花闇

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評判

花闇の評価:

4.71/5点 レビュー 14件。 A ランク

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平均点4.71pt

Amazonレビュー一覧

Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

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全44件 41〜44 3/3ページ
No.4
(5pt)

主人公演ずる女形はあまりに妖しく美しい

生まれながらに花を持ち、「演ずる」ために生まれてきた「立女形」。すべてが光のままにあると思われたとき、その身体が徐々に朽ちていく・・・。美と才に秀で、右足を失いながらも凄絶なまでに芸の道をしがみつく立女形と、その行き様を愛し終生脇役を選ぶ「彼」の想いは、赤江瀑の「夜の藤十郎」(短編集「春喪祭」収録)を彷彿とさせながらもより冷徹な目で描かれています。それにしても主人公の演ずる女形は美しい。皆川博子氏は「死の泉」で、そのスケールの大きさに驚いたのですが、本書でも主人公の生き様に留まらず、まだ庶民のものであった歌舞伎界の仕組みや幕末から明治に至る時代の流れをも描かれています。
花闇 (中公文庫) Amazon書評・レビュー: 花闇 (中公文庫)より
4122019567
No.3
(5pt)

主人公演ずる女形はあまりに妖しく美しい

生まれながらに花を持ち、「演ずる」ために生まれてきた「立女形」。すべてが光のままにあると思われたとき、その身体が徐々に朽ちていく・・・。美と才に秀で、右足を失いながらも凄絶なまでに芸の道をしがみつく立女形と、その行き様を愛し終生脇役を選ぶ「彼」の想いは、赤江瀑の「夜の藤十郎」(短編集「春喪祭」収録)を彷彿とさせながらもより冷徹な目で描かれています。それにしても主人公の演ずる女形は美しい。皆川博子氏は「死の泉」で、そのスケールの大きさに驚いたのですが、本書でも主人公の生き様に留まらず、まだ庶民のものであった歌舞伎界の仕組みや幕末から明治に至る時代の流れをも描かれています。
花闇 (集英社文庫) Amazon書評・レビュー: 花闇 (集英社文庫)より
4087475204
No.2
(4pt)

綺羅☆煌

この小説を読み終えたとき、胸き浮かんだ言葉は”煌煌しい”という言葉だ。田之助という役者の生き方、感情、言葉、こんなに人を魅了する人間がいるのか、と圧倒する存在に私の前に江戸時代の鮮やかな風景が現れた。皆川博子の描く世界に引き込まれ、私には小説の世界に息づく全てのものがとてもリアルに感じられた。しかしこの物語を語っているのは、田之助の付き人である。彼の主人に対する妬みをも凌駕する敬愛に、共感してやまない。ぜひ一人でも多くの人にこの小説に触れて欲しい。本当にオススメです。
花闇(はなやみ) Amazon書評・レビュー: 花闇(はなやみ)より
4120016021
No.1
(4pt)

綺羅☆煌

この小説を読み終えたとき、胸き浮かんだ言葉は”煌煌しい”という言葉だ。田之助という役者の生き方、感情、言葉、こんなに人を魅了する人間がいるのか、と圧倒する存在に私の前に江戸時代の鮮やかな風景が現れた。皆川博子の描く世界に引き込まれ、私には小説の世界に息づく全てのものがとてもリアルに感じられた。しかしこの物語を語っているのは、田之助の付き人である。彼の主人に対する妬みをも凌駕する敬愛に、共感してやまない。ぜひ一人でも多くの人にこの小説に触れて欲しい。本当にオススメです。
花闇 (中公文庫) Amazon書評・レビュー: 花闇 (中公文庫)より
4122019567