越えの大作を読み終えた今、素朴な疑問が浮かぶ。なぜ本書が有名なのか。
代表作と呼ばれるほどの傑作とは思えない。

徳川将軍家は、仙台伊達六十万石を潰すべく陰謀を企てる。
伊達藩士がどうあがいても、幕府に取り潰しの口実を与えるだけだ。
原田甲斐は一身に汚名をかぶり、死と引き換えに藩の存続を成功させる。
雄大なスケールのプロットだが、ここまでの長さが必要だろうか。途中で読み疲れた。
断章の演出は陰険で効果的だ。最後のドタバタが笑える。

ラストの衝撃は凄いが、そんなに上手くいくかなあ。「乱心ならしかたないね」ではなく、「重役が乱心とは信用できない、幕府の直轄とする」となってもおかしくないだろう。
自分の一族が全員死刑になるのは覚悟の上か。本人はいいけど、巻き添えを食う幼児はたまったものではない。
武士に生まれなくてよかった。

原田甲斐の人物像が、盛り過ぎでわからない。野外生活のパートに違和感が残る。
主人公に魅力は感じないが、わき役たちのドラマが面白い。女性ではロリータの宇乃と野生児のふじこが可愛い。ヘタレな新八と淫乱なみやの関係が、だらしなくて好感が持てる。
腕力づくでやりたい放題だった柿崎六郎兵衛の顛末は、胸に迫るものがある。
本作には冒頭の登場人物表が不可欠だと思う。キャラクターが多い上に、偉い人は本名・役職名・治める土地の名前などで呼ばれる。ややこしい。筆致が達者なので、深刻な混乱はしなかったけど。
最初に読んだ周五郎作品が本書なら、おそらく一作で止めていただろう。他のを先に読んでおいてよかったよ。
樅ノ木は残った (上巻) (新潮文庫) Amazon書評・レビュー: 樅ノ木は残った (上巻) (新潮文庫)より
4101134014
No.136
(4pt)

期待通りの商品でした。

約束した日時に到着し、商品も問題なく、期待した通りの物でした。有難うございました。
樅ノ木は残った (下) (新潮文庫) Amazon書評・レビュー: 樅ノ木は残った (下) (新潮文庫)より
4101134669
No.135
(4pt)

期待通りの商品でした。

約束した日時に到着し、商品も問題なく、期待した通りの物でした。有難うございました。
樅ノ木は残った (下巻) (新潮文庫) Amazon書評・レビュー: 樅ノ木は残った (下巻) (新潮文庫)より
4101134022
No.134
(4pt)

樅ノ木は残った(下)

著者は、「伊達騒動」の中心人物として極悪人の烙印を押されてきた原田甲斐に対する従来の解釈をしりぞけ、幕府の大藩取り潰し計画に一身でたちむかった甲斐の、味方をも欺き、悪評にもめげず敢然と闘い抜く姿を感動的に描き出す。雄大な構想と斬新な歴史観のもとに旧来の評価を劇的に一変させ、孤独に耐えて行動する原田甲斐の人間味あふれる肖像を刻み上げた周五郎文学の代表作。
樅ノ木は残った (下) (新潮文庫) Amazon書評・レビュー: 樅ノ木は残った (下) (新潮文庫)より
4101134669
No.133
(4pt)

樅ノ木は残った(中)

幕府老中・酒井雅楽頭と伊達兵部とのあいだの六十二万石分与の密約。それが、伊達藩に内紛をひきおこし、藩内の乱れを理由に大藩を取り潰そうという幕府の罠であることを見抜いた原田甲斐は、藩内の悪評をも恐れず、兵部の懐に入りこむ。そして、江戸と国許につぎつぎひき起こされる陰謀奸策、幼君毒殺の計略をも未然に防ぎ、風前の灯となった伊達家安泰のため、ひたすら忍従を装う。
樅ノ木は残った (中) (新潮文庫) Amazon書評・レビュー: 樅ノ木は残った (中) (新潮文庫)より
4101134650
No.132
(4pt)

樅ノ木は残った(上)

仙台藩主・伊達綱宗、幕府から不作法の儀により逼塞を申しつけられる。明くる夜、藩士四名が「上意討ち」を口にする者たちによって斬殺される。いわゆる「伊達騒動」の始まりである。その背後に存在する幕府老中・酒井雅楽頭と仙台藩主一族・伊達兵部とのあいだの六十二万石分与の密約。この密約にこめられた幕府の意図を見抜いた宿老・原田甲斐は、ただひとり、いかに闘い抜いたのか。
樅ノ木は残った (上) (新潮文庫) Amazon書評・レビュー: 樅ノ木は残った (上) (新潮文庫)より
4101134642
No.131
(4pt)

樅ノ木は残った(下)

著者は、「伊達騒動」の中心人物として極悪人の烙印を押されてきた原田甲斐に対する従来の解釈をしりぞけ、幕府の大藩取り潰し計画に一身でたちむかった甲斐の、味方をも欺き、悪評にもめげず敢然と闘い抜く姿を感動的に描き出す。雄大な構想と斬新な歴史観のもとに旧来の評価を劇的に一変させ、孤独に耐えて行動する原田甲斐の人間味あふれる肖像を刻み上げた周五郎文学の代表作。
樅ノ木は残った (下巻) (新潮文庫) Amazon書評・レビュー: 樅ノ木は残った (下巻) (新潮文庫)より
4101134022
No.130
(4pt)

樅ノ木は残った(上)

仙台藩主・伊達綱宗、幕府から不作法の儀により逼塞を申しつけられる。明くる夜、藩士四名が「上意討ち」を口にする者たちによって斬殺される。いわゆる「伊達騒動」の始まりである。その背後に存在する幕府老中・酒井雅楽頭と仙台藩主一族・伊達兵部とのあいだの六十二万石分与の密約。この密約にこめられた幕府の意図を見抜いた宿老・原田甲斐は、ただひとり、いかに闘い抜いたのか。
樅ノ木は残った (上巻) (新潮文庫) Amazon書評・レビュー: 樅ノ木は残った (上巻) (新潮文庫)より
4101134014
No.129
(5pt)

孤独を認める強さ

ー人間はもともと弱いものだし、力のあらわれは一様ではない。鉄石の強さも強さ、雪に折れない竹の撓みも強さだ。ここで剛毅心をふるい起こすよりは、この虚しいもの淋しさを認めるほうが、おれにとっては強さであるかもしれないー

原田甲斐のこの言葉がとても心に響いた。

甲斐は伊達家存続のため孤独な闘いに挑んだ。孤独を耐え抜くと覚悟を決めたはずだったが、周防、七十郎、十左衛門、丹三郎といった心を通わせた仲間に先立たれ、周りは自分をつけ狙う敵だらけという現実に向き合わされた時、甲斐は心が折れそうになる。

しかしその淋しさを認め、悲壮な闘いの道を静かに歩んでいく甲斐の心の強さに感動を覚えた。
樅ノ木は残った (上) (新潮文庫) Amazon書評・レビュー: 樅ノ木は残った (上) (新潮文庫)より
4101134642
No.128
(5pt)

孤独を認める強さ

ー人間はもともと弱いものだし、力のあらわれは一様ではない。鉄石の強さも強さ、雪に折れない竹の撓みも強さだ。ここで剛毅心をふるい起こすよりは、この虚しいもの淋しさを認めるほうが、おれにとっては強さであるかもしれないー

原田甲斐のこの言葉がとても心に響いた。

甲斐は伊達家存続のため孤独な闘いに挑んだ。孤独を耐え抜くと覚悟を決めたはずだったが、周防、七十郎、十左衛門、丹三郎といった心を通わせた仲間に先立たれ、周りは自分をつけ狙う敵だらけという現実に向き合わされた時、甲斐は心が折れそうになる。

しかしその淋しさを認め、悲壮な闘いの道を静かに歩んでいく甲斐の心の強さに感動を覚えた。
樅ノ木は残った (上巻) (新潮文庫) Amazon書評・レビュー: 樅ノ木は残った (上巻) (新潮文庫)より
4101134014
No.127
(5pt)

伊達家安泰のため、味方も欺き、藩内の悪評にも耐えて戦い抜いた人物として蘇らせた傑作

従来の「伊達騒動」の解釈を翻し、極悪人の烙印を押されてきた原田甲斐に対して、伊達家安泰のため、味方も欺き、藩内の悪評にも耐えて戦い抜いた人物として蘇らせた傑作。不条理に対して自らの意思をどう貫くか、著者の調査力、構想力、描写力は見事であり、やはり不条理の世界に塗れていく中高年以降に読み、自分自身を振り返るよすがとしたい歴史小説の下巻。
樅ノ木は残った (下) (新潮文庫) Amazon書評・レビュー: 樅ノ木は残った (下) (新潮文庫)より
4101134669