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早春 その他
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早春 その他の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.20pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全2件 1~2 1/1ページ
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珍しい、藤沢周平の現代小説「早春」に、時代物二つとエッセイからなる薄い本です。 解説の桶谷秀昭がはっきりのべているように、現代小説の「早春」それ自体は、凡作だと思う。悪い話しではないが、正直藤沢周平の時代物、ここに収められている二作に比べても、取り立てて言うような話ではない。 ただ、それと知らずに読めば、何とも言えないペーソスのある、それなりの秀作と言うかもしれない。おいおい、すぐ前に凡作と言ったではないかと言うが、それは藤沢周平の時代物の放つ光に比べて、凡作と言わざるを得ない、と言う意味であって、この作品それ自体はもちろん、面白いものではあると言うこと。 と言うことで、他に収められている二つの短い時代物と、作品作りの背景、こだわりに関するエッセイの面白さをかって、これはこれとして藤沢フアンとしても、カイであることは事実です。 | ||||
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三つの小説と4つのエッセイを収録した文庫本。 藤沢周平という時代小説の名手が現代小説を書いていた、と驚いて三つ目に置かれた小説を読んでみた。そして、あまりにも身近すぎて、その哀しさが身につまされて、やっぱり、時代物がいい、と私は思う。 | ||||
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