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死角
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死角の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点2.67pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全2件 1~2 1/1ページ
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p194に「迷宮」、p220に「迷路」という言葉が使われているにもかかわらず、あえて邦題を「死角」としたのは首を傾げざるを得ない。とてもふさわしいとは思えない。もし訳者独自の意訳をするとして 強いて言うなら最後に出てくる「偶然の一致」ならば内容に合うかもしれないけど、タイトルとしては、所詮フィクションだから感を読者に与えてしまうので、ダメか。 後の作品に別の訳者が「迷路」を使っているのは、「偶然の一致」ではなくて、この訳者への無言の抗議? 終わりの海に落ちて助かったくだりの私と船の位置関係が解りづらいです。 | ||||
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週刊文春1981年 総合10位 名無しの探偵シリーズ 第6作。 名無しの探偵の名刺をもったクリスティーン・ウェブスターの射殺死体が発見された。覚えのない探偵に、マーティン・タルボットのボディーガードの依頼がまいこむ。クリスティーンを事件を気にしつつ、警護をする探偵の前で、今度はタルボットが、殺人を犯してしまう。無実を確信した探偵が捜査にのりだすと、クリスティーンの事件との関連がうかびあがってくる ・・・ 名無しの探偵だけあって、本作品で彼の名前が明らかになることはない。シリーズを読みすすめていくといずれ分かるらしいのだが、6,000冊のパルプ・マガジンのコレクションを持つ、ウェイトオーバーな52歳の孤独な探偵という主人公。警察組織と協力をしながら、地道な捜査で、成果をあげていくという、どちらかというと地味なストーリーだ。 見どころは、まったく関係のないかに見える2つの事件が、複雑にからみあって収斂していくところかなぁ。偶然が重なりあってということを作品中で表明しているものの、そんなに無理やり感はない。ボリュームのわりに、意外なラストも用意されているし、スッキリとまとまっている印象。 シリーズを通して読みすすめるかは、『脅迫』を読了してから決めるかな。愛着があればもっと評価は高くなるんだろう。 | ||||
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