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死物語
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死物語の評価:
| 書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.76pt | ||||||||
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全26件 21~26 2/2ページ
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| 阿良々木暦の大学生編これにて終了です。 新型コロナウイルスによるリモート授業などで大して人脈を広げることも出来ずに卒業したようで何だか勿体ないなぁという印象。 セカンドシーズンの積み重ねからの終物語のような読み応えはありませんでした。 しかし昔は他人の助けを借りながら解決してきた暦ですがモンスターシーズンでは自分で考えて解決に導こうとする大人になった主人公を見ることが出来きたのでその点は満足です。 | ||||
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| 今巻全体が「しのぶスーサイド」で新型コロナ禍の現在の春の物語だ。大学2年生の暦はリモート授業ばかりになり、仕事で家を離れる両親に代わって妹たちの面倒を見るため自宅へ帰っていた。暦は火憐、月火、食飼命日子、老倉育、神原駿河、八九寺真宵の近況を述べ、音信不通の千石撫子、羽川翼、忍野メメを心配する。臥煙伊豆湖、斧乃木余接、扇への言及。ちょっと妙なのが、戦場ヶ原ひたぎとは会ってはいるものの、大した言及がないこと。 そして今回の主役は忍野忍である。彼女をうつくし姫からキスショットに変えた吸血鬼デストピア・ヴィルトゥオーゾ・スーサイドマスターの身に異変が起き、影縫余弦は暦と忍を吸血鬼の故郷、中部ヨーロッパに招聘する(「召還する」かな)。ヨーロッパへの移動は当然ながら余接の「例外のほうが多い規則」である。かの地では人間には新型コロナウイルス、吸血鬼には吸血鬼に特異的に感染するアンチ吸血鬼ウィルスが猛威を振るっていた。 新型コロナウイルスについての知識をアンチ吸血鬼ウィルス対策に適用していて、現実を反映した展開だ。いつも以上に実世界と絡むメタ発言も多いが、COVID-19禍の下での怪異譚として面白く読めた。頁が半分進んだあたりでやっとヨーロッパへ移動し、仮説を作っては壊しながらだんだん真相に近づくものの、諸々をひっくり返してアンチ吸血鬼ウィルスの謎が解明するのは最後の最後と、いつもながらの進行だ。本シリーズは時として無駄口の多さが気になることもありが、今巻ではいい塩梅。一気に読まされた。 最終章「後日談」での結末を含め、本書は正に「死」の物語だが、同時に「愛」の物語でもある。死があるからこそ、より輝く生であり、より愛おしい死者。罹患者、死者の尊厳を重んじる筆致には好感が持てる。 また「後日談」でのひたぎ、育、撫子、翼への言及は、ウィズ コロナ時代が明るい方向に向いてほしいという西尾維新の願いが込められているのだろう。レビュアーも一緒に祈りたい。 忍によれば「さようなら」ではなく「いってらっしゃい」、暦によれば「ありがとう」で終わる、モンスターシーズン(ひょっとしたら〈物語〉シリーズ)の掉尾を飾るにふさわしい一巻だ。 | ||||
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| 時系列上は先の話がすでに公刊されていますが、事実上はこのお話が物語シリーズの最終話のようです。ようです、というのはモンスターシーズンのという限定が付くからですが、それでもこれで阿良々木暦の青春がテーマの物語はこれが最終話というべきでしょう。 お話の舞台は珍しいことに中欧のあるお城です。コロナ禍の禁足が続く中の世情を反映した舞台設定なので、世情に寄せすぎた設定に感じます。その違和感は最後まで残りますが、それこそが事件のオチを引き出す鍵です。 コロナが人といくつかの動物にも感染するものなら、吸血鬼がかかる死病というものがあってもおかしくない。それが欧州で猛威を振るい、忍の盟友であるスーサイドマスターも死の床にあった。暴力陰陽師が看護役兼監視役をしているなか、推論の末にある結論に達する。さて、その結論がもたらす結末はどんなものか。 もちろん、阿良々木暦はすでに世に出た作品で社会人となっているので落ち着くところに落ちつく。そこに落ち着かせるために本文約230頁のうち8割は助走に使わている印象がある。ほとんど阿良々木暦と幼女と少女の無駄口だが、これが物語シリーズの平常運転というものだろう。 コロナ禍が終わって無駄口がマスク無で楽しめる日が待ち遠しい、そんなオチが待っている。 | ||||
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| テレビシリーズで入った層も、ここまで物語を追いかけている人はもはや少ないのではないだろうか。 個人的にですが今作で描かれる千石撫子の物語は、モンスターシーズンで1番楽しませてくれました。 ダラダラとでも読み続けると良いこともあるんですね。 アニメ化は、まぁ、色んな意味で無理でしょうけれど、物語シリーズも刊行スピードは落ちてきてるし、すでに作者には富も名声もあるんでしょうが、ぜひ趣味で書き続けて欲しいものです。 | ||||
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| 一巻全てが「なでこアラウンド」。第001章には作者による撫子の過去のおさらいと、なぜそうなっていったかの創作の舞台裏が書かれ、この巻自体の位置付けが述べられています。 こんなのは初めてかな。 続いて始まる本編では、千石撫子、斧乃木余接、貝木泥舟が、臥煙伊豆湖の指示で、全ての呪いの発信者、蛇遣い・洗人迂路子を追い詰めるために送り込まれるところから始まります。 ちなみに洗人迂路子は臥煙伊豆湖の実の娘だそうです。 しかし、3人は早々に遭難してしまい、ばらばらになり、撫子は一人、全裸で無人島に打ち上げられます。全体の半分ぐらいが、撫子のサバイバルの様子に割かれています。私にはちょっと冗長。 絵に描いて具現化させる怪異能力も使いながら何とか抜け出した撫子は、最後に迂路子に対峙するのですが、そこで迂路子から、迂路子と伊豆湖、さらには遠江との関係、そして暦と扇、駿河と扇の関係が説明され、〈物語〉シリーズの設定の骨格の大きな部分が明かされます。ここの一気に駆け進む部分では、振り落とされないようにするので大変でした。 とはいえ、最後に、最初は可愛いだけで中身の無かった千石撫子が漫画家を真剣にめざす人、兼、怪異の専門家に成長したことを読み切れたのはスカッとしてとても良かったです。 一方、作者は同時にモンスターシーズンのみならず〈物語〉シリーズ全体を纏めようとしていると感じました。新型コロナ禍の中で、次の出版が不透明なことから、「言い残したところを明かし、一応、シリーズ完結の形を取っておこう」という作者の意図があるのかもしれません。これは読者としてもしっかり受け止めなければなりませんね。また遭う日を楽しみに生きていきましょう。 | ||||
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| 久々の物語シリーズ、現在の世情に合わせてくるとは思いませんでしたが、時間軸でのそれぞれのキャラクターの現在が知れて良かったです 羽川さん、何を血迷っちゃったのかな…? というか、他作品との整合性が… | ||||
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