ゴリラ裁判の日
評判
ゴリラ裁判の日の評価:
4.21/5点 レビュー 19件。 C ランク
Amazonレビュー一覧
Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
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ゴリラ裁判の日の評価:
4.21/5点 レビュー 19件。 C ランク
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小説の詳細ページを閲覧すると、ここに履歴が表示されます。最近閲覧した小説詳細ページへ簡単に戻る事が出来ます。
最初から最後まで、女性のゴリラ、ローズの視点で描かれる法廷闘争劇。
こう書くとイロモノに見えてしまうが、メインとなる法廷部分は最後まで結末の読めない臨場感ある展開。
経緯はどうあれ、人命優先でゴリラを射殺した動物園の判断に賠償させるほどの落ち度を認めることが難しいのは、素人でも想像できてしまう。
どう勝つのか?勝った先にローズの幸せはあるのか?
しかし、何より惹き込まれるのは、ゴリラ以外には書けないと思わされるほどの、ローズの緻密な心情描写。
人に近づき、人と同じ表現ができるようになったからといって、「人になりたい」と悩むような安易な展開ではない。
描写の節々から、ローズが自身のゴリラ性に誇りを持っていることが分かる。
ゴリラとして人間社会の中で生き、主張するローズだからこそ、却って感情移入できる。
映像で見たわけではない。それでも、ローズの凛としたナックルウォークの姿が脳裏に焼き付いて離れない。
間違いなく、これまでと同じ視点でゴリラを見ることができなくなる作品。