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恋人よ
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恋人よの評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.41pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全27件 21~27 2/2ページ
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小説にしても、ここまで現実味の無い小説をさらりと書いていて嫌味が無いのは野沢尚のセンスだろう。現実味の無さが自然とそれが当然であったかのようにことが運ぶ、登場人物の心理描写は素晴らしい。あぁ、そういうこともあるんだろうなぁと妙に納得させられる。 心だけで燃える炎。身体という一線を敢えて越えないその恋愛とはいかなるものか。 本当の愛とは何かを考えさせられる一冊。一度読み始めたら止まらない。 | ||||
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上巻から続く、2組の家庭の崩壊にこの物語は始まる。新たな家庭を気付いた二人と、近くに住みながらも過去に囚われながら互いへの想いを抱え続ける二人。物語は悲壮なラストを迎える。『世界の中心で愛を叫ぶ』に少し似ている気がするが、本作の方が先だっただろう。愛永の潔くも懸命な生き方、愛し方には自分には遠縁に感じるがこんな愛の形こそほんものの愛そのものではないだろうか。 | ||||
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この物語に登場する航平という人に恋をしてしまいました。 こんな人が現実にいたら一生を預けたいと思います。 こんな人に愛され過ごせたら短い人生でも十分幸せかもしれません(号泣) | ||||
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互いの結婚式で知り合い、私書箱を通して恋文を交わす愛永と航平。航平の妻、粧子に女の子が生まれ、それをきっかけに物語は加速度的に新たな展開に進んでいきます。 最初は、不倫の男女の恋愛話だと思っていました。確かに(途中までは)不倫には変わりないのですが、愛永という人のダイヤモンドのように澄み、かつ強靭ともいえる意志と、新たな命を中心にして結ばれた4人の<家族>としての関係など、不思議と純愛さ、あるいは恋愛を超えたところにある「何か」の方が勝ってるように感じます。それも自己満足やきれいごとではなく、様々な人を巻き込み傷つきあった果て、のことなのです。 愛永から航平へのさいごの手紙。予言のような手紙―「さよならではない、また会える」―そうやって紡ぎだされる人と人と自然、<いのち>の不思議な連鎖。そして、心の関係だけで人と人は愛しあい続けることは可能なのか。それはどうかわからないけど、「できる」というひとつの可能性を提示してもいます。 野沢尚という人はほんとにとんでもない人なんだなと、こんな形の純愛を書ける人は、巷でどんなに「純愛」を謳った本が人気だろうが、いないんじゃないかと思います。亡くなられたことが悔やまれます。 | ||||
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ドラマより絶対に本の方がオススメ!男女間の思いの描写も流石で涙なくしてはよめませんが、結婚式当日の父親の気持ちの描写部分も涙しました。私自身、結婚に際、両親に反対され、それでも最後は父は大きな愛で今も見守り続けてくれている事と重なり、号泣してしまいました。ドラマで感動した方は、是非、本もごらんになって欲しいと思います。本の方が、深く描写されている部分があるので!! | ||||
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ドラマが大好きだったので本も買ってみたのですが、これは本のほうが数段にいい。登場人物の心の動きの描写が細やかで、特に下巻の半分以降は泣きっぱなしになります。 | ||||
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ふた組のカップルが同じ日に同じ式場で挙式、しかしその数時間前に運命の出会いをした2人がいた……話は結婚後、複雑に絡む男女4人がその中でも懸命に運命を受け入れ、やがて命そのものを考えさせられる話である。 ドラマを先に観ていた為、ドラマの時に感じた驚きや 涙は少ないだろうと思っていたが、活字を追う事によって より 心に直接響くものがあった。特に タイトルになっている恋文は、絶対に この本で 文章にて読むことをお勧めしたい。 | ||||
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