400年の遺言

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評判

400年の遺言の評価:

3.29/5点 レビュー 7件。 C ランク

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平均点3.29pt

Amazonレビュー一覧

Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

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全4件 1〜4 1/1ページ
No.4
(3pt)

成功作、とはいえないところもあるものの

複数の「謎の提示と、その謎解き」の中には、ちょっとこれはどうかな、というものも多く含まれていて、物語の組み上げや、全体のバランスとかは、もう少し何とかできるのじゃないか、という座りの悪さがあります。
だから作品としては評価がひくくなる本だという気が、するのですが、それでも、メインテーマそのものには、捨てがたい魅力があると思います。
「掛け軸」や「井戸」の謎解きとか、とても愛おしいです。
(殺人事件をとりこまず、この二つくらいで中篇にすれば、バランスのいい作品になるのでは、という気がします。)
400年の遺言―死の庭園の死 (角川文庫) Amazon書評・レビュー: 400年の遺言―死の庭園の死 (角川文庫)より
4043652011
No.3
(1pt)

主人公の設定が…。

主人公に全然共感がもてない。

赤子の時に捨てられて施設で育ち、のちに養父母に引き取られるもいい環境ではなく、それゆえに愛情がよくわからない、といったような設定なのだが、その割には、警察キャリアである友人の奥さんに懸想していて、その気持ちを何度もさりげなく本人に伝えて、かわされてもなおあきらめず、友人が不在の時に自宅を訪ねたりという粘着質な性格。その奥さんのおなかには二人目の子供がいるのにだ。

その主人公が殺人事件の第一発見者で、推理しながら事件を解明していく…という流れなのだが、なんだか主人公の設定が余計で、事件の方に入り込めない。これは本当にサスペンスものなのだろうか。それよりも、この主人公を使って人間ドラマでも書いた方がよかったのではないか。

さらに、殺人事件の動機になった400年前の秘密というのが、せっかくの設定をしたのに全然生かされていない。この物語には軸が3つあって、それぞれがみんな浮いてしまっている。前半に出てきた友人の妻も後半は全く出ず、懸想していたという設定が全然意味なしになっている。いっそ、3つの作品にわけた方がよかった気がした。

400年の遺言―死の庭園の死 (角川文庫) Amazon書評・レビュー: 400年の遺言―死の庭園の死 (角川文庫)より
4043652011
No.2
(3pt)

こんな遺言!

 2000年に出た単行本『400年の遺言 龍遠寺庭園の死』の改題・文庫化。
 『3000年の密室』の続編というわけではない。
 京都の古寺を舞台とした、スケールの大きなミステリ。その寺の庭に隠された秘密と、殺人事件の謎とがからみあい、溶け合いながら展開していく。隅々まで考え抜かれたプロットで、著者の「誠実さ」に頭の下がる思いだ。
 しかし、京都に住む人間からすると、庭の秘密には意外性がないように感じる。
 殺人事件の謎については、もう少し解決の過程を整理すべきではないかと思った。
400年の遺言―死の庭園の死 (角川文庫) Amazon書評・レビュー: 400年の遺言―死の庭園の死 (角川文庫)より
4043652011
No.1
(3pt)

まあまあ

後半、蔭山の回想的推理がちょいこじつけ気味か。
客観的事実を積み重ねて推理してもらいたかった。
雰囲気はいいので、オマケして星3つ。
400年の遺言―死の庭園の死 (角川文庫) Amazon書評・レビュー: 400年の遺言―死の庭園の死 (角川文庫)より
4043652011