孤独の歌声

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評判

孤独の歌声の評価:

4.45/5点 レビュー 51件。 B ランク

Amazon書評・レビュー点数毎のグラフです

平均点4.45pt

Amazonレビュー一覧

Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全103件 61〜80 4/6ページ
No.43
(4pt)

派手なところは無いけど

まず主な登場人物は3人です。
深夜のコンビニでアルバイトをし、歌を作る青年。
コンビニ強盗を担当しながらも管轄外の連続殺人犯を執拗に追いかける婦人警官。
そして連続殺人犯の男。
その3人がそれぞれ忘れがたい過去を持ち、街の片隅で孤独な生活を送っている。
私が思うに主題はそれぞれの孤独のあり方かな・・・と。
人と交わらない生活は淋しいけど、それと引き換えに自分だけの世界を築ける。
でも人間は独りでは生きていけない。
そんな葛藤みたいなものがあったように思った。
私自身、あまり人と付き合うのが好きでないというか、独りが好きな性質なので共感する部分がかなりあった。
でもやっぱり外の世界とも繋がっていたいという気持ちもあり・・・
派手なところは無いけど、私はなかなか面白いと思いました。
また他の作品も読んでみたいなと思いました。
「永遠の仔」は姉が、あんまり・・・みたいに言ってたんだけど、どうなんだろう〜
孤独の歌声 (新潮文庫) Amazon書評・レビュー: 孤独の歌声 (新潮文庫)より
4101457115
No.42
(5pt)

模索する天童荒太

「永遠の仔」や「あふれた愛」「家族狩り」と比べるとすべてにおいて荒削りで、自分の内に書きたいテーマはあるのだけど、それを作者自身がまだ把握しききれてなくて、懸命に模索している途上って感じがしました。そんな風に模索する時期があってこそ、「永遠の仔」の天童荒太へと繋がっていくのだと思いながらこれを読むと、ストーリーとはまた別のところでたのしみが広がります。
孤独の歌声 Amazon書評・レビュー: 孤独の歌声より
4103957018
No.41
(5pt)

模索する天童荒太

「永遠の仔」や「あふれた愛」「家族狩り」と比べるとすべてにおいて荒削りで、自分の内に書きたいテーマはあるのだけど、それを作者自身がまだ把握しききれてなくて、懸命に模索している途上って感じがしました。そんな風に模索する時期があってこそ、「永遠の仔」の天童荒太へと繋がっていくのだと思いながらこれを読むと、ストーリーとはまた別のところでたのしみが広がります。
孤独の歌声 (新潮文庫) Amazon書評・レビュー: 孤独の歌声 (新潮文庫)より
4101457115
No.40
(5pt)

サスペンスとしては良い作品

「家族狩り」や「永遠の仔」のように重苦しいテーマが
感じられない分、サスペンスものとしてさらりと読めます。
同時期に貴志祐介さんの「黒い家」を読んでいたのですが、
猟奇的な殺人もの、ということで似ているかも。
この作品を楽しまれた方は「黒い家」も読んでみると楽しめると
思います。
天童作品にしては短いので、すぐに読み終えることが出来ますが、
私のように長い天童作品が好きな方には物足りないかも
しれません。
孤独の歌声 Amazon書評・レビュー: 孤独の歌声より
4103957018
No.39
(5pt)

サスペンスとしては良い作品

「家族狩り」や「永遠の仔」のように重苦しいテーマが
感じられない分、サスペンスものとしてさらりと読めます。
同時期に貴志祐介さんの「黒い家」を読んでいたのですが、
猟奇的な殺人もの、ということで似ているかも。
この作品を楽しまれた方は「黒い家」も読んでみると楽しめると
思います。
天童作品にしては短いので、すぐに読み終えることが出来ますが、
私のように長い天童作品が好きな方には物足りないかも
しれません。
孤独の歌声 (新潮文庫) Amazon書評・レビュー: 孤独の歌声 (新潮文庫)より
4101457115
No.38
(3pt)

ミニ模倣犯

ストーリーは宮部みゆきの模倣犯みたいな連続殺人ものです。模倣犯は文庫で5冊もあるのに、こちらは1冊で完結なので、お手軽ですね。内容も最後まで飽きさせない内容で楽しめました。
ほかに「家族狩り」「永遠の仔」も読みましたが、「孤独の歌声」が一番いいかな・・・上記二作は、暗い・重い・長〜〜〜い、の三拍子で、読んでいて息がつまりそうになりました。皆さんが絶賛されてるほど好きじゃないです。
あと、気になるのが、作者特有の言葉づかい。「〜のおりに」ってよく出てくるんだけど、あんまり使わないよ。気になって仕方ないです。四国地方の方言?途中から文中に何回出てくるかカウントしたりして(笑)普通「〜の際に」や「〜の時に」だよね。。。あと「きっと〜」っていうのも多用されていますが、これも違う言い方がある様な。校正でひっかからなかったのかなぁ?
文体も好みじゃないので、この人の作品はもう読まないと思います。
失礼なことばかり書いて、すみません・・・
孤独の歌声 Amazon書評・レビュー: 孤独の歌声より
4103957018
No.37
(3pt)

ミニ模倣犯

ストーリーは宮部みゆきの模倣犯みたいな連続殺人ものです。模倣犯は文庫で5冊もあるのに、こちらは1冊で完結なので、お手軽ですね。内容も最後まで飽きさせない内容で楽しめました。
ほかに「家族狩り」「永遠の仔」も読みましたが、「孤独の歌声」が一番いいかな・・・上記二作は、暗い・重い・長〜〜〜い、の三拍子で、読んでいて息がつまりそうになりました。皆さんが絶賛されてるほど好きじゃないです。
あと、気になるのが、作者特有の言葉づかい。「〜のおりに」ってよく出てくるんだけど、あんまり使わないよ。気になって仕方ないです。四国地方の方言?途中から文中に何回出てくるかカウントしたりして(笑)普通「〜の際に」や「〜の時に」だよね。。。あと「きっと〜」っていうのも多用されていますが、これも違う言い方がある様な。校正でひっかからなかったのかなぁ?
文体も好みじゃないので、この人の作品はもう読まないと思います。
失礼なことばかり書いて、すみません・・・
孤独の歌声 (新潮文庫) Amazon書評・レビュー: 孤独の歌声 (新潮文庫)より
4101457115
No.36
(5pt)

人はみな孤独・・・

 天童荒太が描く作品には,根底に流れるひとつの大きなテーマがある.それは家族だ.中学時代の過ちを克服できず,自分を許すことの出来ない風希,故郷の土地で大切なものを失ってしまった潤平,そして誰よりも家族を欲し,猟奇的犯罪に手を染めた松田(犯人).この三人の主人公の中で,著者が一番書きたかったのは松田ではないだろうか?
 彼の犯行は絶対に許されるべきものではないが,彼が偏狭的なまでに求めた理想の家族像は,批判されるべきものではない.誰しもが欲し、そして多くの人があきらめている究極の家族を彼は求め続けた.己の手を血に染めてまで・・・
 これほど暗く冷たく哀愁漂う作品なのに,読み終えた後の読後感は心地よい.今後も著者の綴る「家族」を読んでいきたい.
孤独の歌声 Amazon書評・レビュー: 孤独の歌声より
4103957018
No.35
(5pt)

人はみな孤独・・・

 天童荒太が描く作品には,根底に流れるひとつの大きなテーマがある.それは家族だ.中学時代の過ちを克服できず,自分を許すことの出来ない風希,故郷の土地で大切なものを失ってしまった潤平,そして誰よりも家族を欲し,猟奇的犯罪に手を染めた松田(犯人).この三人の主人公の中で,著者が一番書きたかったのは松田ではないだろうか?
 彼の犯行は絶対に許されるべきものではないが,彼が偏狭的なまでに求めた理想の家族像は,批判されるべきものではない.誰しもが欲し、そして多くの人があきらめている究極の家族を彼は求め続けた.己の手を血に染めてまで・・・
 これほど暗く冷たく哀愁漂う作品なのに,読み終えた後の読後感は心地よい.今後も著者の綴る「家族」を読んでいきたい.
孤独の歌声 (新潮文庫) Amazon書評・レビュー: 孤独の歌声 (新潮文庫)より
4101457115
No.34
(5pt)

ひとりだけど、ひとりじゃない

家族狩りの原点とも呼べる作品。多少血生臭い場面は出てくるものの、本当の孤独の意味を教えられた気がした。自分のバトンを受け取ってくれる存在はいるのか。それは身近にいるのかもしれないし、これから出会うのかもしれない。人は皆、リレーしているのかも…そう思うと、切ないけど、綺麗な風景のように思えた。作品のタイトルが暗そうだから、読むことを躊躇している人!読んだ方がいいですよ。これは思っているより寂しい話ではないし、ただのミステリーでもないから。
孤独の歌声 Amazon書評・レビュー: 孤独の歌声より
4103957018
No.33
(5pt)

ひとりだけど、ひとりじゃない

家族狩りの原点とも呼べる作品。多少血生臭い場面は出てくるものの、本当の孤独の意味を教えられた気がした。自分のバトンを受け取ってくれる存在はいるのか。それは身近にいるのかもしれないし、これから出会うのかもしれない。人は皆、リレーしているのかも…そう思うと、切ないけど、綺麗な風景のように思えた。作品のタイトルが暗そうだから、読むことを躊躇している人!読んだ方がいいですよ。これは思っているより寂しい話ではないし、ただのミステリーでもないから。
孤独の歌声 (新潮文庫) Amazon書評・レビュー: 孤独の歌声 (新潮文庫)より
4101457115
No.32
(4pt)

しばらくブルーになった・・・

「永遠の仔」「家族狩り」を読み終えた後に、手をのばしました。まず、「孤独の歌声」というタイトル自体が、人を誘う不思議な魅力を備えているように感じられました。。。でも、作品はミステリー。天童氏ならではのカメラの切り替えで、3人の登場人物を次々おいかけていく作風でも、読み手を引っ張りつづけることができるのは、作者の技量によるものだと感じます。ストーリーだけでなく、筆力にも感嘆せずにはいられません。(最近特に、”金をドブにすてた”ようなモノばかり読んじゃったので)内容については、イカれちゃった犯人の行動が、生理的に受け付けられなくて嫌悪感を感じ、「犯人の登場シーンになると、気持ち悪い」と脱落しそうになりかけました。。。最後まで読めたのは、やはり、「孤独の歌声」を聴きたいから。コンビニ店員潤平と刑事風希の、孤独の音楽が聞こえるような気がしました。(犯人のは、聞こえてこなかった・・・)一人でいたいと思うことは我儘ということではないと、慰められ、改めてタイトルの絶妙さに感嘆。タイトルに負けない内容だし、内容に負けないタイトルでした。
孤独の歌声 Amazon書評・レビュー: 孤独の歌声より
4103957018
No.31
(4pt)

しばらくブルーになった・・・

「永遠の仔」「家族狩り」を読み終えた後に、手をのばしました。まず、「孤独の歌声」というタイトル自体が、人を誘う不思議な魅力を備えているように感じられました。。。でも、作品はミステリー。天童氏ならではのカメラの切り替えで、3人の登場人物を次々おいかけていく作風でも、読み手を引っ張りつづけることができるのは、作者の技量によるものだと感じます。ストーリーだけでなく、筆力にも感嘆せずにはいられません。(最近特に、”金をドブにすてた”ようなモノばかり読んじゃったので)内容については、イカれちゃった犯人の行動が、生理的に受け付けられなくて嫌悪感を感じ、「犯人の登場シーンになると、気持ち悪い」と脱落しそうになりかけました。。。最後まで読めたのは、やはり、「孤独の歌声」を聴きたいから。コンビニ店員潤平と刑事風希の、孤独の音楽が聞こえるような気がしました。(犯人のは、聞こえてこなかった・・・)一人でいたいと思うことは我儘ということではないと、慰められ、改めてタイトルの絶妙さに感嘆。タイトルに負けない内容だし、内容に負けないタイトルでした。
孤独の歌声 (新潮文庫) Amazon書評・レビュー: 孤独の歌声 (新潮文庫)より
4101457115
No.30
(4pt)

面白い!

とにかく面白い。息をもつかせぬ展開で、一気に読んでしまった。人は心にそれぞれの孤独を抱えながら生きている。だが、一人で生きようとする人間ほど、心の中では人との関係やぬくもりを求めているのではないだろうか。悲惨な事件を扱った作品ではあったが、「孤独」という言葉が、心に強く響く作品でもあった。
孤独の歌声 Amazon書評・レビュー: 孤独の歌声より
4103957018
No.29
(4pt)

面白い!

とにかく面白い。息をもつかせぬ展開で、一気に読んでしまった。人は心にそれぞれの孤独を抱えながら生きている。だが、一人で生きようとする人間ほど、心の中では人との関係やぬくもりを求めているのではないだろうか。悲惨な事件を扱った作品ではあったが、「孤独」という言葉が、心に強く響く作品でもあった。
孤独の歌声 (新潮文庫) Amazon書評・レビュー: 孤独の歌声 (新潮文庫)より
4101457115
No.28
(5pt)

孤独の心理

 一見、サイコサスペンスのような作りをしていますが、この小説のテーマは孤独の人間心理を深く描いた作品だと思います。確かにストーリーの流れラストの展開は「羊たちの沈黙」を彷彿とさせますが、この小説の醍醐味は、その過程で描かれる3人の人間の孤独の心理。彼等、犯人はともかく、女刑事の風希とコンビに店員潤平の屈折した気持ちが理解できる人は多多いると思います。そういった人達にはとても共感できる小説でしょう。 プロット的にもよく構成されており、伏線の張り方もうまく、なんと言っても文体が読みやすく、テンポよく読めるのもポイント大。 後に続く「家族狩り」「永遠の仔」の基盤となる人物映写がここでも見事に描かれている傑作でしょう。
孤独の歌声 Amazon書評・レビュー: 孤独の歌声より
4103957018
No.27
(5pt)

孤独の心理

 一見、サイコサスペンスのような作りをしていますが、この小説のテーマは孤独の人間心理を深く描いた作品だと思います。確かにストーリーの流れラストの展開は「羊たちの沈黙」を彷彿とさせますが、この小説の醍醐味は、その過程で描かれる3人の人間の孤独の心理。彼等、犯人はともかく、女刑事の風希とコンビに店員潤平の屈折した気持ちが理解できる人は多多いると思います。そういった人達にはとても共感できる小説でしょう。 プロット的にもよく構成されており、伏線の張り方もうまく、なんと言っても文体が読みやすく、テンポよく読めるのもポイント大。 後に続く「家族狩り」「永遠の仔」の基盤となる人物映写がここでも見事に描かれている傑作でしょう。
孤独の歌声 (新潮文庫) Amazon書評・レビュー: 孤独の歌声 (新潮文庫)より
4101457115
No.26
(4pt)

孤独な魂が共鳴しあう

天童荒太さんの作品で一番初めに読みました。この本が素晴らしかったので、家族狩りの5冊も読みましたが、作品としてはこちらの方が好きです。犯人が被害者の女性から切り取った体の一部を持ち歩いている描写と女性を虐待している描写があまりにも不愉快だったので、星は4つとさせていただきました。しかし、ヒロインの警察官とコンビ二で働く歌手志望の青年の心の交流はうつくしく、孤独な魂が共鳴しあっているのが、この残酷な事件のなかで心を暖かくしてくれます。この本は孤独はこわくない、孤独は悪いことではない、ひとりでもいいのだ、ということを教えてくれます。裏テーマとして、次の作品にも続いていく「家族」があり、ミステリーとしてだけでなく、孤独とは何か、一人でいるとはなにか、ということを考えているひとにお薦めしたい1冊です。
孤独の歌声 Amazon書評・レビュー: 孤独の歌声より
4103957018
No.25
(4pt)

孤独な魂が共鳴しあう

天童荒太さんの作品で一番初めに読みました。この本が素晴らしかったので、家族狩りの5冊も読みましたが、作品としてはこちらの方が好きです。犯人が被害者の女性から切り取った体の一部を持ち歩いている描写と女性を虐待している描写があまりにも不愉快だったので、星は4つとさせていただきました。しかし、ヒロインの警察官とコンビ二で働く歌手志望の青年の心の交流はうつくしく、孤独な魂が共鳴しあっているのが、この残酷な事件のなかで心を暖かくしてくれます。この本は孤独はこわくない、孤独は悪いことではない、ひとりでもいいのだ、ということを教えてくれます。裏テーマとして、次の作品にも続いていく「家族」があり、ミステリーとしてだけでなく、孤独とは何か、一人でいるとはなにか、ということを考えているひとにお薦めしたい1冊です。
孤独の歌声 (新潮文庫) Amazon書評・レビュー: 孤独の歌声 (新潮文庫)より
4101457115
No.24
(4pt)

おもしろかった

「永遠の仔」を読んで以来の天童荒太作品でした。この作品の方が先に出版されたものですが、子供の時に受けた親からの傷が狂気を生み心に傷をもった、そして孤独を感じている登場人物達とのかかわりが面白かった。登場人物それぞれは他人とのかかわりに於いて、「彼」が母親から受けた抑圧の影響から他者に自分を理解して欲しいという中で、他人の全てを理解できないという前提立ちつつ、それでも信じられる一瞬があれば良いという「おれ」と「わたし」。昔ほど他者との関係、付き合い方が論じられなくなってきたが、そうであるからか余計に自分と重ね合わせてしまった。面白い作品でした。
孤独の歌声 Amazon書評・レビュー: 孤独の歌声より
4103957018