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ニアリーイコール
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ニアリーイコールの評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.42pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全4件 1~4 1/1ページ
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サラサラと流れるように、読みました。『愛が重すぎる』などと言われたら、そりゃあ、心が弱っている17歳の子にしてみたら、ガラガラと崩れます。それから10年、辛かっただろうなぁ仁居くんは。そして、妹を守れなかった兄として、生活してきた国立くんと出会うわけですが、17歳の仁居くんの気持ちは愛ではなくて、執着ではなかったのかな。父母に置いていかれた?(自分をおいて死んてしまった両親)佐田さんに執着する気持ちもわからなくもなかった。それでも仁居くんと、国立くんが出会い、静かに物語がすすんで いくのはよかったです。10年たった仁居くんの国立くんへの気持ちは、執着ではなく、愛で有る、と思うから。それを(愛)重いとおもうかどうかは、それぞれの気持ち次第なきがする。 | ||||
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何故だろう、ここ数年、なかなかオンリーワンなBLに出会えた時の満足感を味わえる機会が激減してしまいました…。 凪良さんの小説は、ほとんど持っているとはいえ。 他にも似たようなお話、たくさん読んだなあ、と思いながら読了。 余韻も何も感じられず…。 でも、最後までたどり着けたということは、それだけ出来たお話だったのだと思います。 だけど登場人物も、愛着持てるような感じでもなかった。 初恋の人に愛が重たい、と言われてしまい、薄い人間関係しか築けないのはよくわかるポイントなはずなんですけどね。歴代の親友には振り回されたあげく、彼氏ができたとたん、用済みとばかりに重い、うざい、と捨てられる私ですので…。 それで臆病になって、自室が最後の砦になってしまうのも、人混みで孤独を思い知らされるような気持ちになるのも。 すごくわかるんです。 だけど、私はこの物語に夢中になったり、感動することができなかったのは何故かわからない。 二人が猫を拾ったあたりの場面はなんだか唐突に感じて、うーん、なんだろう、腑に落ちなかった。 いや、主人公の名前がにい、で、子猫の鳴き声に似てるものを登場させたというのは見当がつくけれど、物語に必要だったかどうかというと…。 どこにでもある設定だからこそ、特別な何か、決めてのようなものが欲しかった。 掘り下げも深いようで浅い。 乗り越えたきっかけというのも。 | ||||
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凪良さんの意外にも初ディアプラス文庫、そして挿絵は二宮さんということでかなり期待して読みました。 結論としては、悪くはなかったのですが…数多くある凪良さんの作品の中ではあんまり…でした。 受けも攻めもかなり重い過去と深い傷を抱えていて、互いの交流を通して傷が癒えていく過程が心情メインでゆっくりと丁寧に描かれています。 ただその過去のエピソードが個人的にはありきたりで薄いなあと感じてしまいました。特に攻めのトラウマが某BL漫画作品に出てくる攻めと丸被りしていたのでそこでもうーんとなってしまいました。すみません。 心情メインでゆったりと進むので、読みやすいですしつまらない訳ではないのですが、結局最後まで萌えはありませんでした。私にとってBL作品において萌えは必須なのでこの評価にさせて頂きました。二宮さんの挿絵は素敵だったので残念です。 | ||||
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《ネタバレ》です。互いの辛い過去の出来事(受の仁居は幼いころ両親が心中、攻の国立は妹が中学生のときに母の内縁の夫にレイプされた)が私の苦手な方向の重さで、こういう本を読むには気力が必要だったな…と後悔しました。 辛い過去にもいろいろあって、そのときの気持ちで耐えられるものと耐えられないものがあり、今回は私に合わなかったということ。 それぞれ光は見えてくるのでハッピーエンドなのですが、本も出会うタイミングがあるのかなと思いました。 過去の秀作に比べてもそこまで推したい内容でもなかったです。 凪良先生の本の中では平均点くらいでしょうか。 | ||||
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