破線のマリス

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評判

破線のマリスの評価:

3.63/5点 レビュー 46件。 B ランク

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平均点3.63pt

Amazonレビュー一覧

Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全52件 21〜40 2/3ページ
No.32
(4pt)

惜しい

元テレビ屋な作者だけあって、メディアを使った話の構成が上手い
現実にテレビのせいで人生を破壊された人が少なくないのが、この作品の題材の上手いところだろう
ただ怪しげにでてきた連中が誰なのかが不明なまま終わってしまう点と、
あのラストはちょっと首を傾げるところがあった
乱歩賞作品の中では安心して買えるレベルの作品
破線のマリス (講談社文庫) Amazon書評・レビュー: 破線のマリス (講談社文庫)より
4062649071
No.31
(4pt)

惜しい

元テレビ屋な作者だけあって、メディアを使った話の構成が上手い
現実にテレビのせいで人生を破壊された人が少なくないのが、この作品の題材の上手いところだろう
ただ怪しげにでてきた連中が誰なのかが不明なまま終わってしまう点と、
あのラストはちょっと首を傾げるところがあった
乱歩賞作品の中では安心して買えるレベルの作品
破線のマリス Amazon書評・レビュー: 破線のマリスより
4062088630
No.30
(5pt)

これはミステリー小説ではない

江戸川乱歩賞受賞作だが、本作を本格推理ものと思って読むと、驚愕のラストは全く納得できないオチになってしまうだろう。ラストでも事件の肝心の真相は全く明かされず、終始思わせぶりに複線が張られていた隠し撮りのカメラを録っていたのは自分の○○というのはあまりにも納得がいかない。結局本作は独りよがりの女性編集ウーマンがマスコミの権力を最大限利用して一人の無実の官僚の人生を破滅させ、最後は殺してしまうという確信犯なのか全くミステリーの主人公と悪役が逆の立場になってしまっている。ミステリーとしては完全にアンフェアというかルール無視だが、つまらないかと言われると、リズムのある文体とテレビ業界の熾烈な内幕が描かれ一気に読ませる。中盤までの話の展開が素晴らしいので一気に最後の真相が気になって読むと結局オチがついていないという不完全燃焼感が残るが、一種のサイコサスペンスものとして読めばかなりの力作だと言えるだろう。
破線のマリス Amazon書評・レビュー: 破線のマリスより
4062088630
No.29
(5pt)

これはミステリー小説ではない

江戸川乱歩賞受賞作だが、本作を本格推理ものと思って読むと、驚愕のラストは全く納得できないオチになってしまうだろう。ラストでも事件の肝心の真相は全く明かされず、終始思わせぶりに複線が張られていた隠し撮りのカメラを録っていたのは自分の○○というのはあまりにも納得がいかない。結局本作は独りよがりの女性編集ウーマンがマスコミの権力を最大限利用して一人の無実の官僚の人生を破滅させ、最後は殺してしまうという確信犯なのか全くミステリーの主人公と悪役が逆の立場になってしまっている。ミステリーとしては完全にアンフェアというかルール無視だが、つまらないかと言われると、リズムのある文体とテレビ業界の熾烈な内幕が描かれ一気に読ませる。中盤までの話の展開が素晴らしいので一気に最後の真相が気になって読むと結局オチがついていないという不完全燃焼感が残るが、一種のサイコサスペンスものとして読めばかなりの力作だと言えるだろう。
破線のマリス (講談社文庫) Amazon書評・レビュー: 破線のマリス (講談社文庫)より
4062649071
No.28
(4pt)

読み応え十分です

第43回江戸川乱歩賞受賞作品。
第一線のシナリオライターであった著者が、テレビの報道番組の内幕を描いた作品。

テレビの編集という仕事(特にニュース番組)には、翌日への持ち越しなどできないという
スピード重視の迫力と緊張感がビシビシと伝わってくる内容です。
全21章から構成される長編小説ですが、1章のスタートからぐっと引き込まれていきます。
途中、あまりにも主人公・遠藤瑤子の執念が強く、非現実的にも思える展開から
かなり怖さを感じる場面もありました。
ストーリーテンポが良いので、最後まで一気に読めます。

「方言の端々に東京言葉が標準語だと誰が決めたんだという反骨精神をにじませている」
最初の方にあるこの文章表現・描写が結構好きです。

結局、春名誠一の身元は割れたものの、事件解決までが描かれていないので
少し歯がゆいです。
また、息子の淳也が母親をカメラで「いつも見ていた」という展開も、真実なのか
不思議な感覚になりました。

破線のマリス Amazon書評・レビュー: 破線のマリスより
4062088630
No.27
(4pt)

読み応え十分です

第43回江戸川乱歩賞受賞作品。
第一線のシナリオライターであった著者が、テレビの報道番組の内幕を描いた作品。

テレビの編集という仕事(特にニュース番組)には、翌日への持ち越しなどできないという
スピード重視の迫力と緊張感がビシビシと伝わってくる内容です。
全21章から構成される長編小説ですが、1章のスタートからぐっと引き込まれていきます。
途中、あまりにも主人公・遠藤瑤子の執念が強く、非現実的にも思える展開から
かなり怖さを感じる場面もありました。
ストーリーテンポが良いので、最後まで一気に読めます。

「方言の端々に東京言葉が標準語だと誰が決めたんだという反骨精神をにじませている」
最初の方にあるこの文章表現・描写が結構好きです。

結局、春名誠一の身元は割れたものの、事件解決までが描かれていないので
少し歯がゆいです。
また、息子の淳也が母親をカメラで「いつも見ていた」という展開も、真実なのか
不思議な感覚になりました。

破線のマリス (講談社文庫) Amazon書評・レビュー: 破線のマリス (講談社文庫)より
4062649071
No.26
(4pt)

映像倫理という問題は少し古めかしいが、それでも読むに耐える

首都テレビの名物ニュース番組「ナイト・トゥ・テン」のなかでも一際視聴者の
注目を集めるのが、9時35分すぎからのコーナー「事件検証」。そのコーナー
を担当する敏腕編集マンの遠藤瑶子のもとに、ある組織の内部人物からたれ
込みが舞い込んだ。それは青い封筒に入ったビデオ。彼女がこの世でもっと
も扱いに慣れた、映像という形によって…。
映像は「ありのまま」ではない。切り貼りによるモンタージュや光と音の調整、
それらによって作り替えられ画面に表出されるのは、なによりも525本の破線
が創り出す幻影に過ぎないのだ。普段はそれを駆使して扇情的な映像を作る
側にいた彼女は、ミイラ取りがミイラになるよろしく、いつしか映像とその作り手
に仕掛けられた罠にはまっていく。
本作はいわずとしれた故・野沢尚による、いわば「報道ミステリー」だ。「内部の
人」の彼がこういうものを書くというのは、単なるエンターテイメント以上の「啓発」
的な意味合いが込められているのだろう。今では「マスゴミ」と揶揄されその権
威も失墜したテレビだが、当時はちょうど例の松本サリンなど、この第四の権力
が大いに揺さぶられはじめた時期であって、今以上のセンセーションを読者にあ
たえたはずだ。
ミステリーでありながら、放送局と担当省庁とののっぴきならない関係にもやん
わりと言及される。これに広告代理店の問題ももうすこしたせば、放送局につい
ての下手なルポタージュよりも読み応えがある。地デジ化が進むなか、この「電
波利権」をめぐる問題は今まさにビビッドなのだ。
ラスト、遠藤による渾身の映像が流される。それを放送することには心底反省し
た放送局の反省だけがあったのだろうか、僕はいぶかしむ。現実問題、あれを
流せば絶対的に多くの視聴者が取り込める。見つめる視線がどんなに見下した
ものでも、テレビは「数字」をとるためにどんなことでもする。とりあえず放送免許
を取り上げられるまでは…
破線のマリス Amazon書評・レビュー: 破線のマリスより
4062088630
No.25
(4pt)

映像倫理という問題は少し古めかしいが、それでも読むに耐える

首都テレビの名物ニュース番組「ナイト・トゥ・テン」のなかでも一際視聴者の
注目を集めるのが、9時35分すぎからのコーナー「事件検証」。そのコーナー
を担当する敏腕編集マンの遠藤瑶子のもとに、ある組織の内部人物からたれ
込みが舞い込んだ。それは青い封筒に入ったビデオ。彼女がこの世でもっと
も扱いに慣れた、映像という形によって…。
映像は「ありのまま」ではない。切り貼りによるモンタージュや光と音の調整、
それらによって作り替えられ画面に表出されるのは、なによりも525本の破線
が創り出す幻影に過ぎないのだ。普段はそれを駆使して扇情的な映像を作る
側にいた彼女は、ミイラ取りがミイラになるよろしく、いつしか映像とその作り手
に仕掛けられた罠にはまっていく。
本作はいわずとしれた故・野沢尚による、いわば「報道ミステリー」だ。「内部の
人」の彼がこういうものを書くというのは、単なるエンターテイメント以上の「啓発」
的な意味合いが込められているのだろう。今では「マスゴミ」と揶揄されその権
威も失墜したテレビだが、当時はちょうど例の松本サリンなど、この第四の権力
が大いに揺さぶられはじめた時期であって、今以上のセンセーションを読者にあ
たえたはずだ。
ミステリーでありながら、放送局と担当省庁とののっぴきならない関係にもやん
わりと言及される。これに広告代理店の問題ももうすこしたせば、放送局につい
ての下手なルポタージュよりも読み応えがある。地デジ化が進むなか、この「電
波利権」をめぐる問題は今まさにビビッドなのだ。
ラスト、遠藤による渾身の映像が流される。それを放送することには心底反省し
た放送局の反省だけがあったのだろうか、僕はいぶかしむ。現実問題、あれを
流せば絶対的に多くの視聴者が取り込める。見つめる視線がどんなに見下した
ものでも、テレビは「数字」をとるためにどんなことでもする。とりあえず放送免許
を取り上げられるまでは…
破線のマリス (講談社文庫) Amazon書評・レビュー: 破線のマリス (講談社文庫)より
4062649071
No.24
(4pt)

うーん、最後の落ちはどうなんでしょうか

10歳の子供が夜遅くまで母を追っかけてビデオを回す・・・
ちょっと難しい気がしないでもありません。
ですが、その部分は置くとして、内容はさすがにテレビ業界で生きる人って感じ。
登場人物たちの心理描写も入念で読みごたえは抜群です。
破線のマリス (講談社文庫) Amazon書評・レビュー: 破線のマリス (講談社文庫)より
4062649071
No.23
(5pt)

放送被害

私はこの本を読み終わっての感想は正義は勝つだと思います。誰が正義で誰が悪なのか?究極の正義と悪を探す推理小説でした。どちらが正しくて、どちらが間違っているのか?
今のテレビの在り方、マスコミの在り方を示す意味ではとても興味深い作品でした。野沢氏の作品はどこかノンフィクションぽいですよね。それでいて、この破線のマリスは半ノンフィションではないのでしょうか?とてーも細かい描写でテレビ業界について書かれています。
マリスとは悪意。色んな悪意が見えてきました。
破線のマリス (講談社文庫) Amazon書評・レビュー: 破線のマリス (講談社文庫)より
4062649071
No.22
(4pt)

予想以上に硬派な作品でした

 今頃読みました。初版は1997ですから、もう10年前になります。でも、今読んでも一気に物語世界に引き込まれます。さすがは江戸川乱歩賞です。
 タイトルにもなっている破線とはTVの走査線、マリスとは報道の送り手側の意図的な悪意のことだそうです。その通り、これはテレビ局のニュース映像の編集者を巡る、捏造と紙一重の情報処理が主題となっています。登場する人々の追い立てられるような生き方が、非常に辛いですね。
 思いもかけないエンディングも鮮やかですが、現在の「あるある問題」を先取りしたようなメッセージ色の強さもまた、特徴といえるでしょう。こういった硬派路線も、たまにはいいものです。
破線のマリス (講談社文庫) Amazon書評・レビュー: 破線のマリス (講談社文庫)より
4062649071
No.21
(4pt)

まぁ面白いんじゃないんですか

 悪くはない。テレビの世界の実情を内部から告発した作品として見ればわかる。でも、新聞だけじゃなくてテレビのニュースの報道が嘘だらけ(っていうか真実じゃない)というのは、普通に見ていればわかる。事件の検証なども明らかに自分達の都合のいい情報しか流して、(検証の以降があり、その曖昧な結論に向けての情報を流し込み、改竄している)、意図的にでっちあげの真実を作りあげているのだと思う。山本弘さんが「アンビリバボー」の舞台裏の様子をぶっちゃけちゃったのを見るとそういうのがよくわかる。
 肝心の内容だが、前半はいい。中盤は普通のサイコサスペンスじみてきて少しテンションは下がる。ラストのほうはひどいっていうか、ちょっとありえないでしょうって感じ。しかし作品全体に色々な示唆を含んでいるのは事実なので、一読してみてもいいかも。
破線のマリス (講談社文庫) Amazon書評・レビュー: 破線のマリス (講談社文庫)より
4062649071
No.20
(5pt)

すごすぎる

 「深紅」の映画化で野沢尚さんを知り、何となくで購入しましたが、3時間で読み切ってしまいました。読みながら、映像が浮かんでくるさすが脚本家という作品でした。
破線のマリス (講談社文庫) Amazon書評・レビュー: 破線のマリス (講談社文庫)より
4062649071
No.19
(4pt)

一気読み!

映像は視聴者にきっかけを与えるだけ。見てどう判断するのかは視聴者しだい。だがそれは作り手側の詭弁にすぎない。一人の男が容疑者扱いされる。その中では容疑者と断定していなくても、見ている側にはそうとしか思われないように作られた映像・・・。映像が一人の人間を破滅させるさまはぞっとするほど恐ろしい。だが瑤子を支えてくれるはずの映像は、今度は彼女自身に牙をむく。追い詰める側から追い詰められる側へ。そして行き着く先は・・・?最初から最後まで続く緊迫感は、読み手を作品の中へと引きずり込む。一気読みだった。
破線のマリス (講談社文庫) Amazon書評・レビュー: 破線のマリス (講談社文庫)より
4062649071
No.18
(4pt)

野沢尚の代表作

しばらく海外に在住していたため、野沢尚氏の死はつい最近まで知らなかった。本作は、サスペンス、ミステリーとしてはプロットに荒さ、都合の良さが時折見られるが、この『映像喚起力』とでも言うべき筆力には脱帽する。本当に惜しい人をなくしたとの思いを強くした。
破線のマリス (講談社文庫) Amazon書評・レビュー: 破線のマリス (講談社文庫)より
4062649071
No.17
(5pt)

報道とはかくあるべき・・・・と

卓越した文章力と物語の構成力に秀でた作品である。ストーリーもテンポよく進行し、食い入るように読む事ができた。製作側にいた作者とっては、報道というものがいかなるものか。だれのための、何の報道なのか。これを『想像力』と『勇気』という言葉に置き換えて、主人公は訴えかける。情報が煩雑を極める現代にあって、あらゆるメディアで得られる情報は、見る(聴く)側の我々にしてみれば、それが真実かどうか確かめるすべはない。が、決して鵜呑みにしてはならず、情報そのものの真価を決めるのは我々なのだと警鐘を鳴らしている。この作品は、江戸川乱歩賞を受賞している。
破線のマリス (講談社文庫) Amazon書評・レビュー: 破線のマリス (講談社文庫)より
4062649071
No.16
(4pt)

事実から真実へ

 乱歩賞だけは作家にとらわれずに読もうと思って読んだのだがなかなか面白かった。本職が脚本家というのもあってか文章を作るのは巧いと思う。だがミステリとしてはやや薄かった。福井晴敏の「川の深さは」をハナ差で交わし乱歩賞をとったという話だが、それなりではあると思う。前にも書いているがミステリとしての巧さはそれほどでもない。その分はまだ新人の域を出ていない時代だからだ。伏線はある程度はひかれているが大体はつかめてしまうしそれほどの驚きもなかった。それでも星4つにした理由はある。   主人公の遠藤瑤子はテレビマンのひとり。ニュース番組の中の「事件検証」というコーナーで直前に独自で仕上げたモンタージュを視聴者に披露する。その無茶苦茶が事件と微妙につながっていく。淡々と読み進め読み終えたときの読後感はあまりいいものじゃない。正確な犯人が捕まらないままにストーリーは終わっているし、何より主人公が主人公だし。ある意味ではリアリティを求めているのだと思う。   事実から真実へ。どうしても真実が知りたい。今ある事実から真実を手に入れる為には。そう言った主人公の悩み。しかしそれでねつ造でもされてしまっては当事者はたまらない。真実ならばいいが、真実じゃないとしたら。言論や映像の自由とは言えかけ離れている。そう言う節から間接的に作家は訴えている。作家にというよりはストーリーに、登場人物に説得力があったように思う。そう言う意味では斬新な小説だと思ったし、某局の視聴率買収などでテレビ界が騒然としている今の時代に、違った形ではあるが読むことを薦める。たまにはこういうのを頭に叩き入れておくのもいいと思った。  福井晴敏の「川の深さは」と乱歩賞をかけて熱戦を繰り広げただけはある小説だと思う。面白い。
破線のマリス (講談社文庫) Amazon書評・レビュー: 破線のマリス (講談社文庫)より
4062649071
No.15
(4pt)

痛烈なしっぺ返し

レンズを通して被写体を操っていたと思っていた人間が、ついにはその洗礼に遭ってしまうと言う面白い展開だった。容疑者が二重三重に重なって、点と線が入り乱れてはいるものの、骨太な柱が全編を貫いていて、緻密かつ力強いものになっている。単純に物語を楽しめたと同時に、別次元の力を持ってしまったマスコミ権力に警笛を鳴らすかのようにみえて、非常に痛快だった。
破線のマリス (講談社文庫) Amazon書評・レビュー: 破線のマリス (講談社文庫)より
4062649071
No.14
(5pt)

仕事のできる孤独な女性にお勧め

いつのまにか夢をあきらめ客観的な事実しか信じなくなって仕事の進め方にも善意な無知を許せない程キャリアを積み重ねた美しい孤独なシングルの女性にお勧めの1冊。黒木瞳主演の同名の映画も併せてご覧になるといいかも。愛情なんて今更信じない。失ったものに拘泥するより「今」を生きるわ。と強がって仕事に没頭するヒロインに共鳴できる一方、自分の視点だけに無意識に呪縛されてしまっている危険性に気づかされる。
破線のマリス (講談社文庫) Amazon書評・レビュー: 破線のマリス (講談社文庫)より
4062649071
No.13
(5pt)

野沢尚、女性主人公に強し

野沢尚作品は、登場人物の個性がとにかく印象に残るので、後半に進むに連れ「こいつだったらこうするだろう」が頭の中で描かれるのだけど、それを裏切り「そうするか」の面白味がとにかくたまらない。映画化・ドラマ化される野沢作品の中でも「リミット」に引けを取らない会心作。
破線のマリス (講談社文庫) Amazon書評・レビュー: 破線のマリス (講談社文庫)より
4062649071