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年下の男の子
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年下の男の子の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.61pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全7件 1~7 1/1ページ
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面白くできそうなテーマを非常に面白くなく書いた本。 文章自体がおかしいわけではないけど、これでプロが書いた本か、とがっかり。 リアリティのある設定なのにリアリティのない登場人物達。 何度も男性から誘われても、「何を考えてるか分からない」という感想ばかりの主人公。 いやいや、この状況で相手が何を考えてるか分からない女なんて、この世にいないでしょうよ。 こんな鈍くて相手の気持ちが分からないのに、仕事ができて会社では出世、しかも人が羨ましがるような男性が何人も群がってくるとか、失笑。 明らかに自分に言い寄っている男性を、特に理由もなく別の女性とくっつけようとしてみたり、少女漫画か!と突っ込みたくなったけど、少女漫画の方がよほど感情移入できる。 メインテーマであるはずの「年下の男の子」に対する葛藤も何もなく、何百ページもかけて、「こんなに年が離れてるのに」という事をグダグダ考えているだけ。 「何故こんな事をしてしまったのか分からない」と自称する場面も多いんだけど、読者から見れば「いやいやむしろ確信犯だろ、あざとい事しといて何しらばっくれてるんだよ」という状況。例えば、はっきりと自ら男を家に招き入れておいて、翌日「何がどうしてこうなったのかさっぱり分からない」 って・・・「何言ってんだ、こいつ」としか思えません。「分からない」とさえ書いておけば葛藤しているように見えるとでも思ってるんですかね、作者は。 主人公二人が付き合うようになって、本の厚みにして2ミリも経たないうちにもう別れ話で、ぐちゃぐちゃとなんだか綺麗事をあたかも自分も傷ついたという調子で語ってる主人公、結局は「年下が嫌」と言ってるだけとか、もう読んでて疲れます。何だこの女。(しかも、彼氏が年下だから起きた事件などはない。極めて順調なのに、主人公が一方的に文句たれてるだけ) ちなみに、題名になっている「年下の男の子」の方も特に魅力はないです。パッションがある分、主人公よりはマシだけど。 よくもまぁこんな内容で400ページも書きましたね。 こんなにバカバカしい本を買ったのは久しぶりです。 | ||||
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全体の流れとしてはいつも何かがあり、テンポは速くすすみます。 文章も読みにくくはないです。 ただ、これ恋愛小説なんですが、その部分がまったく面白くなかったです。 話もキャラクターもご都合主義で、乙女ゲーが好きでない人間はイライラさせられること必須です(それほど、主人公の性格と行動が乙女ゲーの主人公パターン化してます) 感性も昭和な感じがアリアリで(主人公が年上だからという意味ではなく、作者のです)古く感じます。 恋愛だけど、荒唐無稽なご都合主義が読みたかったら、漫画とかハーレークィーンとかのが楽しめるかな。 あと、重複した表現が2~3ページにおきに出てくるところもあり(連載なのでしょうがないのかな?)ウザイです。 | ||||
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読みやすく楽しめましたが、 晶子がネガティブ過ぎ、保守的過ぎるのに、いきなりラストに児島の実家に押しかけるところなど、 コメディだな。と思いました。 年上だからって、「幸せにします!」みたいな本来男性が言ってきたセリフを吐くなんてことないと思うんですけどねえ…. | ||||
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主人公がマイナス思考過ぎ、優柔不断、一番嫌いなタイプの女性で全く共感出来ない。13歳も年下の男性から本気で愛されるような魅力を全く感じられない。むしろダサささすら感じる。そんなに年齢差や世間体、常識を気にするなら「マジで」なんていう言葉を使わないで欲しい。とにかく、読んでいる間中イライラした。 | ||||
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私は晶子さんと同じ年の女性です。 一人暮らしに週末のDVD鑑賞、年末年始の過ごし方など37歳で独身女性の生活や感情がリアルに描写されています。 恋愛話は…平凡な37歳の女性が 芸能人のようなルックスで性格も申し分なく、早稲田卒業で入社一年目なのに仕事ができて、一人暮らしで家事もOK。女性を大切に扱うことのできる…現実にはありえないパーフェクトな23歳の男性に好意を寄せられる超夢物語ですね。 同世代の独身女性が読むなら現実逃避したい人にお勧めです。30歳以上で真剣に婚活している人は読まないほうがいいですね。 | ||||
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主人公の女性はバブル世代で就職難や低賃金などの苦渋を体験していない世代です。 人生で一度も月経周期が乱れたことがない、という描写もあり ぬるま湯な人生を過ごして来たことが推測されます。 そのような世代間格差を読みながら痛切に感じ非常にイライラしました。 彼女のねちねちと言い訳がましい心理描写も多いのもマイナスです。 23歳の男がこの女性に何故惹かれたのか理解に苦しいです。 この主人公に感情移入できるかがこの小説を楽しめるかのキーではないでしょうか。 | ||||
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まず、主人公二人に全く魅力がない。 年齢が女性37歳(38歳?)、男性23歳であるという他に何の特徴もないので、 感情移入するところがなく、物語に入り込めない。 また、恋愛小説(のはず)なのに、なぜだかロマンチックなところ、 エロティックなところが全然ない。 何年も恋愛していない女盛りの女性が、年下の男に熱烈に惚れられたというのに、 彼に初めて触れられた衝撃が、陶酔が、全然描かれていない! 「初回」のベッドシーンの描写すらない! さらには、「二人とも淡白でその後あんまり交渉しなかった」なんてある(!!) タイトルに『年下』との恋愛を謳っているぐらいなんだから、 読者は二人が如何に狂い合ったかを読みたいのよ? それをわが身に置換えて歓びにうち震えたいのよ?? レストランの料理の説明なんかより(それも大して芸がない)、 「彼」が「彼女」をどんな風に料理して食べたか、味はどうだったのか、詳しく描いて下さい。 食事の時も、二人にさかんに会話させているものの、文学的な芸が全くない。 また話し言葉に品がない。彼の「・・・っすよ」も聞き苦しく、彼女の女友達も下品。 仕事の話も不必要に長い。 ベッドだけでなく、二人の心が近づき、触れ合いからみ合うまでの過程も描けていない。 年下の彼と疎遠になった後、ヒロインに接近する年上の上司とのことも、 これっぽっちも色っぽいところがない。 何より感じが悪いのは、ヒロインと同年輩の友人たちが、「あたしらの年齢でそんな若者を 相手にするなんてあり得ない」的な発言をし、また当人も何かと年齢を気にしすぎるところ。 今時、女が一回り上ぐらいのカップルはいくらでもいますし、37歳なんて女盛りじゃない! そもそも冗長すぎる。この内容なら、1/4の長さの短編でも長すぎるぐらい。 一言で言って、「恋愛」小説になれていないし、単に小説としても面白くない。 「年下の男の子」との恋愛小説が読みたかったら、内田春菊、山崎ナオコーラ、田辺聖子、 瀬戸内晴美、なんならスタンダールや大岡昇平など、もっと芸のある作品がいくらもあります。 ドラマ『セカンドバージン』も小説化されているそうですし。 ほかの作品にあたることをおすすめします。 | ||||
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