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機械仕掛けの太陽



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【この小説が収録されている参考書籍】
機械仕掛けの太陽

機械仕掛けの太陽の評価: 3.78/5点 レビュー 45件。 Cランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点3.78pt


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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全30件 21~30 2/2ページ
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No.10:
(5pt)

考え方が変わる本格です。

みんなに読んで欲しい本です。
コロナと戦ってくれている医療従事者に感謝。
機械仕掛けの太陽Amazon書評・レビュー:機械仕掛けの太陽より
4163916083
No.9:
(4pt)

新型コロナと闘ったすべての医療従事者に敬愛の念を捧げます!

●本書はコロナ禍の医療現場で闘っている3人の医療従事者、即ち呼吸器内科専門医、一般開業医そ
して病棟ナースの目線で描かれている。未知のウイルスへの恐怖を始め、救命できなかった患者への
自責の念、理不尽な誹謗中傷、キャパシティを上回る重労働。
 彼ら彼女らの心身の疲弊が、現役医師による臨場感あふれる生々しい筆致で迫ってくる。医療を受
ける側の人間として、ただただ感謝と尊敬の念を抱くのみ。
 TV画面にくぎ付けになったブルーインパルスの飛行。東京の空を駆け巡るその勇姿は涙が出るほど
カッコよかった。それを仰ぎ見ている医療従事者たちのホッとした横顔と湧き上がる歓声。私はその
顔を見ているだけで救われたような想いだった。
 いまだ先の見えないコロナ禍のなか、かすかに見える希望の光。著者が医師だからこそ切実な想い
が響いてくる。

 ただ、物語の大部分を占める医療現場の状況は、連日のようにTVで報道された映像とダブっていて
今でも胸にこびり付いている。本書が記憶の再確認となっており、ストーリーの新鮮味や意外性が薄
められて残念だった。
機械仕掛けの太陽Amazon書評・レビュー:機械仕掛けの太陽より
4163916083
No.8:
(5pt)

医療関係者から見た新型コロナとの2年間が垣間見える

新型コロナ禍で多くの方は環境が激変。その中でも医療関係者は未知のウイルスとの戦いを何の武器もなく始めることを余儀なくされ、心身をすり減らしながら、多くの葛藤を抱きながら治療にあたってきた、という事実を書き下した一冊。
ワクチン陰謀説を含む色々なことを言う人がいるが、仮に新型コロナに感染したら貴方は自力で治す気なのか、と尋ねたい。医療関係者の支援を受けるつもりなのであれば、医療関係者を貶めるような言説は甘えでしかない。殺伐とした言説は心の余裕を奪い、結果として相互理解の機会が失われる。事象に対する見方は人それぞれであることを理解し、せめて意見は違えども非難の応酬にならないよう、冷静に議論できる社会になってほしい。
機械仕掛けの太陽Amazon書評・レビュー:機械仕掛けの太陽より
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No.7:
(5pt)

こんな記録の仕方があったとは。

COVID-19について様々な記録が残されて行くと思うが、現場の空気感を伝えるのに、小説は最適な媒体だった。ドキュメンタリーかと思えるリアルさ。ネガティブな感情の発露が抑制されないという点ではドキュメンタリーを超えるかも。
小説家であり、臨床の現場にも立つ知念氏にしかできない仕事。多くの人が読んでくれることを願う。
機械仕掛けの太陽Amazon書評・レビュー:機械仕掛けの太陽より
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No.6:
(5pt)

リアルで面白い

様々な立場の医療従事者の視点で、コロナ禍を描いており、圧倒的な臨場感と心理描写。
機械仕掛けの太陽Amazon書評・レビュー:機械仕掛けの太陽より
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No.5:
(5pt)

コロナ病棟で働く医師や看護師達の姿を描く

実際に医師としてコロナ禍の中で診察された知念先生が書かれたものなので臨場感がある。知念先生の作品はいつもそうだけれど、面白くて読むのが止まらない。今回も一気に読んだ。
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No.4:
(5pt)

リアルです

フィクションなんだけどリアルすぎて、一気に読みました。またきっと続きますね。続きが読みたいです。
機械仕掛けの太陽Amazon書評・レビュー:機械仕掛けの太陽より
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No.3:
(5pt)

リアルな現場の雰囲気が伝わってきます

著者の本を過去に2冊購入したミステリファンです。昨日書店に平積みされていた本を目にし、すぐにkindle版を購入しました。

本書は医療ミステリではなく、新型コロナと医療従事者との闘いを描いたフィクションです。大学病院の中堅医師、同じ大学病院のコロナ病棟の若き看護師、地域の医療を守ろうと奮闘する診療所の高齢医師の3人の目線で、武漢での新型コロナの発生時から2022年6月までの出来頃が語られます。

登場人物はすべて架空ですが、WHOのテドロス事務局長、安倍元首相、小池都知事などの著名人が実名で登場し、第1波から第6派までのタイムラインに沿って、リアル世界のダイアモンドプリンセス号、一斉休校、緊急事態宣言、東京オリンピックなどの出来事が背景として描かれており、きわめてリアリティが高いです。著者自身も発熱外来で診療を行っているほか、大学病院のコロナ病棟で治療にあたっている医師に取材しており、我々がTVで見た出来事の裏側で起こっていた現場での医療従事者たちの闘いと葛藤がきわめてリアルに描かれています。

私は、本書を読みながら、物語のそれぞれの場面の時点で自分が何をしていたかを思い出し、物語に深く入り込みました。

小説ではありますが、ワクチン接種や換気、蔓延時に非同居家族との会食の回避などの正しい感染対策について科学的根拠に基づいた情報を得ることができます。

なおかつ、小説としてのエンターテインメント性もしっかり担保されており、非常に読み応えがあります。おすすめです。
機械仕掛けの太陽Amazon書評・レビュー:機械仕掛けの太陽より
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No.2:
(5pt)

半フィクション

内容はフィクションだが、時系列を重視した設定と綿密な取材で成り立っているかなりリアルな作品だった。
実際にコロナ診療していた側からすると、フィクションなので多少なりとも誇張しているところはあれど、概ねリアルな状況を描いていており、ノンフィクションとフィクションの中間のような作品であった。
ただ、リアルを追求した結果、医学用語が多くなかなか読みづらいかもしれない。
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No.1:
(5pt)

パンデミックの記録として

物凄く面白かった!医学的な正確さだけでなく、医療従事者の活躍や苦悩、偏見やデマとの戦いまで緻密に書かれている。

「ペスト(カミュ)」のように、文学的のみならず後世に残す資料としての価値がある、と思う。

医療従事者だけでなく、全ての人に読んでほしい。

私は歯科医師なので直接的にコロナ患者を診た訳では無いが、ワクチン接種で打ち手として微力ながらパンデミックとの闘いに参加した。ささやかな誇りだ。
機械仕掛けの太陽Amazon書評・レビュー:機械仕掛けの太陽より
4163916083

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