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(短編集)

拝み屋備忘録 怪談死人帰り



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【この小説が収録されている参考書籍】
拝み屋備忘録 怪談死人帰り (竹書房怪談文庫 HO 565)

拝み屋備忘録 怪談死人帰りの評価: 4.29/5点 レビュー 7件。 Bランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点4.29pt


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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全7件 1~7 1/1ページ
No.7:
(4pt)

凄く怖くはないけれど

正直、初期の郷内さんの拝み屋シリーズの方が怖くて、
こちらは不思議だけど怖さはあまりないです。
わけがわからない現象、不可解で終わるエピソードが多いです。

ただ、この本を買って不思議なことが。
8月に買ったのですが、夏に読むホラーにと思っていましたが
なぜか読む気になれず11月までダラダラとそのままに。
他の本は沢山読んでいたけれど、どうも手が伸びず。

やっと手に取ってページを開くと
文章を目で追うのが大変で、なぜかすぐ眠くなり
同じ箇所を何度も遡って読んでしまう始末。
文章が退屈とかそういうのではなく、異常に眠くなってしまい
顔にバサっと本を落とすことも多々。

大抵の本は一晩で一気に読み終えてしまうし
眠気も襲ってきません。読むスピードは速いです。
郷内さんのかつての本でも、こんな現象はなかったです。

そんな感じで、毎回異常な眠気に襲われなかなか読み終わらず
やっと昨日の夜、週末ということもあり何度も眠り、
何度も目を覚まして読むという、ほぼ意地になっての完読。

この本を少し読んで寝ると何とも言えない夢を見たし、
ホラーとか怖い夢ではないけど、普段みる夢とは違う、
異質としか言いようのない世界でした。

1,2センチくらいの小さな黒い鯉が水槽一杯にいるとか、
プラレールくらいの蛹や芋虫が出てくる夢とか
高波が押し寄せうねりまくる暗い海とか。
どこかの玄関に置かれた年季の入った二段ベッドとか。
そんな変な夢ばかりみました。
そういう意味では「来る」本かもしれません。
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No.6:
(4pt)

一周回ってバランスがいい

ほかの著作で収録できなかった作品も多く集めたということなので、なんとなく「落ち穂ひろい/ボツ作品群」のイメージがあったんですが、それがどうしてどうして、なかなか読み応えがありました。おもしろかったし、しっかり怖いのもあったし。バランスのいい1冊で、これなら郷内さんの本の第1冊めとして人にも勧められそうです、というか勧めたいですね(※)。

(※もっとも、死にそうなほど怖い話じゃないとイヤな、すでにヘンタイの域に達しているような怪談ジャンキーは、最初から『花嫁の家』にイッちゃってください・笑)
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No.5:
(2pt)

話が短すぎて、何だか、つまらない

事実に基づいて書いているのだろうけれど、1話あたり、1~2ページで短い。
事実をそのまま記述し、話の顛末が無いものが多い。
何だか消化不良な感じの怪談です。
始まりと終わりが、しっかりしていたら、もっと良いと思います。
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No.4:
(5pt)

やっぱり面白い。

収集した怪談も色々と興味深く恐いのですが、個人的には郷内さんが体験された怪談がとにかく好きですね。
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No.3:
(5pt)

本職の人

拝み屋怪談師で有名な郷内さんの新作
別の出版社からも怪談本をリリースされてますがやはり職業柄そういった話が集まり、体験する機会も多いのでしょうね。

今作も読みやすくとても恐い、今後も膵臓をご自愛戴きつつまだまだ恐い話を書いて欲しいです。
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No.2:
(5pt)

読みやすく、怖く、面白かった

既刊は全て読んでいますが、大筋の話がありそれに関係する短編が組み込まれたいつものスタイルとは違って、今まで収録出来なかった短編が集まった一冊です。そしてどれも怖くて面白かったです。寝る前に読むのがパターンですが、大筋の話があると気になって一気読みしてしまい夜更かしする事もありますが、こちらは少しずつ読み進める事が出来るので助かりました。背筋がゾッとする話も沢山あり、体感温度もしっかり下がりました。真夏の夜にピッタリです。郷内先生の本を読んだ事ない方にもお勧めします。
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No.1:
(5pt)

前作からの続きでは無い

郷内さんの本の良い所は、単に怪異を羅列するのでは無く、心の動きや必要な部分、知りたいであろう部分を巧みに組み入れて書いていく描き方なんだと思う。その本の成立ちに必要な土台もきちんと書くことによって読み手が怪異をより理解する事が出来る。怪異は人の内側から発するものであるから、人の心抜きでは語れない。単に現象面の羅列では面白く無い。今の時代なら羅列の本は他に幾らでもある。
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