青の炎

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評判

青の炎の評価:

4.14/5点 レビュー 362件。 A ランク

Amazon書評・レビュー点数毎のグラフです

平均点4.14pt

Amazonレビュー一覧

Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全720件 421〜440 22/36ページ
No.300
(5pt)

ラスト以降を想像してみた

トラックの運ちゃんの、見事なハンドルさばきで衝突を免れたかもしれない。そして主人公は命を取り留め、逮捕され、世間を騒がせる。そして刑を終え、家族に迎えられ、ヒロインと結ばれる。めでたしめでたし。
こんなことでも考えてないと、かわいそうでしかたがない。
青の炎 (角川文庫) Amazon書評・レビュー: 青の炎 (角川文庫)より
4041979064
No.299
(5pt)

自分の読書人生の始まり

私は高校1年生の頃にこの本を読みました。
学校の図書室で偶然見つけ、授業中読み始めると、少年は誰を殺害しようと思っているのか、少年はこれからどんな道を歩むのか、気になって仕方なくなり、授業が終わって、真っ先に本屋へ走ったのを昨日の事のように思い出します。
それから本を読む楽しさに目覚め、他の作家さんの本も読むようになり、自分の読書好きが始まりました。

24歳になった今までも何度も読み返しました。
最初は少年に対するやるせない気持ち、少年の最後の選択、悲しくて仕方ありませんでした。読んでは読んでは悲しさに浸っていました。

でも何度となく読み返すうちに、少年は、本当に悲しい犯罪者の一言で片付けられる存在なのかどうか疑問に思って来ます。
何万円もお金をかけた法医学書に、実験、シミュレーションなど、完全犯罪を犯そうとしているにしても、何だかそれらが彼にとって一つの娯楽のように思えてしまうのです。

守るために友達を裏切り、罪を重ね、ゲームに失敗し、電源を落とすように強制終了してしまう彼自身の人生。その理由さえ、そうしたほうが自分が一番楽だから。
誰か一人でも幸せになれたんでしょうか?私は首を縦に振る事はできません。

この一冊は、これからも何度も読み返すうちに少年の心理に近づき、掴もうとしてもまた遠ざかるを繰り返すのだと思います。
青の炎 Amazon書評・レビュー: 青の炎より
4048731955
No.298
(5pt)

自分の読書人生の始まり

私は高校1年生の頃にこの本を読みました。
学校の図書室で偶然見つけ、授業中読み始めると、少年は誰を殺害しようと思っているのか、少年はこれからどんな道を歩むのか、気になって仕方なくなり、授業が終わって、真っ先に本屋へ走ったのを昨日の事のように思い出します。
それから本を読む楽しさに目覚め、他の作家さんの本も読むようになり、自分の読書好きが始まりました。

24歳になった今までも何度も読み返しました。
最初は少年に対するやるせない気持ち、少年の最後の選択、悲しくて仕方ありませんでした。読んでは読んでは悲しさに浸っていました。

でも何度となく読み返すうちに、少年は、本当に悲しい犯罪者の一言で片付けられる存在なのかどうか疑問に思って来ます。
何万円もお金をかけた法医学書に、実験、シミュレーションなど、完全犯罪を犯そうとしているにしても、何だかそれらが彼にとって一つの娯楽のように思えてしまうのです。

守るために友達を裏切り、罪を重ね、ゲームに失敗し、電源を落とすように強制終了してしまう彼自身の人生。その理由さえ、そうしたほうが自分が一番楽だから。
誰か一人でも幸せになれたんでしょうか?私は首を縦に振る事はできません。

この一冊は、これからも何度も読み返すうちに少年の心理に近づき、掴もうとしてもまた遠ざかるを繰り返すのだと思います。
青の炎 (角川文庫) Amazon書評・レビュー: 青の炎 (角川文庫)より
4041979064
No.297
(5pt)

心情、風景描写が秀逸

これほどまでに主人公の気持ちに入り込める作品は読んだことがありませんでした。
次にどんな結末が待っているのだろうと鼓動の高まりを感じつつページをめくりました。

内容は主人公の家庭を乱す者が現れ、それとの争いを通じて主人公がどう変わっていくのか
というものですが、最後のあたりにはもし自分がこうなれば、と思いを巡らせるようになり
なかなか読み進めることができませんでした。

この物語は事件の当事者側からの視点で描かれており心情描写もさることながら
湘南の海の描写が個人的には印象的でした。

本格派推理小説と言って申し分ない作品です。読んで損はしないと思いますよ。
青の炎 Amazon書評・レビュー: 青の炎より
4048731955
No.296
(5pt)

心情、風景描写が秀逸

これほどまでに主人公の気持ちに入り込める作品は読んだことがありませんでした。
次にどんな結末が待っているのだろうと鼓動の高まりを感じつつページをめくりました。

内容は主人公の家庭を乱す者が現れ、それとの争いを通じて主人公がどう変わっていくのか
というものですが、最後のあたりにはもし自分がこうなれば、と思いを巡らせるようになり
なかなか読み進めることができませんでした。

この物語は事件の当事者側からの視点で描かれており心情描写もさることながら
湘南の海の描写が個人的には印象的でした。

本格派推理小説と言って申し分ない作品です。読んで損はしないと思いますよ。
青の炎 (角川文庫) Amazon書評・レビュー: 青の炎 (角川文庫)より
4041979064
No.295
(5pt)

高校生が主人公のクライムノベル

黒い家で貴志ワールドに触れた私ですが、本書も読みやすい文章と先の気になる展開で、あっという間に読み終わってしまいました。作中にエロゲーやネットの話題が出て来たのには驚きます(本書の発売は20世紀)
 
 着々と犯罪に手を染めながらも、紀子とのやりとりでは甘酸っぱい青春を描く。ストーリーの強弱がはっきりとしていて、飽きることはまったくなかったです。
青の炎 Amazon書評・レビュー: 青の炎より
4048731955
No.294
(5pt)

高校生が主人公のクライムノベル

黒い家で貴志ワールドに触れた私ですが、本書も読みやすい文章と先の気になる展開で、あっという間に読み終わってしまいました。作中にエロゲーやネットの話題が出て来たのには驚きます(本書の発売は20世紀)
 
 着々と犯罪に手を染めながらも、紀子とのやりとりでは甘酸っぱい青春を描く。ストーリーの強弱がはっきりとしていて、飽きることはまったくなかったです。
青の炎 (角川文庫) Amazon書評・レビュー: 青の炎 (角川文庫)より
4041979064
No.293
(4pt)

完璧な作品。だが…

この作品ほど、読んでいて主人公に共感できた話は読んだことがない。

一部のレビューを見ると、感情移入できない、頭が良すぎる云々書いてあるが、はっきり言わせてもらうとそういう人は「並」な人間だと思う。

社会は「異常」な人間を受け入れ難い。「並」を好むから。これが世の常だ。

故に評価は低くなると思っていたが、まさか逆とは

これが皆櫛森のような高校生を受け入れてならまだしもそうじゃない(と思われる)から呆れる。




作品に関しては、内容・描写・心理・流れ…全てにおいて完璧と言える。

ただ、1つ問題点を挙げるなら、殺害方法を複雑にし過ぎたこと。 もっとシンプルな方がいい。

これは櫛森に対しても言える。 完全犯罪はシンプルな方がやり易い。

まぁ、そんなこと書いたら真似されて後々問題になってしまうかもしれないが。
青の炎 Amazon書評・レビュー: 青の炎より
4048731955
No.292
(4pt)

完璧な作品。だが…

この作品ほど、読んでいて主人公に共感できた話は読んだことがない。

一部のレビューを見ると、感情移入できない、頭が良すぎる云々書いてあるが、はっきり言わせてもらうとそういう人は「並」な人間だと思う。

社会は「異常」な人間を受け入れ難い。「並」を好むから。これが世の常だ。

故に評価は低くなると思っていたが、まさか逆とは

これが皆櫛森のような高校生を受け入れてならまだしもそうじゃない(と思われる)から呆れる。




作品に関しては、内容・描写・心理・流れ…全てにおいて完璧と言える。

ただ、1つ問題点を挙げるなら、殺害方法を複雑にし過ぎたこと。 もっとシンプルな方がいい。

これは櫛森に対しても言える。 完全犯罪はシンプルな方がやり易い。

まぁ、そんなこと書いたら真似されて後々問題になってしまうかもしれないが。
青の炎 (角川文庫) Amazon書評・レビュー: 青の炎 (角川文庫)より
4041979064
No.291
(4pt)

心が揺さぶられました。

ちょっと賢い高校生が、母親と妹のために殺人を犯すのだが、その過程が
ゲームっぽい感じなので、随分とライトな小説だなというのが前半部分を
読んでの感想。
ところが二人目の殺人を犯した辺りから様相は一変する。出来れば、殺人
を犯した前の時点に戻りたいという主人公の思いに、読んでいて、物凄く
大きなやるせなさや切なさを感じ、主人公の親にでもなったかのように苦悩
してしまう。
最後はあまりにも虚しくて悲しくて、自分の心にポッカリと大きな穴が空
いてしまった。まさかここまで心が揺さぶられる小説とは思いもよらなかった。

青の炎 Amazon書評・レビュー: 青の炎より
4048731955
No.290
(4pt)

心が揺さぶられました。

ちょっと賢い高校生が、母親と妹のために殺人を犯すのだが、その過程が
ゲームっぽい感じなので、随分とライトな小説だなというのが前半部分を
読んでの感想。
ところが二人目の殺人を犯した辺りから様相は一変する。出来れば、殺人
を犯した前の時点に戻りたいという主人公の思いに、読んでいて、物凄く
大きなやるせなさや切なさを感じ、主人公の親にでもなったかのように苦悩
してしまう。
最後はあまりにも虚しくて悲しくて、自分の心にポッカリと大きな穴が空
いてしまった。まさかここまで心が揺さぶられる小説とは思いもよらなかった。

青の炎 (角川文庫) Amazon書評・レビュー: 青の炎 (角川文庫)より
4041979064
No.289
(4pt)

気づくと梯子を外されている

社会を舐め、自分の知性を過信したナルシストが、完全犯罪の梯子を上っていく。犯罪を成し遂げ、さて梯子を降りようして、既に梯子が外されているのに気づく。その瞬間の絶望・・・。

「悪の経典」や「模倣犯」

に似た味わいの良作。梯子が外れる瞬間は鳥肌が立ちます。
青の炎 Amazon書評・レビュー: 青の炎より
4048731955
No.288
(4pt)

気づくと梯子を外されている

社会を舐め、自分の知性を過信したナルシストが、完全犯罪の梯子を上っていく。犯罪を成し遂げ、さて梯子を降りようして、既に梯子が外されているのに気づく。その瞬間の絶望・・・。

「悪の経典」や「模倣犯」

に似た味わいの良作。梯子が外れる瞬間は鳥肌が立ちます。
青の炎 (角川文庫) Amazon書評・レビュー: 青の炎 (角川文庫)より
4041979064
No.287
(3pt)

まあまあ

ラストの方もけっこう面白かったんだけど、最後の最後が駄目。トラックの運転手が可哀想すぎる。ただの自己中だったみたいな終わり方になって後味が悪い。最後の2行ぐらいなんで作品の評価が落ちるほどのことでもないんだけど。
青の炎 Amazon書評・レビュー: 青の炎より
4048731955
No.286
(3pt)

まあまあ

ラストの方もけっこう面白かったんだけど、最後の最後が駄目。トラックの運転手が可哀想すぎる。ただの自己中だったみたいな終わり方になって後味が悪い。最後の2行ぐらいなんで作品の評価が落ちるほどのことでもないんだけど。
青の炎 (角川文庫) Amazon書評・レビュー: 青の炎 (角川文庫)より
4041979064
No.285
(5pt)

ミステリーの傑作

櫛森秀一は湘南の高校に通う17歳。

女手一つで家計を担う母と素直で明るい妹と3人暮らし。

その平和な家庭を踏みにじる闖入者が現れた。

母が10年前に再婚しすぐ別れた曾根だった。

曾根は秀一の家に居座り、母の体のみならず妹にまで手を出そうとする。

警察も法律も家族の幸せを取り戻してくれない。

秀一は曾根を葬り去ることを決意する...。



曾根を葬り去るためにはどうすればいいか一人で考える秀一。

それも殺人ではなく病死や事故死に見せかけられる方法。

そしてある方法で曾根を葬り去ることに成功した秀一だが...

ある同級生に曾根殺しの真実を知られてしまい弱みを握られてしまう。

そして次に秀一が考えた方法とは....。



この本は犯人の秀一の目線から書かれているので、すごく面白い。

秀一が家族を守る為に一人で悩み行動する姿は苦しい。

この話は嵐の二宮和也主演で映画化されました。

映画も小説もどちらもおススメですが、小説のほうが秀一の苦悩が詳しく描かれています。

読んでいて苦しくなりますが.....。

推理小説やミステリー系が好きな方にはぜひ読んでほしい1冊です

青の炎 Amazon書評・レビュー: 青の炎より
4048731955
No.284
(5pt)

ミステリーの傑作

櫛森秀一は湘南の高校に通う17歳。

女手一つで家計を担う母と素直で明るい妹と3人暮らし。

その平和な家庭を踏みにじる闖入者が現れた。

母が10年前に再婚しすぐ別れた曾根だった。

曾根は秀一の家に居座り、母の体のみならず妹にまで手を出そうとする。

警察も法律も家族の幸せを取り戻してくれない。

秀一は曾根を葬り去ることを決意する...。



曾根を葬り去るためにはどうすればいいか一人で考える秀一。

それも殺人ではなく病死や事故死に見せかけられる方法。

そしてある方法で曾根を葬り去ることに成功した秀一だが...

ある同級生に曾根殺しの真実を知られてしまい弱みを握られてしまう。

そして次に秀一が考えた方法とは....。



この本は犯人の秀一の目線から書かれているので、すごく面白い。

秀一が家族を守る為に一人で悩み行動する姿は苦しい。

この話は嵐の二宮和也主演で映画化されました。

映画も小説もどちらもおススメですが、小説のほうが秀一の苦悩が詳しく描かれています。

読んでいて苦しくなりますが.....。

推理小説やミステリー系が好きな方にはぜひ読んでほしい1冊です

青の炎 (角川文庫) Amazon書評・レビュー: 青の炎 (角川文庫)より
4041979064
No.283
(5pt)

倒叙形式の最高傑作

主人公の殺人を倒叙形式で描いている。
主人公のおかれた状況から、主人公に感情移入できすぎてしまう。
また実在する地名を使うなど状況描写のうまさ、登場人物がが絶妙で
本当に起こったのかと思うくらいリアリティがある作品となっている。
涙なしには読めないし、人はどうして殺してはいけないのかという問いになっているような気もする。

青の炎 Amazon書評・レビュー: 青の炎より
4048731955
No.282
(5pt)

倒叙形式の最高傑作

主人公の殺人を倒叙形式で描いている。
主人公のおかれた状況から、主人公に感情移入できすぎてしまう。
また実在する地名を使うなど状況描写のうまさ、登場人物がが絶妙で
本当に起こったのかと思うくらいリアリティがある作品となっている。
涙なしには読めないし、人はどうして殺してはいけないのかという問いになっているような気もする。

青の炎 (角川文庫) Amazon書評・レビュー: 青の炎 (角川文庫)より
4041979064
No.281
(5pt)

もう5回以上読んだ

この小説の読みどころは、殺人を犯した後の秀一の心理描写に尽きる。

最初の殺人は綿密な計画を立て、圧倒的な行動力で強制終了させることに成功する。しかし、友人に犯行がばれた後の主人公はそこら辺の少年犯罪の加害者のように軽い殺人を犯す。ここら辺からの秀一の不安、後悔、焦り、虚無感などの記述は、殺人の重さを深く読者に訴える。更には、秀一の家族を守るはずの行動が、結果的に家族を苦しめることになるのは皮肉的です。

主題が殺人の重さということにあるのなら、成功した作品だと思う。
青の炎 Amazon書評・レビュー: 青の炎より
4048731955