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四十歳、未婚出産
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四十歳、未婚出産の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.06pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全23件 21~23 2/2ページ
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垣谷さんらしく、女性の立場に視点を当てて、世相や家族問題にバサバサ切り込んでいて痛快です。 40歳で未婚で出産する主人公優子への職場でのマタハラはあからさまです。誇張された部分も あるけれど、これがまだまだ日本の会社の現実、男性の本音なのかと思います。 そして、身内である実家の親族によるハラスメントも笑っちゃうほどすさまじい。70代以上と 思われる親族の登場人物に悪気のある人はいないけれど、都会で働く40歳まで独身の女性に 対するこの世代の意識を代表して、優子におせっかいやらお説教をしてしまっている。 後半には、優子の兄が外国籍の女性と結婚する展開になって、外国人(欧米以外)に対する ハラスメントにも触れている。 優子の姉は専業主婦で、周囲がそれほどは思っていなくても「専業主婦はヒマじゃない。」 ことを必死にアピールしている。共働きが当たり前になった平成の時代、 昭和のアグネス論争とはまた違った「専業主婦」の立場についても考えさせられる。 垣谷さんの作品は、現代社会の女性問題を始めととする、いろいろな差別問題に 明るく、分かりやすくアプローチしていて、女性の読者を惹きつけ、男性読者に 危機感を与える。 | ||||
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垣谷さんの作品はこれで何冊目だろう?おそらく10冊近くは読んでいます。 働く女性の結婚・出産・仕事復帰に関わるネタがこれでもか!!とふりかかってきます。昭和的な価値観・男尊女卑の社会での生きにくさ…がこれでもかと。 戸籍のくだりは勉強になりました。日本の戸籍制度は世界的視野で見たら、レアケースなんですね。 将来的にそんなものに振り回されない世の中になるといいなと思いました。最後も良かったです。 温かい気持ちになりました。 まぁ、いろいろと | ||||
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今の社会問題を表している小説でした。働く女性なら、登場人物の誰かに共感できる本で、いっきに読んでしまいました。 ドラマ化されたらいいなと思いました。 | ||||
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