■スポンサードリンク
ホワイトバグ 生存不能
新規レビューを書く⇒みなさんの感想をお待ちしております!!
ホワイトバグ 生存不能の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.19pt |
■スポンサードリンク
Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全16件 1~16 1/1ページ
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
奇態な生物の襲来を通じて政府の陰謀、妻への懺悔、息子との軋轢‥‥ 物語の内容そのものは特記するほどの面白味もなく、多分このページ数の1/3で足りる。 残り2/3は、専門用語と専門知識の解説である 地球温暖化、古代カンブリア紀が云々、登山知識に政府組織の解説、生物学の詳細… こんなもの読んでて何が楽しいのか。作者のマスターベーションに過ぎないと思う。 「ゼロ」のシリーズで圧倒されてこの作者の作品を読み続けてきてはいるが どんどんと下らなくなる。「このミス」に選ばれたとは驚きに値する。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
雪の季節に読むにはピッタリ。 プロ登山家が政府に頼まれてレスキューに行くことになるが、思いもよらない現象に遭遇。登山家の過去、親子関係も知れて面白かった。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
個人差の範疇だと思いますが、この作家の作品で、初めて凡庸だなと感じました。リアリティの力点の置場がズレていて、昔どこかで見たような、安っぽいSFモノになってしまっているように感じました。あくまで個人的感想ですが。「国家が絶滅」とか「機種を下げる」等、日本語の違和感ばかりが目立ちました。兵器の型番や操作法より、まず日本語を調べるべき。一場面が数頁と短くて、移り変わりが頻繁過ぎて没頭できないのも一因かもしれない。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
何をもってテンポの良いとするのか人それぞれだと思います。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
こんな小説に出会えて良かった。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
読み始めると切れ味の良い文章がポンポンと話を進めていくので一気に引き込まれ途中でやめることが 出来ない舞台設定でヒマラヤの峠、北極の山岳地帯、と遠く起こる奇怪な事件が次第に拡大して中国大陸の全てをのみ込み,間もなく日本上陸という事態になっても、その解決策が容易に見つからず一気に危機が拡大する迄追い込まれていく様は非常な迫力で迫ってくるので、このような危機的な状況を画面でなく文章で紬だされていくのは本当に見事なものでした。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
温暖化という現代的なテーマを背景にして、人間関係と政治のリアリティを保ちつつ、科学的知見も随所に盛り込みつつ、先を読まずにはいられないミステリー感。奥行きとボリュームと、思わず胸が熱くなる人間模様、そして終盤のスピード感。さまざまな面でバランスの良い、今年一番の佳作でした。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
ちょっと主人公が可哀想だと思ったが、物語を進めるためにはしょうがないんでしょうね 正直、読み始めてすぐに想像したネタだったが予想通り。奇抜な展開はあまり期待しない方がいい。 でも、全体的には面白く、読んだ甲斐はあったかな。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
導入は凄く引き込まれました 途中はネタバレが激しく 伏線というよりも 『それが解決策なんじゃない?』 というのがバレバレでした でも、ラストは盛り上がって 『うんそうだよね』って言う感じでした | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
初めてこの作者のものを読みました。特徴なのかも知れないけど、作品全体が映画のように細かくシーンごとに分かれて行き来する。映画であれば、緊迫感やスピード感が生まれたりする気がするけれど、そういったグルーヴが生まれている感じはまったくしなかった。細かくシーンが分かれすぎているのではないか。むしろ落ち着かない。 人類の敵については、目新しいものでもなく誕生も生態もどこかでみたことがあるような設定だった。対処も、まぁ、そうだろうなぁというもので、驚く展開があるわけでもない。自然へのサステイナビリティが足りない批判であったり、日本の遅々とした対応への批判であったりと考えれば共感できるかもしれない。 父と息子の関係(主人公と息子、義父と主人公)が本当に安っぽい。むしろ赤面してしまう。母親の最期を息子に話せない理由も疑問に思う。そもそも極限状態で救助できなかったことをそこまで責められるんだろうか。アイガー北壁を見ても、救助隊よりも強行した側が責められていたような気がする。 官邸群像劇は日本のいちばん長い日やシンゴジラでもやっているシーンだけども、これも想像の域を出るシーンとはなっていなかったように思う。これならむしろ現実の菅政権でのぶら下がりなどをトレースしたほうがおもしろかったんじゃないだろうか。 読みやすい本ではあるので読まないよりは読んでみるといいと思う。小学生から中学生は読書入門として読むといいかもしれない。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
面白いと言えば面白い。 ただ科学的な説明の場面が多かったり(まあストーリー上、重要なんだけど) なんと言っても最後の最後で登場人物全ての行動が立場に関わらずカッコ良すぎる。ちょっと有り得なくて引きました。 購入は文庫化してから、もっと悪く言えば文庫の古書出てからでもよいと個人的には感じた。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
●南極海での津波、グリーンランドでの遭難、アフガニスタンと中国の国境での惨事・・・など開巻 直後から不気味な出来事が展開する。読者の恐怖心をあおるのが上手い。 地球138億年の無機質な歴史や地質学だけでなく、登場人物の苦悩や互いの信頼感など心のひだを も描いていて、バランスの良いものとなっている。 何と言ってもクライマックスは、終盤の自衛隊と○○○の博多市街での攻防戦。4年間博多で暮ら したことがあるので、天神や大丸デパート、渡辺通、博多駅など懐かしく又臨場感あふれる惨劇に鳥 肌が立った。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
安生作品は大好きで過去作品も読ませて頂いています。この作品も冒頭から謎の展開に引き込まれ一気に読み進めていきました。しかし、本作品の敵が明らかになるにつれ、過去作品の「生存者ゼロ」と「レッドリスト」を足して2で割って、そこに温暖化問題を加えて焼き直した作品のように感じてしまい、後半は少々興ざめでした。ただ、ストーリー展開は過去作同様抜群で引き込まれてしまいます。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
ミステリーとしては非常に面白く映像慣れした低年齢層向けには非常に入りやすい文章構成だ 下地に漫画でもあるのかな?と探してみたがどうやらオリジナルらしい とは言えありがちなストーリー構成と劇画調でケレン味たっぷりなセリフ回しといい文学的な要素は薄い 映画化するには持って来いの内容なので今流行りの若手俳優を配した作品が 直ぐにでも出来そうな内容と思える・・・てかそれを狙った作品なんだろうなと。。。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
新型コロナ禍が続くなか、見えない敵だから怖ろしいとはよく云われる。でも、見える敵はもっと怖ろしい。ヒトの生理に訴えてくるからだ。 物語は南極海に突如発生した超巨大津波から始まる。続いてグリーンランド、ヒンドゥークシュ山脈の高原地帯で相次いで起こる凄惨な遭難事故。なんだか解らないけど世界に途轍もないことが起こっていると仄めかして「つかみはOK!」というところだろう。そうこうしているうちに本作の登場人物の一人から「擬似全球凍結」なる言葉が語られる。元祖「全球凍結(スノーボールアース)仮説」は文字通り地球全体が凍り付くことで、過去に地球で何度か起こった生物の大絶滅の一部はこれで説明できるのだが、“擬似” ってなんだよ。 地球の一部が凍るってこと? → 否、凍るのではない。地球が白くなるのだ。 白くなるって、何故? → 白い虫で地上が覆いつくされるからだ。 本書のタイトルはここからきている。“ホワイトバグ=白い虫” というわけだ(プログラムのバグじゃないのね)。さて、地上を覆いつくすほどの虫の群れがどこから、いかなる理由で現れたのかは本書のキモなので、触れない。結論だけ云えば、”白い虫” の大群が人類どころか大半の生物を死滅に追いやりかねない、正に累卵の危機を世界にもたらすお話。”白い虫” に襲われた人間の運命ははっきり云ってエグイ。よくもこんな気持ち悪い描写をするものだ。しばしば「映像化不可能」という煽り文句が使われるが、本作は技術面とは別の意味で不可能だろう。1970年代のアニマル・ホラー映画『スクワーム』辺りがイメージとして近いかも。 アイデアは秀逸で、ストーリー運びもよい。でもなぁ…。登山家で主人公の甲斐はともかく、地質学者の上條、経産省政務官の織田のような決してマッチョでもない面々が自己犠牲の精神を発揮して仲間を救う展開はヒロイズムが過ぎると思う。だって、生身の人間はそれほど格好よくないだろ? | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
アフガニスタン・ワフジール峠で消息を絶った気象観測隊の捜索に向かったプロ登山家の甲斐は、予期せぬ事態に遭遇する。それは人類滅亡の危機の始まりだった…。さすがの描写力で、恐怖と混乱を迫力満点に描きます。ツッコミどころはありますが、余計なことは考えずに楽しみましょう。グロ注意! | ||||
| ||||
|
■スポンサードリンク
|
|
新規レビューを書く⇒みなさんの感想をお待ちしております!!