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ecriture 新人作家・杉浦李奈の推論 V 信頼できない語り手
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ecriture 新人作家・杉浦李奈の推論 V 信頼できない語り手の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.71pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全7件 1~7 1/1ページ
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『催眠』小学館版『千里眼』シリーズからの松岡圭佑ファンであるが、『万能鑑定士Q』シリーズにはどうしても不満な所がありあまり乗れずにいた。それは読者と莉子の持ち合わせている情報に格差があり、どんな事件が起こってもスーパーウーマン莉子が解決しているようでリアリティを感じづらい点であった。しかし『エクリチュール』シリーズの莉奈はスーパーウーマンではない。そこがいい。ミステリーとして徹底して読者の目線を考えた探偵役をしていて、明確な情報の提示をしつつミスリードもあり毎回結末に驚く。最高過ぎます。 | ||||
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サブタイトル「信頼できない語り手」で連想するのは芥川龍之介の『藪の中』。検非違使ですら信頼できない。この小説の場合は警察となる。小説家や出版関係者が集まるパーティーで起きた放火殺人事件。生き残った被害者。死亡した小説家の妻。誰が本当のことを言っているのか。人気作家の櫻木沙友理や、万能鑑定士Qの協力を得て、李奈は難事件に挑むのだが…… 次回作の副題「見立て殺人は芥川」につながっていくのだろう。それにしてもいつも思うのだが、自分の文学に対する知識の乏しさに嫌気がさす。もっと勉強しておけば良かった。 | ||||
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万能鑑定士Qの時は誰も死ななかったのについに多くの死者が出てしまい,現実に近づいてしまいました。最後まで犯人が分からず一気読みです。李奈さんの成長が楽しみなシリーズになりました。 | ||||
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今のところアマゾンで新刊で買ってます 内容が面白い 新人作家のこの本すごく面白い | ||||
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文学だけではなく。鑑定士リコさんの登場で話の幅が広がり面白さが立体的になりました。さらなる松岡ワールドの住人の登場も期待しております。また、リコさんの近況がわかって良かったです。 | ||||
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松岡圭祐さんの小説はほぼ全て読んでいて大好きだ。 しかしこのシリーズに関していえば、明らかにミスリードがわかりすぎてつまらない。 犯人がすぐにわかってしまうのだ。 なぜなら、主人公が必要以上に、「この人は犯人ではあり得ない」と繰り返すからだ。 他の登場人物についてはそんなこと言わないのに、犯人についてはずっとその表現を使い続ける。 あからさま過ぎて興醒めである。 特にこのシリーズは謎解きも楽しみなよう要素であるから。 | ||||
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講談社の「万能鑑定士Qの最終巻」の最後で1人の子持ちになり、第2子を妊娠していた小笠原莉子が、今作に登場します。莉子はQシリーズの6年間か7年間ずっと23歳でしたが、「Qの事件簿0」でシリーズ開始時の2011年に23歳と設定されたためか、現在は30代です。2人目の赤ちゃんも無事出産しています。 前巻のシンデレラ譚とはまた大きく作風が異なり、莉子が出ている事もあってキャラクター小説風です。業界裏話譚が中心でもあります。事件がすごく大きめで、この辺りQシリーズにまた近づいた気がします。大きい事件を追うだけでなく、本のサインされたページが警察に破り取られた謎が大きなウェイトを占めており、そこの謎解きが読ませます。 3巻の櫻木沙友理の登場など、これまでのネタバレを含みますので、シリーズ順に読んだ方がいいです。莉子が李奈に出題する3つの質問は、瀬戸内店長と同じくロジカルシンキングで李奈を鍛えようとしているようで、30代になった莉子が上手く描けてると思いました。 | ||||
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