さよなら妖精

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評判

さよなら妖精の評価:

3.95/5点 レビュー 88件。 B ランク

Amazon書評・レビュー点数毎のグラフです

平均点3.95pt

Amazonレビュー一覧

Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全190件 121〜140 7/10ページ
No.70
(4pt)

一見ファンタジーみたいなタイトルだけど

実際はリアルな日常を描いていて、ミステリーの要素もないではないけど、青春小説というのがいちばんピッタリはまるような気がします。

この本は作者の出世作らしいですね。
細かいこと言うと、主人公が妙に理屈っぽかったり、ミステリーの素材が(最後のひとつを除いては)あまりにも日常的すぎたりと気になるところはありますが、作者が書きたかったことを素直に読んでいくなら、最後はなかなか深い余韻を残す結末になっていると思います。
さよなら妖精 (創元推理文庫) Amazon書評・レビュー: さよなら妖精 (創元推理文庫)より
4488451039
No.69
(4pt)

一見ファンタジーみたいなタイトルだけど

実際はリアルな日常を描いていて、ミステリーの要素もないではないけど、青春小説というのがいちばんピッタリはまるような気がします。

この本は作者の出世作らしいですね。
細かいこと言うと、主人公が妙に理屈っぽかったり、ミステリーの素材が(最後のひとつを除いては)あまりにも日常的すぎたりと気になるところはありますが、作者が書きたかったことを素直に読んでいくなら、最後はなかなか深い余韻を残す結末になっていると思います。
さよなら妖精 (ミステリ・フロンティア) Amazon書評・レビュー: さよなら妖精 (ミステリ・フロンティア)より
4488017037
No.68
(4pt)

一見ファンタジーみたいなタイトルだけど

実際はリアルな日常を描いていて、ミステリーの要素もないではないけど、青春小説というのがいちばんピッタリはまるような気がします。

この本は作者の出世作らしいですね。
細かいこと言うと、主人公が妙に理屈っぽかったり、ミステリーの素材が(最後のひとつを除いては)あまりにも日常的すぎたりと気になるところはありますが、作者が書きたかったことを素直に読んでいくなら、最後はなかなか深い余韻を残す結末になっていると思います。
さよなら妖精【単行本新装版】 Amazon書評・レビュー: さよなら妖精【単行本新装版】より
4488027687
No.67
(2pt)

んー……

Kindleで読んだが、50%読んだ時点で、ストーリーの変異がほとんど見当たらず、「大丈夫か?」と思った。人物も描かれているとは言いがたい。(古典部ほど区別がつかなかった)
登場人物全員が暗い!(マーヤは除く)
結局クライマックスは送別会の酒宴て何?
短編の構成で長編を書いたような感じがした。
面白い読み方を提案するなら、本書には恋愛感情は一切記されていないが、ないはずはなかろう。マーヤが男だったらこの話は成立しないのだから。そのへんの隠れた感情を探し出すのもミステリーの醍醐味?かもしれない。
さよなら妖精 (創元推理文庫) Amazon書評・レビュー: さよなら妖精 (創元推理文庫)より
4488451039
No.66
(2pt)

んー……

Kindleで読んだが、50%読んだ時点で、ストーリーの変異がほとんど見当たらず、「大丈夫か?」と思った。人物も描かれているとは言いがたい。(古典部ほど区別がつかなかった)
登場人物全員が暗い!(マーヤは除く)
結局クライマックスは送別会の酒宴て何?
短編の構成で長編を書いたような感じがした。
面白い読み方を提案するなら、本書には恋愛感情は一切記されていないが、ないはずはなかろう。マーヤが男だったらこの話は成立しないのだから。そのへんの隠れた感情を探し出すのもミステリーの醍醐味?かもしれない。
さよなら妖精 (ミステリ・フロンティア) Amazon書評・レビュー: さよなら妖精 (ミステリ・フロンティア)より
4488017037
No.65
(3pt)

米澤作品の大ファンだが、これはあんまり好きじゃない

現代史随一の複雑な民族的事情を抱えた地域から来た妖精のような少女、彼女に対して微妙な思いを抱く高校生たちの群像、そして後日潭。非常に深いテーマを扱った作品。いや、テーマじゃないのかな。単なる味付けだろうか?
この著者の腕は非常に高い。それでも、バルカン半島に生きることの意味は伝わるべくもないわけで、味付けなのかテーマなのかわからないくらい、ちょっともやもやしたものが残る。深刻な気持ちで読み進めると、とってつけたような推理要素が邪魔くさい。妙に推理能力だけ突出した性格というのも、エンターテインメントと割り切って読めた他のシリーズ中なら効果的だったが、沈鬱なこの作品では極力普通の十代らしく描いているせいで奇妙に感じる。
ヒロインについて行きたいと申し出る主人公の気持ちも、あまりに幼稚で空回りしている。もちろん、それは高校生の感傷であるから、幼稚でいいのだ。ただし、きれいに突き放して描くのか、幼稚さに感情移入を求めるのか、どちらか決めかねているために説得力がない状態になっただけのように私には読めた。
変な話だが、作者の技量の高さをこれほど感じた作品は少ない。簡単な言葉で映像が鮮やかに浮かぶし、事件がなくても興味が持続する理知的な文章だ。人物像も見事。しかしこの材料、舞台装置だと、どうしてもより高度な基準で測りたくなり、それだけでは足りないと思ってしまう。
これを果敢な試みと言っていいのか。それで高評価を与えることは、文学としてみることを意味する。だが私の意見では、文学としてみることはテクストを超えて著者の人間そのものを巻き込んだ形で評価することだ。私はこの著者を好きであることは人後に落ちないつもりだが、さすがにそこまではどうかな(笑)。
さよなら妖精【単行本新装版】 Amazon書評・レビュー: さよなら妖精【単行本新装版】より
4488027687
No.64
(3pt)

米澤作品の大ファンだが、これはあんまり好きじゃない

現代史随一の複雑な民族的事情を抱えた地域から来た妖精のような少女、彼女に対して微妙な思いを抱く高校生たちの群像、そして後日潭。非常に深いテーマを扱った作品。いや、テーマじゃないのかな。単なる味付けだろうか?
この著者の腕は非常に高い。それでも、バルカン半島に生きることの意味は伝わるべくもないわけで、味付けなのかテーマなのかわからないくらい、ちょっともやもやしたものが残る。深刻な気持ちで読み進めると、とってつけたような推理要素が邪魔くさい。妙に推理能力だけ突出した性格というのも、エンターテインメントと割り切って読めた他のシリーズ中なら効果的だったが、沈鬱なこの作品では極力普通の十代らしく描いているせいで奇妙に感じる。
ヒロインについて行きたいと申し出る主人公の気持ちも、あまりに幼稚で空回りしている。もちろん、それは高校生の感傷であるから、幼稚でいいのだ。ただし、きれいに突き放して描くのか、幼稚さに感情移入を求めるのか、どちらか決めかねているために説得力がない状態になっただけのように私には読めた。
変な話だが、作者の技量の高さをこれほど感じた作品は少ない。簡単な言葉で映像が鮮やかに浮かぶし、事件がなくても興味が持続する理知的な文章だ。人物像も見事。しかしこの材料、舞台装置だと、どうしてもより高度な基準で測りたくなり、それだけでは足りないと思ってしまう。
これを果敢な試みと言っていいのか。それで高評価を与えることは、文学としてみることを意味する。だが私の意見では、文学としてみることはテクストを超えて著者の人間そのものを巻き込んだ形で評価することだ。私はこの著者を好きであることは人後に落ちないつもりだが、さすがにそこまではどうかな(笑)。
さよなら妖精 (創元推理文庫) Amazon書評・レビュー: さよなら妖精 (創元推理文庫)より
4488451039
No.63
(3pt)

米澤作品の大ファンだが、これはあんまり好きじゃない

現代史随一の複雑な民族的事情を抱えた地域から来た妖精のような少女、彼女に対して微妙な思いを抱く高校生たちの群像、そして後日潭。非常に深いテーマを扱った作品。いや、テーマじゃないのかな。単なる味付けだろうか?
この著者の腕は非常に高い。それでも、バルカン半島に生きることの意味は伝わるべくもないわけで、味付けなのかテーマなのかわからないくらい、ちょっともやもやしたものが残る。深刻な気持ちで読み進めると、とってつけたような推理要素が邪魔くさい。妙に推理能力だけ突出した性格というのも、エンターテインメントと割り切って読めた他のシリーズ中なら効果的だったが、沈鬱なこの作品では極力普通の十代らしく描いているせいで奇妙に感じる。
ヒロインについて行きたいと申し出る主人公の気持ちも、あまりに幼稚で空回りしている。もちろん、それは高校生の感傷であるから、幼稚でいいのだ。ただし、きれいに突き放して描くのか、幼稚さに感情移入を求めるのか、どちらか決めかねているために説得力がない状態になっただけのように私には読めた。
変な話だが、作者の技量の高さをこれほど感じた作品は少ない。簡単な言葉で映像が鮮やかに浮かぶし、事件がなくても興味が持続する理知的な文章だ。人物像も見事。しかしこの材料、舞台装置だと、どうしてもより高度な基準で測りたくなり、それだけでは足りないと思ってしまう。
これを果敢な試みと言っていいのか。それで高評価を与えることは、文学としてみることを意味する。だが私の意見では、文学としてみることはテクストを超えて著者の人間そのものを巻き込んだ形で評価することだ。私はこの著者を好きであることは人後に落ちないつもりだが、さすがにそこまではどうかな(笑)。
さよなら妖精 (ミステリ・フロンティア) Amazon書評・レビュー: さよなら妖精 (ミステリ・フロンティア)より
4488017037
No.62
(1pt)

おそるおそる低評価のレビューを書きます

儚い羊たちの祝宴を読んでなかなか切れ味のある落ちをかく作家さんだと思い、評価の高いこの本を買ってみたのですが間違いでした。
この本をミステリーだと思って買った私も悪いです。日常の謎みたいな部分もありますがどれも無理やりこじつけたようなもので入れないほうがいいのでは?というものばかりでした。
青春のもやもやした感じのある悲しいお話は悪くはないと思いましたが冗長におもえました。
あと地の文がいちいち倒置法?みたいに書かれていてきざっぽいというかとにかく読みづらいです。とくにセリフ前の地の文が受け付けませんでした。
エンターテイメント性やおどろきなどを求めている方はやめておいた方がいいと思います。
でも、これだけ評価が高いのですから私がごく少数派なのだろうと思います。
さよなら妖精 (創元推理文庫) Amazon書評・レビュー: さよなら妖精 (創元推理文庫)より
4488451039
No.61
(1pt)

おそるおそる低評価のレビューを書きます

儚い羊たちの祝宴を読んでなかなか切れ味のある落ちをかく作家さんだと思い、評価の高いこの本を買ってみたのですが間違いでした。
この本をミステリーだと思って買った私も悪いです。日常の謎みたいな部分もありますがどれも無理やりこじつけたようなもので入れないほうがいいのでは?というものばかりでした。
青春のもやもやした感じのある悲しいお話は悪くはないと思いましたが冗長におもえました。
あと地の文がいちいち倒置法?みたいに書かれていてきざっぽいというかとにかく読みづらいです。とくにセリフ前の地の文が受け付けませんでした。
エンターテイメント性やおどろきなどを求めている方はやめておいた方がいいと思います。
でも、これだけ評価が高いのですから私がごく少数派なのだろうと思います。
さよなら妖精 (ミステリ・フロンティア) Amazon書評・レビュー: さよなら妖精 (ミステリ・フロンティア)より
4488017037
No.60
(5pt)

太刀洗LOVE

米沢さんの2大傑作のひとつだと思います。
もうひとつは夏期限定トロピカルパフェ事件 (創元推理文庫)です。
日常系ミステリの中でも、推理要素以外の全体を見て最高峰だと思います。
この作品で作者を知りファンになり「夏季・・・」で更に好きになりました。
なんといっても本作は太刀洗さんに尽きます。主人公は足元にも及びません。常に上を行っ
ています。
ライトレベルオンリーなユーザーに読んで欲しい、そしてミステリを知って欲しいなと思います。
作者は「毒」というか「悪意あるハハッピーエンド崩し」をしているようで☆を削ってしま
う作品があるのですが、ハッピーエンド好きな私でもこの結末は極めて納得。そしてこの二人の後
日談にも感動です。後日談はまだ書けると思うので、いつかまとめて文庫化して欲しいと思
います。
さよなら妖精 (創元推理文庫) Amazon書評・レビュー: さよなら妖精 (創元推理文庫)より
4488451039
No.59
(5pt)

太刀洗LOVE

米沢さんの2大傑作のひとつだと思います。
もうひとつは夏期限定トロピカルパフェ事件 (創元推理文庫)です。
日常系ミステリの中でも、推理要素以外の全体を見て最高峰だと思います。
この作品で作者を知りファンになり「夏季・・・」で更に好きになりました。
なんといっても本作は太刀洗さんに尽きます。主人公は足元にも及びません。常に上を行っ
ています。
ライトレベルオンリーなユーザーに読んで欲しい、そしてミステリを知って欲しいなと思います。
作者は「毒」というか「悪意あるハハッピーエンド崩し」をしているようで☆を削ってしま
う作品があるのですが、ハッピーエンド好きな私でもこの結末は極めて納得。そしてこの二人の後
日談にも感動です。後日談はまだ書けると思うので、いつかまとめて文庫化して欲しいと思
います。
さよなら妖精 (ミステリ・フロンティア) Amazon書評・レビュー: さよなら妖精 (ミステリ・フロンティア)より
4488017037
No.58
(3pt)

なんだか中途半端な感じ

まるで作者自身の過去の体験を書いているような物語です。なんと言うか、ノンフィクション風の小説って感じでしょうか。
そのせいか、純粋にフィクションとして読むとどことなく中途半端な感じが否めません。物語として、より面白くするための脚色をわざと拒否している、そんな「匂い」がします。
リアルで悲惨な世界情勢を下敷きにした作品らしく、結末に至るまで好ましいどんでん返しは起こりません。読者のカタルシスを拒絶することで、主人公たちの切なさや痛みを描き出しているように読めますが、今一つ作者の狙いが絞りきれない感じがします。
あと、作中の伏線が回収されていないような気がするのですが、これは私の読み込み不足でしょうか?ユーゴから来た少女マーヤが、掌中に隠したナイフで投げられたリンゴを切り裂いて見せ、他の登場人物たちから違和感を持たれる場面がありましたが、これは完全にスルーされたまま終わってしまいました。そのほかにも、彼女が護身術に長けていることをうかがわせる描写もありましたが、こうした伏線は全く生かされることはありませんでした。実は、こうした伏線から、「マーヤの訪日には、異文化を研究するという表向きの目的のほかに、隠された真の目的があった」というような物語の展開を予想していたのですが、掠りもせずに裏切られました(苦笑)。
そうしたこともあって、私には、ストーリー全体が消化不良で中途半端に感じられて仕方がありません。
さよなら妖精 (創元推理文庫) Amazon書評・レビュー: さよなら妖精 (創元推理文庫)より
4488451039
No.57
(3pt)

なんだか中途半端な感じ

まるで作者自身の過去の体験を書いているような物語です。なんと言うか、ノンフィクション風の小説って感じでしょうか。
そのせいか、純粋にフィクションとして読むとどことなく中途半端な感じが否めません。物語として、より面白くするための脚色をわざと拒否している、そんな「匂い」がします。
リアルで悲惨な世界情勢を下敷きにした作品らしく、結末に至るまで好ましいどんでん返しは起こりません。読者のカタルシスを拒絶することで、主人公たちの切なさや痛みを描き出しているように読めますが、今一つ作者の狙いが絞りきれない感じがします。
あと、作中の伏線が回収されていないような気がするのですが、これは私の読み込み不足でしょうか?ユーゴから来た少女マーヤが、掌中に隠したナイフで投げられたリンゴを切り裂いて見せ、他の登場人物たちから違和感を持たれる場面がありましたが、これは完全にスルーされたまま終わってしまいました。そのほかにも、彼女が護身術に長けていることをうかがわせる描写もありましたが、こうした伏線は全く生かされることはありませんでした。実は、こうした伏線から、「マーヤの訪日には、異文化を研究するという表向きの目的のほかに、隠された真の目的があった」というような物語の展開を予想していたのですが、掠りもせずに裏切られました(苦笑)。
そうしたこともあって、私には、ストーリー全体が消化不良で中途半端に感じられて仕方がありません。
さよなら妖精 (ミステリ・フロンティア) Amazon書評・レビュー: さよなら妖精 (ミステリ・フロンティア)より
4488017037
No.56
(5pt)

お勧めです。

切ない・・・、でもこんな学生時代があったらとも思う。
読んで損はしない作品です。
さよなら妖精 (創元推理文庫) Amazon書評・レビュー: さよなら妖精 (創元推理文庫)より
4488451039
No.55
(5pt)

お勧めです。

切ない・・・、でもこんな学生時代があったらとも思う。
読んで損はしない作品です。
さよなら妖精 (ミステリ・フロンティア) Amazon書評・レビュー: さよなら妖精 (ミステリ・フロンティア)より
4488017037
No.54
(5pt)

さようなら

主人公はなんとなく生きてる普通の高校生。まさに読者の等身大で自分のやりたい大きな夢を持ってそれに向かって進んでいくマーヤが眩しく、惹かれる想いには痛いほどに共感できました。
日常の謎といいますか、普段の暮らしの中の小さなミステリが多くでてきます。
やや、冗長に思うこともありましたが、どれも思わずはっとしてしまうような質の高いものになっていると思いました。
また日本の文化や習慣だとかの豆知識が沢山でてきて面白かったです。
この時代設定でマーヤがユーゴ出身ということでバットエンドなのは想像していましたが、それでもやっぱり切ない。

最初は語り口がやや周りくどい印象を受けましたが、読み進めていくうちに気にならなくなりました。
さよなら妖精 (創元推理文庫) Amazon書評・レビュー: さよなら妖精 (創元推理文庫)より
4488451039
No.53
(5pt)

さようなら

主人公はなんとなく生きてる普通の高校生。まさに読者の等身大で自分のやりたい大きな夢を持ってそれに向かって進んでいくマーヤが眩しく、惹かれる想いには痛いほどに共感できました。
日常の謎といいますか、普段の暮らしの中の小さなミステリが多くでてきます。
やや、冗長に思うこともありましたが、どれも思わずはっとしてしまうような質の高いものになっていると思いました。
また日本の文化や習慣だとかの豆知識が沢山でてきて面白かったです。
この時代設定でマーヤがユーゴ出身ということでバットエンドなのは想像していましたが、それでもやっぱり切ない。

最初は語り口がやや周りくどい印象を受けましたが、読み進めていくうちに気にならなくなりました。
さよなら妖精 (ミステリ・フロンティア) Amazon書評・レビュー: さよなら妖精 (ミステリ・フロンティア)より
4488017037
No.52
(4pt)

切ない余韻が残る良作

この物語は日記を読み返して一年前の回想から、外国から来たマーヤという少女との日々の記憶を追っていく、という物語形態をとっています。
しかし序盤、というよりかなり後半までは、非常に平和的な内容だったのでそこまでは大きな驚きもなく読み進みました。哲学的な意味がありますか?」というのが口癖の彼女が興味を持った様々な不思議な出来事を、主人公と友人たちが、時に自分たちも頭をひねりながら考えていく。要は、「小さな謎」と呼べるものが散りばめられながらそれが主人公たちにとって新鮮な日々として描かれていきます。
ここの部分を退屈と感じてしまう人もいるかもしれませんね。
しかし面白いのは後半で、彼女の祖国、彼女の正体についてそれまでの日々に散りばめられたヒントを鍵に解き明かしていくというのが、物語り全体としての「大きな謎」となっています。世界史観念的な話も少なからず含まれていてやや煩わしいですが、その辺の細かな話をちゃんと読めばちゃんと面白い謎として出来ていると思います。

更に言えば、真に魅力的なのはキャラクターで、序盤を退屈ながらも読み進めさせるのはキャラクターの面白さでしょう。
そこはかとなく漂う青春の香り。切ないラスト。 一読の価値はあると思いますよ。
さよなら妖精 (創元推理文庫) Amazon書評・レビュー: さよなら妖精 (創元推理文庫)より
4488451039
No.51
(4pt)

切ない余韻が残る良作

この物語は日記を読み返して一年前の回想から、外国から来たマーヤという少女との日々の記憶を追っていく、という物語形態をとっています。
しかし序盤、というよりかなり後半までは、非常に平和的な内容だったのでそこまでは大きな驚きもなく読み進みました。哲学的な意味がありますか?」というのが口癖の彼女が興味を持った様々な不思議な出来事を、主人公と友人たちが、時に自分たちも頭をひねりながら考えていく。要は、「小さな謎」と呼べるものが散りばめられながらそれが主人公たちにとって新鮮な日々として描かれていきます。
ここの部分を退屈と感じてしまう人もいるかもしれませんね。
しかし面白いのは後半で、彼女の祖国、彼女の正体についてそれまでの日々に散りばめられたヒントを鍵に解き明かしていくというのが、物語り全体としての「大きな謎」となっています。世界史観念的な話も少なからず含まれていてやや煩わしいですが、その辺の細かな話をちゃんと読めばちゃんと面白い謎として出来ていると思います。

更に言えば、真に魅力的なのはキャラクターで、序盤を退屈ながらも読み進めさせるのはキャラクターの面白さでしょう。
そこはかとなく漂う青春の香り。切ないラスト。 一読の価値はあると思いますよ。
さよなら妖精 (ミステリ・フロンティア) Amazon書評・レビュー: さよなら妖精 (ミステリ・フロンティア)より
4488017037