閉鎖病棟

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評判

閉鎖病棟の評価:

4.32/5点 レビュー 133件。 B ランク

Amazon書評・レビュー点数毎のグラフです

平均点4.32pt

Amazonレビュー一覧

Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全220件 181〜200 10/11ページ
No.40
(4pt)

上手い…

久々に上手い小説を読んだ…と思いました。
読み始めはちょっとこれは古い本かな、と思いましたが読んでいるうちに、
深くのめりこんでいきました。一人一人の人生が、泥臭くてとてもいとおしい。
風景描写も多いのに、すんなりと頭に入ってきて像を結びます。
登場人物の視点から書いている?からでしょうか。
後半、殺人事件などなくても、
人々の人生を追いかけて読んでいるだけでも個人的には満足でした。
全体通して、灰谷健次郎氏に通じるような視線の優しさを感じました。
閉鎖病棟―Closed Ward Amazon書評・レビュー: 閉鎖病棟―Closed Wardより
4103314079
No.39
(4pt)

上手い…

久々に上手い小説を読んだ…と思いました。
読み始めはちょっとこれは古い本かな、と思いましたが読んでいるうちに、
深くのめりこんでいきました。一人一人の人生が、泥臭くてとてもいとおしい。
風景描写も多いのに、すんなりと頭に入ってきて像を結びます。
登場人物の視点から書いている?からでしょうか。
後半、殺人事件などなくても、
人々の人生を追いかけて読んでいるだけでも個人的には満足でした。
全体通して、灰谷健次郎氏に通じるような視線の優しさを感じました。
閉鎖病棟 (新潮文庫) Amazon書評・レビュー: 閉鎖病棟 (新潮文庫)より
4101288070
No.38
(4pt)

陽のあたる場所へ

冒頭でばらばらに紹介された人々が、そこに集まってきていた。入院してから三十年を刻む人もいる。昔ながらの精神病院が舞台だ。
淡々とした筆致は読みやすく、小説だということを忘れる。作者の文章力も高いのだと思うが、作者をインスパイアした、実際の数々の患者達の人生に重みを感じた。登場する患者の親達の描写に胸を打たれた。
世代交代が進む中、戦争を経験した人は少なくなってきていると思うし、このような病院の景色もいずれやがては失われ行く景色の一つであってほしい。病院を終の棲家とすることも、一種の治外法権となることも。
主人公格のチュウさんに、若い女医が語る場面に、時代の変化は如実に表れている。薬物療法の進化と法制面の整備など、いささか偽善的であったとしても。
精神科の病気の治るとはどういうことか。秀丸さんの手紙には、作者の理想や希望が託されているのだろう。
閉鎖病棟―Closed Ward Amazon書評・レビュー: 閉鎖病棟―Closed Wardより
4103314079
No.37
(4pt)

陽のあたる場所へ

冒頭でばらばらに紹介された人々が、そこに集まってきていた。入院してから三十年を刻む人もいる。昔ながらの精神病院が舞台だ。
淡々とした筆致は読みやすく、小説だということを忘れる。作者の文章力も高いのだと思うが、作者をインスパイアした、実際の数々の患者達の人生に重みを感じた。登場する患者の親達の描写に胸を打たれた。
世代交代が進む中、戦争を経験した人は少なくなってきていると思うし、このような病院の景色もいずれやがては失われ行く景色の一つであってほしい。病院を終の棲家とすることも、一種の治外法権となることも。
主人公格のチュウさんに、若い女医が語る場面に、時代の変化は如実に表れている。薬物療法の進化と法制面の整備など、いささか偽善的であったとしても。
精神科の病気の治るとはどういうことか。秀丸さんの手紙には、作者の理想や希望が託されているのだろう。
閉鎖病棟 (新潮文庫) Amazon書評・レビュー: 閉鎖病棟 (新潮文庫)より
4101288070
No.36
(4pt)

人間模様しみじみ

精神病院を舞台に、そこに生きる患者の様々な人間模様を描く小説。月並みな言葉だが、人間の人生は色々なものがあるとしみじみ考えさせられる。
特に感心するのは、作者が大勢の登場人物の一人一人にその人生を細やかに描いていること、そして、淡々とした語り口のストーリー展開と各人物の感情描写が実に自然に感じられることである。
この小説の出だしは実に暗い。が、読み進めるうちに何か暖かいものが感じられる。終末の展開は心が救われた思いになり、「この小説読んで良かったな」との気持ちがじわっと湧いてくる。
この小説は大変素晴らしい作品。僕の場合、「人間模様」のジャンルは本来あまり好みでないため、評価を星4としたが、実はこの作品これで2回読んだ。
閉鎖病棟―Closed Ward Amazon書評・レビュー: 閉鎖病棟―Closed Wardより
4103314079
No.35
(4pt)

人間模様しみじみ

精神病院を舞台に、そこに生きる患者の様々な人間模様を描く小説。月並みな言葉だが、人間の人生は色々なものがあるとしみじみ考えさせられる。
特に感心するのは、作者が大勢の登場人物の一人一人にその人生を細やかに描いていること、そして、淡々とした語り口のストーリー展開と各人物の感情描写が実に自然に感じられることである。
この小説の出だしは実に暗い。が、読み進めるうちに何か暖かいものが感じられる。終末の展開は心が救われた思いになり、「この小説読んで良かったな」との気持ちがじわっと湧いてくる。
この小説は大変素晴らしい作品。僕の場合、「人間模様」のジャンルは本来あまり好みでないため、評価を星4としたが、実はこの作品これで2回読んだ。
閉鎖病棟 (新潮文庫) Amazon書評・レビュー: 閉鎖病棟 (新潮文庫)より
4101288070
No.34
(5pt)

人間の真髄・社会の本質を垣間見た

一度読み、途中で重くなり本を閉じた。そして数ヶ月後、改めて読破!!
やはり内容が深いため軽々しくは読めないが、読み応えが十分ありました。
読み終えた感想は一言で言うと、じわじわと深い感動☆
主人公達の人間模様が手に取るように分かり、感情移入が出来ました。
作品からは“人間の真髄”を感じることができ、
閉ざされた空間中から”社会の本質”を垣間見ることができる生きた作品でした。
一年後の目標をもつことを知らず、未来を描けない生活をしている患者。
社会的への行き場がなく入院をしている患者。
特殊な世界の中でも、やはり人間の繋がり、友情があるということ。
色々なことを感じました。
ぜひ一度この世界を味わってほしい。
人間の見方、社会の見方が広がると思います。
私はまた暫くたってから読んでみたいと思っています。
また今とは違った感覚をもつかもしれないから。
閉鎖病棟―Closed Ward Amazon書評・レビュー: 閉鎖病棟―Closed Wardより
4103314079
No.33
(5pt)

人間の真髄・社会の本質を垣間見た

一度読み、途中で重くなり本を閉じた。そして数ヶ月後、改めて読破!!
やはり内容が深いため軽々しくは読めないが、読み応えが十分ありました。
読み終えた感想は一言で言うと、じわじわと深い感動☆
主人公達の人間模様が手に取るように分かり、感情移入が出来ました。
作品からは“人間の真髄”を感じることができ、
閉ざされた空間中から”社会の本質”を垣間見ることができる生きた作品でした。
一年後の目標をもつことを知らず、未来を描けない生活をしている患者。
社会的への行き場がなく入院をしている患者。
特殊な世界の中でも、やはり人間の繋がり、友情があるということ。
色々なことを感じました。
ぜひ一度この世界を味わってほしい。
人間の見方、社会の見方が広がると思います。
私はまた暫くたってから読んでみたいと思っています。
また今とは違った感覚をもつかもしれないから。
閉鎖病棟 (新潮文庫) Amazon書評・レビュー: 閉鎖病棟 (新潮文庫)より
4101288070
No.32
(4pt)

大変勉強になる一冊

心理学、精神医学を学ぶ人はもちろんのこと、学生やふとタイトルが目に留まっただけの人にも是非読んでほしい一冊。 専門的な知識がわかりやすくちりばめられており、読者は小説を楽しみながら近代の精神科事情に触れることが出来るだろう。作中では「精神分裂病」という言葉が用いられているが、現在では名称が「統合失調症」に改められている。しかしそんな言葉狩りがいかに無意味か、この作品を読むことで伝わってくるのではないかと思う。重い(とされている)テーマのわりには読みやすく、読後感も悪くない。ただ他のレビューで言われているような「泣ける」作品ではないと感じた。冒頭から手術シーンが入るため、手に取って数文読んだだけでは棚に戻したくなるような重さを感じさせる。内容が良いだけに、この冒頭だけが少し気にかかった。
閉鎖病棟―Closed Ward Amazon書評・レビュー: 閉鎖病棟―Closed Wardより
4103314079
No.31
(4pt)

大変勉強になる一冊

心理学、精神医学を学ぶ人はもちろんのこと、学生やふとタイトルが目に留まっただけの人にも是非読んでほしい一冊。 専門的な知識がわかりやすくちりばめられており、読者は小説を楽しみながら近代の精神科事情に触れることが出来るだろう。作中では「精神分裂病」という言葉が用いられているが、現在では名称が「統合失調症」に改められている。しかしそんな言葉狩りがいかに無意味か、この作品を読むことで伝わってくるのではないかと思う。重い(とされている)テーマのわりには読みやすく、読後感も悪くない。ただ他のレビューで言われているような「泣ける」作品ではないと感じた。冒頭から手術シーンが入るため、手に取って数文読んだだけでは棚に戻したくなるような重さを感じさせる。内容が良いだけに、この冒頭だけが少し気にかかった。
閉鎖病棟 (新潮文庫) Amazon書評・レビュー: 閉鎖病棟 (新潮文庫)より
4101288070
No.30
(5pt)

現実の「精神科病院」内部の実態は言葉に言い表せないむごい状態であることそ忘れないでく

精神病院を「精神科病院]と読み方をかえたら、世間の人の見方は変わるであろうと考え、実行した「精神医療関係者諸氏」が存在していることを知ってこの本を読んでください。
『精神病院』の内実変わらず。このことを決して忘れないでください。
そして、この作品を夢物語として楽しく読みましょう。この中で、描かれている様々な内容は、すべてありうることです。しかし、九州のこの病院は患者さんがしっかりしていて、生きるすべを知っている。おのれの生き方を生きてゆくために、病者と言われながらも生きていく。仲間意識の強さ。この迫力。さすがハハキギ氏です。
最後は、明るく締めくくる、甘すぎる結論。ここから希望が見えるようですが、現実の日本の精神病患者対策は日々、きびしくなり、精神障害者差別は厳しくなっている、それが現実です。
閉鎖病棟―Closed Ward Amazon書評・レビュー: 閉鎖病棟―Closed Wardより
4103314079
No.29
(5pt)

現実の「精神科病院」内部の実態は言葉に言い表せないむごい状態であることそ忘れないでく

精神病院を「精神科病院]と読み方をかえたら、世間の人の見方は変わるであろうと考え、実行した「精神医療関係者諸氏」が存在していることを知ってこの本を読んでください。
『精神病院』の内実変わらず。このことを決して忘れないでください。
そして、この作品を夢物語として楽しく読みましょう。この中で、描かれている様々な内容は、すべてありうることです。しかし、九州のこの病院は患者さんがしっかりしていて、生きるすべを知っている。おのれの生き方を生きてゆくために、病者と言われながらも生きていく。仲間意識の強さ。この迫力。さすがハハキギ氏です。
最後は、明るく締めくくる、甘すぎる結論。ここから希望が見えるようですが、現実の日本の精神病患者対策は日々、きびしくなり、精神障害者差別は厳しくなっている、それが現実です。
閉鎖病棟 (新潮文庫) Amazon書評・レビュー: 閉鎖病棟 (新潮文庫)より
4101288070
No.28
(5pt)

いろいろな人生を『感じて』ください。

医師が質問する…『あなたはどのような病気なのですか?』
…答えられずに、うつむく…
医師が言う…『それでいいんです』
この描写、すごいですね。
これだけのやりとりの中で医師の力量と寛解状態の患者さんをみごとに表現しています。
自分に起こることに精一杯になっている日常では ついつい忘れてしまっているのですが、 
この作品の登場人物の描写を追いかけると 人の数だけいろいろな人生があるのだ/
ひとりの人間の人生にもいろいろあるのだ、とあらためて思い起こさせてくれます。
いろいろな人生を『感じて』ください。
私たちの間に『壁』はありません。
閉鎖病棟―Closed Ward Amazon書評・レビュー: 閉鎖病棟―Closed Wardより
4103314079
No.27
(5pt)

いろいろな人生を『感じて』ください。

医師が質問する…『あなたはどのような病気なのですか?』
…答えられずに、うつむく…
医師が言う…『それでいいんです』
この描写、すごいですね。
これだけのやりとりの中で医師の力量と寛解状態の患者さんをみごとに表現しています。
自分に起こることに精一杯になっている日常では ついつい忘れてしまっているのですが、 
この作品の登場人物の描写を追いかけると 人の数だけいろいろな人生があるのだ/
ひとりの人間の人生にもいろいろあるのだ、とあらためて思い起こさせてくれます。
いろいろな人生を『感じて』ください。
私たちの間に『壁』はありません。
閉鎖病棟 (新潮文庫) Amazon書評・レビュー: 閉鎖病棟 (新潮文庫)より
4101288070
No.26
(5pt)

名作

ストーリー、文章力、緻密で繊細な描写、よく練られた人物像、小説の魅力を余すところなく捉えているすばらしい作品だと思います。
この作品は精神病院という狭い空間を舞台としていながら、それが社会や私たちの意識に投げかける問題はとても広い。精神医療をめぐる不条理な現実、多様性を秘めた人格でありながら「精神病者」というレッテルで一くくりにされ、それ以外の存在であることを許されない患者たちの悲しさ、彼らに対する世人の偏見、そして人と人のつながりとは何なのか、人が人を想うとは何なのか、こうした事柄を深く、強く、考え、胸に刻み込まずにはいられない作品です。
著者は、大げさな誇張や過度に哀れむような表現を用いず、静かな筆致で等身大の患者たちを描き出そうとしたのでしょう。それでいてその心底には限りなくやさしいヒューマニズムの精神がある。「感動」という安っぽい言葉で飾りたくないほど深く胸をうつ作品です。
閉鎖病棟―Closed Ward Amazon書評・レビュー: 閉鎖病棟―Closed Wardより
4103314079
No.25
(5pt)

名作

ストーリー、文章力、緻密で繊細な描写、よく練られた人物像、小説の魅力を余すところなく捉えているすばらしい作品だと思います。
この作品は精神病院という狭い空間を舞台としていながら、それが社会や私たちの意識に投げかける問題はとても広い。精神医療をめぐる不条理な現実、多様性を秘めた人格でありながら「精神病者」というレッテルで一くくりにされ、それ以外の存在であることを許されない患者たちの悲しさ、彼らに対する世人の偏見、そして人と人のつながりとは何なのか、人が人を想うとは何なのか、こうした事柄を深く、強く、考え、胸に刻み込まずにはいられない作品です。
著者は、大げさな誇張や過度に哀れむような表現を用いず、静かな筆致で等身大の患者たちを描き出そうとしたのでしょう。それでいてその心底には限りなくやさしいヒューマニズムの精神がある。「感動」という安っぽい言葉で飾りたくないほど深く胸をうつ作品です。
閉鎖病棟 (新潮文庫) Amazon書評・レビュー: 閉鎖病棟 (新潮文庫)より
4101288070
No.24
(5pt)

感動・感動感涙でした。

最初友人から借りて読みましたが、自分も鬱病の状態だったせいもあり、ラストは喫茶店の中で涙があふれて止まりませんでした。本が涙でぐちゃぐちゃになったので返すために買いました。自分の今まで読んだ本の中でベスト5に入ります。とにかく感動ものです。
閉鎖病棟―Closed Ward Amazon書評・レビュー: 閉鎖病棟―Closed Wardより
4103314079
No.23
(5pt)

感動・感動感涙でした。

最初友人から借りて読みましたが、自分も鬱病の状態だったせいもあり、ラストは喫茶店の中で涙があふれて止まりませんでした。本が涙でぐちゃぐちゃになったので返すために買いました。自分の今まで読んだ本の中でベスト5に入ります。とにかく感動ものです。
閉鎖病棟 (新潮文庫) Amazon書評・レビュー: 閉鎖病棟 (新潮文庫)より
4101288070
No.22
(4pt)

無意識に他者を差別している怖さ。

タイトルの通り精神病棟が舞台である。重い過去に縛り付けられる患者たち。その中で起こった事件は、あまりにもむなしく悲しい。しかし著者の視点は優しさに満ちている。これは、患者の視点から描くスタイルを取っているが、最後は著者の人間愛が表現されているだろう。それなのに、なぜ、こんなにすっきりしないのか。人にも拠ると思うが、私自身は、精神病者を無意識に差別していたことに気がついて、愕然としたのだった。知り合いに同じような境遇の人がいて、私は彼の事を差別していないと思い込んでいた。間違いだったように思う。
閉鎖病棟―Closed Ward Amazon書評・レビュー: 閉鎖病棟―Closed Wardより
4103314079
No.21
(4pt)

無意識に他者を差別している怖さ。

タイトルの通り精神病棟が舞台である。重い過去に縛り付けられる患者たち。その中で起こった事件は、あまりにもむなしく悲しい。しかし著者の視点は優しさに満ちている。これは、患者の視点から描くスタイルを取っているが、最後は著者の人間愛が表現されているだろう。それなのに、なぜ、こんなにすっきりしないのか。人にも拠ると思うが、私自身は、精神病者を無意識に差別していたことに気がついて、愕然としたのだった。知り合いに同じような境遇の人がいて、私は彼の事を差別していないと思い込んでいた。間違いだったように思う。
閉鎖病棟 (新潮文庫) Amazon書評・レビュー: 閉鎖病棟 (新潮文庫)より
4101288070