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構造素子の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点2.57pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全12件 1~12 1/1ページ
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本作はSF小説であり、エンタメ作品ということらしい。そして自分は本作をまったく面白いと感じず、読むのが苦痛であり、だから星一つをつけた。もちろんこれだけだと所謂ノットフォーミーというだけのことであり、話が終わってしまうので、もう少し何か書いてみたいと思う。 本作では、数理論理学や数学基礎論を思わせる用語が、冒頭から洪水のように押し寄せてくる。最初のページではまず 「「A=’A=false and A=true’」。以下の文字列はその論理式に含まれる。」 と前置きされる。しかし評者の論理学の知識に照らすと、これは論理式ではないし、強引に解釈しようとしても何を意味しているのか見当もつかない。その後も「L-P/V基本参照モデル」などという、数理論理学にインスパイアされたであろう用語が並ぶ。それらに論理学的な意味はないが、「それっぽい」記述が延々と続くので、論理学の知識があればあるほど頭が混乱してくるのは間違いない。インターネットで「日本人だけが読めないフォント「Electroharmonix」」というのを見たことがあるが、あれに似ている。 もちろん、本作はSF小説であり、エンタメ作品ということなので、論理学的な正確性など全く重要ではないはずだ。たとえば、エヴァンゲリオンに出てくる宗教用語らしき何かに意味はないとか、スターウォーズがあらゆる物理法則を無視しているとか、そんなことを糾弾しても仕方がない。実際、評者はエヴァンゲリオンやスターウォーズの大ファンである。したがって、つまるところ本作の問題は、面白くないことである。少なくとも評者にとっては。 巻末の「選評」で、小川一水氏が以下のように述べている。 「冒頭に示された「A=’A=false and A=true’」は多義的な解釈ができる論理学の命題だが、ここでは恐らく「この話は偽である」と言っている。」 評者の論理学知識では、そのような解釈ができることは思い至らなかった。もしかしたら、本書を「面白い」と思うために必要なのは、このような卓越した読解力なのかもしれない。 | ||||
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ポストモダン哲学で痛い目を見たはずだけれど、こういうの(e.g., 千葉雅也の文章やゴジラSPの会話)は、もういい加減やめましょうよ。この本が「選考会で絶賛を浴びた、現代SF100年の類い稀なる総括」とか言われているから、翻訳可能で世界中の誰にでもちゃんと読めて、そして感動できるテッド・チャンや中国SFに完全に負けているんでしょう。 私は、いちおう科学者・研究者として日々仕事をしています。研究をして、英語で論文を書いて、学会発表をして、ときには海外で講演をしたりしています。日本の科学力の衰退が叫ばれて久しいですが、それはいくぶん国の政治や文部科学省のせいも多少はありますが、やはり大学や教育をする者(私を含めた我々自身)の責任の方が遥かに大きいと思っています。まあ、大学教員のほとんどは、国が悪いとSNSで愚痴っているだけですが・・・ 同様に、日本のSFをダメにしているのは、作者自身とそれを評価する身内、つまり業界全体が自滅しているだけではないでしょうか?と、この本を読んで強く思いました。別に、中国SFを持ち上げるわけではありませんが、ちゃんと「翻訳可能な文章」として世界に輸出できるような、感動できるような、世界の読者を獲得できるような、そんな世界標準の物語を書けるSF作家は日本にいないんでしょうか?芥川賞作家の円城塔ですら、ほとんどの作品が英訳されていない状況は、かなりやばいのではないでしょうか? 日本のとある数学者は、誰にも理解できない論文を500ページ書いて世界から顰蹙を買い、それでも日本人はみな絶賛していましたが、身内受けもいいところです。日本人って昔からこうな気がします。 | ||||
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著者の他作品が好きで手に取ってみました。 書き出しから世界観が全くわからず、挫折。しかし、なんとか読んでみたいと再挑戦した際、巻末の便概に気づき、かなり理解の助けになりました。が、やはり最後まで読み通せませんでした。 作者が「参考」として付記したあとがきには、「あらゆる理解は誤解である」と記され、また「あてもなく書き始めた」小説であることが明かされます。もはや読解を拒否しているのかも知れません。 そして単純に、面白さを感じる部分がありませんでした。 これはハヤカワSF大賞だというのは甚だ疑問ですが、意欲的にSF思考を世に発信する著者を見出してくれた意味では良かったのかも知れません。 読まれる方は覚悟して、もしくは冒頭数ページや巻末の便概をチェックしてから読み始めることをオススメします。 | ||||
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テーマへの取り組み上必要とはいえ、さすがに読み辛いにも程がある。そもそもテーマ自体そこまで目新しいものでもないので、頑張って読み解いてこれか、という感もある。私の読解が足りないだけかもしれないが。本文後の”参考”で言い訳から始まるのも気分が悪い。 これがSF大賞は流石に時代錯誤が過ぎる。古の翻訳SFではあるまいし、難読文であればそれ相応の内容が伴ってほしい。 | ||||
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文章構造文体共に欠陥があり、とても義務教育を受けた人間が書く文ではない 内容、世界構造の甘さを文章量、読みづらさでごまかしただけの中身のない本であった。 まともな本を読みたい人が購入しても時間をどぶに捨てるだけの行為になってしまうため 購入することをお勧めしない。 これが大賞に選ばれる選考にも問題がありそうだ。 | ||||
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小説の構造としては理解できても作品としては特に面白くないので 「まるであらかじめ何かの目的を持って書かれたツールのような読みざわりだな」と思っていたら、文学部卒の筆者の現職は外資系ITコンサルタントだそうで、本作は関心領域が極めて狭い人物がそれを糊塗した上で(直截に表現すれば)「これを褒め理解できると主張することによって頭が良いと思われたい人々」に向けて書き下ろしたツールであり、実際そのように機能していることが当時の評伝まわりを調べると立ち上がってくるのでなんとなく腑に落ちた。 作中内小説がつまらないというのはこの作品の数ある欠点のひとつだが、 虚構が正しく機能していない上にさらなる虚構を積み上げたところでそれが機能しないのは至極当然の起結で、引用が饒舌であることが作品の面白さに直接寄与しないことと同様、読んできた物語が振り返ると道になっているような体験をこの作品に求めるのは酷であろう。 | ||||
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ただの知識の羅列になっていて著者が自分に酔っている感じがすごいです。思弁的っていうの? だから単純に読んでいてつまらなくて...。人に読ませる文章じゃないです。文体がだるくて内容を理解する気にもならない。 これに付き合うほど暇じゃねーんで自分は途中で読むの止めました。もっと他におもしろいSF小説あるし。 | ||||
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糞つまんね | ||||
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私にはこれが「小説」とは思えませんでした。 淡々と描かれた説明文の類のものです。 最後の肝のところで哲学者たちの論文をそのまま載せているのもどうなんでしょう? ですが一部のSFオタクには大うけなようで、そのニッチで精鋭ともいえる読者たちには感動ものらしい というわけで私の評価は低いですが、こういう小説?を書く作者は貴重なのかもしれません。 | ||||
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ハヤカワSF大賞受賞作との事で読み始めましたが第2章で挫折。 あまり小説読むのを途中でやめた事はないのですが何を言っているのか意味がわかりませんでした。 何か難解な感じの言い回しで雰囲気を作ろうとする技法なのかもしれませんが意味不明の言葉の羅列で肝心のストーリーを読む気になれません。 「俺こんな難解なの理解出来るぜ!」と自己陶酔出来る人には良いのかもしれません。 | ||||
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既にこのジャンルは先人がいるわけで、よほど新しい要素をつぎ込まないと物足りなく感じるように思える ただ勢いは感じるので、次回作に期待したい。 | ||||
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2章の途中で挫折。「それらのプロトコルが頻繁にエラーを返した」って何? プロトコルエラーってのは確かにあるけど、プロトコルとプログラムは別ものだし。らしい言葉を使うときは、その意味をずらしたり新しい意味を付加したりする場合でも、読者が了解しないかぎ、たんなるしったかぶりの誤用。少なくとも、ここまで読んだかぎりでは、サイバーパンク的ガジェットのほうがまだマシです。 1章2章には雰囲気理系ワードちりばめられているけれども、すべてが上滑りで、くどい。 ひょっとしたら、SF批評を親子の物語風にしあげ目くらましに平行宇宙とイミフ理系ワードをぶちこみました、的なもんじゃなかろうかと、この段階で思ってしまった。 とはいえ、大賞とった作品なんだから、これら思わせぶりな散文は、きちんと回収されるんだろうなぁ。 ともかく、今は、ここでページを閉じ、別のとき、別の場所でトライすることにします。 | ||||
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