孤独の歌声

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評判

孤独の歌声の評価:

4.45/5点 レビュー 51件。 B ランク

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平均点4.45pt

Amazonレビュー一覧

Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全103件 41〜60 3/6ページ
No.63
(4pt)

最後の救いがありがたい

遅れてきた天童ファンです。
悼む〜永遠の〜家族〜孤独と逆進行でハマリました。
いずれの作品も、人と人とが傷つけあいながらも絆を模索せずにはいられず、
さらに傷を深めてしまう切ない物語です。
ただ、初期のこの作品は、物語の最後に僅かな(現世での)救いがあるように思え、
逆進行でどろどろストーリーをたどった私にも救いをいただきました。
孤独の歌声 (新潮文庫) Amazon書評・レビュー: 孤独の歌声 (新潮文庫)より
4101457115
No.62
(4pt)

孤独のバトン

この作品は孤独な者たちが紡ぐバトンリレーだ。それぞれの登場人物が違う事情の孤独を抱えている。これが実に見事に描かれている。とにかくリーダビリティが尋常じゃない! 物語にぐいぐい引き込まれてゆく。加えて、狡猾な文章ならびに会話が一層エンターテイメント性を高めているだろう。 しかし、5星は与えられない。私はエグい描写が苦手、というのがあるが、前半で読むのを止めたくなる描写が目につく。これが単に面白いといえない要因である。さらに、テーマ性の希薄さが見て取れる。「孤独」を見事に表しているが、心に残らない。あくまでエンターテイメントであり、深い人間性を呈示するものではなかった。残念だ。
孤独の歌声 Amazon書評・レビュー: 孤独の歌声より
4103957018
No.61
(4pt)

孤独のバトン

この作品は孤独な者たちが紡ぐバトンリレーだ。それぞれの登場人物が違う事情の孤独を抱えている。これが実に見事に描かれている。とにかくリーダビリティが尋常じゃない! 物語にぐいぐい引き込まれてゆく。加えて、狡猾な文章ならびに会話が一層エンターテイメント性を高めているだろう。 しかし、5星は与えられない。私はエグい描写が苦手、というのがあるが、前半で読むのを止めたくなる描写が目につく。これが単に面白いといえない要因である。さらに、テーマ性の希薄さが見て取れる。「孤独」を見事に表しているが、心に残らない。あくまでエンターテイメントであり、深い人間性を呈示するものではなかった。残念だ。
孤独の歌声 (新潮文庫) Amazon書評・レビュー: 孤独の歌声 (新潮文庫)より
4101457115
No.60
(5pt)

他人と無縁ではいられない「孤独」が切ない

天童荒太の作品では、良い人しか出てこないような印象がある。もちろん、犯人はいるのだが、犯人には犯行に至った経緯があり、一概には責められない。犯人もまた被害者の側面を持っている。そんな作者の声を感じる。これが他のミステリとは違うように思える。 本作品はノンフィクションだと言われても違和感のない作品だ。特に犯人が被害者の身体の一部を持ちあるいて弄ぶところが恐ろしい。知っている地名が頻出するので、そういう意味でも不気味だった。 二つの事件が一点で交差して、そこから犯人にいかにたどり着くか、主人公の女性刑事の視点と行動が非常に面白かったし、主人公とバイト青年の交流も他人とは無縁でいられない社会の中での孤独を強調していて印象深かった。
孤独の歌声 Amazon書評・レビュー: 孤独の歌声より
4103957018
No.59
(5pt)

他人と無縁ではいられない「孤独」が切ない

天童荒太の作品では、良い人しか出てこないような印象がある。もちろん、犯人はいるのだが、犯人には犯行に至った経緯があり、一概には責められない。犯人もまた被害者の側面を持っている。そんな作者の声を感じる。これが他のミステリとは違うように思える。 本作品はノンフィクションだと言われても違和感のない作品だ。特に犯人が被害者の身体の一部を持ちあるいて弄ぶところが恐ろしい。知っている地名が頻出するので、そういう意味でも不気味だった。 二つの事件が一点で交差して、そこから犯人にいかにたどり着くか、主人公の女性刑事の視点と行動が非常に面白かったし、主人公とバイト青年の交流も他人とは無縁でいられない社会の中での孤独を強調していて印象深かった。
孤独の歌声 (新潮文庫) Amazon書評・レビュー: 孤独の歌声 (新潮文庫)より
4101457115
No.58
(5pt)

他人と無縁ではいられない「孤独」が切ない

 天童荒太の作品では、良い人しか出てこないような印象がある。もちろん、犯人はいるのだが、犯人には犯行に至った経緯があり、一概には責められない。犯人もまた被害者の側面を持っている。そんな作者の声を感じる。これが他のミステリとは違うように思える。
 本作品はノンフィクションだと言われても違和感のない作品だ。特に犯人が被害者の身体の一部を持ちあるいて弄ぶところが恐ろしい。知っている地名が頻出するので、そういう意味でも不気味だった。
 二つの事件が一点で交差して、そこから犯人にいかにたどり着くか、主人公の女性刑事の視点と行動が非常に面白かったし、主人公とバイト青年の交流も他人とは無縁でいられない社会の中での孤独を強調していて印象深かった。
孤独の歌声 Amazon書評・レビュー: 孤独の歌声より
4103957018
No.57
(5pt)

他人と無縁ではいられない「孤独」が切ない

 天童荒太の作品では、良い人しか出てこないような印象がある。もちろん、犯人はいるのだが、犯人には犯行に至った経緯があり、一概には責められない。犯人もまた被害者の側面を持っている。そんな作者の声を感じる。これが他のミステリとは違うように思える。
 本作品はノンフィクションだと言われても違和感のない作品だ。特に犯人が被害者の身体の一部を持ちあるいて弄ぶところが恐ろしい。知っている地名が頻出するので、そういう意味でも不気味だった。
 二つの事件が一点で交差して、そこから犯人にいかにたどり着くか、主人公の女性刑事の視点と行動が非常に面白かったし、主人公とバイト青年の交流も他人とは無縁でいられない社会の中での孤独を強調していて印象深かった。
孤独の歌声 (新潮文庫) Amazon書評・レビュー: 孤独の歌声 (新潮文庫)より
4101457115
No.56
(5pt)

怖い、でも

気にはなっていながら暗いイメージがあり手が出なかったのですが、「あふれた愛」を読み、興味を持ち遅ればせながら読ませていただきました。犯行時の描写がきつく、まるでハンニバル。
なのに、何故かどんどん引き込まれてゆく。久しぶりに熱を帯びて読ませていただいたサイコミステリー。内容も濃く、早く結末を知りたい気持ちと、読み終わりたくない気持の葛藤の連続で、もったいぶって読み終わりました。人間の心理、孤独というものを改めて考えさせられ素直に面白い本だと思えました。内容は重いのですが一読してみてはいかがでしょうか。
孤独という意味合いも人それぞれ抱えているのだと思いました。人を見る目が少しやさしくなる気がします。がんばりましょうって。。誰かによりかかってもいいんだからと。。
孤独の歌声 Amazon書評・レビュー: 孤独の歌声より
4103957018
No.55
(5pt)

怖い、でも

気にはなっていながら暗いイメージがあり手が出なかったのですが、「あふれた愛」を読み、興味を持ち遅ればせながら読ませていただきました。犯行時の描写がきつく、まるでハンニバル。
なのに、何故かどんどん引き込まれてゆく。久しぶりに熱を帯びて読ませていただいたサイコミステリー。内容も濃く、早く結末を知りたい気持ちと、読み終わりたくない気持の葛藤の連続で、もったいぶって読み終わりました。人間の心理、孤独というものを改めて考えさせられ素直に面白い本だと思えました。内容は重いのですが一読してみてはいかがでしょうか。
孤独という意味合いも人それぞれ抱えているのだと思いました。人を見る目が少しやさしくなる気がします。がんばりましょうって。。誰かによりかかってもいいんだからと。。
孤独の歌声 (新潮文庫) Amazon書評・レビュー: 孤独の歌声 (新潮文庫)より
4101457115
No.54
(5pt)

天童荒太のデビュー作。秀逸なサイコホラー。

この題名から、「孤独」というものを考える作品のように思われがちですが、そんな説教じみた内容ではありません。異常な性癖を持つサイコキラーの残虐な犯罪とその背景、事件を明らかにしてゆく女性警官と青年のからみなど、秀逸なサイコホラーのエンターテイメントとして、楽しめる作品です。ややグロテスクでサディステックな描写が多いので、ご注意を。
孤独の歌声 Amazon書評・レビュー: 孤独の歌声より
4103957018
No.53
(5pt)

天童荒太のデビュー作。秀逸なサイコホラー。

この題名から、「孤独」というものを考える作品のように思われがちですが、そんな説教じみた内容ではありません。異常な性癖を持つサイコキラーの残虐な犯罪とその背景、事件を明らかにしてゆく女性警官と青年のからみなど、秀逸なサイコホラーのエンターテイメントとして、楽しめる作品です。ややグロテスクでサディステックな描写が多いので、ご注意を。
孤独の歌声 (新潮文庫) Amazon書評・レビュー: 孤独の歌声 (新潮文庫)より
4101457115
No.52
(5pt)

「心ここにあらず」を表現させたら当代随一、天童荒太

「誰もいなかったら、まったく、滑稽よ朝山巡査・・・」という台詞から火スペの域を出ないような作品なのだろうか?と眉をひそめましたが、最終的には本のページをめくる手が止まらなくなるほど、この本の深みに引きずり込まれてしまいました。風希と潤平の、男女の関係を超越したもっと崇高な連帯感、それも本当の意味での孤独を抱えた人間にしかわからない微妙で繊細なつながり、のようなものに魅力を感じました。彼らの錯綜した感情は、わかる範囲でですが、とても共感できるものがありました。あとサイコ・シリアル・キラーの男は吉良吉影っぽいですね。一番興味を惹かれたのはこの男の、歪んだ至上の愛を求める心でした、「魂も抱き合えていると感じるほどのセックス」・・・彼ほどイノセントで残酷な男はいないと思った。メディアや音楽業界に対する著者の批判も見て取れた。終わり方がちょっとご都合主義なかんじで個人的にはうすら寒い気もするが、エンターテイメントの宿命だとも思った。(どうでもいいですが、潤平の「(宮沢賢治+ドアーズ+ロバート・ジョンソン)×フォーク」的な音楽って偏狭な日本の音楽シーンで受け入れられるはずないと思います)
孤独の歌声 Amazon書評・レビュー: 孤独の歌声より
4103957018
No.51
(5pt)

「心ここにあらず」を表現させたら当代随一、天童荒太

「誰もいなかったら、まったく、滑稽よ朝山巡査・・・」という台詞から火スペの域を出ないような作品なのだろうか?と眉をひそめましたが、最終的には本のページをめくる手が止まらなくなるほど、この本の深みに引きずり込まれてしまいました。風希と潤平の、男女の関係を超越したもっと崇高な連帯感、それも本当の意味での孤独を抱えた人間にしかわからない微妙で繊細なつながり、のようなものに魅力を感じました。彼らの錯綜した感情は、わかる範囲でですが、とても共感できるものがありました。あとサイコ・シリアル・キラーの男は吉良吉影っぽいですね。一番興味を惹かれたのはこの男の、歪んだ至上の愛を求める心でした、「魂も抱き合えていると感じるほどのセックス」・・・彼ほどイノセントで残酷な男はいないと思った。メディアや音楽業界に対する著者の批判も見て取れた。終わり方がちょっとご都合主義なかんじで個人的にはうすら寒い気もするが、エンターテイメントの宿命だとも思った。(どうでもいいですが、潤平の「(宮沢賢治+ドアーズ+ロバート・ジョンソン)×フォーク」的な音楽って偏狭な日本の音楽シーンで受け入れられるはずないと思います)
孤独の歌声 (新潮文庫) Amazon書評・レビュー: 孤独の歌声 (新潮文庫)より
4101457115
No.50
(4pt)

楽しい本ではないですが。。。

孤独とは何か、家族とは何か?とても考えさせられます。犯人の病的な描写は読んでいて
気持ち悪くなりました。
ただみなさんのレビューを読んでいると、本作はまだまだ完成度が低いようなので、
ほかの作品も読んでみたいと思いました。
孤独の歌声 Amazon書評・レビュー: 孤独の歌声より
4103957018
No.49
(4pt)

楽しい本ではないですが。。。

孤独とは何か、家族とは何か?とても考えさせられます。犯人の病的な描写は読んでいて
気持ち悪くなりました。
ただみなさんのレビューを読んでいると、本作はまだまだ完成度が低いようなので、
ほかの作品も読んでみたいと思いました。
孤独の歌声 (新潮文庫) Amazon書評・レビュー: 孤独の歌声 (新潮文庫)より
4101457115
No.48
(5pt)

ふしぎに共感してしまう“負の心理”

最近、この作家にはまっています。
この人は、
負の心理、というか、
闇の心理、というか、
そういうものを描くのが非常にうまい。
ただ暴力的にその心の闇を描くのではなく、
説得力のある、
そして、だれにでもありうる問題として提起される。
少女時代の誘拐事件のトラウマを抱えたまま、
刑事となった女。
何よりも自分のために歌い続けながら、
コンビ二でのバイト中に事件に巻き込まれる男。
異常な環境での成育によって、
歪んだ家族の愛を信じている犯人の男。
孤独である3人が、
出会い、すれ違いながら、
物語は展開していく。
連続女性誘拐殺人事件と、
連続コンビニ強盗事件。
この事件もまた、
“孤独”というものが、
キーワードともいえる。
深夜のコンビニを訪れる人たち。
事件はこの特殊なシュチュエーションが、
可能にしたともいえる。
謎解きよりも、
それぞれの心の動きが、
時に共感、
時に反発を生みながら、
読み進ませる。
ラストに、
この孤独の3人が同じ場にいる。
絶望的なクライマックスでありながら、
異様な共感に似たものが、
その空間に流れる。
それは、
ともすれば否定されてしまい異常さでもあるが、
なぜか、
説得力があったりする。
それがなぜか、理解できるのがふしぎだった。
孤独の歌声 Amazon書評・レビュー: 孤独の歌声より
4103957018
No.47
(5pt)

ふしぎに共感してしまう“負の心理”

最近、この作家にはまっています。
この人は、
負の心理、というか、
闇の心理、というか、
そういうものを描くのが非常にうまい。
ただ暴力的にその心の闇を描くのではなく、
説得力のある、
そして、だれにでもありうる問題として提起される。
少女時代の誘拐事件のトラウマを抱えたまま、
刑事となった女。
何よりも自分のために歌い続けながら、
コンビ二でのバイト中に事件に巻き込まれる男。
異常な環境での成育によって、
歪んだ家族の愛を信じている犯人の男。
孤独である3人が、
出会い、すれ違いながら、
物語は展開していく。
連続女性誘拐殺人事件と、
連続コンビニ強盗事件。
この事件もまた、
“孤独”というものが、
キーワードともいえる。
深夜のコンビニを訪れる人たち。
事件はこの特殊なシュチュエーションが、
可能にしたともいえる。
謎解きよりも、
それぞれの心の動きが、
時に共感、
時に反発を生みながら、
読み進ませる。
ラストに、
この孤独の3人が同じ場にいる。
絶望的なクライマックスでありながら、
異様な共感に似たものが、
その空間に流れる。
それは、
ともすれば否定されてしまい異常さでもあるが、
なぜか、
説得力があったりする。
それがなぜか、理解できるのがふしぎだった。
孤独の歌声 (新潮文庫) Amazon書評・レビュー: 孤独の歌声 (新潮文庫)より
4101457115
No.46
(5pt)

重厚なサスペンス。

猟奇殺人という、ミステリーではありふれた題材だけがメインだとしたら、
ここまでは面白く読めなかったかと思います。
同じ女性として、被害者の気持ちを考えるとつらくなる描写も多かったですが、
すべての登場人物を丁寧に描いていて、リアルでした。
それぞれにトラウマを抱えた三人が最後に集結する部分は、
少しうまく出来過ぎている感もありましたが、
わざとらしさはなく、主人公達の執念のようなものが伝わってきました。
いつも思うのですが、天童さんの作品には、
悪役にもそれなりの言い分があって、次第に納得させてしまううまさがあります。
本当にうまい!やられましたと言う感じです。
孤独の歌声 Amazon書評・レビュー: 孤独の歌声より
4103957018
No.45
(5pt)

重厚なサスペンス。

猟奇殺人という、ミステリーではありふれた題材だけがメインだとしたら、
ここまでは面白く読めなかったかと思います。
同じ女性として、被害者の気持ちを考えるとつらくなる描写も多かったですが、
すべての登場人物を丁寧に描いていて、リアルでした。
それぞれにトラウマを抱えた三人が最後に集結する部分は、
少しうまく出来過ぎている感もありましたが、
わざとらしさはなく、主人公達の執念のようなものが伝わってきました。
いつも思うのですが、天童さんの作品には、
悪役にもそれなりの言い分があって、次第に納得させてしまううまさがあります。
本当にうまい!やられましたと言う感じです。
孤独の歌声 (新潮文庫) Amazon書評・レビュー: 孤独の歌声 (新潮文庫)より
4101457115
No.44
(4pt)

派手なところは無いけど

まず主な登場人物は3人です。
深夜のコンビニでアルバイトをし、歌を作る青年。
コンビニ強盗を担当しながらも管轄外の連続殺人犯を執拗に追いかける婦人警官。
そして連続殺人犯の男。
その3人がそれぞれ忘れがたい過去を持ち、街の片隅で孤独な生活を送っている。
私が思うに主題はそれぞれの孤独のあり方かな・・・と。
人と交わらない生活は淋しいけど、それと引き換えに自分だけの世界を築ける。
でも人間は独りでは生きていけない。
そんな葛藤みたいなものがあったように思った。
私自身、あまり人と付き合うのが好きでないというか、独りが好きな性質なので共感する部分がかなりあった。
でもやっぱり外の世界とも繋がっていたいという気持ちもあり・・・
派手なところは無いけど、私はなかなか面白いと思いました。
また他の作品も読んでみたいなと思いました。
「永遠の仔」は姉が、あんまり・・・みたいに言ってたんだけど、どうなんだろう〜
孤独の歌声 Amazon書評・レビュー: 孤独の歌声より
4103957018