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神様の御用人
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神様の御用人の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.14pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全9件 1~9 1/1ページ
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誰かのために、よりも、『君のため』にって言われる方が、嬉しい。 神社とは、本来、神様の開運を祈り、『感謝』を述べるべき場所であり、『お願い』をする場所ではない。 そもそも論、我欲まみれの願望を、神が叶える義務はない。 また、日頃から、氏神様すら参拝しない輩が、初詣と称し有名所の神社に、願掛けに赴く『愚』を 知るべし。 神様の能力と、われわれ人間の『想い』は比例するもの。 言葉には力がある。 これを『言霊』と呼ぶ。 言葉は、人を成長させ、助けることも、破滅に追いこむこともできる。 願いが叶ったなら、お礼参りは必須。 特に、お稲荷さんは。 って、桜井識子さんの著書にあったね。 こういうスピリチュアル系は、怪しい人が多いから、注意が必要。 神様だけの力で、何事もうまくいくわけがない。 われわれ人間の努力なくしては。 「神であれ人であれ、女を怒らせるのは慎むべき」(222p)。 正鵠を得た言葉。 | ||||
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とある書評で紹介されていたので読んでみたが、自分には合わなかった。 主人公の言葉が軽い。うわっつらをなでているだけに思える。 例えば「好き」と言う言葉は誰の言葉かで重みが違う。好きな人から言われるのか、嫌いな人からなのか、初めて会った人なのか、お互いよく知っている人なのか。同じ言葉であっても、それまでに至る関係性で重みが全く違う。その言葉を発した時の関係性が読者にちゃんと伝わっているかどうかが、言葉の重みに出ると思う。 その点でこの主人公の発する言葉は軽い。 神様とのあいだに、特別な関係を築けていない。いやいや付き合わされ、しぶしぶ依頼を聞き、その時に思いついた言葉を発する。性格はいいかもしれないが特筆するほどでもなく、言葉に意外性があって驚くようなことを言う訳でもない。普通の青年が現代社会で考えられるいいことを言っているだけ。 それを受け取る神様たちが現代人と大きくズレていてればそれはそれで刺さる言葉になることもあるだろう。ヤックデカルチャー。ところが残念ながら神様たち、あまりにも人間的すぎる。「人間も木の葉も同じ」と言いつつ、お参りに来る女の子が何を考えているのかと悩んだり、昔好きだった人間を今でも思っていたり、松飾が飾られなくなった家を気にしたり。 結局のところこの本においては神様と言いつつ中身は普通の人間であって、それは悪いことではないが、設定を活かしきれていないのも事実。なら普通の人間でいいじゃん。また御用人である主人公もいい人ではあるが、それ以上とは言えず、この本をざっくり一言で言うなら「人情噺」。それもあまりこなれていない感じの。 会話についても思わず笑ってしまう事もなく、黄金の口調についてはたまに乱暴になるのが、狙ってるけど外している感がある。 また主人公とその神職の友人の会話を読んだ時に、女性作家特有の「こんないかにもな会話しねえ」って感じがした。嘘くさい。 | ||||
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思い付きはいいけれど、人間関係や心理描写が甘い。 主人公が、課せられた指示に前半いつも懐疑的でやる気のないままぶつぶつ言って話は進行するが、読んでいる方としては、それは不要だと思う。 主人公の独り言も、会話もユーモアを狙っているようだけど雑な気がします。 ただ、事件の解決の仕方は優しくて、主人公は本当はまじめでいいやつなのかと最後の方でいつも思います。(前半はやる気のない、ただ流されているような人間) 子供の絵本や漫画を読んでいる感じです。一話完結で短編が続くので時間つぶしには最適。 30分物のアニメや実写版にするといいんじゃないか、と思いました | ||||
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表紙の狐と青年のイラストに惹かれて手を取った。 足の怪我が元でこれまで情熱を注いできた野球が出来なくなり、会社にいられず ほぼニートのような生活になってしまった主人公良彦と、方位神と言う位の高い神様である黄金のコンビが 他の神様のお願いを聞いてあげると言うお話。 この良彦と黄金の関係性はちょっとありがちなので新鮮さはないですが、 テンポの良い内容で楽しめました。ちょっと神様に対してラフすぎる口のきき方をするのが 気になりましたが... 近所に大きなお寺があるにも関わらず、年末年始、あとは気が向いた時くらいしか足を向けない 現代人なのですが、この本を読んで「もっと神様にお参りしよう」と思えるようになりました。 続きもあるようなので、読むのが楽しみです。 | ||||
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話自体は良い。だが、神と人との関係に疑問が残る。 それは、神は人の敬いをもって威を増し、それがなければ 逆に力を失っていくとある。 だが、黄金などの太古の神の時代、特に世が生まれた時に、 人は存在しない。それなのに、力があったことになる。 また、人とは関係がなかったと言える状況からどうして、 人が神の力を左右する存在になったのかが分からない。 そのため、星を2つ減らしたが、これは作者のせいといより、 記紀といったもの自体が設定の不出来な小説と同じなため、 仕方ないとも思う。 持たせること | ||||
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人それぞれですが、何だか夏目友人帳と重なって見えてしまって期待したけれど内容的には・・・ 文章はしっかりしていますが、2巻、3巻、4巻と先に買ってしまい。 ゆっくり読むしかないです。まあ、今後の展開に期待して読んでみます。 まず1巻を読破してからの購入でも良かったと後悔はしていますが・・・ | ||||
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ライトノベルなので、これでいいのかなとも思いますが…。ストーリーやキャラクターは良いと思います。クスッと笑ったりほろりと切なかったりもあります。ただ、読みごたえがないというか、なんというか物足りません。 せっかくの京都を舞台にした、日本古来の神様たちとのやりとりです。分かりやすい文体もいいけれど、もうちょっと日本語として深みが欲しいところです。同じ言い回しが多いのも、気になりました。ストーリー全体はともかく、心に残るセリフや間、描写がなかったのが残念です。 ビジュアル的にかわいらしい狐の神様が相棒なので、夏目友人帳のように漫画やアニメだといいかもしれません。 | ||||
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一話が短めで非常に読みやすいですが、読みやすさの代償としてストーリーの内容が浅く、読み応えはありません。今後、回を重ねるごとに ストーリー展開が進んでくるのかもしれませんが。これがライトノベルって事なのでしょうか? | ||||
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まず、合間に入る神様の紹介が楽しかったです。 内容自体は、神様を人間臭く書いてあるので、新鮮に感じました。 ミステリとしてのできがいいわけではありませんが、楽しく、軽く読める短編集です。 | ||||
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