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霧の果て
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霧の果ての評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.33pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全30件 21~30 2/2ページ
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NHKのドラマを見て原作が読みたくなって購入した。ドラマより面白かった。 | ||||
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最近TVや映画でよく見る作家ですが、正直、今までは読むことが少なかった。 電子版なのでチョットした時間待ち等いつでも気軽に読めて便利です。 「霧の果て」はまさにTVドラマのような短編集。 しかし、放映中のドラマより「色っぽい」。 | ||||
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一般的ヒーローとは違って、どこにでもいそうな人間。これぞ藤沢文学のヒーローか! これ1冊で終わったのが残念。 | ||||
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最近流行りの捕物の草分け的な本。普段はいい加減でも、こと殺人事件となると俄然真剣に職務に取り組む玄次郎、貴方もきっと虜になるでしょう。 | ||||
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藤沢周平の本はいろいろ読んでいますが、キンドルは場所を取らなくてよいです。 | ||||
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3度めの再読にも、耐えられる面白さ、ただ最後の尻切れトンボが気になる。 | ||||
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時代劇チャンネルで若き日の菊五郎が「悪党狩り」を主演していて、原作を知り読んでみました。ドラマとは違ってしっかりとしたテーマが分かり良かったです。女にもてるキャラは本もドラマも同じ、良い男ぶりです。 | ||||
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主人公が追う事件は、縦糸に自身の身内に関わるもの、横糸に御役目上のもの。 横糸が、どれも妖しく印象的で、なかでも『酔いどれ死体』は忘れられない。 縦糸のラストで、怒りをブチまけケチョンケチョンに仇を討てばスッキリするだろうが(読者は)、そうはしない。虚しさと憐れみが胸に去来する。 その霧の果てに見えるのは愛する女だった。 | ||||
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主人公−神谷玄次郎は北町奉行所 定町廻り同心・直心影流の使い手で奉行所きっての怠け者と陰口を言われている。 しかし玄次郎は心に闇を抱えている。 14年前、母親と妹を何者かに命を奪われ次の年には父親も妻と娘の命を奪われた心労がたたり病気のうえ亡くなっている。 前半は剣戟は無く推理で事件を解決していくが後半は手に汗握る(短いが)剣戟が繰り広げられている。 神谷の父親が追っていた事件とは?なぜ母親と妹の命を奪われなければならなかったのか? そして黒幕とは・・・。 読後、虚しさが心に広がった。 霧が晴れたはずなのに黒幕たちの余りの身勝手さに呆れてしまい当時、有り余る権力で恐れられていた黒幕の一人が時とともに復讐するに値しない人物になっていたからだ。 決してつまらない作品ではない。 藤沢周平氏の作品の中でも一位ニ位を争うハ−ドボイルドな内容で面白い。 2〜3回、読み返したらこの作品の本当の面白さが解かると思う。 もしも藤沢周平先生がご存命ならば「霧の果ての」続編があったのだろうか? そして「霧の果て」のもう一人の黒幕の捕縛場面も書いてほしかった。 最近、TVで時代劇が減っている・・・寂しいね〜。 どこかのテレビ局が「霧の果て」を連ドラで映像化してくれないかな〜。 | ||||
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剣は抜群に切れ、事件が起きれば快刀乱麻に解決、しかし普段は小料理屋に入り浸る同心神谷源次郎のイメージは、「人切り斬九郎」それも柴田練三郎というより、テレビシリーズを思い出します。 神谷の同心勤めの低音部は常に、父の探索がきっかけで母・妹が何者かに斬殺され、上の圧力で探索も打ち切られ父も失意の内に無くなった事件が奏でられており、町廻りは適当にさぼる、上役には顔を出さない等という不真面目なお勤めぶりでに、宮仕えのサラリーマンである私は共感を得ます。こういう背景が神谷のキャラクターを陰影のある立体的な親しみのあるものにしていると思います。 最後にはこの事件の真相も究明するのですがが、全体として、「樅の木は残った」のような苦悩の深みも無くやや薄く感じます。人気シリーズに比べやや落ちるのは仕方ないというところでしょうが、藤沢周平の人間を見る目の真面目さが感じられて好きな一冊です。 | ||||
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