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砂の狩人



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砂の狩人の評価: 4.11/5点 レビュー 38件。 Bランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点4.11pt


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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全31件 1~20 1/2ページ
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No.31:
(4pt)

複雑なプロットに熱いドラマ、一気読み必至!

狩人シリーズということで、前作の梶が主人公かと思えば、別主人公作品。

前作は脇で主人公を支えた新宿署の佐江が元刑事の西野と一人称を交互に担っており、二人が主人公となっている。実は佐江がこのシリーズの共通項のよう。

話は複雑で、連続殺人犯、キャリア夫婦、犯人を追う元刑事、新宿を拠点とするヤクザ組織、九州のヤクザ組織、ヒットマンチーム、華僑グループ…そのそれぞれが立場が変わりながら、闘い、殺し合い、共闘するという、読んでいても時々混乱するほど精緻なプロットとなっている。

そのそれぞれの硬い想いがなだれこむラストはまるで映画作品のよう。

一級のハードボイルト作品となっているが、なぜか大沢作品は女性との絡み、特に恋愛や濡場になると途端にバタ臭くなるのが残念(新宿鮫も彼女が出てこなくなって俄然よくなったし!)。
砂の狩人 下Amazon書評・レビュー:砂の狩人 下より
4344002415
No.30:
(5pt)

読みやすか

大沢在昌さんの小説とても現実離れしてて、
楽しい
砂の狩人 上Amazon書評・レビュー:砂の狩人 上より
4344002407
No.29:
(4pt)

狩人シリーズを読破

新宿鮫シリーズは、これだと決め楽しく読んでいます。
砂の狩人 上Amazon書評・レビュー:砂の狩人 上より
4344002407
No.28:
(4pt)

狩人シリーズを読破

新宿鮫シリーズは、これだと決め楽しく読んでいます。
砂の狩人 下Amazon書評・レビュー:砂の狩人 下より
4344002415
No.27:
(5pt)

期待通り

大沢在昌氏の小説はいつも期待を裏切らず面白く読ませてもらっています。
砂の狩人 上Amazon書評・レビュー:砂の狩人 上より
4344002407
No.26:
(5pt)

期待通り

大沢在昌氏の小説は数多く読んでいるが、いつでも期待を裏切ることなく面白い。
砂の狩人 下Amazon書評・レビュー:砂の狩人 下より
4344002415
No.25:
(5pt)

最強のヒーロー

背筋の伸びた気品ある美しいヒロインとの出会いから過酷な戦いに挑む主人公。シリーズ中最強のヒーロー。大沢作品の最高峰。悲しいまでに筋を通す姿に心が震えた。
砂の狩人 上Amazon書評・レビュー:砂の狩人 上より
4344002407
No.24:
(5pt)

悲しい主人公の死

過酷な戦いの果てに命を絶ったヒロインとヒーロー。美しく悲しく。大沢作品の最高峰。
砂の狩人 下Amazon書評・レビュー:砂の狩人 下より
4344002415
No.23:
(5pt)

なし

なし............................
砂の狩人 (上) (幻冬舎文庫)Amazon書評・レビュー:砂の狩人 (上) (幻冬舎文庫)より
4344406788
No.22:
(5pt)

考え及ばぬ場面の数々で興奮致しました。

文句無の小説なので、一々評価をするのが面倒で、次回からは評価は致しません。
砂の狩人 下Amazon書評・レビュー:砂の狩人 下より
4344002415
No.21:
(5pt)

面白い

狩人シリーズは大変面白く、時間を忘れ読みふけりました。お勧めです。
砂の狩人 上Amazon書評・レビュー:砂の狩人 上より
4344002407
No.20:
(4pt)

ラスト(若干ネタバレ)

大沢在昌の作品には共通点があると個人的に思う。
どんな長編でも複雑に絡み合う人間関係・描写で飽きさせない
ヤクザや裏社会など、普通に暮らしている人間としてはほぼ無縁な世界での話しなので
現実性がないにしても、それをどこか許してしまう気になる
主人公のタフさがやたらカッコイイ
そして、ラストに一気に畳み掛ける。

この作品にも当てはまる。
ただラストの畳み掛けがイマイチな印象である。すごいアッサリ。
携帯電話の件も、消化不良な感は否めない。
その辺を期待して読んでいた人には「がっかり」と言われても仕方が無い気がする。

あと、あの登場人物は生かして欲しかった・・・あの人物でのシリーズも読んで見たかった気がする・・・
砂の狩人 下Amazon書評・レビュー:砂の狩人 下より
4344002415
No.19:
(4pt)

読み始めたら止まらない徹夜本だが・・・?

犯人を射殺して辞めた元刑事、警察のキャリア、ヤクザに中国マフィア、謎の殺人鬼が絡み合う複雑怪奇なプロット。一度読み始めると、ページを繰る手が止められないべらぼうな面白さ。

その一方で、物語に集中させるためか、文章の装飾は取り払われ、きわめてそっけない。こういうチェイスやハメットのような装飾を廃した文体は、あまり大沢氏に似合わないように思う。どうにも淡白で、読んでいて物足りない。

結末も、なんだかとってつけたようでイマイチという感じ。この文体を選んだのならもっと徹底して救いのない話にすべきだったのでは。とにかく面白いのだが、面白いだけで、読み終えたとき、何にも心に残らない。そんな小説。
砂の狩人 上Amazon書評・レビュー:砂の狩人 上より
4344002407
No.18:
(4pt)

読み始めたら止まらない徹夜本だが・・・?

犯人を射殺して辞めた元刑事、警察のキャリア、ヤクザに中国マフィア、謎の殺人鬼が絡み合う複雑怪奇なプロット。一度読み始めると、ページを繰る手が止められないべらぼうな面白さ。
その一方で、物語に集中させるためか、文章の装飾は取り払われ、きわめてそっけない。こういうチェイスやハメットのような装飾を廃した文体は、あまり大沢氏に似合わないように思う。どうにも淡白で、読んでいて物足りない。
結末も、なんだかとってつけたようでイマイチという感じ。この文体を選んだのならもっと徹底して救いのない話にすべきだったのでは。とにかく面白いのだが、面白いだけで、読み終えたとき、何にも心に残らない。そんな小説。
砂の狩人 (上) (幻冬舎文庫)Amazon書評・レビュー:砂の狩人 (上) (幻冬舎文庫)より
4344406788
No.17:
(4pt)

要素が揃っているが、どこか哀しい

本作を読んだのは、多分二回目かな、と思う。
最初は覚えていなかったが、時岡警視正という女性のキャリアが登場して思い出した。
そう、僕は、この女性が結構気に入ったんだったんだ。
そして、ストーリーを思い出しつつ確認しつつ読み進んだ。

上を終えたところではわからなかった。
推理ものとしてもかなり複雑で、サスペンスの要素、バイオレンスも含んでいて、とても盛りだくさんのエンターテインメント。
それがなぜこう哀しい思いになるのか。
それは、下み終えて読んでわかることを知りつつ、でも今は首をかしげて読み進めている。

私は、本作のおもしろさは、大沢流のアクションでありサスペンスバイオレンスである、とも思っているが、でも、魅力はこの時岡という警視にある、と思っている。この女性の醸す闇と神秘、か弱さとしたたかさが、この作品の、ドラマとして厚みを増している。
砂の狩人 上Amazon書評・レビュー:砂の狩人 上より
4344002407
No.16:
(4pt)

やはり哀しい物語だった。。。表紙画ノーグッド

上巻の砂の狩人 (上) (幻冬舎文庫)で述べたように、この作品は、アクション、推理、サスペンス、どれをとっても一級だと思うが、しかし、魅力はどうもそこにはないと感じている。
時岡という女性キャリア警視正は、決して主役ではないけど、僕は彼女の持つ闇、彼女の持つ強さともろさ、そして「おんな」が、この作品をただのバイオレンスに終わらせない、ドラマとして厚みを増していると思っている。
随分久しぶりで二回目読んで、最後までいって、やはり哀しい物語であったと思った。
とてもよかったと思います。
最後に、この文庫本の表紙の絵はどうなん。上下とも、これでいいのですかねぇ。この作品を読んで、この絵を描いたというのなら、なんだか随分な気がするなぁ。
いろんな意味で、本作品は、この表紙画でかなり損をしているし、読者も損をしたという思いを持った人がいると思うな。
この絵は頂けない。
砂の狩人 下Amazon書評・レビュー:砂の狩人 下より
4344002415
No.15:
(4pt)

やはり哀しい物語だった。。。表紙画ノーグッド

上巻の砂の狩人 (上) (幻冬舎文庫)で述べたように、この作品は、アクション、推理、サスペンス、どれをとっても一級だと思うが、しかし、魅力はどうもそこにはないと感じている。
時岡という女性キャリア警視正は、決して主役ではないけど、僕は彼女の持つ闇、彼女の持つ強さともろさ、そして「おんな」が、この作品をただのバイオレンスに終わらせない、ドラマとして厚みを増していると思っている。

随分久しぶりで二回目読んで、最後までいって、やはり哀しい物語であったと思った。
とてもよかったと思います。

最後に、この文庫本の表紙の絵はどうなん。上下とも、これでいいのですかねぇ。この作品を読んで、この絵を描いたというのなら、なんだか随分な気がするなぁ。
いろんな意味で、本作品は、この表紙画でかなり損をしているし、読者も損をしたという思いを持った人がいると思うな。
この絵は頂けない。
砂の狩人〈下〉 (幻冬舎ノベルズ)Amazon書評・レビュー:砂の狩人〈下〉 (幻冬舎ノベルズ)より
4344009169
No.14:
(4pt)

連続殺人をとりまく、熱い人間模様

登場人物がみな、熱い。

一匹狼の主人公、エリート警察官僚、マル暴の刑事、昔かたぎのやくざ、謎の中国人。

「組長の子女連続殺人」を軸に、それぞれが自分の利益や保身を第一に、騙し合い、利用し合う。誰一人決して「善人」ではないのに、みんな一筋芯の通った、熱く真摯な人間たちだから、その駆け引きや人間模様は、ものすごく見ごたえがある。

なかでも、主人公・西野の超人的な心のつよさは、フィクションとはいえ、思わず瞠目してしまう。

この複雑なドラマが、連続殺人犯はどこに?という謎とともに、読み手を惹きつけて離さない。上下巻、あっという間に時が過ぎること間違いなし。

決してハッピーエンドとは言い難いラストだが、カタルシスさえ感じることができる。

ただ!マニラチーム殲滅の策は、あまりにも思慮浅薄に思えて、ややわだかまりが残る。ああなる結果は見えてたじゃないか〜

それと、ラスト近くになって生じるサチの・・・な疑問。これ、疑問に思うのがあまりにも遅すぎるだろう!ここから解決へ一気に転じるので、主人公が間抜けに見えてしまう。もうちょっと何とかならんかったのかな・・・

多少のケチはつくけれど、読ませる作品であることには違いなく、おもしろさには太鼓判を押せる。
砂の狩人 上Amazon書評・レビュー:砂の狩人 上より
4344002407
No.13:
(4pt)

連続殺人をとりまく、熱い人間模様

登場人物がみな、熱い。
一匹狼の主人公、エリート警察官僚、マル暴の刑事、昔かたぎのやくざ、謎の中国人。
「組長の子女連続殺人」を軸に、それぞれが自分の利益や保身を第一に、騙し合い、利用し合う。誰一人決して「善人」ではないのに、みんな一筋芯の通った、熱く真摯な人間たちだから、その駆け引きや人間模様は、ものすごく見ごたえがある。
なかでも、主人公・西野の超人的な心のつよさは、フィクションとはいえ、思わず瞠目してしまう。
この複雑なドラマが、連続殺人犯はどこに?という謎とともに、読み手を惹きつけて離さない。上下巻、あっという間に時が過ぎること間違いなし。
決してハッピーエンドとは言い難いラストだが、カタルシスさえ感じることができる。
ただ!マニラチーム殲滅の策は、あまりにも思慮浅薄に思えて、ややわだかまりが残る。ああなる結果は見えてたじゃないか〜
それと、ラスト近くになって生じるサチの・・・な疑問。これ、疑問に思うのがあまりにも遅すぎるだろう!ここから解決へ一気に転じるので、主人公が間抜けに見えてしまう。もうちょっと何とかならんかったのかな・・・
多少のケチはつくけれど、読ませる作品であることには違いなく、おもしろさには太鼓判を押せる。
砂の狩人 (上) (幻冬舎文庫)Amazon書評・レビュー:砂の狩人 (上) (幻冬舎文庫)より
4344406788
No.12:
(4pt)

全体的によく練られていると思う

 元刑事の主人公が連続殺人事件に挑む物語の下巻。前半は主人公と、暴力団や中国人警察との駆け引きで盛り上がっていたのに後半は展開が早くちょっと空回りしている感じがした。 特に連続殺人犯の動機が何なのかが、非常に気になっていたが意外に単純な動機だったので少々興ざめだった。個人的には前作「北の狩人」の方が楽しめた。とはいえ、物語は全体的によく練られていると思う。読んで損はない。
砂の狩人 下Amazon書評・レビュー:砂の狩人 下より
4344002415

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