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あの夏の正解
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あの夏の正解の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.35pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全15件 1~15 1/1ページ
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キレイで良かったです | ||||
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思ってた以上に胸に刺さった内容でした。大変な時代だなと改めて思い知らされた内容でした。買って読んでよかったと思える本でした。 | ||||
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ヤクルトスワローズの内山壮真選手の高校時代のインタビューが読めると知り読みました。 ヤクルトのファンや高校野球ファンじゃなくても楽しめる1冊でした。 | ||||
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著者は元高校球児。 名門校の補欠。 コロナ禍が奪った甲子園。 目指していた、 出場する事になっていた名門校の野球部を追ったドキュメンタリー。 面白かったです。 もしかしたら他所行きのコメントかもしれないと思いました。 著者も自分自身の経験から、 そう思っていたようです。 それでも、 過去とは違う状況の一段面として、 心を動かされました。 | ||||
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早見和真さんの小説を数点読んできました。ルポは意外でしたが、ご本人が桐蔭学園で野球部に所属し、あの高橋由伸選手の先輩にあたるエピソードも披露してありました。ベンチ入りできなかった悔しさを持っている書き手だからこそ、本書のような温かい取材が出来たわけです。メンバー外というキーワードが随所に書かれていました。そこの思いの複雑さが伝わってきます。 愛媛県の済美高校、石川県の星稜高校という甲子園の常連校の選手や監督との信頼関係を築きながら、丁寧にその心の中を文章にしたためていました。 「甲子園のない夏」という高校球児にとって未曽有の年代にスポットライトをあてることはジャーナリストとしては触手を動かされるテーマでしょう。そうと言っても、実にデリケートな渦中での取材ですから、下手をすると空中分解する企画でもあったわけです。 読了した今、それらが杞憂に終わったことを確信できました。そして本書があったからこそ、それぞれの心の叫びが多くの人に伝わったわけで、本書の価値はそこにあるのです。 選手だけでなく、教育現場で指導されてきた監督さんの苦しい胸の内も赤裸々に綴られています。そこには生徒たちの人間としての成長の大切さがしっかりと述べられています。温かさがあるから指導についていくのでしょう。 筆者と一緒に取材し、本書の解説を書いた愛媛新聞記者の山本憲太郎さん(元今治西高校で甲子園出場)のラストの言葉が本書の本質を鋭くかつ正確に語っていました。「これは高校野球のためでも、球児のためでもない。いまを生きる、すべての人に捧げられた希望の物語なのだから。(237p)」のまとめの言葉の重みを噛みしめています。 | ||||
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急に訪れた非日常を見つめる高校生、監督、筆者の心の葛藤を描いたノンフィクションです。 兎に角読んで欲しい一冊です。高校生たちが10年後、この時をどう見つめるのか。 | ||||
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考えさせられる1冊でした。 もともと、コロナがなくても高校野球に正解なんてなかったのだと思います。 強いて言えば、正解は個々の球児が探し求めていくべきものなのに、よく言えば「甲子園の魔法」悪く言えば「洗脳」によって、正解が定義されていたにすぎず、その定義がコロナで壊されたので、全ての関係者が右往左往しているのではないでしょうか。 目標としていた甲子園が中止となれば、野球以外に進路を考える者はその準備に注力したところで何らやましいことはないはず。三年生に対する温情采配論以前に、「メンバー」と「メンバー外」に入れ替えの可能性がなかったことの方がベストメンバーを選ぶ運営方法として問題なんじゃないだろうか? 外から見ると未だ「異常感」が残る高校野球で、元高校球児であった小説家が球児に向ける質問は、本質を突こうとする分、若干後味の悪さを残している気がする。 | ||||
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ぜひ皆さんにも読んで頂きたいです。 | ||||
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高校野球で甲子園に出る人って、大人な感じが勝手にしてたけど、やはり高校生は精神的な部分って大きいなって気付かされる本。 | ||||
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自身も名門校で甲子園を目指した著者が、コロナによって甲子園を奪われた高校球児や指導者に対して鋭く問いをぶつけ、それぞれの回答者が正解のない解を出そうともがき、現実を受け入れようとする過程を追ったドキュメンタリー。 | ||||
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名門高校野球部出身の著者が、済美高校と星稜高校の2校を取材している。移動はすべて車で、コロナを野球部員に感染させないように細心の努力をされている。2020年は、まだコロナのことが解明途中のため、全国高等学校野球選手権が中止となった。その悔しさが切実に伝わってくる。 3年生がどのような気持であったか。そして補欠部員には補欠の役割があるのだということがよく分かった。 | ||||
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NHKのドキュメンタリーも観ましたが、この本からは早見さんのより素直な気持ちが伝わりました。素晴らしい一冊です。この夏の高校生の成長はかけがえのないものとなると私も思います。 | ||||
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購入したのは、大好きな作家である早見和真さんの本だったから。大した期待を持つこともなく、読み始めました。そして、完全に虜になってしまいました。 あの、2020年の夏の、甲子園を失った高校生と監督を取材した結果、確かに出来上がった本作なのですが、なぜかこれは単なる「野球の話」ではありませんでした。 もがき苦しみながらなんとか人生を踏ん張っている人々が、自分に問いかけながら、迷いながら一歩を踏み出そうとする、その背中を押してくれる。そんな「勇気をくれる物語」に仕上がっていました。 今、人生に迷っている人にこそ読んでほしい、おすすめの1冊です。 | ||||
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思っていたようなノンフィクションとは違いましたが、生々しい声がたくさんありました 選手たちの声が本当に本音だったのかわかるのは、また何年後かなのかもしれませんね あの夏にこういうことが起きていたのかという記録としての価値も素晴らしかったです | ||||
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突如訪れたコロナウィルス…。 甲子園のない夏。 甲子園のない高校野球。 高校野球は甲子園がすべてなのか…。 少なからず、彼らはそう信じてやってきていた。 しかし残念な報告を受けようとも、 誰一人と泣き崩れることもなく、 想像を絶する勇ましい彼らの姿が描かれていた。 最後まで選手たちから笑みが消えることはなかった。 先輩から後輩へ、 悔しみが無駄にならないよう、 次の甲子園優勝を目指してほしいと…。 その瞬間、選手から戦士になった姿が見えた。 チーム全員の強い志が伝わる。 活きようと。 2020年の夏、流した涙。 一般客のいないスタンド。 そしてチームを心から応援してくれた 保護者に向けた最後の言葉… 「後悔はありません」と。 その日の太陽の眼差しは、どんなに輝かしいものだったのだろう。 苦しいことばかりだったけど、彼らは精一杯楽しんでいた。 甲子園がなかったから楽しかったのかもと。 コロナウイルスで沈み込んだ2020年。 彼らは私たちが忘れかけていた何かを、 教えてくれた。 正解なんて誰もわからない。 だって誰もが手探りな状況なのだから。 ネガティブな言葉が飛び交う世の中。 どう捉え、どう向き合うかは自分次第。 コロナ禍で葛藤し続け、甲子園への想いが鮮明に描かれ、著書から学ぶことがたくさんありました。今だからこそ、より多くの方に読んで頂きたい一冊です。 | ||||
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