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タングル
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タングルの評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.28pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全18件 1~18 1/1ページ
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ハゲタカ鷲津政彦終わり頃登場。鷲津政彦ファンなのでもうちょっと主人公との絡みが欲しかった。と思う。 | ||||
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ありがとうございました。 | ||||
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「老害は去れ」ということだ。 | ||||
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同著者の作品はたくさん読んでいますが、本作も面白かったです。テーマや舞台、登場人物も魅力的で面白かったのですが、登場人物の人数の割に尺が短く、やや物足りない感じがありました。 上下巻にして、各登場人物を掘り下げたり、舞台のシンガポールの雰囲気を伝えるような場面がもっとあっても良かったのではないかと思いました。 | ||||
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読みやすく、どんどん読み進んでいく小説でした。 日本にも世界的に優れた人がたくさんいますが、その多くが海外に活躍の場を求めざるを得ないと聞いたことがあります。このタングルの主人公のような人物が、もっと自由に研究や活動ができる状況を日本に整える必要があるのだなと、感じさせられる小説でした。 | ||||
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真山仁さんの小説は相変わらず面白いですね。 | ||||
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なんとも不思議な感じの本だった。しかし読後感は全く悪くない。なので星五つとした。 恐らく主人公は早乙女喜一。主な登場人物にも真っ先に出てくることから、これは間違いないだろう。ところが、この人物が活躍する物語では無いのだ。更に言うと登場回数も多い訳ではない。 これが不思議な感じのした一つ目。 物語は量子コンピュータをめぐる話しで、国土が狭く資源のないシンガポールが、この先の国家戦略として最先端技術特区を作り、日本の大学研究室を誘致する。 金は出さないが、成果の果実は欲しい日本政府。特区を作り莫大な費用を政府として負担しているシンガポールは、当然成果の果実を相応の分量欲しい。 各々の裏には日本を愛する国士、シンガポールを愛する国士が暗躍し、より自国に有利な契約や法律を作り、果実を得ろうとする。 普通は、裏に産業スパイが暗躍したりして国と国との最先端技術をめぐる血みどろの争い、といった内容になるのだろうけど、どうにも本書は淡々と物語が進んでいく。 それが不思議な感じのした二つ目。 全体的に物語が綺麗に進行し過ぎている嫌いはあるが、それでも十分楽しめた。 | ||||
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量子コンピューターをめぐる日本、シンガポールとの国家間の争いを描いた作品。サムライキャピタルの鷲津が出てくるところがよい。しかし今回の鷲津はあくまで控えめな役割でしかなく、本質は最先端の技術から得られる果実を我が物にしようと暗躍する老獪な政治家との戦いであった。 非常にすっきりする作品だった。 | ||||
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実際いつまでもスパコンにこだわらず、光量子コンピュータに全振りするくらい予算使えばいいのに…と思わせるような内容。 日本の世界をリードする可能性のある技術を追うストーリー。 エンタメ要素で、シンガポールの立場や、古い政治家、投資家など上手く展開に埋め込んでいる。 投資家の登場は他の作品との関連もありニヤリとさせる。 後半がやや粗いけど、全体的には楽しめるエンタメ作品。 | ||||
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量子コンピューターという、馴染みのない分野の話だがわかりやすくテンポよく進んでいく 「マグマ」を読んだ時を思い出す ただ、後半はただのミステリーになってしまった たたみ方に困って、鷲津出したとしか思えない終わり方も不満 今後に期待しています | ||||
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さらりと読めました。日本の科学技術の先行きには赤信号が灯っていること、先端技術の開発が政治的な思惑に翻弄されている点など、ポイントはわかるのですが、どの登場人物も存在感が薄く、読み物としてはやや期待より低かった印象です。とはいえ、一番の収穫は、光量子コンピュータには熟練職人の技が必要であること、日本のものづくり力が極めて重要であること、などを認識した点です。なんとなく、コンピュータはソフトウエアといったイメージが強かったのですが、大変勉強になりました。 | ||||
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鷲津が登場したのが意外で良かった。 | ||||
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シンガポールを舞台に、光量子コンピュータの研究者、政府関係者、ビジネスマン達の人間ドラマを描いた作品。単発の読み易 い作品でした。 ハゲタカシリーズ好きも楽しめる登場人物です。 面白かったです。 | ||||
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根っからの、真山仁のファンですが、仕事で出張したシンガポールの景色、匂いと熱気を随所に感じながら心地よく、一気に読破しました。 作者の代表作のあの人物も絡み、心地良さも倍増しました。 何よりも、個人的に想い出の地のシンガポールでの技術開発の難問打破に魅せられました。 | ||||
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ハゲタカの続編を期待する、ただその想いを強く抱かせるような本でした。 | ||||
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真山さんが『ハゲタカ』でデビューしてから、20年近い月日が過ぎて出されたのが、本書『タングル』 です。同氏の著書ではデビュー作が強烈なインパクトを放ちすぎていたせいもありますが、ストーリー の展開にやや物足りなさを感じました。タイトルの『タングル』(tangle)は、”もつれる” という意味 ですが、もっと多くの事情が ”もつれ” ていた方が読み応えがあったはずですし、最後に山場が来るのか と期待していたのですが、あっさりと予定調和で終わってしまったのが残念でした。 批判的に書きましたが、この小説から学び、考えさせられるところがありました。 それはレビュータイトルの「この国(日本)の在り方」と「日本人の仕事への向き合い方」です。 ■ 日本人の仕事への向き合い方を問う 小説の中でもっとも魅力的な人物は、小説の基調となっている光量子コンピューターの開発をリード する大学教授です。 この人の言葉をピックアップし要約したのが、次の言葉です。 ・うまくいかなかったのは、成果達成にがんじがらめになっていたからだと気づいた ・楽しくなければ、実験は失敗する 大学教授である研究者と普通のビジネスパーソンの働き方を一緒にするのはどうかと疑念を抱く人も いるかもしれないですが、私たちが高度成長期に成功体験を積んでしまったために、まだその呪縛から 解き放たれていない「ガンバリズム」や「結果至上主義」から脱却し、「楽しむこと」(Playful)を ベースにした働き方に変えないと、創造とイノベーションが問われる時代には立ち行かないですし、 持続可能ではなくなってきています。 このことは、次に書く「この国の在り方」とも強く結びついています。 ■ この国の在り方 この小説の骨子の一つは、日本とシンガポールを舞台にして、国家の在り方の提起です。 著者はプロローグでシンガポールを、リーダーが敷いた線路を疑わすに走る ”問題意識を持たない エリートたち” が牽引している国と揶揄しています。その視点で今の日本を顧みるなら、シンガポール を笑うどころか、もっと酷い状況だなと寒気がします。 これだけグローバル化が進んでいるにもかかわらず、今の日本は政治も、そしてかつて一流と言われた 経済・企業もグランドルールの変化についていけていません。 「今や企業だけでなく、国家が未来の行方を左右する産業を奪取する時代だ」とこの小説で表現されて いる時代に突入しています。 戦後は経済面だけに注力していれば国力を維持できましたが、これからは政治と経済が密接に「から まった」タングルな時代が来ます。国家の安全保障があっての経済だということが、昨今の半導体産業 の動向からも明らかです。 シビアなグローバル社会で存在感を発揮するのはかなり難しいですが、登場人物に語らせている次の 言葉が、その解決の糸口になるような気がしました。 日本には、大国の発想がない 米中のように覇権を争わないし、争えないからこその立ち位置を確保することが、この国の在り方を 示唆しているようです。 考えてみると、日本という国がいつの間にか、しがらみだらけの「タングル」状態になっていること を表している風刺小説なんですね! | ||||
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ニッポンがモノづくり大国といわれてずいぶん久しいが今やその面影が徐々に薄れてきている 汗水たらしてモノづくりするよりも知的でスマートなソフト開発へ今の若い人たちはなびいている気がしてならない 昭和世代の自分たちにとってもう一度モノづくりの原点に戻らないとこの先日本の存在価値がますます世界から遠ざかってしまう 非常に危機感を覚えるのは自分だけだろうか この小説ではそんな懸念を吹き飛ばすようなモノづくり再生物語として一読の価値があると思う | ||||
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この方の作品は作中の人物と一緒に考えることが出来てとても好きです。ずっと紙の本で読んできましたがもう物を片づけていかなくてはいけない年齢なのでデジタルに移行していこうと思っています。また新刊がでたら買います!人気のある作家さんですがもっとたくさんの人に、特に本を読まない人に読んでもらえたらと思います。 | ||||
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