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愛より速く、闇より深く
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愛より速く、闇より深くの評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.50pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
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<ヘルバウンド・ブラザーフッド>シリーズ3作目。 兄弟たちが育ったカルト集団《ゴッドエーカー》の謎を探ることと死滅したはずの天敵との闘いを、主人公を変えながら進行していく物語。 今回は長男アントンと、ゴッドエーカーで一緒に育ったフィオナが主人公で、彼女の再生もテーマのひとつになっています。 冗長でスローな進行ですが、終盤になって怒涛の展開。なかなかの迫力でした。 そしてこれでもかというくらいホットシーン満載。 <マクラウド兄弟>シリーズのタマラが作るジュエリー武器が登場します。 フィオナはデミよりましだけど、やっぱりなかなかの性格。さりげない言葉でもトゲがあります。トラウマが原因となっていますが、それだけではないような。一致団結して敵に立ち向かうためのミーティングをしていても、角を突き合わせるような会話になっているので、おもしろく感じません。トラスク兄弟は意見が一致していますが、デミもやっぱりあの通りだし。ただ、前作のエリックよりアントンの方が、若干はっきりと言い返す印象はありました。 確かにマッケナが描く強い女性像なのでしょうが、この不快な語り口の一因は訳し方にもあるように感じました。もう少し違った日本語を選べば、嫌な印象が薄らぐのではないかと。なので、この後も同じ訳者ならば、できれば配慮、再考してもらいたいです。ここまできたら最後まで読みたいので。 加えて、2か所「アントン」が「エリック」になっていました(P115、116)。たとえ原作が誤っていたとしても、訳していて簡単に気づけそうですが。 …それにしても、次作の女性もキツそう。本当にそろいもそろって怒りっぽい女ばかり。 | ||||
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