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恋人よ
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恋人よの評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.41pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全23件 1~20 1/2ページ
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当日ドラマを観ていなかったので、先入観もたずに上下巻読み進めました。 登場人物それぞれの心の機微を察して、色んな思いを抱きました。理解できることできないこと!共感できることできないこと。 昔の本ですがAmazonで購入できて良かったです。 | ||||
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(上)巻でレビュー書いています | ||||
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上巻文庫、下巻は単行で読んだ。多分読み返えすだろうということと、文庫にはない映像化されたドラマ演者のあとがきも読みたく、上巻を後に購入して上下単行本で揃えた。無理やりな設定ながらも、書き手の巧みさに一気に読ませる小説。 若い夫婦の愛情をテーマとしているが、却って年老いた夫婦を持ってくるともっとしっくりくる内容かも知れない。対比のために持ってきたであろう若い第三者カップルのドロドロ劇も必要なくなる。元々、脚本家の野沢氏のこと、映像化が念頭にあったとすると、老人カップルでは絵にならないか…(笑)? | ||||
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読む都度に鈴木保奈美、岸谷五朗、佐藤浩市、鈴木京香等など俳優人が強烈に蘇り大変懐かしく三日で上下巻を読み終えました。 | ||||
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少し中身が茶色、でも一通り読める状態なのでまずはOK。 内容はまだきちんと読んでませんが、興味ある雰囲気で満足です。 | ||||
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少し中身が茶色、でも一通り読める状態なのでまずはOK。 なかなか共感できる内容で、何度も読み直したいと思います。 | ||||
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上を読んだ感想と同じ。 当時ドラマを見てた方には、是非読んでいただきたいです。 | ||||
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ドラマ化された時、見逃したところがあって、どうしても原作を読みたかった。 感動がよみがえり、脳裏にはキャストたちの表情やしぐさ、そして風景が鮮明に映し出され、 長年つっかえていたものが一掃された感じです。 当時ドラマみてた方には、是非読んでいただきたいです。 | ||||
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野沢作品は生々しいシビアな心をえぐるような作品が多い のですが、こんな恋愛小説もあったのかと驚きました。 でも人の本質に踏み込んでいくところは逆に本作の方が厳 しいのかもしれません。 いろいろな登場人物が出てきていろんな形で繋がっている ことが明かされていく、これはまさにドラマ仕立てであり、 ちょっと鼻につく展開でしたが、そんなことを補って余り ある後半のストーリーにはやっぱり引き込まれます。 愛永がいとおしく感じられました。彼女はいろんなことを ある意味達観していてピュアに一生懸命生きていく。 その潔さ、純粋さ、悲しさに涙しました。 野沢尚、実は繊細でピュアな人だったのでしょうね。 | ||||
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普段読む小説は、ミステリばかりで、恋愛小説は読まない私ですが、 野沢作品なので、読んでみたのですが、本当に感動しました。 愛永の手紙が素晴らしいんです。 私の下手の文章で感想を書いてしまうことが、 この作品に対して変な誤解を与えてしまいそうなので、あまり書きません。 思い知らされました、 こういう小説があるのかと。 そしてこういう作品を書ける作家がいたんだということを。 下巻の後半は涙なしには読めないと思います。 今まで読んだ小説の中で一番感動しました。 気になったという方はぜ是非手に取って読んで欲しい作品です。 | ||||
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恋愛小説を読みながら泣いている自分に驚いた。10数年前に見たTVドラマの映像をありありと思い出し、当時の自分の状況と今を思ったのだろう。いやTV以上に感情移入してしまうのは著者の力による。人物描写が深いので登場人物の誰もが個性的で共感できるように感じるから。愛永の言動はすべてがドラマチックなのに妙な説得力があるのはなぜだか考えさせられる。こんな小説は珍しい。本当に惜しい才能を失った。 非現実的な出来事や会話が目立つ中で航平の言葉が印象的、「夫婦ってひょっとしたら、二人で一人の人間になることじゃないか・・・俺、そう思うんだ」不完全な人間同士がまともな人になるためにお互いを補完しあう、それは一つの真理だと思う。 | ||||
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読みながら昔見たTVドラマがありありとよみがえった。人物や情景の描写が素晴らしい。例えば鈴木京香扮する粧子、「自己主張がすぎる大きな目は、会社にいた頃にはいろいろ誤解を招いた。組織の中では、使い方を誤ると多くの敵を作ってしまう顔立ちだった。組織を離れると眉間の皺が減り、今の表情になった。笑うと顔が口いっぱいになるところが、俺好きなんだよな、と航平はよく言う。」キャストが決まってから書いたのかと思うほどだ。非現実的なストーリーをこの独特でリアルな描写で語っていく。その手法によって「心の中で永遠に燃える青い炎」などどいう言葉にも妙な説得力を感じてしまう。惜しい作家を失ったと思う。これをきっかけに同氏の著作を全部読んでみたい。 | ||||
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読みながら昔見たTVドラマがありありとよみがえった。人物や情景の描写が素晴らしい。例えば鈴木京香扮する粧子、「自己主張がすぎる大きな目は、会社にいた頃にはいろいろ誤解を招いた。組織の中では、使い方を誤ると多くの敵を作ってしまう顔立ちだった。組織を離れると眉間の皺が減り、今の表情になった。笑うと顔が口いっぱいになるところが、俺好きなんだよな、と航平はよく言う。」キャストが決まってから書いたのかと思うほどだ。非現実的なストーリーをこの独特でリアルな描写で語っていく。その手法によって「心の中で永遠に燃える青い炎」などどいう言葉にも妙な説得力を感じてしまう。惜しい作家を失ったと思う。これをきっかけに同氏の著作を全部読んでみたい。 | ||||
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上巻を読んだ時点では、「不倫物のTVドラマ」に過ぎないといった感が否めませんでした。 ありえない偶然がいくつもあって、ちょっとできすぎだったし。 しかし、下巻に入って、航平と愛永の純愛がクローズアップされ、二人を取り巻く人々の想いが錯綜する展開に、ドキドキはらはら、最終章では涙で顔がぐしゃぐしゃの自分がいました。 確かにありえないお話ですが、小説だからこそ、こうしたドラマチックな展開に読者は感動するんでしょうね。愛永の手紙の文章がすばらしく、心を揺さぶられました。 ドラマは見ていないので、ぜひ美しい愛永・鈴木保奈美を見たいと思っています。 | ||||
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ありえない出会いからありえないシチュエーションが続きながら、 物語が進むんだが、 最後に電車の中で不覚にも涙を流してしまいました。 | ||||
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男女の劇的な出会いと別れ、その後の愛の工面の道程。それらどの場面においても、野沢尚のドラマツルギーとしての辣腕ぶりをみることができる良作である。 その礎となるのは、如才ない登場人物の造形と洗練された数々の台詞である。 泥沼にはまり込むような愛憎劇を描きながらも、彼の真意は「純愛」にあるのだと思う。 私書箱を使った文通も黄色いハンカチといった古風な小道具を用いたのも、そうした意図の表れなのではないか。 苦しさ、哀しみの中にも「安息の地」があることを諭したくて、囁きかけるようなタイトルが付けられたのだと思う。 | ||||
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小説にしても、ここまで現実味の無い小説をさらりと書いていて嫌味が無いのは野沢尚のセンスだろう。現実味の無さが自然とそれが当然であったかのようにことが運ぶ、登場人物の心理描写は素晴らしい。あぁ、そういうこともあるんだろうなぁと妙に納得させられる。 心だけで燃える炎。身体という一線を敢えて越えないその恋愛とはいかなるものか。 本当の愛とは何かを考えさせられる一冊。一度読み始めたら止まらない。 | ||||
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上巻から続く、2組の家庭の崩壊にこの物語は始まる。新たな家庭を気付いた二人と、近くに住みながらも過去に囚われながら互いへの想いを抱え続ける二人。物語は悲壮なラストを迎える。『世界の中心で愛を叫ぶ』に少し似ている気がするが、本作の方が先だっただろう。愛永の潔くも懸命な生き方、愛し方には自分には遠縁に感じるがこんな愛の形こそほんものの愛そのものではないだろうか。 | ||||
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この物語に登場する航平という人に恋をしてしまいました。 こんな人が現実にいたら一生を預けたいと思います。 こんな人に愛され過ごせたら短い人生でも十分幸せかもしれません(号泣) | ||||
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互いの結婚式で知り合い、私書箱を通して恋文を交わす愛永と航平。航平の妻、粧子に女の子が生まれ、それをきっかけに物語は加速度的に新たな展開に進んでいきます。 最初は、不倫の男女の恋愛話だと思っていました。確かに(途中までは)不倫には変わりないのですが、愛永という人のダイヤモンドのように澄み、かつ強靭ともいえる意志と、新たな命を中心にして結ばれた4人の<家族>としての関係など、不思議と純愛さ、あるいは恋愛を超えたところにある「何か」の方が勝ってるように感じます。それも自己満足やきれいごとではなく、様々な人を巻き込み傷つきあった果て、のことなのです。 愛永から航平へのさいごの手紙。予言のような手紙―「さよならではない、また会える」―そうやって紡ぎだされる人と人と自然、<いのち>の不思議な連鎖。そして、心の関係だけで人と人は愛しあい続けることは可能なのか。それはどうかわからないけど、「できる」というひとつの可能性を提示してもいます。 野沢尚という人はほんとにとんでもない人なんだなと、こんな形の純愛を書ける人は、巷でどんなに「純愛」を謳った本が人気だろうが、いないんじゃないかと思います。亡くなられたことが悔やまれます。 | ||||
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