孤独の歌声

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孤独の歌声の評価:

4.45/5点 レビュー 51件。 B ランク

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平均点4.45pt

Amazonレビュー一覧

Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
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全93件 61〜80 4/5ページ
No.33
(5pt)

ひとりだけど、ひとりじゃない

家族狩りの原点とも呼べる作品。多少血生臭い場面は出てくるものの、本当の孤独の意味を教えられた気がした。自分のバトンを受け取ってくれる存在はいるのか。それは身近にいるのかもしれないし、これから出会うのかもしれない。人は皆、リレーしているのかも…そう思うと、切ないけど、綺麗な風景のように思えた。作品のタイトルが暗そうだから、読むことを躊躇している人!読んだ方がいいですよ。これは思っているより寂しい話ではないし、ただのミステリーでもないから。
孤独の歌声 (新潮文庫) Amazon書評・レビュー: 孤独の歌声 (新潮文庫)より
4101457115
No.32
(4pt)

しばらくブルーになった・・・

「永遠の仔」「家族狩り」を読み終えた後に、手をのばしました。まず、「孤独の歌声」というタイトル自体が、人を誘う不思議な魅力を備えているように感じられました。。。でも、作品はミステリー。天童氏ならではのカメラの切り替えで、3人の登場人物を次々おいかけていく作風でも、読み手を引っ張りつづけることができるのは、作者の技量によるものだと感じます。ストーリーだけでなく、筆力にも感嘆せずにはいられません。(最近特に、”金をドブにすてた”ようなモノばかり読んじゃったので)内容については、イカれちゃった犯人の行動が、生理的に受け付けられなくて嫌悪感を感じ、「犯人の登場シーンになると、気持ち悪い」と脱落しそうになりかけました。。。最後まで読めたのは、やはり、「孤独の歌声」を聴きたいから。コンビニ店員潤平と刑事風希の、孤独の音楽が聞こえるような気がしました。(犯人のは、聞こえてこなかった・・・)一人でいたいと思うことは我儘ということではないと、慰められ、改めてタイトルの絶妙さに感嘆。タイトルに負けない内容だし、内容に負けないタイトルでした。
孤独の歌声 Amazon書評・レビュー: 孤独の歌声より
4103957018
No.31
(4pt)

しばらくブルーになった・・・

「永遠の仔」「家族狩り」を読み終えた後に、手をのばしました。まず、「孤独の歌声」というタイトル自体が、人を誘う不思議な魅力を備えているように感じられました。。。でも、作品はミステリー。天童氏ならではのカメラの切り替えで、3人の登場人物を次々おいかけていく作風でも、読み手を引っ張りつづけることができるのは、作者の技量によるものだと感じます。ストーリーだけでなく、筆力にも感嘆せずにはいられません。(最近特に、”金をドブにすてた”ようなモノばかり読んじゃったので)内容については、イカれちゃった犯人の行動が、生理的に受け付けられなくて嫌悪感を感じ、「犯人の登場シーンになると、気持ち悪い」と脱落しそうになりかけました。。。最後まで読めたのは、やはり、「孤独の歌声」を聴きたいから。コンビニ店員潤平と刑事風希の、孤独の音楽が聞こえるような気がしました。(犯人のは、聞こえてこなかった・・・)一人でいたいと思うことは我儘ということではないと、慰められ、改めてタイトルの絶妙さに感嘆。タイトルに負けない内容だし、内容に負けないタイトルでした。
孤独の歌声 (新潮文庫) Amazon書評・レビュー: 孤独の歌声 (新潮文庫)より
4101457115
No.30
(4pt)

面白い!

とにかく面白い。息をもつかせぬ展開で、一気に読んでしまった。人は心にそれぞれの孤独を抱えながら生きている。だが、一人で生きようとする人間ほど、心の中では人との関係やぬくもりを求めているのではないだろうか。悲惨な事件を扱った作品ではあったが、「孤独」という言葉が、心に強く響く作品でもあった。
孤独の歌声 Amazon書評・レビュー: 孤独の歌声より
4103957018
No.29
(4pt)

面白い!

とにかく面白い。息をもつかせぬ展開で、一気に読んでしまった。人は心にそれぞれの孤独を抱えながら生きている。だが、一人で生きようとする人間ほど、心の中では人との関係やぬくもりを求めているのではないだろうか。悲惨な事件を扱った作品ではあったが、「孤独」という言葉が、心に強く響く作品でもあった。
孤独の歌声 (新潮文庫) Amazon書評・レビュー: 孤独の歌声 (新潮文庫)より
4101457115
No.28
(5pt)

孤独の心理

 一見、サイコサスペンスのような作りをしていますが、この小説のテーマは孤独の人間心理を深く描いた作品だと思います。確かにストーリーの流れラストの展開は「羊たちの沈黙」を彷彿とさせますが、この小説の醍醐味は、その過程で描かれる3人の人間の孤独の心理。彼等、犯人はともかく、女刑事の風希とコンビに店員潤平の屈折した気持ちが理解できる人は多多いると思います。そういった人達にはとても共感できる小説でしょう。 プロット的にもよく構成されており、伏線の張り方もうまく、なんと言っても文体が読みやすく、テンポよく読めるのもポイント大。 後に続く「家族狩り」「永遠の仔」の基盤となる人物映写がここでも見事に描かれている傑作でしょう。
孤独の歌声 Amazon書評・レビュー: 孤独の歌声より
4103957018
No.27
(5pt)

孤独の心理

 一見、サイコサスペンスのような作りをしていますが、この小説のテーマは孤独の人間心理を深く描いた作品だと思います。確かにストーリーの流れラストの展開は「羊たちの沈黙」を彷彿とさせますが、この小説の醍醐味は、その過程で描かれる3人の人間の孤独の心理。彼等、犯人はともかく、女刑事の風希とコンビに店員潤平の屈折した気持ちが理解できる人は多多いると思います。そういった人達にはとても共感できる小説でしょう。 プロット的にもよく構成されており、伏線の張り方もうまく、なんと言っても文体が読みやすく、テンポよく読めるのもポイント大。 後に続く「家族狩り」「永遠の仔」の基盤となる人物映写がここでも見事に描かれている傑作でしょう。
孤独の歌声 (新潮文庫) Amazon書評・レビュー: 孤独の歌声 (新潮文庫)より
4101457115
No.26
(4pt)

孤独な魂が共鳴しあう

天童荒太さんの作品で一番初めに読みました。この本が素晴らしかったので、家族狩りの5冊も読みましたが、作品としてはこちらの方が好きです。犯人が被害者の女性から切り取った体の一部を持ち歩いている描写と女性を虐待している描写があまりにも不愉快だったので、星は4つとさせていただきました。しかし、ヒロインの警察官とコンビ二で働く歌手志望の青年の心の交流はうつくしく、孤独な魂が共鳴しあっているのが、この残酷な事件のなかで心を暖かくしてくれます。この本は孤独はこわくない、孤独は悪いことではない、ひとりでもいいのだ、ということを教えてくれます。裏テーマとして、次の作品にも続いていく「家族」があり、ミステリーとしてだけでなく、孤独とは何か、一人でいるとはなにか、ということを考えているひとにお薦めしたい1冊です。
孤独の歌声 Amazon書評・レビュー: 孤独の歌声より
4103957018
No.25
(4pt)

孤独な魂が共鳴しあう

天童荒太さんの作品で一番初めに読みました。この本が素晴らしかったので、家族狩りの5冊も読みましたが、作品としてはこちらの方が好きです。犯人が被害者の女性から切り取った体の一部を持ち歩いている描写と女性を虐待している描写があまりにも不愉快だったので、星は4つとさせていただきました。しかし、ヒロインの警察官とコンビ二で働く歌手志望の青年の心の交流はうつくしく、孤独な魂が共鳴しあっているのが、この残酷な事件のなかで心を暖かくしてくれます。この本は孤独はこわくない、孤独は悪いことではない、ひとりでもいいのだ、ということを教えてくれます。裏テーマとして、次の作品にも続いていく「家族」があり、ミステリーとしてだけでなく、孤独とは何か、一人でいるとはなにか、ということを考えているひとにお薦めしたい1冊です。
孤独の歌声 (新潮文庫) Amazon書評・レビュー: 孤独の歌声 (新潮文庫)より
4101457115
No.24
(4pt)

おもしろかった

「永遠の仔」を読んで以来の天童荒太作品でした。この作品の方が先に出版されたものですが、子供の時に受けた親からの傷が狂気を生み心に傷をもった、そして孤独を感じている登場人物達とのかかわりが面白かった。登場人物それぞれは他人とのかかわりに於いて、「彼」が母親から受けた抑圧の影響から他者に自分を理解して欲しいという中で、他人の全てを理解できないという前提立ちつつ、それでも信じられる一瞬があれば良いという「おれ」と「わたし」。昔ほど他者との関係、付き合い方が論じられなくなってきたが、そうであるからか余計に自分と重ね合わせてしまった。面白い作品でした。
孤独の歌声 Amazon書評・レビュー: 孤独の歌声より
4103957018
No.23
(4pt)

おもしろかった

「永遠の仔」を読んで以来の天童荒太作品でした。この作品の方が先に出版されたものですが、子供の時に受けた親からの傷が狂気を生み心に傷をもった、そして孤独を感じている登場人物達とのかかわりが面白かった。登場人物それぞれは他人とのかかわりに於いて、「彼」が母親から受けた抑圧の影響から他者に自分を理解して欲しいという中で、他人の全てを理解できないという前提立ちつつ、それでも信じられる一瞬があれば良いという「おれ」と「わたし」。昔ほど他者との関係、付き合い方が論じられなくなってきたが、そうであるからか余計に自分と重ね合わせてしまった。面白い作品でした。
孤独の歌声 (新潮文庫) Amazon書評・レビュー: 孤独の歌声 (新潮文庫)より
4101457115
No.22
(5pt)

すぐれたサスペンス作品

第6回 日本推理サスペンス大賞優秀作 受賞作「家族狩り」「永遠の仔」と傑作を発表し続ける作者の原点といえる作品。後の作品にも通じる「家族」という作者のメインテーマを併せ持った、すぐれたサスペンス作品である。
孤独の歌声 Amazon書評・レビュー: 孤独の歌声より
4103957018
No.21
(5pt)

すぐれたサスペンス作品

第6回 日本推理サスペンス大賞優秀作 受賞作「家族狩り」「永遠の仔」と傑作を発表し続ける作者の原点といえる作品。後の作品にも通じる「家族」という作者のメインテーマを併せ持った、すぐれたサスペンス作品である。
孤独の歌声 (新潮文庫) Amazon書評・レビュー: 孤独の歌声 (新潮文庫)より
4101457115
No.20
(5pt)

孤独感の痛い作品

 犯人の孤独感、心理的な背景、そして犯行過程の描写が実になまななしく、その痛みが伝わってくる作品。 孤独と裏返しに痛いほどのゆがんだ家族愛が垣間見える作品。 秀作です。
孤独の歌声 Amazon書評・レビュー: 孤独の歌声より
4103957018
No.19
(5pt)

孤独感の痛い作品

 犯人の孤独感、心理的な背景、そして犯行過程の描写が実になまななしく、その痛みが伝わってくる作品。 孤独と裏返しに痛いほどのゆがんだ家族愛が垣間見える作品。 秀作です。
孤独の歌声 (新潮文庫) Amazon書評・レビュー: 孤独の歌声 (新潮文庫)より
4101457115
No.18
(5pt)

第一走者の孤独

登場人物をリレー走者に比喩するときは、圧倒的にアンカーが多いと思います。それまでの走者の思いをすべて請け負ってゴールに向かって疾走する・・・だけどこの作品は第一走者に比喩しています。そして劇中たびたび「第2走者」が登場し、第一走者である彼の人生にとって重要な役割を果していることを匂わせます。「お前は何も考えなくていい、バトンは必ず俺が受け取るから、お前はただ先頭で走ってくればいい」---バトンを受け取ることがない第一走者、そう、なんて孤独な役割なのでしょう。劇末での彼の言葉「ちくしょう、また渡すことしかできなかったじゃないか」-ひとは皆、例外なく孤独であり、だからこそひとりでは生きられない-そう感じさせる佳作でした。
孤独の歌声 Amazon書評・レビュー: 孤独の歌声より
4103957018
No.17
(5pt)

第一走者の孤独

登場人物をリレー走者に比喩するときは、圧倒的にアンカーが多いと思います。それまでの走者の思いをすべて請け負ってゴールに向かって疾走する・・・だけどこの作品は第一走者に比喩しています。そして劇中たびたび「第2走者」が登場し、第一走者である彼の人生にとって重要な役割を果していることを匂わせます。「お前は何も考えなくていい、バトンは必ず俺が受け取るから、お前はただ先頭で走ってくればいい」---バトンを受け取ることがない第一走者、そう、なんて孤独な役割なのでしょう。劇末での彼の言葉「ちくしょう、また渡すことしかできなかったじゃないか」-ひとは皆、例外なく孤独であり、だからこそひとりでは生きられない-そう感じさせる佳作でした。
孤独の歌声 (新潮文庫) Amazon書評・レビュー: 孤独の歌声 (新潮文庫)より
4101457115
No.16
(5pt)

デビュー作から天童荒太はすごかった

主要登場人物たちは、それぞれ誰にも打ち明けられなかった過去を抱えていた。一人暮らしの女性たちを狙った連続監禁殺人遺棄事件に巻き込まれていく中で彼らは「過去」と対峙することになる。このあたりのプロットは処女作からしていかにも天童荒太らしい作り方である。読者は断片的に「過去」を知ることになり、「永遠の仔」(幻冬舎)同様、真相が気になって読書を中断することができなくなる。今回クローズアップされている問題は「孤独」。この言葉にはネガティブなイメージがつきまとうものの、本作では肯定的に扱っている。常に他者に関係性を求め続け、自分だけの世界、時間、秘密を犠牲にすることが果たして豊かな人生と言えるのだろうか? 読み終えたあといろいろと考えさせられるに違いない。
孤独の歌声 Amazon書評・レビュー: 孤独の歌声より
4103957018
No.15
(5pt)

デビュー作から天童荒太はすごかった

主要登場人物たちは、それぞれ誰にも打ち明けられなかった過去を抱えていた。一人暮らしの女性たちを狙った連続監禁殺人遺棄事件に巻き込まれていく中で彼らは「過去」と対峙することになる。このあたりのプロットは処女作からしていかにも天童荒太らしい作り方である。読者は断片的に「過去」を知ることになり、「永遠の仔」(幻冬舎)同様、真相が気になって読書を中断することができなくなる。今回クローズアップされている問題は「孤独」。この言葉にはネガティブなイメージがつきまとうものの、本作では肯定的に扱っている。常に他者に関係性を求め続け、自分だけの世界、時間、秘密を犠牲にすることが果たして豊かな人生と言えるのだろうか? 読み終えたあといろいろと考えさせられるに違いない。
孤独の歌声 (新潮文庫) Amazon書評・レビュー: 孤独の歌声 (新潮文庫)より
4101457115
No.14
(5pt)

都会に生きる女性の孤独がリアル

本作は「永遠の仔」「あふれた愛」のような癒やしを全面に押し出した大作ではなく、
ハードでスリリングなサスペンスタッチな作品。
しかしテーマは"家族のあり方" "心の傷" "ぬぐいきれない孤独"と同系のもので。
登場人物がそれぞれの立場、方法(善し悪しは別)は違えど、
それらをどう克服するか、どうやったら自分を救えるかともがきながら前へ進んでいく
意外にも前向きなストーリになっている。(猟奇事件犯人は除く)
軸になる事件が陰惨で残忍な描写が多いせいでホラーな印象が強く残りつつも、
ラストには、ホッと一安心できるような爽快感が待っていたりする。
この作品での「孤独」とは、主に都会に生きる女性のそれに焦点が当てられている。
著者は女性かと思われるほど故郷から上京し一人暮らしする女性の心理にリンクしている。
それだけに「自分がいなくなったら絶対捜して」と女刑事に頼んでいた女子大生が
救出され言った「ありがとう約束守ってくれて」という一言にはホロッとさせられた。
孤独の歌声 Amazon書評・レビュー: 孤独の歌声より
4103957018