光を灯す男たち

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評判

光を灯す男たちの評価:

3.80/5点 レビュー 5件。 B ランク

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平均点3.80pt

Amazonレビュー一覧

Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

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全3件 1〜3 1/1ページ
No.3
(4pt)

女性の描き方は秀逸ながら男性になると・・・

この小説は1900年、スコットランド沖アイリーン・モア島の灯台で実際に起きた事件を基に書かれたものだが、事件の映画化もされていて「バニシング」(2018年)や「ライトハウス」(2019年)がある。映画は事件の真相を想像して描かれているが(「ライトハウス」は灯台員が2人に設定を変えている)、この小説は設定を1972年に変えて、20年後の92年における残された妻や恋人の回想を中心に書かれている。

事件の真相は意外にあっけなくてミステリーとしてはあまりお勧めできない。作者が女性なのもあって、女性の心理描写は細やかで説得力があるが、男性になると退屈な男としてしか描かれておらず、最後は世間と隔絶された異常な環境のせいにしてしまうのはどうか? 読者を選ぶ作品。
光を灯す男たち (新潮クレスト・ブックス) Amazon書評・レビュー: 光を灯す男たち (新潮クレスト・ブックス)より
4105901834
No.2
(5pt)

絶海の灯台から、忽然と3人の灯台守たちが姿を消したのはなぜか

『光を灯す男たち』(エマ・ストーネクス著、小川高義訳、新潮社)は、1972年末、英国の絶海の灯台から、忽然と3人の灯台守たちが姿を消したのはなぜか、彼らにいったい何が起こったのか――という謎に挑戦した小説です。

事件から20年後、謎を解くべく、一人の作家が関係者たちへの取材を始めます。「いまを去ること20年、1972年の冬に、ランズエンド岬の沖合で、コーンウォールの海の灯台から、3名の駐在員が行方を絶った。手がかりが残っていなかったわけではない。入口ドアは内部から閉ざされ、2つの時計が同じ時刻で止まっていて、食事の用意だけはできていた。また主任(駐在員)の天候日誌には、島の周囲に嵐、という記述があるのに、実際には好天だったのが不可解である」。因みに、2つの時計は8時45分で止まっていました。

事件当時と20年後の、灯台守たちと残された妻や恋人たちの語りが交錯する中、徐々に、それこそ薄皮を剥がすように、それぞれが抱えていた秘密が明らかにされていきます。ストーリーテリングの巧みさに、ページを繰る手が止まらなくなりました。そして、あまりにも意外な結末に、読み終わった後も呆然としています。
光を灯す男たち (新潮クレスト・ブックス) Amazon書評・レビュー: 光を灯す男たち (新潮クレスト・ブックス)より
4105901834
No.1
(5pt)

灯台守

海が持つ深い闇
灯台守の妻の孤独と解放感

ゆっくり読んでください。
光を灯す男たち (新潮クレスト・ブックス) Amazon書評・レビュー: 光を灯す男たち (新潮クレスト・ブックス)より
4105901834