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ニアリーイコール
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ニアリーイコールの評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.42pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全19件 1~19 1/1ページ
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私のバイブル。 | ||||
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中古品に期待はしていなかったのですが、新品?。まして、初版本が届き、感謝。電子本がなく、手に入れたかったのでうれしい限りです。 | ||||
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サラサラと流れるように、読みました。『愛が重すぎる』などと言われたら、そりゃあ、心が弱っている17歳の子にしてみたら、ガラガラと崩れます。それから10年、辛かっただろうなぁ仁居くんは。そして、妹を守れなかった兄として、生活してきた国立くんと出会うわけですが、17歳の仁居くんの気持ちは愛ではなくて、執着ではなかったのかな。父母に置いていかれた?(自分をおいて死んてしまった両親)佐田さんに執着する気持ちもわからなくもなかった。それでも仁居くんと、国立くんが出会い、静かに物語がすすんで いくのはよかったです。10年たった仁居くんの国立くんへの気持ちは、執着ではなく、愛で有る、と思うから。それを(愛)重いとおもうかどうかは、それぞれの気持ち次第なきがする。 | ||||
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力のある作家だ。派手な事件など起こさなくても心の動きだけでドラマになるし、生々しい描写をしなくとも艶っぽさは醸しだせるという良い手本だった。何かを読者の心に強く残したいと思うなら、その表現には適度な抑制が必要なのだ。 | ||||
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塾講師をしている仁居は幼い頃に両親を亡くし、孤独だった時に出会った初恋がそれが重いと切り捨てられてしまったことで人を愛することに臆病になってしまう。ひょんなことから元同僚国立と再会し一緒に子猫を拾ったことで交流することになり惹かれていくのですが…。 この国立の方にもトラウマがあり、お互いが心に傷を負っていて少しずつ寄り添い前向きにお付き合いをしていく様子がゆったりと描かれています。 過去のトラウマを癒やし癒される話が大好きなので個人的に凪良ゆう先生のなかで1番好きな作品です。 静かに川を眺めながら静かにキンキンに冷やしたウォッカを呑む仁居先生が孤独の象徴で描写されていて、段々と変化していく様子がとても心に残っています。 | ||||
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いわゆる濃厚な性描写は出てこないのに、下手に濃厚なそれが入っている物語より、読了後本当に幸せな気持ちになります。 きっと、誰しも仁居のように、10代の頃、誰かが発した心ない一言や態度がサクッと胸を刺し、それがいつまでも心にくすぶっていることってあると思います。私はあります。もう乗り越えているはずなのに、そこの部分がまた傷つかないように皮膚が硬くなるみたいに何重にも重なって、引きつる。そこを補った分他の部分が何か足りなくなってって、年月が立つと気付かないうちにそれが生活の一部で人格の一部になってしまうような。 そんな弱い部分を大丈夫だよって優しく撫でてくれる、トラウマをもった国立。 お互いに足りてる部分と足りてない部分が、歪なパズルのピースがぴったり合うみたいに自然にハマってく。傷ついた経験があったからこそ2人がぴったりハマっていくのは、また皮肉ではあるんですけどね。登場人物は傷ついた悲劇のヒロインっぽく描かれていないところがまた好印象。 猫を拾ってからのくだりは物語に絶対必要なものでした。仔猫のニーニと幼かった仁居が重なって見えたからです。脆くてすぐ死んでしまう排泄も自分でできない仔猫と、幼稚園の頃から愛情に飢え脆い心を持った仁居。猫の成長と主人公の成長が重なって見えました。 プロローグで出てきた佐田も、若くて彼の気持ちに正直でした。 「自分に支えていける力量がなかっただけなのに、それを相手のせいにしてしまった」と後で佐田が10年も反省している描写もあってよかった。佐田、幸せになって欲しい。 主人公も、「佐田は大人だと思ってたけど実はまだまだ子供だったんだな」と当時の佐田の事も理解して許してあげられる描写があってよかったなと思いました。 こういう、生きていくのがヘタクソで歪で不完全で、痛いところをお互い補っていく2人でひとつなカップルの話が好きです。 読んでいくうちに、私自身の心も軽くなって開放されていきました。ゆっくり、でも丁寧に登場人物の心理的成長や人に恋する気持ちが描かれていて、読むと心が豊かになった気になれます。 もうずっといろんな本を読み漁っているのに、久しぶりにあ〜読書っていいなと思いました。 | ||||
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何故だろう、ここ数年、なかなかオンリーワンなBLに出会えた時の満足感を味わえる機会が激減してしまいました…。 凪良さんの小説は、ほとんど持っているとはいえ。 他にも似たようなお話、たくさん読んだなあ、と思いながら読了。 余韻も何も感じられず…。 でも、最後までたどり着けたということは、それだけ出来たお話だったのだと思います。 だけど登場人物も、愛着持てるような感じでもなかった。 初恋の人に愛が重たい、と言われてしまい、薄い人間関係しか築けないのはよくわかるポイントなはずなんですけどね。歴代の親友には振り回されたあげく、彼氏ができたとたん、用済みとばかりに重い、うざい、と捨てられる私ですので…。 それで臆病になって、自室が最後の砦になってしまうのも、人混みで孤独を思い知らされるような気持ちになるのも。 すごくわかるんです。 だけど、私はこの物語に夢中になったり、感動することができなかったのは何故かわからない。 二人が猫を拾ったあたりの場面はなんだか唐突に感じて、うーん、なんだろう、腑に落ちなかった。 いや、主人公の名前がにい、で、子猫の鳴き声に似てるものを登場させたというのは見当がつくけれど、物語に必要だったかどうかというと…。 どこにでもある設定だからこそ、特別な何か、決めてのようなものが欲しかった。 掘り下げも深いようで浅い。 乗り越えたきっかけというのも。 | ||||
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星⭐️が四つな理由は、どうしてもあの最初の彼氏の言葉と態度が納得出来なかった。 もっとなんだか反省の意を主人公に示して欲しかったとか、ちょっとどんでん返しがほしかったなぁーと思う。 が、ストーリーは最高です。 | ||||
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幼い頃に両親を亡くし孤独に慣れて生きてきた仁居。高校時代、一途に思い、相手を追いつめ捨てられてしまう。それ以来、人と距離をおいて付き合うようになったが、元同僚の国立は仁居の生活に自然に入り込みむ。過去にしばられている仁居は国立に対しても距離を置こうとする。国立にも過去に傷があり恋愛関係には影響を及ぼしていた。 どのエピソードもそう珍しい話ではないです。よくあるネタです。仁居も国立も珍しいタイプではない。ただこの人たちが出会うタイミングが重要なのかもしれません。なんとなくこの人は違うという感覚のようなもので入り込んでくる国立。それでも過去を忘れられず距離を置くことしかできない仁居が切ないです。つかめているのにまだつかみきれてないような感覚になってしまう国立のもどかしさも伝わってきます。この距離を置かれてる感覚は気にならない人には気にならないことかもしれません。 孤独というのは失ったからより一層強く感じるものと思うので仁居が家族のことをほとんど思い出せなくなることが一番苦しかったです。 この二人の傷は多少の違いはあっても現代人なら持っている傷と共感できると思います。 | ||||
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しずかな孤独感がひしひしと伝わってきます。 確かに、地味なお話しですが胸に来るものがあります。 私は好きです。 | ||||
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重い話なのかな、と覚悟して読んだのですが、すぐにその世界に引き込まれました。 互いに惹かれ合うんだけど、互いに事情があってなかなかうまいこといかないんだもの。 なんか、こころに沁みてくる。泣ける!っていうのとは違う、じわじわしたものが押し寄せてきます...。 | ||||
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ネタばれ有りです プロローグででてきた佐田。彼は仁居の初めての人で、トラウマの原因になった人です。 彼は良い人だと思う。寂しくて、でも人に心を開けない仁居の心によりそって、優しさと安らぎをあたえたと思う。 本当に仁居の事が好きだったから、言葉にしない仁居の心の声を聞き、出来る限りの事をしたのだと思う。 ただ、まだ21歳の学生で、彼にはそのすべてを背負うには若く力もなかった。仁居が好きで、そばにいたい気持ちと、現実の中で、自分でどうする事も出来なくなって「お前の愛情は重い」と逃げてしまった。佐田も辛かったのだと思う。社会人として、2、3年たってたらきっと仁居を離さなかったと思う。 仁居が恋愛のたびにその言葉に縛られて、相手と深く関わりをもとうとしないことで失敗して、恋愛を諦めてた時に国立と出会った。 国立もトラウマを持ち、その事で恋人と別れてきた。 国立も仁居も相手を思いやれる優しい心の人、そんな二人が少しずつ関係を築き、近づいて、かけがえのない人となり、幸せになって良かった。 仁居が「お前の愛情は重い」この言葉に縛られてる描写が有る度に「佐田は、そんなに悪い奴じゃないのに」と思いながら読んでました。 国立と佐田が知り合いになり、国立と仁居の事を知らない佐田が、過去の話をした時、自分の言葉を酷く後悔していて、佐田も十年縛られていたと言う表敬があった。 思いがけず佐田と再開した仁居が「無理を言っていたんだと思う。」と、自分も悪かった的な事を言っていたので、佐田が悪い人の印象で終わらなくて良かったと思いました。彼にも幸せになって欲しいですね♪ メインの二人より佐田の事が気になってしまった、偏った感想でしたが、登場する人達は皆心優しい人達でした。 メインの内容は他の方のレビューを参考になさって下さい。 | ||||
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良かったです。 生い立ちとトラウマのせいで恋に臆病なに仁居と、妹の事件の事で自分を責め続ける国立との恋物語ですが、地味と言えば地味だけど、人間の心の中をとてもリアルに書かれているなと思いました。 国立の妹の心の傷も深いし、仁居の心の傷も、そして自分を責める国立の心の傷も簡単には治せないくらいの深さです。 それなのに、3人とも心優しいのが泣けてきました。 心の傷や悲しみは、時が解決してくれるのですが、とても長い時間を要します。 傷や悲しみが深ければ深いほど、完治するのには相当長時間必要ですし、もしかしたら治りきらずに一生引きずっていく事もあるでしょう。 だけど、この物語の3人は少しずつ少しづつ快方に向かっているので、読後感は良いです。 全体的にシリアスでどこか物悲しいのですが、読後感はほわ~んと温かくなります。 しみじみとする話、傷ついた人たちの恋物語がお好きな方へおススメします。 | ||||
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最初読んだ時に大好き!!!となった訳ではないのですが、何度か読み返しているうちとても好きになった作品です。 攻も受も繊細で努力家で静かで優しい人。 優しいけれど過去に負った傷によって人知れず苦悩しています。 そういう繊細で優しい人達が自分達の傷を少しずつ癒やして、少しずつ距離を縮めて幸せを見出していく、とても綺麗なお話です。 1つだけうーん、と思って★-1にした点は凪良先生の女性の描き方です。 凪良作品はほぼ全て読んでいますが、どの女性もどことなく根本的な部分と口調が似ている気がします。 ちょっとした特徴等はそれぞれ違っているのですが、大きく分類するとどうも同じタイプの女性に思えてしまいまして。。そこでちょっと冷めてしまいました。 | ||||
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凪良さんの意外にも初ディアプラス文庫、そして挿絵は二宮さんということでかなり期待して読みました。 結論としては、悪くはなかったのですが…数多くある凪良さんの作品の中ではあんまり…でした。 受けも攻めもかなり重い過去と深い傷を抱えていて、互いの交流を通して傷が癒えていく過程が心情メインでゆっくりと丁寧に描かれています。 ただその過去のエピソードが個人的にはありきたりで薄いなあと感じてしまいました。特に攻めのトラウマが某BL漫画作品に出てくる攻めと丸被りしていたのでそこでもうーんとなってしまいました。すみません。 心情メインでゆったりと進むので、読みやすいですしつまらない訳ではないのですが、結局最後まで萌えはありませんでした。私にとってBL作品において萌えは必須なのでこの評価にさせて頂きました。二宮さんの挿絵は素敵だったので残念です。 | ||||
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《ネタバレ》です。互いの辛い過去の出来事(受の仁居は幼いころ両親が心中、攻の国立は妹が中学生のときに母の内縁の夫にレイプされた)が私の苦手な方向の重さで、こういう本を読むには気力が必要だったな…と後悔しました。 辛い過去にもいろいろあって、そのときの気持ちで耐えられるものと耐えられないものがあり、今回は私に合わなかったということ。 それぞれ光は見えてくるのでハッピーエンドなのですが、本も出会うタイミングがあるのかなと思いました。 過去の秀作に比べてもそこまで推したい内容でもなかったです。 凪良先生の本の中では平均点くらいでしょうか。 | ||||
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すごくすごくすごく良かったです! とっても綺麗な表紙のイメージそのままの物語でした。静かにゆったり流れる春の川と、それを窓から眺める美しい人、そんな映像が頭にはっきり映ってきて、すごく素敵でした。 お話は、過去の出来事で傷を負った2人が、お互いを好きになりながらそれを癒していく話で、2人の感情を丁寧に描いていて、もう、すっごく切ない気持ちになりました。でも幸せな話しなので読んだ後幸せMAXな気持ちになれます。 は〜〜読んで良かった〜って、絶対思えます!そして、こんな風に恋に落ちてくんだなあっと、すごく感じられます。 本当に凪良先生さすがです。 | ||||
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初期の凪良さん♪って感じです。 痛い過去が有りつつ、地味に日々を 綴っています。 お互いに、痛い過去があるからこそ、 相手を許せて、我慢出来る、大人の恋愛? ある意味、お互いに忍耐力有りすぎです。 ホントに、二人が出逢えて良かったです!! | ||||
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心に傷を持つ2人が、少しずつ寄り添って、心を開いていくお話です。攻めの妹さんも出てきますが、BLに出てくる女性的な扱いでは無く、内面を含んで描かれていて、好感が持てました。大きな事件は、おきませんが、心がほっこりする良いお話です。皆、少しずつ前向きにすすんでる終わり方で、良かったです。 | ||||
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