夜のピクニック

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評判

夜のピクニックの評価:

3.97/5点 レビュー 573件。 A ランク

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平均点3.97pt

Amazonレビュー一覧

Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
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全587件 561〜580 29/30ページ
No.27
(5pt)

読後感の爽快さは随一

80キロ歩く。ただそれだけのことなのに、この本にはたくさんのことが詰まっています。それぞれの思いや悩みが雪解けのように歩くたびに解決していきます。小さな悩みや、大きな問題などを抱えながら試行錯誤した高校時代のことを思い出しながら読んでました。登場人物それぞれに感情移入ができ、読んでいると時が経つのも忘れてしまいます。貴子の賭け、杏奈のおまじない、それぞれが読んでいてどうなるんだろうとドキドキします。読後感の爽快さは格別です。心が晴れやかになるような一冊です。
夜のピクニック Amazon書評・レビュー: 夜のピクニックより
4103971053
No.26
(5pt)

とてもよい!

恐らく昭和50年代の進学高校という設定。きわめて叙情的な作品で、同じ世代に同様な高校生活を送った私としては、とても懐かしい気持ちになる。若い頃はこんなだったかも知れない、と思ってしまう。 文体は奇を衒うことなく、とても素直。筋書きも紆余曲折なく、一本道で清い。登場人物がsmart過ぎる気もするが、これくらいが良いのかもしれない。著者と同世代の人はぜひ読んでみてください、感動すること請け合いです。 違う世代、或いは違う生活を送ってきた人は、この作品(の設定・登場人物や筋書きなど)にどのような感想を抱くのでしょうか、とても興味があります。読んでみてください。
夜のピクニック Amazon書評・レビュー: 夜のピクニックより
4103971053
No.25
(4pt)

過ぎ去っていくことを受け止める大切さ

高校生活最後のメインイベントとなる「夜間歩行」をテーマとした物語ゆえ、読み始めは、「ただの青春小説なんじゃないの?」と軽く考えていました。しかし、読み進めるうち、物語の全体に現れる「過ぎ去ること」への不安や、むなしさという感情が、物語の中で高校生たちが抱くそれとは明らかに違うけれども、なんとなく自分が普段日常生活の中で抱くそれに似た感情とクロスさせて読み進んでいました。そんな思考を読者に持たせる作品だからこそ、幅広い層の読者を楽しませ、かつそれぞれの年代に違った深度で問いかけることができるのではないしょうか。たんなる青春小説と片付けず、一つの哲学的側面をもった物語だと思いました。
夜のピクニック Amazon書評・レビュー: 夜のピクニックより
4103971053
No.24
(4pt)

「いいハナシ」です

いいハナシです。ただ、ここまで騒がれ過ぎなければ、もっと好きになったかも知れないが、ここまで騒がれなければ、読まなかっただろうから…。(ちょっとフクザツな気持ち…)。本屋さん大賞って、「いいハナシ」にでるんだなーって(「博士が愛した数式」に出た賞なので納得)このハナシが好きで、マンガを読む人なら、講談社(アフタヌーンKC)の「反町君には彼女がいない」(そりまちくんには かのじょがいない)(全6巻)は、おすすめです。(題名がヘンで、損をしてる本ですが、 これも「いいハナシ」です)
夜のピクニック Amazon書評・レビュー: 夜のピクニックより
4103971053
No.23
(5pt)

いまのところ

現在までの、恩田陸の最高傑作。これは設定、人物の書き分け、心情などすべてが上手くかみ合っていて、一気に読むことができます。この作家のほかの作品は、なにか足りないというか、当人の情熱が空回りしているような感じがしたのですが、これはおすすめ。本屋さん大賞も納得です。恩田陸は、ミステリーは下手だから、もうそっちは書かないほうがいいんじゃないか。
夜のピクニック Amazon書評・レビュー: 夜のピクニックより
4103971053
No.22
(5pt)

爽やかな読後感が心地よい秀作

 物語の主人公である甲田貴子の通っている高校では、修学旅行の代わりに、約八十キロの道程を一昼夜をかけて歩く「歩行祭」と呼ばれる行事を、毎年一回行っていた。貴子は、卒業を控えた最後の年の歩行祭で、三年間ずっと胸の中にわだかまっていた思いを清算しようと、ある決意を胸に当日を迎える。 物語は、歩行祭のスタートからゴールまでを描いています。淡々と進行する話の中にも、複雑な人間関係が絡んでいたり意外な展開があったりして、とても面白いお話でした。読後感が爽やかでした。自分も一緒に歩行祭を歩き終えたような気分になれました。
夜のピクニック Amazon書評・レビュー: 夜のピクニックより
4103971053
No.21
(4pt)

いいですよ

本当に高校時代の一つの行事をリアルに体感できる小説。友人達との関わり方とか未来への思いだとか、当時のさまざまなものがよみがえります。「こうゆう奴クラスに一人はいる!」ってキャラがでてきたりして。読後感もいいです。でも主役二人の悩みばかりがクローズアップされていたのが残念。だったら、この作者の「ネバーランド」のほうが好きです。登場人物それぞれが自分の悩みを乗り越えていく姿が、もっとよく描かれていたので。
夜のピクニック Amazon書評・レビュー: 夜のピクニックより
4103971053
No.20
(5pt)

まれに見る青春小説

 最近では珍しいほどに爽やかな青春小説でした。 友情、恋愛、得体の知れない苛立ち。青春の要素がこれでもかというほどに盛り込まれています。しかし、普通ならばそれだけ盛り込んでしまうと話がくどくなったりしてしまうものですが、「夜のピクニック」はそれを爽やかに、流れるように書けています。その筆致は鮮やかであると言わざるを得ないでしょう。 ただ一つ気になるのが忍と順弥のキャラ設定でしょう。どうもこの二人は微妙なところでその個性を潰し合っているように思えます。 まあ、それでもちょっと気になるくらいです。全体的に見れば秀作である作品であると思います。 学生のころのこんな思い出はいつまでも心の中に残るものでしょう。それがその後、どんなにも自分を助けてくれることになるか。それを強く感じました。
夜のピクニック Amazon書評・レビュー: 夜のピクニックより
4103971053
No.19
(5pt)

完璧です。

20年前、国文科の学生(中退・笑)だった僕は、古今東西、小難しい本に、「何か」を求めていた。それが、何だったのか、もう忘れてしまったし、思い出そうとも思わない。ただ、こんな奇跡的な本に当時、出合わなかったことが残念です。映画化は、無理でしょう?この、絡まり、交差し、ピュアで意地悪でやさしい感情を表現できる役者なんて、どこを探したっていやしない。10代の時に読みたかっなぁ・・・。二人の娘が、高校生になるまで、大切に取っておきます。
夜のピクニック Amazon書評・レビュー: 夜のピクニックより
4103971053
No.18
(4pt)

青春小説の秀作

目黒孝二さんがおすすめしていたので読みました。さわやかな読後感が残る青春小説の秀作です。私も現在30代後半ですが高校3年生のときに38キロ夜間歩行という行事があり、ノスタルジーをかきたてられました。ただ男子校だったのでこういった男女間の思い出は無いので別物ですが。。恩田さんはまるで最近まで高校生だったのではないかと思わせるほどうまくその心情をとらえ表現していますね。主人公の母親が友達に告白するあたりや留学した親友のちょっとしたトリックなど、物語にうまくスパイスを与え飽きさせません。読み終わって、とにかく高校時代を懐かしく思い出し、あいつもいいやつだったよなあと親友と酒を酌み交わしたくなりました。今よりも確実に感受性が豊かだったし、まっすぐだったしなあ。小説としての出来はあくまでも秀作、傑作5つ星はあまいでしょう。ね、目黒さん。(私は泣けませんでした)
夜のピクニック Amazon書評・レビュー: 夜のピクニックより
4103971053
No.17
(4pt)

どの世代にもおススメします

転勤で住むことになった家から一番近い高校にも1晩かけて歩く行事があることを知り「うわ、私こんな行事のある高校卒でなくてよかった」と思っていました。が、この本を読んで、もしかしたら実際にもこんなこと(自分の中で何か変化するという意味で)もあるかもしれないんだなあ、と少しうらやましくなりました。私は子持ちの母ですが、なんだか育児に追われて忘れていた懐かしさを感じながら読みました。出てくる人物がみんな生きています。感情移入もしやすかったです。読後感はさわやかでした。
夜のピクニック Amazon書評・レビュー: 夜のピクニックより
4103971053
No.16
(4pt)

世代を超えて楽しめる

 未来が開けている進学校の高校生ならではの、昔も今もこれからもありそうな青春群像。そういえばいたいた、こんなやつ。駆け足で大人になりたがってるヤツ。自己中でまわりをふりまわすヤツ。信頼し合えると思う友人。どこからみてもお似合いのカップル…。 訳ありな因縁をもつ二人のわだかまりがとけるという、ただそれだけのストーリーが胸にしみる。 単調な行事だから、ひたむきになれる。だれとゴールするかなんて、大したことじゃないんだけど、とても大切に思う彼らの気持ちがわかる。 ロックンロール大好きっていいながらオフコースを聴いてるズレてる少年も、実は真っ直ぐな少年なんだなあ。 世相の先端部分の話題をあまり取り入れていないがゆえに、むしろ10年後20年後にも通用しそうな作品である。
夜のピクニック Amazon書評・レビュー: 夜のピクニックより
4103971053
No.15
(5pt)

久しぶりにこんな本読んだ

新聞やテレビでこの本を知りました。前から恩田さんの本をずっと読んでましたが、今のお気に入りはコレですね。自分が今学生だからかもしれないけど、すごい親近感を持って読めてます。まさに『青春』です。目に浮かぶようなカンジです。あまりに面白いストーリーだからスラスラ読めちゃいます。先が気になって授業中にも・・・。それぐらい面白いんです。学生さんからはもちろん、たくさんの人に読んで欲しいですね。学生さんは自分を照らし合わせたりすると、もっと面白く感じられますよ。学生さんじゃなくても、学生だった頃を思い出しながら読むと面白いですよ!  (^_^)
夜のピクニック Amazon書評・レビュー: 夜のピクニックより
4103971053
No.14
(5pt)

とにかく素敵な話

戻れるなら高校生に戻りたいと強く感じました私は学校の行事なんてっとサボったり冷めてたりそんな風に過ごしてましたでも今なら分かる、やっぱり学生時代の思い出って大切なんだよね。その素敵な時間を無駄に過ごしてしまった自分に後悔しました。今、学生の人「こんなのある訳ないじゃん」なんて思わずに自分から思い出を作るのっていいかもよ。まだ間に合いますそんな気分にさせられるとっても素敵な作品、大好きです
夜のピクニック Amazon書評・レビュー: 夜のピクニックより
4103971053
No.13
(5pt)

ひさびさに

良い青春小説に出会った。高校生活最後のイベントの一夜の出来事を淡々と描いている。特に大事件が起こるとかいうわけではないが 読み始めると止まらない。初めて 恩田さんの作品を読みましたがすばらしい作品だと思います。高校生の方は卒業前に一度読むべきです。子供がいるかたなら ぜひ息子さん 娘さんに読ませてあげてください。
夜のピクニック Amazon書評・レビュー: 夜のピクニックより
4103971053
No.12
(5pt)

普通の物語で感動

「修学旅行で何が一番楽しかった?」と聞かれたら、間違いなくこう答える。「行きと帰りのバスの中、友達と喋ったことが楽しかった!」僕だけじゃない、妹も友達もそう答えた。ならばいっそ、修学旅行の全部をそれにしてしまえばいい。そんな所からこの物語は出来た思う。80キロの道程を、一昼夜かけて全校生徒で歩く。何処かに行くという非日常の興奮の中で、友達と気がすむまで語らう。それはきっと素晴らしい思い出になる。今まで言えなかった事、感じ取れなかった感情、思い違っていた事、それらがいっぺんに現われる。そんな物語でした。まちがいなく恩田さんの代表作になると思います。絶対お勧めですので、時間がある方は是非読んで下さい。
夜のピクニック Amazon書評・レビュー: 夜のピクニックより
4103971053
No.11
(4pt)

一晩の出来事を一晩で

 一気に読めました。たった一日のできごとを追って書いてあるのに、飽きません。そのときそのときの主人公の心がとってもよくわかるのです。まるで、高校生に戻ったような気持ちになります。 「青春のひとコマ」って、こんな風だったんだなと懐かしく思います。でも、くどくなくって好きです。 気持ちが純になる小説です。
夜のピクニック Amazon書評・レビュー: 夜のピクニックより
4103971053
No.10
(5pt)

読んで得した

最近良い本を読んでないなあと思っている方にはぜひおすすめです。ぼくもこの本の評判を聞いて買ったクチなんですが、はまりました。ただ学校行事で1日歩くのですが、そのわずか24時間におきる出来事は学校生活の1年に値する中身の濃いものでした。小説の中に登場する高校生はきっと今時の高校生ではなく、恩田さん時代(つまりぼくの時代でもある)の高校生のような気がします。30から40のおとなの方に読んでほしいですね。
夜のピクニック Amazon書評・レビュー: 夜のピクニックより
4103971053
No.9
(4pt)

癒されました

心の振幅が少なくなったと反省する大人たちに贈られたような本ですね。多くの年代の共感を呼ぶのは、臨場感あふれる見事な描写、筆致によるところが大きいでしょう。最後はまるで登場人物と並んでゴールしたかのような達成感、満足感でいっぱいになります。疲れたなと思ったときに読み直したい1冊です。
夜のピクニック Amazon書評・レビュー: 夜のピクニックより
4103971053
No.8
(5pt)

自分で生活している人、家族を養っている人に読んで欲しい

恩田陸のいわゆる「青春小説」ですが、とてもいいです。読後感が気持ちがいいです。貴子と融の心のこだわりが解けた後、融が「いつかきっと貴子を自分の家につれていこう」と決意するところ、また、これから一生楽しいことばかりではなく、うんざりしたり、嫌になるようなこともきっとあるに違いないとお互いが思うところなどそういう現実も意識しつつ、希望を失わないで生きていく姿勢をしめす心の動きが強くさわやかです。この小説には強い人間ばかりでているという批評もあるようですが、たぶん現実の高校生たちはもっと弱いでしょう。それは今も昔もかわりません。ですが、こういう高校生がいるだろう、いや、いたはずだろう、いて欲しい、という願いはどの世代にもあると思います。特に高校生活を終えてしまった人間にとっては。そしてそれは、自分自身の高校生活と重なって甘いノスタルジーとなり、翻って明日の自分の人生を元気づけてくれます。自分自身のことだけ考えていればよかった学生時代を終え、お金を稼ぐ辛さを知り、自分で生活している人、自分で家族を養っている人に読んで欲しい。きっと心がリフレッシュします。
夜のピクニック Amazon書評・レビュー: 夜のピクニックより
4103971053