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雨上がりの川



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【この小説が収録されている参考書籍】
雨上がりの川
雨上がりの川 (幻冬舎文庫)

雨上がりの川の評価: 4.45/5点 レビュー 11件。 Cランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点4.45pt


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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全11件 1~11 1/1ページ
No.11:
(5pt)

騙された

不登校の子どもを題材にした家族の物語。発達心理学が専門の元大学教授が登場し,家族をこっそりと導いていく。怪しげな霊能者に子どもと妻が巻き込まれていくが,最終的のどんでん返しは圧巻。非常に面白かった。
雨上がりの川Amazon書評・レビュー:雨上がりの川より
4344033795
No.10:
(5pt)

爽やかな読後感

途中で、ネタバレになる、文章が、わざわざ書かれていたので、展開が分かってしまったが、安心して最後まで楽しめました。爽やかな読後感で、ほっこりしました。
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4344033795
No.9:
(5pt)

鯉跳ねる水面

都会の澱んだ川も登場人物の問題が解決すると、清らかな雨あがりの川に変化し、私も久しぶりに清々しい気分になりました。
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4344033795
No.8:
(3pt)

後半失速

ネタバレあり
不登校の娘と四六時中2人きりの母と、仕事だからと各地に出かけて言って人と交流し酒飲んで美味しいもの食べてる父とじゃ、そりゃあ母のほうが病んでいくにきまってるのに、そこに言及がなく窘める人も出てこないことに驚いた。割り切って読み進めていくと、霊媒師と対峙するまでは不穏さも相まって面白かったけど…。後半はよくあるミステリー小説の種明かしパートのようになっていく。しかも半分読めば大体想像がつく結果。これだけの賢さがある子が虐められるような隙を作るだろうか、とご都合主義の薄っぺらさもひっかかる。霊媒師の母親は自死しようとしたけど実は心筋梗塞で…のくだりも、ありがちなプロットを残酷なシーンでごまかしたけれど悪役を作らないために中途半端なことになったという感じで微妙。巻末の髭男爵のあとがきの方が実体験からきた生きた温かさがありとてもよかった。
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4344033795
No.7:
(5pt)

誰かを救う優しい嘘つき

少し重たく暗いテーマでしたが、
やはり森沢さんの作品らしく、最後は温かいラストで締めくくられていました。
季節や川の描写が、登場人物たちの状況とリンクしていたのが良かったです。
どんより雨続きの梅雨が明けて、キラキラ青く輝く夏が戻ってきたのが印象的でした。
これを読んだ皆さんの梅雨が明けますように!
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4344033795
No.6:
(5pt)

人物描写が秀逸

私にも中2の娘がおり、ドキドキしながら読み進めました。
読みやすい文体、ユーモアもあり読み進めずにはいられなくなってしまいます。
清々しい読了感、森沢作品のファンになってしまったようです。
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No.5:
(4pt)

元心理学の教授だった千太郎が好き

読後感のよい温かい家族の物語だった。

いじめで登校拒否になった中学生の娘の心を救うため、母親が霊能者に洗脳されていき、それが娘にも伝染していく。編集者の父親は、それを注意深く見守りつつも、母親と娘が心配でならず、家族関係がギクシャクしていく。

悪意をもって人を不幸にしようとしている人は誰もおらず、みんなそれぞれの事情を抱えて生きている。様々な事情が交錯しながら、最後はうまくまとまっていた。

個人的には、元心理学の教授だった千太郎が好きだった。年寄りの暇つぶしと言いながらも父親と娘のどちらにもうまく協力しながら温かく様子を見守っていたのがよかった。

人を傷つける人は、自分の心が傷ついている可哀想な人。
人を騙す人は、人に騙されて世界を信頼できなくなった淋しい人。

人の見方を学んだ春香の今後が楽しみである。
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No.4:
(4pt)

闇から見事に光へ変わる家族作品として、誰にでもオススメしたい名作です!

闇から光へ変わる過程が見事過ぎる素晴らしい家族作品です(^-^*)/

娘が虐め被害から不登校となり、塞ぎこんだ奥さんが救いを求めたのは抜群の霊能力者!
奥さんが霊能力を心酔し、壊れ行く様はとても恐ろしく、
このまま『人の怖さサスペンス』として進んでいくのか?と思ってましたが、
作品に漂う闇はそのままで不穏なまま進み、読者が不満に感じる事なく見事な過程を経て光へと変わり行く様が本当に素晴らしく、とても感動しました(^-^*)/

闇から見事に光へ変わる家族作品として、誰にでもオススメしたい名作です!
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No.3:
(5pt)

とても考えさせられます

最高の作品。
ごく一般的な家庭に起こりうる日常の中で、スピリチュアルにハマっていく女性たち。多くの女性に、特に読んで頂きたい。
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No.2:
(3pt)

概ね楽しみました

しかし、この帯は「違う」と思う
華々しく霊媒師デビューする話かと思ってしまった…
↑のイメージは読むのに邪魔になった
(単に思い込みが激しいだけですが)

ゆるゆると味わえる良作だと思います

…しかし、森沢氏の「唐突に、余り必要性なく、他の『自著』の件を持ち出す」のは、余り好まない
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No.1:
(5pt)

読了後に、タイトルの温かさがわかる。

森沢さんが紡がれるストーリーは、読者の心を掴んで離してくれないので、続きは…続きは…と先が気になってページをめくる手を止められない。

特に森沢明夫さんの「夏美のホタル」という作品を読んだ方には、びっくり嬉しいプレゼントのようなストーリーが用意されていたのでお楽しみに。

本作品のあらすじは、マイホームで幸せに暮らしていた3人家族の娘・春香が中学校でいじめにあい、引きこもってしまう。

そんな辛い現実を、受け止めきれない母親は、救いを求めて「紫音」という霊能者にはまっていく。

父親は、バラバラになった家族の心の和を再生しようとするが…

重苦しくなるようなテーマながら、春香の性格は素直で可愛らしく、温かいなど、ホッとする要素がたくさんあった。

主人公の心の成長と共に、読者のモノの見方も素敵に変えてしまうような言葉がたくさん出てくる。

この作品は、新聞に連載されていただけあって、推理小説のように謎の伏線が張ってあり、ずっと惹きつけられる展開になっている。

森沢さんの作品は、裏切らない。
最後まで読めば、痛快な謎解きがあり 温かい感動と幸せな読後感である事が約束されているので、安心して読んで欲しい。
雨上がりの川Amazon書評・レビュー:雨上がりの川より
4344033795

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