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ぼくがきみを殺すまで



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【この小説が収録されている参考書籍】
ぼくがきみを殺すまで (朝日文庫)

ぼくがきみを殺すまでの評価: 4.50/5点 レビュー 8件。 Bランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点4.50pt


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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全8件 1~8 1/1ページ
No.8:
(5pt)

「ふつうの人」にとって戦争とは何かを想像させる文学の力

小さな国同士の戦争に巻き込まれていく人々の話。国を超えた友情はどうなるか。戦争をしている国のなかで戦争に反対し続けることはどういうことなのか。子どもが青年として成長していくプロセスが、兵士としての成長と重ねられてしまうということはどういうことなのか。戦争に賛成とか反対とか言っていられるうちは、まだいい。そんなこと言えなくなるのが戦争なのか。読者に想像をさせ、考えさせる作品。
ぼくがきみを殺すまで (朝日文庫)Amazon書評・レビュー:ぼくがきみを殺すまで (朝日文庫)より
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No.7:
(4pt)

悲しい

戦争は絶対にダメです!友達も親も亡くしてしまいます。
ぼくがきみを殺すまで (朝日文庫)Amazon書評・レビュー:ぼくがきみを殺すまで (朝日文庫)より
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No.6:
(5pt)

別にありません。

これっと言ってありませんでした。
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No.5:
(4pt)

ぼくはきみを殺さない

隣り合う二つの小さな国、ベル・エイドとハラ。両国は昔から交流があり、支え合って来た。
しかし、突然政府の発表により戦争が始まり、人々は敵味方に分かれることになる。ハラの商人が出入りするベル・エイドの市場は閉鎖され、学校からはハラの子どもが追い出され、教師たちはハラと内通していたスパイとして処刑される。
楽しかった少年時代は突然終わりを告げ、ぼくたちは少年兵になった。政府が決めただけで、なぜ戦うのかわからないまま、戦地に行かされる少年兵。同じ学校に通い、共に遊んだ友だちが、敵になる。殺し、殺され、感情が空虚になっていく。
戦争が始まった時、ぼくは、敵国の友人ファルドと誓った。何があっても生き延びて、次に出会った時は抱擁すると。殺し合うのではなく、手を差し伸べ相手を受け止める。きみはぼくを救う。ぼくはきみを殺さない。いつ、どんな状況で出会ってもきみを抱擁する。
その誓いが、希望が、ぼくを生かす。

あさのあつこさん、こんな話も書くんだ、と新鮮だった。
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No.4:
(5pt)

戦争の一番の被害者は子供たち

子供は戦争をはじめることも止めることも出来ないのに、巻き込まれてしまう・・・物語の中の子供達と同年代の息子を持つ親として、架空の国の設定にも関わらず、今の日本の現状に似たところが多く寒気を感じました。児童文学ですが幅広い人に読んで欲しいです。
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No.3:
(3pt)

面白く読んだ

諍いが発生する経緯と、人が大きな流れに乗って変わって行ってしまう様を楽しんだ
率直なトコ、↑は割とありがちなテーマではあるんだが
ソームは首尾よく、エルが望む通りに、その時やるべきであるとされている事が出来たのであろうか…が、一番の気になり処だった
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No.2:
(5pt)

迷っていたけど、読んでよかった。

タイトルがとても怖そうだったので、読もうかどうしようか迷ったのですが、戦争によって離れ離れになった2人の少年の友情物語でした。
戦争が人々の心に影響する怖さが、すごく伝わってきました。戦争の一番の被害はそれによってもたらされた心の崩壊かもしれません。
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No.1:
(5pt)

寓話となることを願う

隣り合っている国や地域は対立しがちだ。叡智で共存してきた地域の人々が反感を抱き合い、対立し、戦いに至るまでが説得力をもって描かれている。偏見が認識を歪ませ、デマを密告する者を生む。過去にも起きたことだし現在もその芽はどこにでもある。身近なケースと重ね合わせながら読まずにはいられなかった。この物語が現実ではなく寓話となることを願わずにはいられない。
主人公の兄のエピソードは特に身につまされた。何の罪もない人が偏見によって国賊のように扱われてしまう。戦闘状態になるより前にも、無名の人々が命を落としたり職を追われたりする。そしてその家族にも暗い影を落としていく。
偏狭なナショナリズムが猛威を振るい始めると、このような小説を書くことも難しくなってくるかもしれない。今こそ、大人にも子供にも、この小説を読んでほしい。
ぼくがきみを殺すまで (朝日文庫)Amazon書評・レビュー:ぼくがきみを殺すまで (朝日文庫)より
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