しあわせの書〜迷探偵ヨギ ガンジーの心霊術

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評判

しあわせの書〜迷探偵ヨギ ガンジーの心霊術の評価:

4.07/5点 レビュー 129件。 A ランク

Amazon書評・レビュー点数毎のグラフです

平均点4.07pt

Amazonレビュー一覧

Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全100件 81〜100 5/5ページ
No.20
(5pt)

著者渾身のトリック。読んだ後また頁を繰ること請け合い。

 泡坂妻夫氏は、ある着想が浮かんだら、とにかくそれがどんなに手間が掛かろうが実現させてしまう御仁である。その良い例が、本作であり、「喜劇悲喜劇」なのではないだろうか。
 ストーリー的にはそれほど目新しい物があるわけではないが、推理小説界随一の筆力によって引き込まれていきます。
 これ程の読者側に立った作品を提供してこられた氏が亡くなられたのが残念でなりません。
 氏が残された作品は決して多くありませんが、その輝きを無くすことはないでしょう。
 心よりご冥福をお祈りします。
しあわせの書―迷探偵ヨギガンジーの心霊術 (新潮文庫) Amazon書評・レビュー: しあわせの書―迷探偵ヨギガンジーの心霊術 (新潮文庫)より
4101445036
No.19
(4pt)

ぶっ飛びました

内容は普通。
オチも普通だな…と期待ハズレな感じを受けていたのですが、最後の数ページで度肝を抜かれました。
この本に仕掛けられた企みに衝撃を受けました。
こんなのあるんですね。
二回読もうとは思わないですが、この衝撃は皆さんに味わっていただきたいと思います。
深く考えずに、取り敢えず最後まで読んでみてください。
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4101445036
No.18
(4pt)

最後の1ページで驚く

人の死なないミステリー。ガンジー先生や同行の二人もキャラがたっていて面白かった。はらはらするような場面もあるので、ただのミステリーではないと思いました。
本の内容はまぁそんなに特筆すべきことはないのですが、話がもし自分と合わなかったとしても最後までしっかりと読んでいただきたい。最後の1ページで驚愕します。そして読み終わったあと必ずすべてのページを見直さずにはいられなくなると思います。
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4101445036
No.17
(5pt)

こういう本の作り方があるのか

 本というのは、考えを文字で表して伝え、読み手の想像力を刺激するものだとばかり思っていた。しかし、こういう本の作り方もあるのかと驚いた。このカラクリに気づく前は、「なんか2時間ドラマの筋みたいな本だなあ・・・」と思っていた。著者は、とても苦労してこの本を作ったのではないか。とにかく、すごい。
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4101445036
No.16
(5pt)

やられた

讀賣新聞の編集手帳でこの本が紹介されていて、気になり購入しました。 先にこのレビューも読んでいたので泡坂先生のトリックとやらがどんなのか、ありとあらゆる角度から想像してから読みましたが、読後は「まさか!うそやろ?!」の連発でその後は「すげ〜」の一点でした。 ま、こんな僕に想像できる範囲でのトリックならみなさんのここまでの評価は得られてませんが…汗 とにかく面白かった。 最後に泡坂先生のご冥福をお祈り致します。
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4101445036
No.15
(4pt)

空前絶後のミステリ

 一般にこのタイプのミステリは、結局は最後にプロットをもう一ひねりしてさらに意外性を出した、という程度の意義しかないことが多いと思うのだが、この作品は、この手の先駆けであるとともに意義も実現のための労力もまさに別格。この構造のためにはストーリーも限定しなければならないわけで(限定しないと必然性がなくなってしまう)、話自体を地味にしてまで、こんなアイディアをよくも実行してくれたものである。その勇気と実行力・忍耐力には敬服の他ない。
 種明かしされる前にこの構造に気がついた時には、ほとんど『占星術殺人事件』で真相を見抜いた瞬間の御手洗潔状態になりそうだった。読んでいる途中で家族に見せてしまったのだが、あまりに粗雑なままであったのが悔やまれる。
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4101445036
No.14
(4pt)

心憎い奴ヨギガンジー

各レビューにサッと目を通してから購入しましたが、なるほどこれは驚きました。一発ネタもここまでアクロバティックなら清々しく、作者や編者が楽しみながら作っていった様子が目に浮かびます。読者をこれだけ驚かせたのだから苦労も報われたことでしょう。手に取った時は「しあわせの書」というタイトルにしても、表紙のヨギガンジーの面構えにしても、売る気ゼロとしか思えませんでしたが、読後はどちらもしっくりくるんですよね。心憎いです。
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4101445036
No.13
(4pt)

苦労しただろうなあ

噂に聞いていた本書だが、少し過大評価されている気がしないではない。決しておもしろくないわけではないが。実際私はここの書評を読んで大いに期待して読んだが、事前にハードルがあがりすぎていたような気がする。ただ非常に苦労した作品だとゆうのは伝わる。筆者も編集者も。筆者はマジシャンでもあるが、彼らが華麗に見えるマジックの裏で、地味な仕込み作業をしている姿が見えてきそうな作品だった。
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4101445036
No.12
(5pt)

売れて欲しいような、売れて欲しくないような複雑な気持ち

ネタバレになるので詳しくは書きませんが、これとほぼ同様なものが専門ショップでは安くても九千数百円掛かります。
テレビ番組で某有名そちらの職業の方が良くできた本だと紹介されていました。
良書なので話題になれば嬉しいのですが、売れてこの本の価値が広まると秘密な部分も広がってしまいますね。
複雑な心境です…。
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4101445036
No.11
(5pt)

すばらしい。420円は安すぎる(笑)

この手のものをマジックグッズとして販売したら、どんなに安く見積もっても8000円はくだらない。数万円しても不思議ではない。マジックグッズというのはそう言うモノ。それが420円とは……さすが、としか言いようがない。マジシャン兼推理作家だからできたことであって、世界中のどのマジシャンにも絶対になし得なかった作品。
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4101445036
No.10
(5pt)

アイディア一発!★5つ!!

なんだか2時間ドラマみたいなストーリー。登場人物もあまりパッとしない。ついでに言えば表紙も冴えない感じ。しかし、最後の最後になって明かされる、作者がこの作品で試みた企てにはビックリした。いやぁ本当にビックリした。さすがマジシャン!!
一発ギャグ的な企てであり二回使えるかどうかは疑問である。そして、本書を再読することがあるかどうかも分からないのだが、それでも、この作品は文句なしに★5つだ。
著者が出版社まで巻き込んでこの作品で何を企んだのか…。本書は、それを知るためだけでも購入する価値のある作品である。是非一読を。
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4101445036
No.9
(5pt)

日本人で良かった!

絶対に翻訳不可能な本、というものを初めて読みました。
正直、この本は表紙のデザインや一歩間違うと新興宗教の本と思われるタイトルで
避けていたのですよ (ま、犯人に新興宗教が絡んでいるのはその通りでしたが)。
泡坂氏の小説は何冊かは読んでいたのですが、これは完全にやられました。
どちらかというと、マジシャンである氏の仕事だといったほうがいい作品でした。
愉快且つ、あんまり難しく無い犯人当ての本編自体がミスリードであるという
希有な作品であって、世界中の人に勧めたいというのに翻訳不可能な小説というのが
残念であります。
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4101445036
No.8
(4pt)

とてつもない深謀が織り込まれた「しあわせの書」

 謎のヨガ師ヨギガンジーは、新興宗教団体「惟霊講会」を揺るがす教祖継承問題に首をつっこむ羽目になる。そこで手にした布教用の小冊子「しあわせの書」。なんの変哲もないこの本には、深慮遠謀が隠されていた…。 たまたま他の方のレビューで本書のことを知り、「とにかく、ただ本を読むだけじゃなくてうれしい驚きを与えてくれるシリーズなのである」という意味深長なその言葉に引かれて、この1987年の文庫書き下ろし作品を読み始めました。
 読み進めながら訝しく感じたのは、233頁のこの物語には、さほどクライマックスらしい大きな展開はなく、どうみても驚きと呼べるほどのものが見えてこない点です。ミステリーとしてはかなり平凡なのではないでしょうか。ヨギガンジーやその仲間である美保子も不動丸も、なんだかテレビの2時間ミステリーに出てくる型にはまった感じのおどけたキャラクターで、三文小説風です。
 そして230頁目を過ぎて、事件も一応の決着がつき、物語はこのまま終わってしまうかにみえます。なんだ、この程度の物語か、なんともつまらない、と思ったそのとき!!
 おもわず私は「えっ!まさかっ!そんなことって本当に出来るの!?」と声を上げ、寝転がっていたソファから驚きのあまり飛び上がってしまったのです。
 そうなのです。そんなことが出来てしまうのです。
 詳細は残念ながらここに書くことは出来ませんが、230頁もの間、とてつもない企みが目の前で常に展開されていながら、私自身、全く気がつかなかったことに大きな驚きを味わいました。たとえて言うならば、まつ毛が目に映らないかのような、その見事なトリックに呆然としました。
 まさに他の方のレビューにあるとおり、「こういうことを思いつくのもスゴイとおもうが、それを本にして出版しちゃう出版社もエライ」。
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4101445036
No.7
(4pt)

素晴らしい試み

この本の仕掛けは素晴らしい。
読んでトリックがわかった人は、思わず誰かに試してみたくなるに違いない。ぼくもそうだった。ヨギ・ガンジーのシリーズは本書がはじめてだったのだが、ミステリー的には普通の作品だった。それほどのサプライズもなかった。
本書は宗教団体を舞台に教祖の継承問題を扱ったミステリーだった。なかに登場する小冊子『しあわせの書』がメインの謎に絡んでくるのだが泡坂氏は大胆にも本書で使われているメイントリックを・・・ああ、これ以上は書けない。書くことはできない。とにかく、マジシャン泡坂妻夫の面目躍如たる大胆で、素晴らしく、驚嘆すべき大きなたくらみが本書には隠されているのである。
しかし、本書が刊行されたのは1987年。もう19年も昔のことだ。いまでは絶版なのかな?こういうことを思いつくのもスゴイとおもうが、それを本して出版しちゃう出版社もエライ^^。とにかく、ただ本を読むだけじゃなくてうれしい驚きを与えてくれるシリーズなのである。
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4101445036
No.6
(5pt)

アイデアに脱帽です

何の変哲もない、ただの文庫本…表紙のオッサンも変だし…なんて見かけに騙されてはいけません!この本にはとんでもない仕掛けが潜んでいるのです。この本のレビューだけは詳しく書くことが出来ません。ぜひ手にとってその秘密を見つけて欲しいと思います。20年近く前の出版なので、書店で見つけるのは困難かも?この本1冊で、この価格はハッキリ言って安すぎです。持っていればきっと自慢できます!(笑)
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4101445036
No.5
(5pt)

すばらしい!

まさにすごいの一言!マジシャンである著者ならではのすばらしい作品だと思います。これをマジックグッズとしてショップで売り出したら桁が一つ二つは違っていたであろう(というかここまでできない)。まだ読んだことがない人にぜひ著者の企みを読んでいただきたいです。
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4101445036
No.4
(5pt)

お見事!

本の背表紙にある内容紹介からして変な本だなぁとは思ってたけど、最後まで読んで本当びっくり。マジシャン作家の面目躍如たる作品。一見正統なミステリ作品のようであり、その実後にも先にも誰にも真似できない徒花のような本ですが、素晴らしい試み。もちろんミステリ作品としても面白く読めました。シリーズ第2弾ということで飄々としたヨギガンジーのキャラは相変わらずですが、前作を読んでなくても全く問題ありません。とにかく特異で、何より驚かされた一冊。拍手。
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4101445036
No.3
(5pt)

こりすぎ

 凝ってる。凄い凄い、無駄に凝ってる。こういう凝り方は大好きだ。 事件・物語を成立させるメイントリックとはまた別に独立した謎を初頭で提示して興味を引っ張っておくテク。一粒で二度美味しい気にさせる。
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4101445036
No.2
(5pt)

観てしまいましたか?

 読者を騙し、驚かせる事に費やす情熱、エネルギーという点では、この作家さんは破格のお一人。 ミステリ読みのマナーとして、未読の方には一切説明不能な仕掛けが施されてます。読んだ後は、貴方も必ず誰かに奨めたくなる筈。 ところで以前、某マジシャンがこの本を使ってある手品をやってまして。しかもテレビで。それを観たという人は、残念ですが‥‥。
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4101445036
No.1
(5pt)

あっとおどろく・・・・

何の変哲もない推理小説でした。ふむふむと読み進みました。読み終わって、何かが物足りないのです。 どこが? すなおな私としては、ふと疑問を感じました。そのとたんに、ひらめいたのです。なんと、・・・だったのです。 有名な本らしいですが、恥ずかしながら私は今まで知りませんでした。 推理小説ファンなら、必ず読むべき書の一冊と明言できます。 泡坂さんの書のとりこになりました。
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4101445036