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ビブリア古書堂の事件手帖III 扉子と虚ろな夢
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ビブリア古書堂の事件手帖III 扉子と虚ろな夢の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.27pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全28件 1~20 1/2ページ
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初めは、若いふたりにふりかかる事件のドキドキ。 思惑がかくれて展開するドキドキ。 それは、全部 甘い罠に導くための… ほんと、おもしろかった。 | ||||
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扉子ちゃんの成長にほっこりしつつも、栞子も大人として、親として成長しているところに感動します。 | ||||
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古書にまつわる謎や事件の物語ですが、前シリーズの1巻以降の大事件でした。 しかも、古書に書かれていた序文を鮮明にする結末には狂気すら覚えてしまいました。 作者さんがスティーブン・キングが好きというのを何かで読んだ覚えがあるのですが、結末だけとるとまさに、その世界観が見受けられます。 やはり人が一番怖いですね。 ただ、今回、夢野久作の古書が扱われており、私自身、他のレビューでも書いた通り、日本の純文学とかに興味がなく名前だけは知ってたものの出てきた古書の名前も内容も知りませんでした。 このシリーズは古書などに興味がない人でも読めるような配慮がされており、軽いあらすじまで紹介してくれてます。なので、私のような人間でも楽しく、物語に引き込まれていくのですが、今回はとうとう青空文庫で夢野久作の本を読み始めてしまいました…。夢野久作の小説も面白いですね。読まず嫌いが治りそうです。 ん?作者さんの思うつぼ???ということは置いて、このシリーズは本に興味がなくてもサクサクと読めて、物語に引き込まれる魅力があると思います。 多くの人に読まれるがゆえに、賛否両論となってますが、それも魅力の一つなのでしょう。 | ||||
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相変わらず、ビブリアシリーズは面白いけど扉子の成長の速さに戸惑います。もう高校生ですか。来年は大学生シリーズで再来年は社会人シリーズに突入してしまうのでしょうか。推理も今作では大分成長しているようですが。 | ||||
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このシリーズはずっと読んでますが、どの回もとても面白い。ずっと続いてほしい。 | ||||
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必ず取り上げられた本を読んでみたくなります。 家族の関係がどうなっていくのかも興味があります | ||||
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古本に係るミステリーですが、シリーズ2のI 〜Ⅲは親子3人の成長物語のような感じです。 少しヒヤリするけど家族の愛情が感じられて良かったです。 最後はドグラマグラが扱われていて、再読してみたくなりました。 | ||||
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文庫本で、発売後にすぐに読みました。そして、今回、電子版であらためて読みました。新シリーズになって、あまり良いイメージは感じていなかった。が、しかしながら第3弾のⅢは最後まで楽しく読むことが出来ました。詳細については「ネタバレ」となるおそれがあるので、記載しません。でも、新たな登場人物の「恭一郎」や「扉子」そして「篠川智恵子」らの今後の動向や発言が、注目です。 また、栞子や大輔にも、まだまだ存在感を魅せて欲しいですね。 | ||||
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シリーズ全部本で購入していましたが、初めてデジタル本購入してみました。 最初ちょっとページ移動が慣れませんでしが、外出先でも何処でも読めるのが利点かなと思いました。 | ||||
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ビブリア古書堂の事件手帖も7巻組でいったん完結してから、 新章が始まって三冊目となりました。 『ドグラ・マグラ』を取り上げたからなのか、 どろどろと混乱が混乱を招き続け、 誰が本当に信用できる相手か分からず、 次から次へと新たに身近な人々が疑わしく感じられていきます。 6巻に出てきた虚貝堂・杉尾の孫、樋口恭一郎が実質の主役となり、 彼が振り回される中、栞子さんと扉子の推理が展開されます。 適切な新たなラスボスを作り出せなかったのでしょうけど、 智恵子さんをここまで悪役として描き、 栞子さんも五浦さんも警戒し続けているのは、 最終的に協力して最強の敵を倒した7巻の見事な結末からすると、 違和感を覚えざるを得ません。 扉子は高校二年生、二人は二十年間も共に仕事をし続け、 五浦さんは様々に仕事を教えてもらってきて、 いまだに智恵子さんに心を許すことも その心を理解することもできていないのは、 なんだかなー、という気がしてしまいました。 結末もひどかったですね。 あの狂気はいくらでも止めようがあったはず。 話の流れに違和感が続くのは 『ドグラ・マグラ』を根底に据えてしまったからでは、 と思わざるを得ませんでした。 『ドグラ・マグラ』は中高生に人気があったようですが、 頭がおかしくなるかもしれない、狂気に駆られるかもしれない、 そんな作品を読む必要は感じられませんでした。 本シリーズで紹介された作品を、 本シリーズを読んでなお読む気にならなかったのは初めてでした。 ちょっとシリーズの行く末に不安が感じられ、残念でした。 次回作はもうちょっと読みやすく、 惹きこまれるように内容が描かれることを期待します。 | ||||
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良かったです | ||||
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三上延氏の『ビブリア古書堂の事件手帖 扉子と虚ろな夢』(メディアワークス文庫)を読んだ。 (こんな内容)→物語は母から娘へ――。ビブリア古書堂の事件手帖、新シリーズ第3弾! 春の霧雨が音もなく降り注ぐ北鎌倉。古書に纏わる特別な相談を請け負うビブリアに、新たな依頼人の姿があった。 ある古書店の跡取り息子の死により遺された約千冊の蔵書。高校生になる少年が相続するはずだった形見の本を、古書店の主でもある彼の祖父は、あろうことか全て売り払おうとしているという。 なぜ――不可解さを抱えながら、ビブリアも出店する即売会場で説得を試みる店主たち。そして、偶然依頼を耳にした店主の娘も、静かに謎へと近づいていく――。 ――――――――― 『ビブリア古書堂の事件手帖』もこれで10冊目。『栞子さん』シリーズが7冊で、栞子さんの娘・扉子さんのシリーズがこれで3冊目となる。 一冊目からすべて読破。フジテレビがドラマ化した時はドラマもちゃんと見た(が、栞子さん役の女優がミスキャスト。巨乳じゃないし?)。ドラマはイマイチだったかな……。 最新刊は、なんと僕のような「古本虫」が主人公(キーマン)ではないか。なにかあると本を持って地方行脚する古本屋稼業の男。挙げ句の果てには家に戻らず数年が経過。そのため、妻は離婚して再婚。ところが、主人公は旅先で不慮の事故にあって記憶喪失となっての失踪だったのだ。その謎を解明したのが栞子のお母さん。このシリーズでは、悪役(?)の智恵子ママ。 帰って来た、そんな古本虫さんが病死。その蔵書一千冊を息子が相続するはずだったのに、別れた母親が反対。その理由とは? このあたりは、『トップガン マーヴェリック』の、あの親子を思い出しますな? 戦闘機のパイロットになるのと、本好きになるのはどちらも危険だから? 息子の祖父(古本屋店主)は強引にそれを売り飛ばそうとする。その対立に巻き込まれた栞子さんたち……。 ――――――――――― それにしても……。主人公(キーマン)のやっていた「読書旅行」というのは……。 「読書以外では唯一の彼の楽しみでね。忙しくて読めなかった本が十冊とか二十冊たまると鈍行列車で旅に出るの。特に観光はしないで、列車の中と泊まっている宿でひたすら読書し続けて、読み終わったら帰ってくる。学生時代からそういう旅行が趣味だったんだって」 「そういう人間を本の虫と呼ぶらしい」 たしかに読む人は「本の虫」。ただ、読むだけでなくて、「古本」を買い漁るのが「古本の虫」。「古本虫」ということにもなろうか。 鈍行列車に乗るなら「青春18切符」に限る。最近、JR東日本は、「青春18切符」より利用期間が長い、そして一日あたりの換算でも割安になる「北海道&東日本パス」を宣伝している。主要駅のパンフレット置き場には、数年前まで置いてあった「青春18切符」のチラシを置かないようにしている(「北海道&東日本パス」は置いているくせに)。7・20から使えるが……。 | ||||
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1巻からずっーとファンです。本にまつわる事を色々知れて面白いです。 | ||||
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丸々1冊がプロローグで敢えて起伏の無い物語が、よりこれからの恐ろしさを想像させる。 栞子の懐柔に失敗した誤算が五浦大輔の出現。憎むべき相手でありながら一方で評価はしている。 そこに現れた大輔によく似た樋口恭一郎、扉子の親友との疎遠に千恵子が1枚噛んでいるとは考え過ぎか? 海外の仕事が増えた栞子、そのため古書堂の仕事を一手に引き受け多忙な大輔と 居を近い所に移しいつでも扉子に接触できる千恵子。すでに親子の分断は始まっている。 大輔が千恵子側であったなら栞子も取り込まれていたであろう。 その失敗から今回は恭一郎を先に手のうちに入れた。栞子側のキーマンになるのは誰なのか? | ||||
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これで10冊目。前の本は全部古本屋に売ってしまった事を残念に思っています。なかなか完熟していく内容です。急いで11冊目を出さないで結婚した扉子さんになるまであと何年後か大学生で子持ちでひ孫と智恵子さんの話もいいですね。9冊買い戻した読み直します。 | ||||
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シリーズも二代目(栞子→扉子)になりつつあり、これまでのエピソードを知っている人でないと読めないくだりもありそうです。しかし、だからこそ、愛読者には過去を振り返って味が出る作品になっていると思います。 | ||||
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書名でも分かるように、前半は高校二年生になった扉子メインで軽快に展開しますが、後半になると次第に雲行きが変わって・・・かなり分かりにくい展開の末に、あの人が突然立ちはだかるという微妙なストーリーです。今までの栞子夫婦メインの流れが次第に変わり始め、ちょっと後味が悪いけど次へ繋がるお話です。 | ||||
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ビブリア古書堂の店主・篠川栞子のもとに樋口佳穂という女性が訪ねてくる。かなり以前に離婚した夫が最近病死し、その膨大な蔵書は古書店を営む義父・杉尾正臣が古書市ですべて売ってしまうつもりだという。だが蔵書を相続する権利があるのは、佳穂が引き取った高1の息子・恭一郎だ。古書市に共同出店する予定の栞子に佳穂は、義父を説得して売却をやめさせてほしいと頼み込む。なぜ杉尾正臣は孫に蔵書をゆずろうとしないのか。 そして古書市が開催される3日間のうちに、古書をめぐる奇妙な事件が起こる……。 --------------------------------- このシリーズが始まったのが2011年。早いもので、10年以上の歳月が流れ、これが10作目にあたります。前作『 ビブリア古書堂の事件手帖II ~扉子と空白の時~ 』での時代設定は2028年くらいでしたが、さらに1年が経過して今回は2029年くらいでしょうか。 3日に渡る古書市で3つの古書にまつわる事件が毎日起こります。映画パンフレット『怪獣島の決戦 ゴジラの息子』、樋口一葉『通俗書簡文』、夢野久作『ドグラ・マグラ』。私自身、ゴジラの映画はかろうじて幼少期に見た記憶がありますが、一葉も久作も未読です。しかしだからといってこのミステリーを楽しめないということは一切ありません。 佳穂の依頼の背景にあった秘密を知ると、その悲痛さには胸打たれますし、その一方で不気味でとらえどころのない行動を起こす篠川智恵子の不気味さは相変わらずです。この両者がいずれも母として生きるうえで、少し歪んだ思いを抱えていることが妖しく感じられます物語です。 あとがきによれば、次回作の構想は既に作者の三上延氏の頭の中にあるようです。できることならば、栞子の妹の文香ちゃんを再登場させていただけないものでしょうか。今回の作品では、姿を見せないばかりか、その名に一度として言及されることがありませんでした。既に篠川家は栞子、(五浦)大輔、扉子という核家族で構成されているので、実家を巣立った文香ちゃんには出番がなかなかないのかもしれませんが、長年このシリーズを読みついで来たファンとしては、少々寂しい気がしました。 --------------------------------- *195頁:「応じないないのだから」という誤記がありました。「ない」がひとつ余計です。 . | ||||
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このシリーズ楽しみにしてます。基本翻訳ミステリーばかり読んでいたが、このシリーズにであってから 和物にまいもどり、今回も山田風太郎読んでみょうかな? 内容の展開は扉子ちゃんがお母さんににてきたな。あとはあえて書きません。 | ||||
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母親智恵子の目的が垣間見えた巻でしたね。智恵子の壮大な伏線に否応なく巻き込まれる扉子と栞子大輔夫婦そしてそれから新たに登場した......。次巻が楽しみです。 | ||||
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