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出女の影: おれは一万石
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出女の影: おれは一万石の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.83pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全6件 1~6 1/1ページ
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躍動感のある歴史小説、漫画感覚で楽しめます。 | ||||
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エンタテインメントとして楽しめるものでした。 | ||||
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毎回、お金がない話で、ああ、またかと・・・ | ||||
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またしても弱小藩に参勤交代の費用捻出という無理難題が降りかかる そのために表沙汰には出来ない策に賭けることになる 参勤交代の人足を口入れ屋に足下をみられ、領地から百姓を呼んで代用する 商機を逃した口入れ屋にこの仕返しをされるのかと邪推したが、敵は前巻までを引き継いだものだった ともかく丁寧に筋が描かれており、それはどうか?というところが少ない 敢えて言えば、藩の嫡男が容易に江戸を離れること、などか 読み終えて安心感を感じる | ||||
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これまでのお話は、謎解き推理のようなところがあって、正紀さんはじめその家来と共に、困難な中、謎を解いていくスリルがありました。 今回は、むしろ謎を解くのは、高岡藩に恨みを持つ他藩の者や旗本たち。まあなんと、どんぴしゃり、高岡藩の目論見を見抜いて、企てを阻止し暴こうとかかってきます。秘密が暴かれれば改易です…こちらの方でドキドキしました。 それに、やっと前回までのお話で年40両入ってくることになってやれやれと思っていたのに、半年ごとの参勤交代でいくらお金があっても足りません。今回は無謀な試みでなんとか40両得ることができるのですが、半年後の参勤交代はどうなるのだろうか…。今後のお話も、やはりお金がない!という苦労話になるのだろうか…。 でも正紀さん(第7代藩主)の3代あとの第10代藩主の時に、江戸藩邸に藩校を建てたそう(ウィキによる)だから、少しづつ財政状況は改善していったのだと思いたいです。(ちなみにウィキでは高岡藩最後の藩主(第11代)井上正順の項目は写真があります。きっと正紀さんもこういう風貌であったのだろうなと思いました。) あとは滝川様の京様へのお尋ね(正紀殿はやさしいか)と京様の返答の態度(胸を張って答えた)がよかったです。子供が生まれただけでなく、相手を思いやる夫婦らしくなってきたんだなあと…。 歴史的には、参勤交代の出で立ちが軍事的行軍であること、近場の大名は1年毎ではなく半年ごと、という点が興味深かったです。 | ||||
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本シリーズも順調に巻を重ね16作目なった。1万石ギリギリの小藩を舞台に毎回お金のやりくりで苦労しつつ最後に気持ちよくチャンバラという基本パターンがきちんと踏襲されている。これをつまらないワンパターンと見る人もいるだろうが、筆者は「安心できるお約束」と見る。以前の巻のレビューで、だいぶ前に高橋秀樹主演で放送されたテレビドラマ「ぶらり信兵衛道場破り」になぞらえたが、そしたら最近NHKで「子連れ信兵衛」としてまた実写化されていた。 作品世界は1790年に入ったところなので作品世界の状況設定の背骨である「寛政の改革」はあと3年は続く。きっとシリーズもさらに続いていくのだろう。著者の他のシリーズも順調な様子で慶賀に絶えない。 が、そのような状況をうけ、さらに本シリーズのこれまでの作品と比較すると、本作品では謎解きとか問題解決の工夫とかがちょっと物足りない感じがした。「作者が売れすぎて筆が荒れたのではないか?」という紋切り型の思考についついとらわれてしまう。しかしそれでも前巻から登場する年長の佳人と主人公のそこはかとない心情の交流が描かれ、今後への興味をかき立てられつつ楽しく読んでしまった。さすが乗っている人はちがうな、と感心した次第。 | ||||
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