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宋の検屍官 中国法医学事件簿



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【この小説が収録されている参考書籍】
宋の検屍官―中国法医学事件簿

宋の検屍官 中国法医学事件簿の評価: 4.00/5点 レビュー 4件。 -ランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点4.00pt


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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全2件 1~2 1/1ページ
No.2:
(5pt)

とても良かった。

現代とは違って科学捜査は一切ないが、その時代の知恵と観察で事件を解決するさまが面白かった。
宋の検屍官―中国法医学事件簿Amazon書評・レビュー:宋の検屍官―中国法医学事件簿より
4396631553
No.1:
(5pt)

死体調べも中国は一流!?

川田弥一郎の”時代検屍シリーズ”。宋の時代の検屍官・方淵之が、その知識と経験を生かし、死体から全てを解き明かす!短編集。どちらも死体から始まるのは同じだが、アーロン・エルキンズのスケルトン探偵(人類学教授)がどんな骨のかけらからも事件を再構成できる天才とすれば、この検屍シリーズは、ある意味「最大の物証」である死体を徹底的に調べまくって見事に真相を探り当てる。作者が医者でもあることもあって描写は正確。実際に検屍をしてみると、当初の予測とは全く違った展開になる・・・というのがパターンだ。この短編集を読んで初めて、宋の時代が非常に検屍術の発達していた時代だと知った。それならさぞ書きがいもあるだろう。(恐らく、作者は中国ものの時代ミステリの最高傑作「デー判事シリーズ」にも何らかの形で目を通していると思われる描写が散見されるが、これは、『宋の検屍官』が先行作品の上にきちんと構成された作品であることの証拠であり、好もしい。)医学ミステリの大家という感のあるこの著者の、同じ「検屍してみると・・・シリーズ(?)」は、時代ものでは『平安朝の検屍官』『江戸の検屍官』に、江戸期の女医者おげんを主人公としたもの、はてまた『モダン東京の検屍官』とネタは尽きないようだ。推理小説は好きだけど死体ばっかり見ているのはダメ!という人も、読めないことはないだろうと思う。
宋の検屍官―中国法医学事件簿Amazon書評・レビュー:宋の検屍官―中国法医学事件簿より
4396631553

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