江戸川乱歩座談
評判
江戸川乱歩座談の評価:
4.40/5点 レビュー 5件。 B ランク
Amazonレビュー一覧
Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
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4.40/5点 レビュー 5件。 B ランク
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しかし乱歩は偉い。どの発言をとっても一貫して探偵小説への愛があふれている。「探偵作家の総てが一つの同じ方向に進もうとするのはいけない。各人各々好む方向に進むべきだと思う」(p62-63)など、早くから多様性の大切さも説いて立派だ。
一方で、小林秀雄はバカだ。この人が批評家としてどれほどのものか知らないが、僕にとってはこの対談で5つ星のバカ認定だ。この人の批評を現代に当てはめると、「信用できない語り手」がお得意のカズオ・イシグロなんて読む価値もないことになる。
ちょっと笑ったのは、横溝正史のこの発言。「しかし、乱歩という名はどっかで聞いたと思ったら、アッ、エドガー・アラン・ポーだ、と気がついた(笑)。(中略)ポーなんて向うの作家のペンネーム使う奴は下らん奴だ、と思ったんですよ」(P223)。仲が良いからこそ言えることだと思う。