(短編集)

スイート・ホーム

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評判

スイート・ホームの評価:

3.39/5点 レビュー 36件。 C ランク

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平均点3.39pt

Amazonレビュー一覧

Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全29件 21〜29 2/2ページ
No.9
(4pt)

原田マハが描く家族の肖像。下塗りはみかん色

著者の作品はアート関連が好きで何作も読みましたが、それ以外のジャンルはいまひとつという印象があったのですが連作短編だというので興味を持ちました。

絵に描いたような幸福。
大金持ちになるわけでもなく大波乱の恋愛があるわけではないですが、心温まる家族とそれを取り巻く人たちを描くハートウォームな世界です。
主人公を変えて同じ街が描かれる連作です。

『サザエさん』と同じように悪人は出てきませんし、悪意や嫉妬とも無縁。片思いあり、両思いあり、失恋あり、受験あり。そして結婚式もあり。
こんな恋、とても素敵と思ってしまいます。

長女の婚約者がやってきて挨拶する場面では思わず目頭が熱くなるほどです。
看板娘が増え、家族が増え、常連のお客さんが増え、眩しいばかりの幸福な、球体のような世界が次第に膨らんでいきます。
全体はキンモクセイのみかん色が基調になっています。お店のロゴもみかん色。
バターの香りとバニラの香り、そして季節にはキンモクセイの香り。

家族揃って毎年同じ場所で記念撮影する場面は『浅田家!』を思い出します。

この世界の住民になりたい、そう思わせる作品です。

アートが全然登場しないなと思ったらボッティチェリの作品のタイトルと同じ作品が最後に登場します。

余談ですが作者の名前「マハ」の由来は以前インタビューで「いつも忙しくマッハでうごいているから」とおっしゃっていましたが、たぶんゴヤの作品を意識されているのだと思います。
スイート・ホーム (ポプラ文庫 は 9-3) Amazon書評・レビュー: スイート・ホーム (ポプラ文庫 は 9-3)より
459117364X
No.8
(5pt)

是非お勧めしたいです!

とても心温まるお話しでした。
スイート・ホーム (ポプラ文庫 は 9-3) Amazon書評・レビュー: スイート・ホーム (ポプラ文庫 は 9-3)より
459117364X
No.7
(5pt)

読めて良かったです。

以前あらすじだけ読んで読みたかった本なので、すぐ読み終えてしまいました。
文庫本もほしいと思いました。
スイート・ホーム Amazon書評・レビュー: スイート・ホームより
4591156680
No.6
(5pt)

あの頃に戻ったような景色です。

舞台は宝塚。情景描写がなんて素敵なんでしょうか。原田さんの文章にもう、ゾッコン。宝塚ファンだったわたくしにとっても懐かしさに、うなずく場面が多々ありました。四季折々の登場人物の描写の見事な絡み、そして胸の思い、生きているって本当に素晴らしい。
スイート・ホーム Amazon書評・レビュー: スイート・ホームより
4591156680
No.5
(5pt)

優しく穏やかで凄く身近な物語

『スイート・ホーム』という名前のケーキ屋さんを中心に

そこに関わる人たちの物語

「はぁ〜!!!
清々しい〜〜〜(≧∇≦)」

これが読み終わった感想でした。

いいことだけが書いてあるわけじゃないのに、

気持ちの良い人々の
気持ちの良い物語に

“この街に引っ越したい”
と思っちゃった本です☘

優しく、
暖かい気持ちのいい本で
とってもとってもオススメです
スイート・ホーム Amazon書評・レビュー: スイート・ホームより
4591156680
No.4
(4pt)

優しさが詰まった心温まる連作短編集

原田マハさんの小説です。芸術家を作品のモティーフにすることが多い原田さんですが、本作品は、ハートウォーミングなストーリーに彩られており、良い人ばかりが登場する小説でした。現実の生活をひと時忘れるのに好都合ですし、ほのぼのした空気感が満載ですから、安心して読み進められます。

表紙はAndy Warholが描いた『Multilayered Cake on Stand』で、本作品に通奏低音のように感じられる甘いスイーツを象徴するような表紙が好印象です。

宝塚の山手の住宅地が良く登場すると思っていたら、阪急不動産の宝塚山手台とのタイアップした企画のようです。阪急宝塚線山本駅の高台にある分譲地で、確かに見晴らしも良く、本書の街のイメージ通りの景観が広がっているのを見ると、本作品の背景も理解できました。

読後感は良いですね。
「また来てほしい。でも来てもらっても、さびしい。来てくれなかったら、きっと、もっとさびしい。」なんていうセリフを読むだけで、グッとくるものがありました。
他にも素敵な言葉が散りばめられています。読後感をそこなったら行けませんので省きます。
温かい気持ちになることができるストーリーが連なっていました。
スイート・ホーム Amazon書評・レビュー: スイート・ホームより
4591156680
No.3
(5pt)

絵に描いたようないい家族

たしかに登場人物が皆いい人過ぎて、夢物語みたいな雰囲気も漂っていましたが、人生の喜びだけではなく、悲しみや迷いも織り交ぜられていて、個人的には程よい甘さでした。

これを読んだ時の自分の心境が悩みの真っ只中だったので、正直、ちょっと嫉妬しそうになりましたが。

悲しい気分の時はそれに浸りたい時もあるし、泣きたい気分の時は泣ける話を希望して読書したり音楽や映画鑑賞することもあるけれど、基本的にはお金を出してわざわざ悲しい気持ちになることもないかなとも思うので、ハッピーなお話歓迎です。

恋に落ちたり、悩んだり、誰しも経験する気持ちが描かれているので、10代20代前半のお若い方にとっては、憧れを抱いたり、勇気をもらえるストーリーなのではないかと思います。現実はそう思い通りにはいかないけれど。
この洋菓子店に出てくるみなさんはちゃんと心を込めて丁寧に仕事をしているので、巡り巡ってちゃんと幸せになっているのかなと感じました。自分もいい仕事をしたいなと思わせてくれました。

↓この辺の言葉がじわじわしみてきました。
『お父さん、ゆうべ、寝る前に言うてたよ。ケーキ作りたいなんて一度も言わへんかったあいつに、ケーキを作りたい気持ちにさせる誰かがおるんやなあって』
『家は、人が住んで、家庭になる。「ハウス」は、人が人と暮らして、時を経て「ホーム」になる。』
『レシピに迷った時は、お父さんが何を食べたいか考えよう。』
ネタバレになるのであまり書けませんが、何度か感動で涙しながら読みました。

阪急とは縁もゆかりもないところに住んでいるのと、若くないのに社会性がないようでお恥ずかしいのですが広告等の関連性にうといためか、いやらしい印象は全く受けませんでした。
スイート・ホーム Amazon書評・レビュー: スイート・ホームより
4591156680
No.2
(4pt)

15分に1回泣いてました

全員良い人だったな〜笑
全編、関西弁だけど全然気にならない!
短編毎に毎回ウルウルしてしまい、電車で読むの大変でした笑
季節の描写がとても素敵。
さすが、原田マハさん。
スイート・ホーム Amazon書評・レビュー: スイート・ホームより
4591156680
No.1
(4pt)

帯どおり、心温まる小説

出てくる登場人物が全ていい人たちです。帯にも、心温まる連作短編集とありますが、そのとおりです。そのため、ほっこりとしたい時、癒されたい時に読むと、とても心温まりますが、そういった小説が苦手な方にはオススメしません。
でも、感動を狙ってるとかではなく、割とさらっとした内容です。話としてはうまく行きすぎて、非現実的な小説かもしれませんが、私は、これを読んで、好きな人がいるっていいな、幸せっていいなと思え、明日も頑張ろうと思えたので、読んでよかったです。
スイート・ホーム Amazon書評・レビュー: スイート・ホームより
4591156680