オリンピックの身代金

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評判

オリンピックの身代金の評価:

4.15/5点 レビュー 176件。 A ランク

Amazon書評・レビュー点数毎のグラフです

平均点4.15pt

Amazonレビュー一覧

Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全271件 121〜140 7/14ページ
No.151
(4pt)

丹念な取材力に敬服

1964年、前回の東京オリンピック当時の世相を理解するには絶好の書です。
オリンピックの身代金 Amazon書評・レビュー: オリンピックの身代金より
4048738992
No.150
(5pt)

最高に面白い小説

最高に面白い小説でした。秋田県の山間部の当時の生活振りの描写はやや極端と思いますが、そういうところもあったかもしれません。性風俗が極めて自由という点は今も変わりません。
オリンピックの身代金(下) (講談社文庫) Amazon書評・レビュー: オリンピックの身代金(下) (講談社文庫)より
4062779676
No.149
(4pt)

昭和の香り

今の40代の父親世代が青春時代の頃のお話。1960年代、オリンピック開催前のお話です。
当時の東北の寒村と活気あふれる東京とが対比されます。高度経済成長中の東京がいかに活気に溢れていたのか、
逆に東北の寒村が高度経済成長の恩恵から取り残され、時代の波に乗るためには集団就職という名の、首都圏への
移民が必要だった・・・。なるほどな、この時代こそ強烈な格差社会であったわけだな、田中角栄が出てきて、日本列島
改造が声高に叫ばれたのも、これが原因なのかと納得しましたね。
私たちは昭和をもう一度知る必要がありますね。良い本でした。
オリンピックの身代金(下) (講談社文庫) Amazon書評・レビュー: オリンピックの身代金(下) (講談社文庫)より
4062779676
No.148
(5pt)

最高に面白い小説

最高に面白い小説でした。秋田県の山間部の当時の生活振りの描写はやや極端と思いますが、そういうところもあったかもしれません。性風俗が極めて自由という点は今も変わりません。
オリンピックの身代金(下) (角川文庫) Amazon書評・レビュー: オリンピックの身代金(下) (角川文庫)より
4043860056
No.147
(4pt)

昭和の香り

今の40代の父親世代が青春時代の頃のお話。1960年代、オリンピック開催前のお話です。
当時の東北の寒村と活気あふれる東京とが対比されます。高度経済成長中の東京がいかに活気に溢れていたのか、
逆に東北の寒村が高度経済成長の恩恵から取り残され、時代の波に乗るためには集団就職という名の、首都圏への
移民が必要だった・・・。なるほどな、この時代こそ強烈な格差社会であったわけだな、田中角栄が出てきて、日本列島
改造が声高に叫ばれたのも、これが原因なのかと納得しましたね。
私たちは昭和をもう一度知る必要がありますね。良い本でした。
オリンピックの身代金(下) (角川文庫) Amazon書評・レビュー: オリンピックの身代金(下) (角川文庫)より
4043860056
No.146
(4pt)

今迄には無い展開

離れて回つている幾つかの歯車が、話が進んでいくのに合わせて噛み合っていくような、今迄には余りなかった展開で新鮮だった。
オリンピックの身代金(上) (講談社文庫) Amazon書評・レビュー: オリンピックの身代金(上) (講談社文庫)より
4062779668
No.145
(4pt)

今迄には無い展開

離れて回つている幾つかの歯車が、話が進んでいくのに合わせて噛み合っていくような、今迄には余りなかった展開で新鮮だった。
オリンピックの身代金(上) (角川文庫) Amazon書評・レビュー: オリンピックの身代金(上) (角川文庫)より
4043860048
No.144
(3pt)

おもしろいが

後半の説明不足感はすごい。
読者に委ねるということかもしれないが、ものたりなく思う人もいるはず。
オリンピックの身代金(下) (講談社文庫) Amazon書評・レビュー: オリンピックの身代金(下) (講談社文庫)より
4062779676
No.143
(3pt)

おもしろいが

後半の説明不足感はすごい。
読者に委ねるということかもしれないが、ものたりなく思う人もいるはず。
オリンピックの身代金(下) (角川文庫) Amazon書評・レビュー: オリンピックの身代金(下) (角川文庫)より
4043860056
No.142
(4pt)

単純な弔い合戦ではない、国男の真っすぐな気持ち。

著者は、『オリンピックの身代金』で吉川英治賞を受賞した奥田秀朗。
(H23/9/25 初版発行)

急死した兄の背中を追って人夫になり、肉体労働に従事した島崎国男。
そこには高度経済成長を錦のお旗に、貧困に取り残された世界があった。
国男は知力の限りを振り絞って、オリンピック当日までこぎつけた。
オリンピックの身代金はとれるのか?下流社会の鉄槌を下せるのか?

上巻から下巻が楽しみだったが、期待通りの上質な内容だった。
初めは凡庸な青年だった国男が、みるみる熱いものを心の中に溜めていき、邁進する姿をどんどん応援したくなる自分が不思議だった。
人夫が言う、国男が邁進する理由は兄の弔いである、というのは、間違いであるという複雑な(ある意味真っ直ぐな)感情が伝わってきた。

本書は伏線もしっかり、プロットもしっかり組まれているように思えるが、何より心を惹かれたのが登場人物の“気持ち”だった。
物事よりも、その“気持ち”が先行して物語を紡いでゆくというのかな。
普段読んできた小説よりも、刻一刻と流れるように変化する登場人物の“気持ち”が、沸々と、キラキラと感じられる素敵な作品でした。

───人柱という言葉に、国男は打ちのめされた。以前マルクスを引き合いに出し、苛烈な搾取構造の中で屈託のない飯場の労働者について、不思議でならないとの感想を自分は抱いた。しかしそれは過ちだった。彼らはちゃんと現状を認識している。戦う術を知らないだけなのだ。(p.306)
オリンピックの身代金(下) (講談社文庫) Amazon書評・レビュー: オリンピックの身代金(下) (講談社文庫)より
4062779676
No.141
(4pt)

単純な弔い合戦ではない、国男の真っすぐな気持ち。

著者は、『オリンピックの身代金』で吉川英治賞を受賞した奥田秀朗。
(H23/9/25 初版発行)

急死した兄の背中を追って人夫になり、肉体労働に従事した島崎国男。
そこには高度経済成長を錦のお旗に、貧困に取り残された世界があった。
国男は知力の限りを振り絞って、オリンピック当日までこぎつけた。
オリンピックの身代金はとれるのか?下流社会の鉄槌を下せるのか?

上巻から下巻が楽しみだったが、期待通りの上質な内容だった。
初めは凡庸な青年だった国男が、みるみる熱いものを心の中に溜めていき、邁進する姿をどんどん応援したくなる自分が不思議だった。
人夫が言う、国男が邁進する理由は兄の弔いである、というのは、間違いであるという複雑な(ある意味真っ直ぐな)感情が伝わってきた。

本書は伏線もしっかり、プロットもしっかり組まれているように思えるが、何より心を惹かれたのが登場人物の“気持ち”だった。
物事よりも、その“気持ち”が先行して物語を紡いでゆくというのかな。
普段読んできた小説よりも、刻一刻と流れるように変化する登場人物の“気持ち”が、沸々と、キラキラと感じられる素敵な作品でした。

───人柱という言葉に、国男は打ちのめされた。以前マルクスを引き合いに出し、苛烈な搾取構造の中で屈託のない飯場の労働者について、不思議でならないとの感想を自分は抱いた。しかしそれは過ちだった。彼らはちゃんと現状を認識している。戦う術を知らないだけなのだ。(p.306)
オリンピックの身代金(下) (角川文庫) Amazon書評・レビュー: オリンピックの身代金(下) (角川文庫)より
4043860056
No.140
(3pt)

貧富の差

身代金を要求するに至る背景が、都市部と田舎の貧富の差というのが、なんとも泣けてくる。
東京オリンピック開催当時と今は違うが、それでも似たような環境はあるように思えてならない。
今の時代の幸福とは何かを考えながら読ませてもらった。
オリンピックの身代金(上) (講談社文庫) Amazon書評・レビュー: オリンピックの身代金(上) (講談社文庫)より
4062779668
No.139
(3pt)

昭和の香り

高度成長期の都市部と農村部が描かれており、確かにこんなんだったんだろうなあ、と思わせる。
自分自身当時は小さかったので記憶が薄いけれど、皆が必至に高度成長に向かって頑張ってた
その当時の様子がなんとなく味わえる。
オリンピックの身代金(下) (講談社文庫) Amazon書評・レビュー: オリンピックの身代金(下) (講談社文庫)より
4062779676
No.138
(3pt)

昭和の香り

高度成長期の都市部と農村部が描かれており、確かにこんなんだったんだろうなあ、と思わせる。
自分自身当時は小さかったので記憶が薄いけれど、皆が必至に高度成長に向かって頑張ってた
その当時の様子がなんとなく味わえる。
オリンピックの身代金(下) (角川文庫) Amazon書評・レビュー: オリンピックの身代金(下) (角川文庫)より
4043860056
No.137
(3pt)

貧富の差

身代金を要求するに至る背景が、都市部と田舎の貧富の差というのが、なんとも泣けてくる。
東京オリンピック開催当時と今は違うが、それでも似たような環境はあるように思えてならない。
今の時代の幸福とは何かを考えながら読ませてもらった。
オリンピックの身代金(上) (角川文庫) Amazon書評・レビュー: オリンピックの身代金(上) (角川文庫)より
4043860048
No.136
(4pt)

国男のキャラクターが非常に魅力的。

著者は、2002年『邪魔』で大藪春彦賞を受賞した奥田秀朗。
(H23/9/25 初版発行)

時は昭和39年夏、東京はアジア初のオリンピック開催で熱狂していた。
そんな中に、警察幹部宅と警察学校を狙った爆破事件が発生する。
その前後して、オリンピックを妨害すると言う脅迫文が警察に届く。
敗戦国から一等国に駆け上がろうとする日本の名誉、警察の威信にかけた大捜査が行われた末に見えた容疑者は、一人の秋田人夫だった。

本書の醍醐味は、容疑者・島崎国男の心境の変化に尽きる。
国男は、初めは国家反逆に全くの興味はなく、マルクス主義を研究していた為にプロレタリアートの一端を経験しておこうと思った。
そこで生活していくほどに、現代で言う格社社会を、身を持って感じる。
ほとんど何も興味がない凪のような人間が、徐々に“個”をもって行動に移してゆく「行動」が、「心境の変化」が、非常に瑞々しい。
『海辺のカフカ』(2005、新潮社、村上春樹)の田村カフカのようだ。

秋田と東京、まるで180度違う世界、下流社会と上流社会。
発注元会社と孫請会社、反乱は起きず、争いは地べたで起こる。
国男は、そのガラスの天井にダイナマイトで鉄槌を下してゆく。

構成もとてもドラマチック組まれており、登場人物、時系列はバラバラに展開され、上巻の頭と締は同時刻を他の登場人物から写している。
国男はオリンピックを人質に身代金をとれるのか、下巻が楽しみだ…!
オリンピックの身代金(上) (講談社文庫) Amazon書評・レビュー: オリンピックの身代金(上) (講談社文庫)より
4062779668
No.135
(4pt)

国男のキャラクターが非常に魅力的。

著者は、2002年『邪魔』で大藪春彦賞を受賞した奥田秀朗。
(H23/9/25 初版発行)

時は昭和39年夏、東京はアジア初のオリンピック開催で熱狂していた。
そんな中に、警察幹部宅と警察学校を狙った爆破事件が発生する。
その前後して、オリンピックを妨害すると言う脅迫文が警察に届く。
敗戦国から一等国に駆け上がろうとする日本の名誉、警察の威信にかけた大捜査が行われた末に見えた容疑者は、一人の秋田人夫だった。

本書の醍醐味は、容疑者・島崎国男の心境の変化に尽きる。
国男は、初めは国家反逆に全くの興味はなく、マルクス主義を研究していた為にプロレタリアートの一端を経験しておこうと思った。
そこで生活していくほどに、現代で言う格社社会を、身を持って感じる。
ほとんど何も興味がない凪のような人間が、徐々に“個”をもって行動に移してゆく「行動」が、「心境の変化」が、非常に瑞々しい。
『海辺のカフカ』(2005、新潮社、村上春樹)の田村カフカのようだ。

秋田と東京、まるで180度違う世界、下流社会と上流社会。
発注元会社と孫請会社、反乱は起きず、争いは地べたで起こる。
国男は、そのガラスの天井にダイナマイトで鉄槌を下してゆく。

構成もとてもドラマチック組まれており、登場人物、時系列はバラバラに展開され、上巻の頭と締は同時刻を他の登場人物から写している。
国男はオリンピックを人質に身代金をとれるのか、下巻が楽しみだ…!
オリンピックの身代金(上) (角川文庫) Amazon書評・レビュー: オリンピックの身代金(上) (角川文庫)より
4043860048
No.134
(4pt)

子供時代を思いだした

高度成長に向かう日本とその土台になった貧しい地方,子ども時代の社会状況が思い出されてきた。その中で進むストーリーに次第にひきこまれてきた。
オリンピックの身代金(上) (講談社文庫) Amazon書評・レビュー: オリンピックの身代金(上) (講談社文庫)より
4062779668
No.133
(4pt)

子供時代を思いだした

高度成長に向かう日本とその土台になった貧しい地方,子ども時代の社会状況が思い出されてきた。その中で進むストーリーに次第にひきこまれてきた。
オリンピックの身代金(上) (角川文庫) Amazon書評・レビュー: オリンピックの身代金(上) (角川文庫)より
4043860048
No.132
(5pt)

テレビドラマとはちょっと違う

テレビのドラマを見て、50年前の日本の様子、車・服装・話し方・町の様子などうまく見せているなと思いました。これが文書ではどうなっているのかと興味が湧き購入しました。
奥田英朗は初めて読みますが、テレビとは違って犯人視点からのストーリー展開が中心になっており、警察側視点の展開よりさかのぼっての展開で、読む側がストーリーの全体像を構成させながら読むように仕向けています。うまい手法だなと思いました。
テレビを見たから感じる部分もありましたが、非常に気に入った本の一つになりました。
オリンピックの身代金(上) (講談社文庫) Amazon書評・レビュー: オリンピックの身代金(上) (講談社文庫)より
4062779668